カテゴリー「関谷農園での活動報告」の記事

【関谷農園】ダイズの収穫とお豆のマラカス作り
第3回開催レポート その2

~ダイズ当てクイズ~
お昼ご飯のあとは、クイズ大会からスタートです。
・なっとう
・きなこ
・小麦粉
・豆乳
・牛乳
・とうふ
・はんぺん

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見たことのある食品から、ダイズでできたものを当てるゲームです。
みんな真剣に、先生のおはなしを聞いていました。

~おまめでマラカス作り~
次は、ダイズとレンズ豆を使って、マラカスを作ります。
紙コップにシールやお絵かきをして、2種類のマラカスを作りました。

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小さなレンズ豆と、少し大きなダイズ。重さだけでなく、振った時の
音にも違いがありました。
作品を発表した後は、マラカスを使ってみんなで合奏しました。

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~ふりかえり~

今回は、初めて参加してくださった方の声をご紹介いたします。

ダイズ当てクイズの時、娘(3歳)が思っていたよりも先生のお話しを
きちんと聞いていてびっくりしました。
おにぎりも、おこげご飯も、とても美味しかったらしく、普段より
たくさん食べていました。
子どもがまだ小さいので、お試し気分で参加しましたが、親の方が
予想外に楽しかったです。

2011年のファーム・エンターテイメントat関谷農園は、今回で終了です。
ご参加いただいたみなさま、関谷先生、峯岸先生、与謝野先生に
この場をお借りして御礼申し上げます。

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【関谷農園】ダイズの収穫とお豆のマラカス作り
第3回開催レポート その1

今年最後のファーム・エンターテイメントat関谷農園開催となった
11月20日(日)は、会場となった古民家corotのシンボルツリー、
ケヤキが紅葉していました。

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~かまどでごはんを炊こう~

今日は畑へ行く前に、お昼にみんなで食べるご飯を炊きます。
corotの峯岸先生が「かまど」に火をおこしてくれました。

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みんなも竹の筒を使って、火力を強めることに挑戦しました。
竹の筒から風が出ると、灰色の炭の紅い部分が広がります。

『秋は新米の季節。1年中、おいしく食べられるお米ですが、
とれたてを味わえる今が一番おいしい季節です。』と、
食育マイスターのよさの先生から教えていただきました。

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お米をかまどにセットし、火の番を峯岸先生にお願いして
次は畑に向かいます。

~ダイコンやダイズの収穫~
畑では関谷先生が待っていてくれました。
まずは、ダイコンを収穫します。ダイコンの「かた」の部分を両手で
持って引き抜きます。

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たくさん収穫した後は、落花生と長ネギを収穫。
量と大きさはもう少しでしたが、少しずつみんなで持ち帰りました。

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続いてはダイズです。10月までは青々としていた枝豆が茶色く
枯れていました。まだまだ根っこは強く、抜くのには力がいりました。
枝ごと古民家へ持ち帰って、さやから豆を取りだす「脱穀」をしました。

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~かまどごはんでおにぎりを作ろう~

ダイズの脱穀体験のあとは、お待ちかね!ごはんの炊き具合を
確認します。
うまく炊けているかな?

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ほかほかと立ちこめる湯気のなかから真っ白なご飯が見えました!
炊きたてのごはんで、おにぎりを作ります。
直火で炊いたごはんは、しっかり「おこげ」もできていました。

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今日のお昼ごはんは、よさの先生による「まごわやさしい」レシピです。
おにぎりと、豚汁に入っている具材です。

ま(め)-味噌、豆乳
ご(ま)-ごま(おにぎりに)
わ(かめ)-海苔(おにぎりに)
や(さい)-大根、にんじんなど(豚汁に)
さ(かな)-しらす(おにぎりに)
し(いたけ)-しめじ(豚汁に)
い(も)-じゃがいも(豚汁に)

おにぎりの具材には、かつおぶしや、さっき畑から収穫したダイコンの
葉を塩もみしたものなどです。

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しらす、のり、すりごまをまぜあわせたご飯をラップにのせて、みんな
思い思いの形にしていきます。

「さんかくにするにはどうするの?」
「まんまるくて顔みたいだね」

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お料理の先輩、おかあさんにおそわりながら、たくさんおにぎりを
作ってくれました!

~ダイズいっぱい豚汁~
おにぎりと一緒に、豚汁をいただきます。畑でダイズを収穫したので
今日の豚汁は「ダイズいっぱい豚汁」です。
お味噌や、まだ乾ききっていない軟らかいダイズに加えて、仕上げに
豆乳を加えました。
そして、よさの先生お手製の「塩麹」もプラス。お母様向けに、塩麹の
活用方法の説明もありました。

◆よさの先生によるファーム・エンターテイメントat関谷農園
レポートはこちらから ※よさの先生のブログに移動します。

【関谷農園】サツマイモ堀りと甘いピザ作り 第2回開催レポート

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10月16日(日)、ファーム・エンターテイメントat関谷農園の2回目は
サツマイモ堀りからスタートしました。

~サツマイモの収穫~
輪になってご挨拶をした後は、早速、畑へサツマイモの収穫に
向かいました。
せきや先生から、サツマイモができている所のポイントを教えて
いただき、ツルを手繰り寄せて、おいもができている部分を
探していきます。

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土の中からおいもが少し顔を出すたびに、歓声が上がります。
売っているサツマイモより細長いおいもでしたが、みんな
おいも堀りを楽しんでくれたようでした。

~はたけの紹介~
サツマイモを掘った後は、せきや先生に畑を紹介していただき
ました。11月20日(日)に開催する3回目の開園日に収穫予定の
ダイコンと大豆(エダマメ)の成長具合をみんなで確認しました。

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~サツマイモのデザートピザを作ろう~
サツマイモ堀りを終えて古民家に戻ったら、お昼ごはんの準備
です。本日のお昼ご飯はサツマイモを使ったデザートピザです。
ひとり一人にピザ生地が配られて、よさの先生に作り方を教えて
もらいながら、トッピングしていきますが、焼いたピザはみんなで
食べることに。誰のピザがいちばん美味しいかな?

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トッピングをしたら、古民家のご主人・みねぎし先生お手製のレンガで
できたピザ釜で1枚ずつ順番に焼いていきます。
ピザを焼いている間には、よさの先生からピザにまつわる
クイズがありました。イタリアの国旗、マルゲリータピザの
名前の由来についてなど、大人も思わず感心してしまうトリビアを
よさの先生から教えていただきました。

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焼きたてのピザは生地がパリパリとしていて、サツマイモと
リンゴの食感が楽しく、バターの風味が香ばしい甘いピザです。
ごはんなのに、まさに「デザート」を食べているみたいで、楽しい
気分になりました!

◆よさの先生によるファーム・エンターテイメントat関谷農園
レポートはこちらから  ※よさの先生のブログに移動します。

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11月20日(日)は「かまど」でごはん炊きに挑戦!

■ご参加お申込みはこちらから
https://fooddiscovery.co.jp/eventorder_tokyo/

■お電話からのお申込み、お問い合わせは、 
平日10:00~18:00  03-5489-1131 
ファーム・エンターテイメント事務局 まで
・お申し込みの際、希望講座名・お名前・会員番号(7桁の数字)
 をお知らせ下さい。
・各開園日、定員に達し次第締め切らせていただきますので予めご了承下さい。

【関谷農園】サツマイモ堀りと甘いピザ作り 第2回開催レポート その2

~チョコベジのおはなし~
昼食後は食育の時間。この日の授業は特別企画として、
『チョコレートは明治♪』の株式会社明治のきくち先生が
野菜をチョコレートにつけて食べる『チョコベジ』について
お話をしてくれました。

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~チョコベジ体験学習~
きくち先生のおはなしの後は、さっそくチョコベジを体験しました。
ダイコン、ミニトマト、ブロッコリー、ピーマン、ニンジン・・・
みんな、思い思いの野菜をチョコレートにつけてパクリ。。。
「合うね!」「アリだね!」など、大人顔負けの感想が飛び交い、
きくち先生もスタッフも、その反応に真剣に聞き入りました。

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試食の後は、色々な形にくり抜いた野菜やお菓子を使って
『チョコベジ(デコベジ)』に挑戦です。
「この写真みたいに、お皿の上に自分の畑を作ってみましょう」と、
よさの先生から課題が出ました。

~デコベジに挑戦~
お菓子が多い子、野菜の色を大切にしている子、カボチャを
土台にして、きのこの山できのこ畑を作った子・・・それぞれ
独創的な自分の畑が完成しました!

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作品の発表の後は、せっかく上手に作った『はたけ』なのに残念だった
けれど、みんなでおいしく食べました。

~好き嫌いのおはなし~

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チョコベジの『はたけ』を食べながら、よさの先生が絵本を読んで
くれました。
すごーく好き嫌いが多い女の子のお話に、いつの間にかみんな
真剣に聞き入っていました。

~ふりかえり~
今回は、参加者の声をご紹介いたします。

第1回よりも子どもが場の雰囲気を楽しんでいたようで、積極的に
収穫や食育イベントに参加しているのが分かりました。
サツマイモ掘りの土いじりも、1回目は土の虫をこわがっていましたが、
今回は土の感触を楽しんでいるようでした。
食卓で『今日は○○(お子さまの名前)が掘ったサツマイモで夕ご飯を
作ったよ』というと、食が進むようで、いっそう美味しく感じたようです。
わたしも娘も、畑を食卓がつながった事を感じたイベントでした。
第3回も楽しみにしています!



~かまどでごはんを炊いてみよう~
次回の「第3回ファーム・エンターテイメントat関谷農園
3歳~小学生向け 食育×農業体験プログラム」は、
20011年11月20日(日)。
大きな「かまど」でお米を炊きます。
畑の時間には、大豆やダイコンの収穫を予定しています。

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他にも楽しいプログラムを考えていますのでお楽しみに!
◆詳細はこちらから
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 をお知らせ下さい。
・各開園日、定員に達し次第締め切らせていただきますので予めご了承下さい。

【関谷農園】ささの葉に飾ろう~七夕飾り作り 第1回開催レポートその2

~だいず えだまめ まめもやし~

虫に食べられて少しの量でしたが、「はたけのじかん」に収穫した枝豆。
昼食後の食育の時間は枝豆について、与謝野先生からお話がありました。
枝豆と大豆、もやしが同じ植物だということが分かったかな?

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~折り紙でやさいのおなかを作ろう~

与謝野先生がもう一冊、野菜の本を読んでくれました。
様々な野菜の切り口がクイズ形式で載っている絵本「やさいのおなか」です。
この絵本に出てきたような野菜をモチーフにした飾りを作ることになりました。

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絵本を見本に、切り口を作ります。
ハサミを使うのが少し難しかったようですが、みんな熱心にかわいい飾りを
たくさん作ってくれました。
ハサミがうまく使えない子は、短冊にお絵かきをして、最後に自分の作品を
発表しました。

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発表のあとは、峯岸さんが竹林から切ってくださった、ささの葉に飾り付けです。
自分のお気に入りは、お家へ持ち帰り、古民家に備え付けてあった短冊にも
お願いごとを書いて飾りました。

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~ふりかえりとおみやげ~

今日のイベントで一番楽しかったことは?
収穫、イモ虫、竹の皮をむいたこと、折り紙・・・みんな違う楽しかったことを
挙げてくれました。
帰りには、午前中にみんなで収穫したダイコンのほか、関谷先生から小松菜と
キュウリのお土産をいただきました。
峯岸さんが小さく切ってくれた笹もお家で飾ってくださいね。

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次回の
「第2回ファーム・エンターテイメントat関谷農園3歳~小学生向け 食育×農業体験プログラム」は、
20011年10月16日(日)サツマイモ掘りの予定です。
峯岸さんお手製のピザ釜を使って何をするかお楽しみに!
食育の時間も、与謝野先生が楽しいプログラムを考えてくださっていますよ!

~よさの先生からのお手紙~

食育マイスターの与謝野です。
全3回、心がけているのは夏から秋にかけて季節感を大切にしながら企画を
考えるということです。
7月は夏野菜の美味しい季節。お昼ごはんには色とりどりの野菜の入った
ミネストローネを古民家の囲炉裏にセットしてみんなで頂きました。
また、今回は120年に一度しか咲かないマダケの花を見ることができる
絶好の機会、そして七夕の季節ということで、竹林散歩と、七夕飾り作りを
プログラムに入れました。
暑い一日でしたが、古民家を抜ける風は爽やかで、畑仕事以外にも
虫を捕ったり縁側で遊んだり、思い思いの楽しみを見つけるお子さん達の
笑顔が印象的でした。
秋に向けて、また楽しい食育のアイデアを考えてお待ちしています!

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【関谷農園】ダイコンの収穫と竹林散歩 第1回開催レポートその1

7月3日(日)、お天気にも恵まれ、2011年度ファーム・エンターテイメント
at関谷農園がスタートしました。

今年も所沢市の古民家をお借りしての開園です。みんな元気に
ごあいさつできました。
古民家の峯岸さんです。

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~ダイコンの収穫~

一足早く、畑でお仕事をしていた関谷先生とごあいさつ。
ダイコンの抜き方を教わって、さっそく収穫に挑戦です。
農薬を使っていないので葉の部分は虫食いだらけですが、根っこの
白い部分は育っているかな・・・?
ミニダイコンの大きさでしたがたくさん収穫できました。

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次にエダマメを収穫。
こちらも虫食いが多く、大収穫には至りませんでしたが、さやの
上手な取り方も教えてもらいました。
秋には大豆ができるように、関谷先生が畑を整備してくれるので
雑草の草むしりをして、畑のおかたづけもしました。

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収穫の後は、秋に収穫できるようにニンジンの種をまきました。
小さな種を大事に土に埋めました。

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今日の畑作業はこれで終了。もうすぐ七夕なので、竹林に散歩に
出かけます。

~120年に一度咲く花~

告知ブログでも紹介しましたが、今年、マダケに花が咲きました。
真竹(マダケ)に花が咲くのは120年周期といわれていて、
花が咲くとその年に竹が枯れるそうです。
一生に一度見ることができるかどうかの希少な花に、子どもたち
よりも大人が興味津々の様子でした。

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おなじみのタケノコ「孟宗竹(もうそうちく)」は春に生えますが
真竹はちょうど今がタケノコの時期です。
峯岸先生が折ってくれたタケノコの皮をむくと、まだやわらかで
きれいな緑色の姿が現れました。

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最後は竹林の中で、与謝野先生が「たけ」についての絵本を
読んでくれました。

~お昼ご飯~

今日のお昼ご飯は、エダマメとダイコン入りのミネストローネ。
囲炉裏の鍋に入ったミネストローネと、七夕の食事について
与謝野先生からお話がありました。

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エダマメとダイコン以外にもたくさんの野菜が入っています。
「食事後に答えあわせをするから、どんな野菜が入ってるか
さがしてみてね」
与謝野先生からクイズを出題されて、みんなでいただきますの
ご挨拶をしました。
みんな「とれたて」を味わえたかな?

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【関谷農園】大豆の脱穀と大豆のクイズ 第3回開催レポートその2

~大豆の脱穀とクイズ~

関谷先生がカラカラに乾いた大豆の木を持ってきてくれました。
みんなでサヤをとって豆を出してみます。

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お昼の豚汁には油揚げとお味噌、豆乳が入っていたけど、ほかに
どんなものがあるか知ってる?

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与謝野先生と大豆製品当てのクイズ大会です。
豆乳と牛乳は似ているけど、牛乳も大豆でできた飲みもの?
みんなで相談しながら、大豆で作った食べ物にマルを付けました。

~お豆を使って作品を作ろう~

大豆の仲間のお豆にはどんなものがある?
昔からお祝い事に使われている赤い色の小豆、いんげんの仲間の
花豆など、いろいろなお豆を教えてもらった後は、お豆を使って
紙粘土で工作をしました。

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子供たちだけでなく、お父さんも奮闘!(笑)
個性豊かな作品がたくさんできました!

~先生におてがみを書こう~

今日、楽しかったことを書いて関谷先生と与謝野先生にお手紙として
渡します。

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ダイコンの収穫が楽しかった子、林に行ったことが楽しかった子、
みんなが一生懸命ていねいに書いてくれたお手紙は、最後に先生に
渡しました。

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関谷先生も与謝野先生も、とても喜んでくれました。

~おみやげ~

今日のふりかえりのごあいさつの後は、収穫したダイコンとエダマメの
ほか、関谷先生からサトイモのプレゼント。

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キズもので商品にはできないからとのことでしたが、火を通すとトロっと
して、とても美味しいサトイモでした!

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今年は古民家をお借りし、食育マイスターを講師にお招きしての
農業体験キッズプログラムとなったファーム・エンターテイメントat関谷農園。
畑の手入れの大変さや、収穫の楽しさ、野菜を使った遊びなどを通して、
スタッフも改めて食べることへの関心を持てました。
また、時間を経るごとに子供たちが仲良くなっていく様子、先生のお話を
真剣に聞く姿、古民家の庭を走り回る姿に、毎回エネルギーをもらいました。

ご参加いただいた皆様、先生方、ありがとうございました!

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【関谷農園】ダイコンの収穫 第3回開催レポートその1

11月14日(日)、今年度最後の開催となったファーム・エンターテイメント
at関谷農園の第3回が行われました。

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落ち葉の舞う中、ごあいさつのあと関谷先生を先頭に畑へ出発します。

~エダマメとダイコンの収穫~

まずはエダマメの収穫です。
第1回目に種を植えた時には、ダイズとして収穫する予定でしたが
今回の開園日にはまだダイズになっていませんでした。

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エダマメの実は緑から黄色に色づいていましたが、生で食べてみると・・・
緑よりも黄色くなりはじめた方が甘みがあり美味しかったです!
はじめは、恐る恐る口に運んでいたこどもたちも、その美味しさに
さやをもぎながら、何個もパクパクと食べていたのでした。

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エダマメの隣には、暑さで芽が出なかったジャガイモが植えられたままでした。
関谷先生が、黒いビニールマルチの穴を探ると・・・小さな小さなジャガイモが
いくつか出てきて、子供たちは宝探しをするかのように、土の中のジャガイモ
探しに夢中になっていました。
来年は、大きなジャガイモがたくさん収穫できるとよいですね。

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続いて、ダイコンの収穫です。
まだまだ大きくなるダイコンでしたが、ファーム・エンターテイメントat関谷農園は
今年は今日が最後のため、畑のおそうじです。
小さいけれど根がしっかり張ったダイコンをたくさん抜きました。

~落ち葉でたいひ作り~

畑がきれいになった後は、林へ移動。落ち葉をかき集めて、来年の土づくりに
活用するための、たい肥作りをします。
大きな麻袋に落ち葉を集めてみんなで踏み踏み。落ち葉を細かく砕いて
お水をかけて腐らせて、畑の肥料にするのです。

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熊手で落ち葉をかき集めるのが気に入った子、袋の中が気に入った子。
それぞれが林の中で楽しんでくれたようです。

~お昼ご飯~

お昼ご飯の準備ができるまで、与謝野先生が絵本を読んでくれました。
エダマメの“たね”が何かわかったかな?

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ごはんの前ですが、午前中に収穫したエダマメを試食。
“いつもの”茹でたエダマメの味にホッとしたのは大人のみなさんだったかも
しれませんね。

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お待ちかねの昼食は、エダマメ&ダイズにちなんで、与謝野先生が考えて
くださった『大豆いっぱい豚汁』です。ご持参いただいたおにぎりと一緒に
いただきまーす!

豚汁の中に入っている大豆でできた食べ物はどれかな?
おいもかな?油揚げかな?探しながら食べていたら、ニンジンもゴボウも
全部食べられました!

【関谷農園】野菜スタンプでエコバッグ作り 第2回開催レポート

9月12日、ファーム・エンターテイメント@関谷農園の第2回目は、
予想最高気温35℃、午前中から厳しい暑さの中での開催となりました。
ごあいさつのあと、早速、畑に移動します。

~観察と収穫~
第1回目開催以来、手入れをしていなかった畑は草が生い茂っていました。
前回参加されたまひちゃんのママは、雑草の勢いに『ショック・・・』と
笑っていらっしゃいました。

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まずは前回種をまいたエダマメの観察です。
エダマメの実はまだふくらんでいませんでしたが、11月14日に開催する第3回目には
みんなで種とりをする予定です。
エダマメの種が違う名前の豆だとみんな知ってるかな?

次に空芯菜の収穫をしました。
葉っぱは虫に食べられてしまいましたが、「茎は食感もよくて美味しいよ」と関谷先生。
お店には出せない見た目ですが、柔らかくて新鮮な空芯菜をたくさん収穫しました!

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畑の入り口に植わっていたニラとアップルミントも収穫。
アップルミントを手で摘む度に良い香りがします。
パパと参加した、はっちゃんはママのお土産に青いお花を摘んでいました。

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~種まき~

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休憩をはさんだ後は、ダイコン、レタス、春菊の種まきをしました。
「ちゃんと芽が出ますようにってお願いしながらしっかり土をかけてね」
関谷先生がまき方を教えてくれました。
ビニールシートの穴に、みんな丁寧に種を植えてくれました。次回が楽しみです。

~草取りと畑の手入れ~

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7月にまいたニンジンの種は、雨不足のせいで芽が出ませんでした。
雑草で覆われた部分の草とりをして、シートを片付け土を平らにして畑を整えました。
畑の片付けも、次の野菜を育てるための大切な作業です。
暑い中、みんな頑張ってくれました!

~お昼ご飯~

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お昼ご飯の準備ができるまで、与謝野先生からサトイモの葉っぱを使ったお面作りを
教わりました。
お昼ご飯は、与謝野先生によるレシピで作った『お豆いっぱいカレー』です。
みんな好き嫌いせず、ニンジンやタマネギも食べられたかな?

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カレーを食べた後は、関谷さんが所沢周辺の農家の話をしてくれました。
大人が関谷さんのおはなしを聞いている頃、子供たちは、トラクターに興味津々。
みんなで運転席に乗って撮影会です。

~野菜のおなかを見てみよう~

お昼ご飯のあとは、与謝野先生が「やさいのおなか」の絵本を読んでくれました。
レンコン、ピーマン、タケノコ・・・。
みたことあるような、ないような、不思議な形。いくつわかったかな?

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~野菜スタンプでエコバッグ作り~

野菜のおなか(切り口)をみた後は、実際に切った野菜をスタンプにしてエコバッグに
模様をつけました。小さい模様をたくさんスタンプする子、野菜を組み合わせて顔を
作る子、個性溢れる作品ができました!最後はひとりずつ作品を発表しました。

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~野菜クイズ~

最後は『はてなBOX』を使って野菜クイズ大会です。箱の中に入っている野菜を触って、
なんの野菜か分かるかな?
おともだちとの距離も一気に縮まり、みんな仲良く順番に野菜を触っていました。

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暑い日が続き、収穫体験が少ないかもしれないと心配しましたが、雨が降らないと
芽が出ないなど、関谷さんから畑について色々なことを教えてもらいました。
また、野菜スタンプを使ったエコバッグ作りは、大人も一緒に楽しんでいただけた様子。
関谷先生からいただいたお土産のジャガイモを『バッグに入れて帰る』と言って、
エコバックを嬉しそうに持ち帰っている子供達の姿が印象的な回となりました!

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【関谷農園】与謝野先生からのお手紙です

お子様を対象とした野菜ソムリエのファーム・エンターテイメントat関谷農園の
講師、与謝野先生から、9月12日に開催された第2回目のレポートをいただきました!

こんにちは。食育マイスターの与謝野雅子です。
先日ファームエンターテイメント@関谷農園の第2回目が無事終了いたしました。
今回は7名のお子さんとそのお父様やお母様がご参加下さいました。

今回は厳しい残暑の中での開催となり、前回より年齢の低いお子様が多かったので
熱中症などの暑さ対策を最優先としたプログラムになりました。
午前中に畑で収穫や種まきをし、早めにお昼休憩をとり、午後は古民家での
食育講習会という段取りです。
時間が短くなると参加者の方々が物足りなく感じられるかという心配もありましたが、
ゆっくりしたペースで丁寧に作業をすることができ、また参加者の方々の交流が
深まりとても楽しい一日になりました。

午前中の畑仕事は、前回植えた空芯菜を収穫することから始まりました。
残念ながら今夏の異常気象のせいか、にんじんは発芽しなかったという事ですが、
じゃがいもと枝豆の育っている様子も見る事ができました。枝豆には、小さなサヤが
実っており、11月にはどんな風に育っているのか大変楽しみです。
畑の近くに自生していたミントも、関谷さんのご好意で収穫させていただきました。
お茶にしたり、カクテルに入れたり・・・、と美味しい飲み方を説明したところ、
お父様方はカクテルの作り方に熱心に耳を傾けられていました。
暑い中、畑の草むしりも頑張り、一通りの作業が済んだ頃には子供たちも仲良しに。
記念写真はニコニコの笑顔で撮ることができました。

さて、今回のお昼ご飯はお豆っぱいのカレーライスです。
ひよこ豆とレンズ豆がごろごろ入ったカレーは歯ごたえが楽しく、栄養もたっぷり。
ひよこ豆は実際に乾燥豆を持参し可愛らしいひよこの形を見ていただきました。

お昼ご飯の後はお楽しみのワークショップ。
関谷さんが用意してくださった野菜を半分に切り、スタンプにして
オリジナルエコバッグを作りました。
オクラ、ピーマン、みょうが、じゃがいも、玉ねぎ。縦に切ったもの、横に切ったもの、
それぞれ個性的な形が面白く、素敵な作品がたくさん出来上がりました。
また、さといもの葉を用意して頂き、それを使ってお面作りをしました。

私は食育を通して子供たちに環境や自然についても目を向けて欲しいと
常々思っています。エコバッグ作りでは環境保護について考え、お面作りでは
昔から日本人が素朴な遊びを通して自然を大切にする気持ちを育んできたことを
少しでも気付いていただけたら・・・と思いながらこうした企画を考えました。

時間に余裕があったので、自然と仲良くなったお友達同士で古民家の縁側に座り
お話をしたり、農具を観察したりといった微笑ましい光景も見受けられ、参加者の
方々がくつろいだ雰囲気で過ごす素敵な農家の休日となりました。

次回、11月は最終回です。
どんなワークショップをしようかな、とすでにワクワクしています。

ご参加の皆様、本当に有難うございました。