5月29日(土) 2010 at 遠藤農園 第6回開催レポート
こんにちは。ファーム・エンターテイメント事務局です。
5月29日(土)の午前の回は親子参加優先の「こどもの日」でした。
ジュニア食育マイスターでもあるボランティア・スタッフのAさんに
レポートしていただきます。
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ちょっぴり肌寒く、お天気の心配な朝を迎えた「こどもの日」開園日。
初めて参加の子も、毎週参加の子も、最初はちょっぴり恥ずかしそうに
自己紹介とごあいさつ。今日はどんな一日になるかな?
まずは親子で『世界で1つだけの植木鉢づくり』。
ペットボトルを切り取って作られた容器に、各自思い思いの装飾を施します。
シールやカラフルな紙粘土を持参した子もいて、みんなで飾りを分け合いながら
楽しく真剣に飾り付け。お母さんも真剣です。

おっ、何やら立体的な芸術作品が!
それぞれ違ったコンセプトで、本当に独創的な作品が完成しました。
ちびっこ芸術家たちの感性に脱帽です!
しばしの休憩を挟み、農園主の遠藤さんから野菜のお話しを伺います。
「みんなの一番好きな野菜は何かな?」
「トマト、ニンジン、ピーマン、ブロッコリー・・・」
あれ、そうだったの?
と、お父さんお母さんも改めて我が子の一番好きな野菜を再認識する場面も。
多くの子どもたちに苦手とされる野菜の名前が挙がり、意外性に驚くとともに、
日ごろの食事に野菜を上手に取り入れているお母さま方にも感心しました。
ファーム・エンターテイメントで、お子さんの野菜嫌いも克服できるかも
しれませんね。
続いては“はてなBOX”の登場。
箱の中に入った野菜を手触りだけで当てるゲームです。
恐る恐る手を入れて…
わかった! 名前は何だっけ? 次々声が飛びかいます。
ちょっと簡単だったかな?
早速、出てきた野菜を切って、いただきます!
ニンジン大好き、ピーマン大好き、みんな生のまま美味しそうに
いただきました。
緑色のトマトは、子どもたちには不人気でしたが、サラダに入れると歯ごたえが
楽しめると大人には人気でした。
トマトは赤いという認識、美味しく食べるには視覚的な情報も大切なようですね。
ゲームの後は、自分でつくったスペシャル植木鉢に土を入れ、葉ネギを定植
しました。
みんな、お家に帰ってからも、しっかり葉ネギが育つように、観察しながら育ててね!
そして、本日のもう一つの目玉、『ミニプランターへの田植え』。
「田んぼを見たことある人いるかな?」
首を横に振る子どもたち。
東京近郊では田んぼを見る機会も少なくなりました。
写真を見ながらお米ができるまでのお話を聞いて、早速、田植えに挑戦!
水を張ったプランターに一束ずつ丁寧に植えていきます。
どろんこ遊びの感触が楽しそう。
おいしいお米が食べられますように!
みんなで植えた苗が実る季節が、今から待ち遠しいですね。
最後に、ビニールハウスに元気に茂ったインゲンを収穫して、あっという間に
終了の時間。
立派な鉢植えと収穫した野菜を手に、笑顔で さようなら。
みんなで植えたミニ田んぼの様子を見に、ぜひまた農園に来てくださいね!


