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夏の終わり 春の準備

今日は力仕事が盛りだくさん。
まずは畝づくりから。

トラクターでやわらかく耕した土に
鍬で溝を掘り、肥料をまきます。

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ここから土を盛り上げ、マルチというビニールシートを
敷き詰めて周りに土をのせていくのですが
慣れない鍬の扱いに一同、悪戦苦闘!
「少ししか土が寄せられない!」
「四本鍬なんてフォークのようで
土が乗る場所ないじゃない?!」
重たい鍬は思うように動いてくれません。
遠藤さんにお手本を見せていただくと
サクサクとリズムよく、土が盛り上がっていきます。

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なんとかきれいに畝が完成し、
来春収穫予定のソラマメ、エンドウマメのための準備ができました。
次回、種をまきます。
秋冬野菜の仕込みがひと段落したら、もう来年の仕度なんですね。

春の準備の一方で
この夏の片付けが待っていました。
病気や虫の害を受けることなく
夏を越えて久しいトマトとナスの撤収です。
約4か月間、美味しい実を絶えずつけてくれましたが
さすがに弱ってしまったり、枯れてしまったので
「お疲れ様」と感謝しながら、株を引き抜きました。

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支柱が立ち並んでいた様子に見慣れていたスタッフは
すっかり視界が低くなってしまった畑を見て
「なんだかさみしいなあ」と感慨深くなっていました。

畑にいると移りゆく季節を、
より鮮明に感じることが出来る気がします。
肌で感じる土の温度、日差しの変化。風の匂い。
農作業しながら聞こえる鳥の声や葉ずれの音、
日ごと変わる葉の大きさや形、色。旬の実りの味わい。
五感が少し、敏感になってきたかな?


作業を終えると、遠藤さんの奥様から嬉しい差し入れが届いていました。
お手製のカボチャの蒸しパンと紅イモのきんつばでした!
シニア・ベジタブル&フルーツマイスターでいらっしゃる奥様は
お料理も大変お上手で、とれたお野菜の美味しい食べ方を
アドバイスしてくださいます。
疲れたカラダに優しい甘みで癒していただきました。ごちそうさまでした!


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