雨の日も楽し
2回目の指導日、天気予報は傘マークでしたが
朝は太陽が出ていたので、全員集合。
しかし農園に着いたとたんに、本降りの雨となってしまいました。
これでは、畑作業はままなりません。
ワゴン車のバックドアを屋根代わりに
雨脚が弱まるまで待機することに。
畑を眺めながら遠藤さんを囲んで、
農薬のお話、虫のお話、
野菜の美味しい食べ方などなど
会話もはずみ、雨宿りを楽しみました。
小降りになったところを見計らって収穫。
葉が黄色くなってしまった落花生を掘り起こしてみると、
もう実がたくさんできていました!
土の中からすずなりの実が、ほっこりと顔を出す感覚に
歓喜の声が上がりました。
先週みなさんで種まきをしたダイコン、コマツナ、ホウレンソウは
ちゃんと発芽していました。
虫にやられないように、次回はネットを張る予定です。
来週は晴れますように!
晴耕雨読ならぬ、晴耕雨「食」ということで、
今回収穫した野菜の
遠藤さんおすすめの食べ方をご紹介します。
まずは穂シソの天ぷら。
普段お目にかかるときは、お刺身のツマだったり
脇役が多い野菜ですが、今まで注目せずにごめんなさい!と
謝りたくなってしまうほどの美味でした。
軸を指でつまみながらシソの実を歯で削いで食する「お作法」も楽しく
口の中に広がるシソの豊かな香り、実のプチプチとした歯ざわりを堪能しました。
そして、茹で落花生。
掘りたての落花生を水洗いして、
濃い塩水で30分程茹で、蒸らします。
鞘の中には、めいっぱいふくらんだ実が。
食感はユリ根のようにホクホクで、とても香ばしかったです。
採れたてだからこその味わい、野菜が持つ魅力を再発見できます。
この楽しさを知ってしまうと、野菜づくりがやめられません!


