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野菜ソムリエ養成講座

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2025年2月27日 (木)

野菜ソムリエが営むお店 欧食屋 Kappa

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!

その中にはご自身でお店を営んでおられる方もいらっしゃいます。
そこで、野菜ソムリエが営むお店をご紹介いたします!

今回は京都府京都市で野菜ソムリエ石橋健志さんが営むお店をご紹介します!


石橋健志さん(京都府)
・2015年 野菜ソムリエ取得
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★野菜ソムリエ受講のきっかけ
受講のきっかけは、少しお恥ずかしい話ですが、お店の独立起業準備期間のときに
「野菜ソムリエ」というワードを度々耳にすることがあり、自分のお店をオープンした時に
「野菜ソムリエのシェフ」と名乗れるのは一つのブランドになるかな?
女性ウケするかな?というビジネス的な下心があったというのが正直なところです。
野菜自体にそこまでは興味はありませんでした(笑)
「調理してしまえばどれも一緒。美味しく仕上げるし!」という気持ちでした。

★野菜ソムリエの取得後
講座を受講後、無事に野菜ソムリエに合格。
「野菜ソムリエのシェフ」の称号は手に入れました。
そして野菜ソムリエを名乗るとやっぱり色々と聞かれるようになりました。
ですが、知っている知識だけでは中々答えられません。
聞かれた質問に答えられない。情けないし、恥ずかしい。
そういった経験をして、野菜について色々調べるようになりました。
野菜ソムリエという名にふさわしい自分になるために。

また元々は野菜にそれほど興味のなかった自分ですが、野菜に愛着を持つようになった出来事がありました。
母の友人である農家さんが僕が独立することを知り「野菜はどうするの?」とお声をかけていただきました。
はじめはスーパーや八百屋さんで買ったものを使うつもりでしたが、
せっかくお声がけいただいたのだから、一度見学させてもらおうと、夏の畑に伺いました。

味の濃いトマト。瑞々しいキュウリ。
見たことのない大きなサイズのオクラ(丸オクラ)などなど。
種類や大きさの違う野菜を目にするたびに、
「この野菜はこの料理に。」
「このサイズを飾ると可愛いな!」というイメージが湧き出てきました。
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そして自分で収穫さえてもらえないかを伝えたところ、OKをいただき自分で野菜を収穫させてもらえることになりました。

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畑でお子さんと一緒に
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真夏のうっそうと生い茂る雑草の中で、腰に蚊取り線香をぶら下げて、長袖長ズボンでの収穫作業。
真冬の、雪のちらつく中、ぬかるむ土に足を取られながらのかじかむ手での収穫作業。
野菜の成長や変化を直に体験して、より一層野菜に愛着がわき、更に色々調べるようにもなりました。

はじめは知らない野菜だらけで季節が変わるたびに新しい野菜に出会い(元々あった野菜かもしれないですが、気づいていませんでした。)
初めの数年間は毎年どんな野菜に出会えるのかワクワクしました。

この農家さんの野菜は今現在も多くの品目を扱わせていただいています。
それぞれの野菜を活かせる方法を色々試しながら調理をしています。

【お店について】
お店は日本野菜ソムリエ協会認定レストランとして認定を受けています。
ずばり、野菜が美味しいくて、【楽しめる】お店。
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名物は、32品目の野菜が入った【特製Kappaサラダ】。
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オリジナルの玉ねぎドレッシングも大人気です。

また、野菜以外の食材にもこだわっており、肉は僕の地元亀岡の【亀岡牛】!!
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魚は妻の地元【高知県宿毛漁港】で水揚げされたものを目利きしてもらいすぐに梱包し直送してもらいっています。
蓋を開けるまで何が入っているのか分からない状態で届きます。
(中身は開けてからのお楽しみ!)

美味しい素材をもっと美味しく!をモットーにやって来ました。

さらに、昨年9月から完全グルテンフリーのイタリアンとしてリニューアルしました。
小麦粉を使用せず、パスタやフォカッチャなどは米粉を使用しています。

自然の恵みと自分の腕(自分を育ててくれた親、師匠)とこの店(場所とスタッフ)があるからこそ今があると感謝でいっぱいです。
その感謝を料理に込めてこれからも喜んで日々を過ごしていきたいです。

喜べば、
喜び事が、
喜んで、
喜び連れて、
喜びに来る。

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石橋さん、ありがとうございました!
★お店の紹介
店名:京都イタリアン欧食屋Kappa
所在地:京都府京都市下京区仏光寺西町352瑞晃ビル2F

HP:https://www.5kappa.com/
Instagram:https://www.instagram.com/ousyokuya_kappa/
TikTok:https://www.tiktok.com/@5kappa.com?_t=8azJGyULlP0&_r=1
YouTube:https://www.youtube.com/@Kappa-sx4rz/videos
X:https://x.com/5kappa2016



 

2025年1月27日 (月)

輝く野菜ソムリエ 第9回 林菜々子さん

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!
資格を活かして輝く野菜ソムリエをご紹介してまいります。

vol.8  林 菜々子(はやし ななこ)さん(北海道)
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2008年 野菜ソムリエ取得
2011年 野菜ソムリエプロ取得
第13回野菜ソムリエアワード ファイナリスト

■受講のきっかけ
3人目の子どもが生まれた直後の旅行先で、直売所で買ったズッキーニのあまりの美味しさに感動するとともに、
野菜は育った環境や作り方などに影響を受けるのでは、と感じました。
そのことがきっかけで野菜や果物に興味を持つようになり、野菜ソムリエ(当時のジュニア野菜ソムリエ)の資格に挑戦しました。

■資格取得後
野菜ソムリエの取得後、野菜への興味はますます膨らんでいきました。
自分の住んでいる街に直売所がなかったこともあり、
「それなら、自分で美味しくて新鮮な野菜を売っているお店をやってみよう!」という気持ちが生まれ、
なかなか無謀な(笑)挑戦をすることになりました。
そのためには、もっと知識を深めなければ、ということで勉強を重ね、2011年には野菜ソムリエプロを取得しました。

■地元のお野菜が並ぶお店「Colore」

15年ほど前に「Colore」を北見市にOPENしました。
お店に並ぶ旬の野菜や果物は、全て自分で農家さんを訪ねて集荷しています。
はじめは、農家さんに飛び込み訪問をしたり、人の紹介を受けたりしながら野菜を集めていきました。
自信を持って美味しいと言えるものを並べるよう心がけています。
お店ではOPEN以降、野菜の販売のみを行っていましたが、昨年からは野菜を使ったお惣菜「野菜デリ」の販売をスタートしました。
今は旬の野菜の魅力を存分に生かしたレシピ開発に考えを巡らせる毎日です。
日替わりでメニューを変えていたり、保存料・添加物を使っていないため作り置きができなかったりするという大変さもあるのですが、開店早々に来てくれたお客様の「何これ?美味しそう!」、前日も来てくれたお客様の「昨日買ってみた○○、美味しかったよ!」の言葉を糧に頑張っています。
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珍しい野菜やお惣菜については食べ方や調理法をお伝えすることもあり、お客様との距離感が近くコミュニケーションを取りやすいこともお店の魅力の一つだと思っています。

お店の名前にもなっている「Colore」はイタリア語で「カラフルな」という意味。
店頭には様々な色の野菜・お惣菜が並ぶように工夫しています。
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「ビタミンカラー」の言葉の通り、それぞれの野菜は色によってさまざまな栄養素を含んでいますので、召し上がる方にはできるだけ多くの種類の栄養素を摂っていただきたいという思いもあります。

お客様に野菜の魅力をお伝えする一方で、農家さん(生産者さん)から直接お話を聞くことができることは私にとってとても勉強になっています。
例えばメロンだと、「香りが立ったら食べごろ」「長時間冷やすと苦みが出るので冷蔵庫で保管しない方が良い」など生産者さんとの会話の中で教わることも多く、また、作物の生育具合や畑の状態などを見せていただけることも知識と経験を磨く貴重な機会になっています。
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ビーツなど、スーパーではあまり見かけないような野菜をリクエストして育てていただくこともあり、農家さんへの感謝が募る毎日です。

北海道は土地のほとんどが田畑と言っていいくらいの農業大国です。
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この恵まれた環境を少しでも活用させてもらえるよう、これからもColoreを通じて活動していきたいです。

また、お店の営業の傍ら、CMでの料理監修、料理スタジオでの料理教室や講演依頼など野菜の魅力を広めるべく様々な活動も行ってきました。

家庭においては、もうだいぶ大きくなってしまいましたが、自身が3人の子どもたちを育てる中で食育の大切さも実感し、バランスよく野菜を取り入れた料理を作ってきました。おかげさまで子どもたちは丈夫が取り柄に育ち、日々の食卓が将来に繋がっていると実感しています。

■これからのこと

今は北海道の片隅での地域の活動ですが、今年は北見の野菜を詰め合わせた「Colore野菜セット」を作って遠くのお客様にもお届けできるようにしたい、という目標があります。
北海道は豊かな大地を持つ一方で、資材の高騰や深刻な後継者不足が進んでおり、生産者を取り巻く現状は明るくありません。

少しでも北海道野菜の美味しさ、魅力を多くの人に知ってもらい食べていただくのが、野菜ソムリエプロとして活動している私の15年間変わらぬ目標です。

そしていずれは、子ども食堂の運営といった地域の子どもたちを守り育てるような活動もできればと思います。
現代の事情で仕方ないのかもしれませんが、孤食や食に恵まれない子どもの話をきくと胸が痛みます。彼らがせめて楽しく食事をとれるよう、自分にできることを模索中です。

■第13回野菜ソムリエアワードに出場
2024年は初めて野菜ソムリエアワードにエントリーをしました。
野菜ソムリエプロを取得して14年。今までの振り返りをしてみようという気持ちでエントリーをしました。
そして、一次選考を通過し、最終選考に進むことができました。
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この野菜ソムリエアワードでは素敵なご縁もありました。
11月に行われた最終選考会の場で、滋賀県で野菜ソムリエプロとして活動していらっしゃる小川弥生さんと知り合うことができ、小川さんから「青パパイヤ」について紹介をいただきました。

青パパイヤは酵素や多くのビタミンを含む栄養満点のスーパーフードで、小川さんは「近江青パパイヤ大作戦」と称して青パパイヤをPRする活動をされていらっしゃいます。

12月には小川さんから滋賀県産青パパイヤを北見まで送っていただき、それを使った「青パパイヤとパプリカの塩昆布和え」などのお惣菜を販売したところたいへん好評でした。
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これも野菜ソムリエにならなければ、そしてアワードに参加しなければなかったご縁です。
小川さんにはこの場を借りて感謝申し上げます。

現在は北見近辺の地物野菜を取り扱っていますが、北海道の冬は厳しく、夏場と比べると野菜を手に入れるのが難しいです。
今回のようなご縁を機に、本州の野菜や果物を取り扱っていくのも楽しいのでは?と絶賛検討中です!

ただ、バリエーションは少なくなってしまうものの、これからの時期は北海道でも越冬キャベツや雪の下にんじんといった野菜のシーズンです。
北見にいらっしゃる機会があれば、ぜひColoreまで足をお運びください!お待ちしております!

 

活動がテレビニュースで紹介されました!
HBCニュース(北海道放送)
https://www.youtube.com/watch?v=gIzF0GXh1tY&t=321s

Instagram
https://www.instagram.com/colore.kitami

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想いを行動に、そして形にしていらっしゃる林さん。
北見のお店に行ってみたくなりました。

林さん、ありがとうございました!

2024年12月23日 (月)

輝く野菜ソムリエ 第8回 勝田紀久子さん

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!
資格を活かして輝く野菜ソムリエをご紹介してまいります。

vol.8 勝田 紀久子(かつだ きくこ)さん(愛知県)
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2008年 野菜ソムリエ取得
2016年 野菜ソムリエプロ取得
第13回野菜ソムリエアワード 銅賞受賞

■受講のきっかけ
私は元々、医療の最前線で勤務する看護師でした。
手術を受ける患者さん、がんを患い苦悩の中にいる患者さん、様々な患者さんに寄り添ってきました。退院されてからも困らないよう、食事指導などもさせて頂いていました。
そんなとき、自分の夫に胃がんが見つかり、胃を全摘することに。自分が患者家族として、毎日の食事管理をする立場になったとき、これまで患者さんやご家族にしてきた食事指導は十分ではなかったという気づきがありました。もっと食の学びを深めようという過程で、野菜ソムリエの資格を知り、取得しました。

■資格取得後
取得してから最初の何年かは、家族の健康管理、患者さんへの食事指導に生かして生活していただけでした。
2011
311日、東日本大震災が発生。看護師として何か助けになりたいと思いましたが、その頃、看護学校で教員として勤務しており、学校まで派遣の要請が来ることはありませんでした。そんなとき、野菜ソムリエの先輩にお誘い頂いたのが「チャリティーマルシェ」でした。このとき初めて、野菜ソムリエのエプロンをつけて売り場に立ちました。生産者さん、飲食店さん、広報担当のデザイナーさん、様々な人と出会いました。このチャリティーマルシェがきっかけとなり、以降生産者さんたちと一緒に、地域を盛り上げるイベントを開催するようになりました。トマトの石原農園さんとは、このときからもう15年近く、現在もともにマルシェ活動をする仲間となっています。
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石原農園、石原雅大さん

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石原農園さんの圃場(コミュニティあいちのイベントで訪問)


~スムージーをきっかけに広がる活動~
野菜ソムリエ資格取得後、すぐにベジフルビューティーセルフアドバイザーも取得しました。毎日の食事管理が、自分の美容にも効果があると思うと、より楽しくなると思ったからです。そして栄養素の組み合わせを考えたスムージーを作ってSNS投稿するようになりました。

そんなとき、地元、豊橋の老舗書店さんがブックカフェを始めることになり、野菜ソムリエ考案のスムージーレシピを監修してほしいとお声かけ頂きました。ベジフルビューティーイベントで知り合った野菜ソムリエプロ、山村聖子さんをお誘いし、2人でこのカフェのスムージーをプロデュース。季節ごとに3メニュー、6年以上携わりました。自宅で自分のために作るスムージーとは違い、お客様に求められる商品作り、コスト計算、材料の安定供給など、学ぶことが多かったです。このスムージーのお仕事をさせて頂いたことにより、イベントや講座、レシピ提案、コラムなど、様々なご相談をいただくようになりました。これだけの活動をさせて頂いているのに、プロの資格がないことに申し訳なさを感じるようになりました。看護学校の仕事や身内の介護で、受験勉強の時間を確保できず、受講したもののしばらく放置していた野菜ソムリエプロの資格を一念発起で受験。野菜ソムリエの取得から8年、やっと野菜ソムリエプロを取得しました。

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カフェ「nido」のスタッフさん、野菜ソムリエプロ山村聖子さんと

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~地元PRに携わりたい~
当初はカフェのスムージーに使う食材を、指定農家さんに限定していましたが、それでは安定供給が難しいことなど、様々な問題がありました。使う食材のコンセプトを見直した際、地元の魅力ある食材を、スムージーを通して紹介するようになっていきました。愛知県、特に自分の出身地である東三河は、他に誇る農産物が沢山あります。しかし地元の人ですらそれを知らない。そんなことにも気づきました。

私は現在、愛知県の西側である名古屋市に住んでおりますが、母親を早くに亡くし、幼い頃の大切な思い出のある豊橋、東三河への思いが強くあります。この地域のお役に立つことがしたい。そんな思いが強くなり、豊橋の農業集団「豊橋百儂人」のプレミアムサポーターとして、生産者さんとともにマルシェを開催するなど、地域PRの活動に力を入れ始めました。野菜ソムリエアワードでもお話させて頂きましたが、名古屋の飲食店さんと協力して開催しているマルシェは、毎回行列のできる人気イベントとなっています。
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~いちごの活動~

私は栃木県いちご王国アンバサダー、いちごに関する講座やイベントなど、いちごに関する色々なお仕事に携わっています。なぜいちご?と聞かれますが、夫が大病した際、口当たりが良く、ビタミンCなどが効率よく摂取できるいちごは、意識的に食べるようになっていました。出張や旅先でも購入しようとすると、地域によって出回る品種が全く違うことに面白さを感じ、調べては記録をつけたり、産地に足を運んでは生産者さんから直接お話をお聴きしたり・・そんなことをするようになりました。
このいちごの知識を何かに役立てることができないかと思い、栃木県で開催されたいちご検定を受験。今のアンバサダー任命に繋がり、いちご選手権の評価員や、果物ソムリエ資格取得など、活動の幅が拡がりました。いちごの食べ比べを開催すると多くの人が喜んでくれる・・いちごは皆さんが笑顔になる素敵な農産物だと感じています。3年前からトーヨーキッチン名古屋ショールーム様にて、いちごイベントを毎年開催。生産者さんやいろんな皆さんに協力して頂き、2025年も223日(日)に開催予定です。ぜひ名古屋にお越しいただけたら嬉しいです。実は愛知県も生産量4位のいちごの産地。量だけではない魅力発信ができたらいいなと思います。
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全国いちご選手権

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栃木県いちご王国アンバサダー トークイベント

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ストロベリーマーケットin ToyoKitchen名古屋ショールーム


■これからのこと
今年、第13回野菜ソムリエアワードで銅賞を頂きました。
アワード出場にあたっては愛知県、特に東三河の皆さんが沢山応援して下さいました。野菜の大産地、食文化豊かな東三河を、もっと知っていただきたいという思いは、地域の皆さんと同じです。
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第13回野菜ソムリエアワードHP
(活動紹介の動画を閲覧できます。)

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豊橋百儂人の皆さん 豊橋百儂人HP


これからマルシェ活動だけでなく、フードツーリズム企画やアカデミックレストラン、様々な情報発信を通じて、地域のお役に立てるような活動を、地域の皆さんとともに行っていきたいと思っています。

また野菜ソムリエコミュニティあいちの世話人もさせて頂いています。
東三河だけでなく「ALL愛知」で、みんなで愛知の野菜果物を、楽しく盛り上げていけるよう、西と東も繋いでいけるといいなと思います。
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野菜ソムリエコミュニティあいち


勤務していた看護学校が2023年に閉校となり、半生かけて携わってきた看護の仕事を退職しました。今後は野菜ソムリエ・果物ソムリエとして、さらに活動の場を拡げるべく、ちょっとした場所を作る予定です。看護師としての知見も何かに活かせたらと思いますが、そこは模索中です。

ちなみに夫は・・

胃切除後、20年経ちましたが、転移もなく、元気に仕事もこなし、なんと野菜ソムリエやカレーマイスターも取得。ともに楽しく活動しています。

Instagram  kikuko_photo
Facebook https://www.facebook.com/kikusumire

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勝田さんの活動や日ごろのお話からは地元愛知や東三河への愛があふれています。
これから作られる予定の「ちょっとした場所」も楽しみです。

勝田さん、ありがとうございました!

2024年11月28日 (木)

第13回野菜ソムリエアワード 最終選考会レポート

 11月23日(土)、大阪市北区の会場で第13回野菜ソムリエアワードの最終選考会を開催しました!

野菜ソムリエアワードは「日本の農業を次世代に継承する」「食を日常的に楽しめる社会を創造する」という協会理念のもと、社会に貢献する野菜ソムリエの活動発表と表彰の場として開催しているイベントです。

最終選考会では一次選考を通過したファイナリストたちが自身の活動についてプレゼンテーションを行います。
選考は【野菜ソムリエ部門】と【野菜ソムリエグループ部門】の2部門に分けて実施されました。

北は北海道、南は沖縄まで、様々な想いを持って活動する野菜ソムリエたち、そしてその野菜ソムリエを応援したい!という多くの野菜ソムリエの仲間が会場に集まり、会場は熱気に包まれました。

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はじめに、前回第12回野菜ソムリエアワード、野菜ソムリエ部門で金賞を受賞された福岡の野菜ソムリエプロ 貝田輝子さんより、これから発表を行うファイナリストに向けてエールが送られました。
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貝田さんの温かいエールで会場全体の雰囲気も和み、発表者の緊張もほぐれた様子でした。
貝田さん、ありがとうございました!

そして、いよいよ野菜ソムリエ部門からプレゼンテーションのスタートです。

【野菜ソムリエ部門 ファイナリスト】
近藤 裕昭さん(徳島県)、勝田 紀久子さん(愛知県)
辻川 育子さん(滋賀県)、堀 基子さん(沖縄県)
小島 香住さん(神奈川県)、宮地 香子さん(神奈川県)
宮坂 敏史さん(奈良県)、持田 成子さん(熊本県)、
やの くにこさん(愛媛県)、 根本 早苗さん(神奈川県)
林 菜々子さん(北海道)  ※敬称略

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近藤 裕昭さん

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勝田 紀久子さん

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辻川 育子さん

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堀 基子さん

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小島 香住さん

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宮地 香子さん

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宮坂 敏史さん

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持田 成子さん

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やの くにこさん

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根本 早苗さん

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林 菜々子さん

続いて、野菜ソムリエグループ部門です。

【野菜ソムリエグループ部門 ファイナリスト】

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野菜ソムリエコミュニティ函館
野菜ソムリエコミュニティさいたま
野菜ソムリエコミュニティ札幌
野菜ソムリエコミュニティかながわ「たすベジ」プロジェクト
野菜ソムリエコミュニティ滋賀
野菜ソムリエコミュニティあいち
野菜ソムリエコミュニティTOKYO

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野菜ソムリエコミュニティみえ

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野菜ソムリエコミュニティ函館

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野菜ソムリエコミュニティさいたま

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野菜ソムリエコミュニティ札幌

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野菜ソムリエコミュニティかながわ「たすベジ」プロジェクト

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野菜ソムリエコミュニティ滋賀

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野菜ソムリエコミュニティあいち

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野菜ソムリエコミュニティTOKYO

これで発表が終わりました。
参加者の皆様からは
・継続的な活動をしている方が多く、継続は力なりと感じました。
・どの方の発表も素晴らしく、多くの気づきがありました。
・過去から今後へつながる活動であることが素晴らしいと思いました。
・皆さんの野菜ソムリエとしての活動に大変共感し、そして刺激をいただきました!

など、コメントを多くいただきました。

■新野菜ソムリエ上級プロ、野菜ソムリエプロ 授与式■

今回のアワードの会場では、新たに野菜ソムリエ上級プロ、野菜ソムリエプロに合格された方の授与式も行いました。
新野菜ソムリエ上級プロ2名、新野菜ソムリエプロ15名に福井理事長から証書の授与をいたしました。

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代表で野菜ソムリエ上級プロの堀基子さんがご挨拶をされました。


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皆様のこれからのご活躍を祈念しています!

■第13回野菜ソムリエアワード結果発表■

さて、いよいよ結果発表です!
野菜ソムリエ部門 金賞、銀賞、銅賞
野菜ソムリエグループ部門 金賞、銀賞、銅賞を表彰しました。

≪野菜ソムリエ部門≫
金賞★野菜ソムリエプロ 根本 早苗さん
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銀賞★野菜ソムリエプロ 辻川 育子さん
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銅賞★野菜ソムリエプロ 勝田 紀久子さん
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≪野菜ソムリエグループ部門≫

金賞★野菜ソムリエコミュニティかながわ「たすベジ」プロジェクト
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銀賞★野菜ソムリエコミュニティ函館
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銅賞★野菜ソムリエコミュニティ滋賀
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受賞された皆様、本当におめでとうございます!
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受賞された皆様のコメントは結果のリリースに掲載させていただいております。
ぜひご覧ください!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000110263.html

また、最終選考に進まれたファイナリストの活動プレゼンテーション動画をこちらからご覧いただけます!
https://vege-fru.com/award/13th/vote/

最後に会場の皆さんで記念撮影!

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会場では終了後も多くの野菜ソムリエの皆さんが受賞を称えあったり、再会を喜んだり。
野菜ソムリエの輪の大きさ、エネルギーの強さを感じる空間となりました。

最終選考で発表をした皆さんにとっても、発表を聞いた参加者にとっても、
大きな刺激と気づきを得ていただけたのではないでしょうか。

これから、この野菜ソムリエのエネルギーをさらに大きく広く盛り上げていきましょう!
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

●special thanks●

写真撮影
野菜ソムリエプロ くりたひろみさん
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ベジフルフラワー装飾
野菜ソムリエプロ /ベジフルフラワーアーティスト・プロフェッサー
鯵坂 美智子さん
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2024年11月12日 (火)

輝く野菜ソムリエ 第7回 大西真由美さん

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!
資格を活かして輝く野菜ソムリエをご紹介してまいります。

vol.7 大西 真由美(おおにし まゆみ)さん(広島県)
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2012年 野菜ソムリエ取得
2014年 野菜ソムリエプロ取得

■受講のきっかけ
長女が幼稚園に入園した2007年春ごろから食育活動を始めました。
公民館や小学校での活動で、子供の野菜嫌いを心配するお母さんからの質問が多かったことから、野菜をもっと深くしりたい!そしてその魅力をもっと伝えたい!そう思うようになったのが野菜ソムリエを目指すきっかけでした。

■資格取得後~現在
野菜ソムリエの資格取得は、食の仕事への第一歩ともなりました。
それまで食育活動をしていたことから、子育て世代中心の料理教室の依頼をいただくようになりました。
料理教室などの回を重ねていくなかで、更なる知識を得るため、野菜ソムリエプロやその他にも冷凍生活アドバイザーや薬膳に関する資格取得にも挑戦しました。
野菜ソムリエプロ取得後は講演会などの依頼もいただくようになり、経験も増えていき、職業を聞かれて「野菜ソムリエ」と自信をもって言えるようになりました。
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キッズ野菜ソムリエ任命イベント講師

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講演会


野菜ソムリエになって今年で12年。資格を取得してから現在まで、楽しみながら活動ができています。
それは野菜ソムリエコミュニティ広島や全国の野菜ソムリエの仲間が沢山増えたことが大きいと思います。
同じ目的、同じことへの好奇心など、共感してもらえる仲間がいるのは本当に心強いです。
仲間たちとは日常的にSNSでも交流していて、困ったときは助けてもらえるし、私もサポートさせていただいています。

野菜ソムリエ講座にはベジフルクッカリーという講義がありますが、講座を受講した際に講師の先生が「野菜ソムリエになると野菜のように、自分の人生にも彩が沢山加わる」とおっしゃいました。あの時の言葉を今、私自身とても実感しています。

食育活動から始まった野菜ソムリエとしての活動ですが、現在はキッズ野菜ソムリエ育成講師、講演、テレビ出演、記事の執筆、レシピや商品開発など、様々なご依頼をいただけるようになりました。
カルチャーセンターでは「やさいごはん教室」などテーマを決めた講座を定期的に開催しています。
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来年の4月からは季節の果物の食べ比べ講座も開催予定です。

また現在広島市郊外に50㎡の市民菜園を借りて季節の野菜を育てています。10年前に借り始めたころとは気候が変わってきており、夏の野菜が暑さのあまり、露地では育ちにくくなっているのを痛感しています。
一方で、季節ごとの野菜を育て、収穫する喜びも大きく、また収穫した野菜で料理をすることもとても楽しいです。
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そして、今年の後半一番力を入れたのは「ひろしま食の手帖 2025」創刊イベントです。
この「ひろしま食の手帖」はスケジュール帳ですが、各ページに広島の食ネタコラムが書かれています。
例えば、小松菜、ワケギ、くわい、柑橘、イチジクなど、どれも広島が誇る農産物です。
さらに郷土料理特集など広島ネタ満載の読み物としても充実したスケジュール帳です。この創刊イベントで私は「99.9%」ほぼ広島県産食材を使った惣菜3種と、広島県産の旬の果物を使ったスムージーのレシピを考案し、当日の調理も担当しました。
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99.9%広島県産にするには、生産者さん、地元の企業さんの協力なくしては成り立たない企画でした。私にとっても、大変貴重な経験となりました。私は、ALL広島で作り上げたこの手帖を、「この先10年発行していくためのメンバー」の一人になりました。広島のことを知りたければ「ひろしま食の手帖」と言っていただけるような存在になれたらと思っています。
ひろしま食の手帖:
https://amzn.asia/d/7eSIvLC

私の野菜ソムリエとしての活動をお話させていただきましたが、家庭では主婦で2人の娘の母です。毎日のお弁当作りも楽しんでいます。
時々レアな野菜や果物を入れてクレームがつくときもあります(笑)

■これからのこと
これからの目標は、10年後も野菜ソムリエでいることです。私は野菜ソムリエを取得して、毎日がとても楽しく、充実した野菜ソムリエ生活を送っています。 10年後も野菜ソムリエとして楽しく活動をしていたいと思います。
また最近では野菜ソムリエさんから資格の活かし方について相談を受けることも増えてきました。野菜ソムリエ仲間として私ができることであれば協力をさせていただいていますので、遠慮なくご相談ください♪

ホームページ:https://www.yasaitogohan.com/
Instagram: momosakubiyori
ブログ:https://ameblo.jp/momosakukitchen

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いつも活き活きと楽しそうに活動の様子をお話してくださる大西さん。

そんな大西さんを講師にお迎えし、秋冬野菜の魅力をお伝えする無料のセミナーを実施します!
開催日:11/21(木)14:00~と20:00~の2回開催。(各45分間)
興味のある方はぜひご参加ください!
詳細は下記より▼
https://peatix.com/event/4174399

大西さん、ありがとうございました!

 

2024年10月30日 (水)

輝く野菜ソムリエ 第6回 古谷裕子さん

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!
資格を活かして輝く野菜ソムリエをご紹介してまいります。

vol.6 古谷 裕子(ふるや ゆうこ)さん(大阪府)
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2014年 野菜ソムリエ取得
野菜ソムリエプロ 受験中

■受講のきっかけ
12年前、主人がエンジニアから農業に転身。愛媛県で単身1人で農業を始めました。
そんな主人のために私に何かできることがないかと考えていたときに見つけたのが「野菜ソムリエ」という資格でした。
私は早速受講して、2014年に野菜ソムリエになりました。
また、主人も講座を受講し、2015年に野菜ソムリエを取得、さらに2019年には野菜ソムリエプロを取得しました。
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愛媛の畑の様子

■資格取得後~現在
就農一年後に「Vegeフルや」として主人の野菜の販売をすることになり最初は野菜販売のノウハウもなく大変なこともありましたが、
野菜ソムリエになったおかげで、その知識を活かし主人が一生懸命作った野菜の魅力を発信しながら販売することができるようになりました。
現在は地域のマルシェなどに出店し、野菜を販売しています。
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そして色々な場所で販売するだけではなく、野菜に触れておいしさを分かってもらうために子供たちと一緒にcookingをしたり活動の幅も広がっています。
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何よりも嬉しかったことは野菜ソムリエを通して、沢山のご縁ができたことです。
現在は野菜ソムリエfarmersコミュニティで全国の農業を頑張っている野菜ソムリエの皆様との交流の機会もあり、このご縁に感謝しています。野菜ソムリエfarmersは北海道から九州の生産者が集まった野菜ソムリエコミュニティ。
定期的にオンラインで情報交換を行い、それぞれの生産地や農法を学んだり、情報発信のヒントを得ています。
また畑から食卓へ、食をつなぐ活動としてSNSで料理の発信や、会報誌への情報提供も行っています。

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昨年開催された、第12回野菜ソムリエアワードではグループ部門で銀賞を受賞しました!
その際の活動発表の動画が閲覧できますので、ぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=64EGBRoNlqA


■これからのこと
野菜ソムリエの皆さんの活動を知ることで、そこからまた新たな世界が見えてきて、挑戦したいことも増えてきました。
新たに挑戦していることが2つあります。

★1つ目★
現在、月2回のマルシェの際には主人と一緒に野菜を販売していますが、新しい試みとして、実際に野菜をその場で食べてもらいたいという思いから今年の7月から野菜を使ったスープやラップサンドの販売を始めました。
Vegeフルやの野菜をたっぷり使った野菜メニューをたくさんの方に食べてもらいたいという思いです。
いつかキッチンカーでお客様のもとへ行く日が来るかもしれません!(^^)!
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★2つ目★
野菜で作ったブーケに魅せられて、主人の野菜で作りたいという思いが募り
昨年ベジフルフラワーアーティストプライマリーを取得しました。
野菜を卸しているいる店舗さんの周年のお祝いにお花のブーケではなく、主人の作った野菜をブーケにして渡すのが夢でした。
まだまだ小さなブーケしか作れませんが、主人の野菜があるときは、練習で色々作って楽しんでいます。
さらにステップアップしたブーケを作りたいと思い、次のステップに挑戦する予定です。

最後に、
主人が就農して12年目。主人は愛媛県で野菜を「作る人」、
私は大阪で野菜を「売る人」。
全く初めてのことに挑戦し、遠距離農業をしながら夫婦二人三脚で歩んできました。

毎日野菜に触れながら、野菜のことを考えながら過ごしています。

野菜ソムリエとして、沢山の方々に主人の作る野菜の美味しさを知ってもらうために、これからも日々野菜と向き合っていきたいと思います。
今後とも「Vegeフルや」をよろしくお願いいたします。

【出店情報】
*毎月第2土曜日 ぐりぐりマルシェ
*毎月第3土曜日 扇町グリーンマーケット
食べチョクサイト

Instagram @vegefuruya66
       @vegefuruya_farm


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ご主人が愛媛で大切に育てられた野菜を古谷さんがとても大切に思っていらっしゃる様子が伝わってきました。
新しい挑戦の今後も楽しみです!

古谷さんありがとうございました!






 

2024年9月30日 (月)

野菜ソムリエが営むお店 たろちゃんマルシェ(岡山県)

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!

その中にはご自身でお店を営んでおられる方もいらっしゃいます。
そこで、野菜ソムリエが営むお店をご紹介いたします!

今回は岡山県岡山市で野菜ソムリエの今井優成さんが営むお店をご紹介します!
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今井優成さん(岡山県)
・2015年 野菜ソムリエ取得

★野菜ソムリエ受講のきっかけ
講座を受講したのは高校生の時です。
祖父母が農業をしていた影響で野菜や果物に興味がありました。
野菜ソムリエを受講することで野菜・果物について深く知り、生活者の方々に伝えていければよいなと思い、受講しました。

★これまでの経歴
農業高校を卒業後、JAに就職し、営農指導員として野菜農家の方へ栽培技術の指導を行ったり、生産物の販売業務に携わったりしました。
仕事をしていくうちに自分自身が農業を本業としていきたいと思うようになり、
JAに3年勤めた後、祖父母の畑を継ぎ、農家になりました。
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【お店について】
★オープンの経緯
昔から自分のお店を持ちたいという気持ちがありました。
農家をしていてもお客様の声を聞いたり、想いを伝えられる機会が少なく、それを叶えられる場所を作れたらいいなと思い、この度お店をオープンすることになりました。
あとは若いうちにやりたいことにチャレンジしたいなと!

★お店の紹介
店名:たろちゃんマルシェ ~野菜とわらび餅~ 2024年8月21日open!
所在地:岡山市中区下245-1(東岡山駅 徒歩9分)
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とろっとろの生わらび餅と新鮮な野菜・果物をメインに販売するお店です。
野菜や果物は自分が育てたものと、市場で仕入れてきたものを販売しています。
できるだけ季節の野菜や果物を揃えたいなと思っています。
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わらび餅の入った、わらび餅ドリンクや生の果物を贅沢に使ったフレッシュジュースも人気です!わらび餅は店内で手作りしています!

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オープンから1カ月と少しが経ちました。

これから地域の人に気軽に立ち寄ってもらえるお店を作っていきたいと思います。
そしておいしい野菜や果物を食べてもらいたいです!

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今井さん、ありがとうございました!

たろちゃんマルシェ ~野菜とわらび餅~ 
所在地:岡山市中区下245-1(東岡山駅 徒歩9分)
Instagram→tarochanmarche






 

 




2024年8月26日 (月)

輝く野菜ソムリエ 第5回 小川弥生さん

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!
資格を活かして輝く野菜ソムリエをご紹介してまいります。

vol.5 小川 弥生(おがわ やよい)さん(滋賀県)
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2014年 野菜ソムリエ取得
2020年 野菜ソムリエプロ取得

■受講のきっかけ
10年前、家事や子育てに追われる日々の中で、スーパーで旬のお野菜や新顔野菜を見つけると心が躍りました。
季節の移り変わりと共に、旬の野菜や果物に出会い、思う存分楽しみ、また来年を心待ちにする、その繰り返しでした。
料理が好きだった私は、鮮やかな色、形、食感、香りのお野菜を日々楽しんでいました。
そんな中、子どもたちが学校に行きはじめ、日々新しいことを学んでくる姿に背中を押され、野菜ソムリエ講座の説明会に参加し、そして講座を受講しました。大好きな野菜について学び、知らない世界を知る喜びでいっぱいでした。
2014年に野菜ソムリエを取得、その後活動の幅が広がる中で、もっと知識を付けたい、という気持ちが生まれ6年後の2020年野菜ソムリエプロを取得しました。

■資格取得後~現在
野菜ソムリエの資格を取得した後、はじめは自分で楽しむ以外にどうしていいか分からず、野菜ソムリエコミュニティのイベントに参加をするようになりました。
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何度か参加していくうちに先輩野菜ソムリエさんと繋がりができ、イベントのお手伝いや、料理教室などのお声がけをいただくようになり、コミュニティ以外にも活動できる場が広がっていきました。

現在は企業の配信アプリへのレシピ作成や店頭での試食提供、年配の方に向けた料理教室や冷凍生活アドバイザーとしての料理教室の開催などをしています。生産者さんからご依頼いただき、野菜の栄養を逃さない食べ方の提案などもさせていただくことがあります。
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また、ホテルのレストランでシェフと野菜ソムリエがコラボしたイベントにも携わっています。
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このイベントでは、お客様にお野菜の説明をしたり、生産者さんのご紹介をしたり、
『生産者と生活者の架け橋になる』野菜ソムリエの私にとって大切なイベントです。

そして、私が活動の一歩を歩み始める場となった野菜ソムリエコミュニティ滋賀では、今年度から代表を務めさせていただいています。
月に1回、スキルアップのための活動、地産地消や伝統野菜の広報活動、圃場見学や収穫体験など季節に合わせたイベントを開催しています。
コミュニティの会員様には学びの場として、生産者さんとの出会いの場として、野菜ソムリエ同士の情報交換や交流の場として、さらに活動を広げていっていただきたいと思っています。

■これからのこと
野菜ソムリエになり、野菜や果物の魅力にのめり込む一方で、課題にも直面するようになりました。
滋賀県は長寿県ではありますが、野菜の摂取量は低く、まだまだ目標の1日350gには足りていない現状です。
これからも変わらずお伝えしていくことは、
「地元の旬のお野菜を食べてください!」です。
その土地の気候や土壌に適した旬の地場野菜は、輸送時間も短く、より新鮮で、栄養価の高い状態で食卓に並べることができます。
地元の野菜に目をむけてもらったら、生産者さんの顔が見えてきます。
生産者さんの想いやこだわりを知ることで、より意識して手に取ることができるのではと思っています。
また、料理教室などで参加者の方たちと接していて、「初めて知りました!」とお声をいただくことも多く、
まだまだお伝えできることがあると感じるので、これからも一人でも多くの方へ野菜の魅力や楽しみを伝えていきたいと思います。

そして今年から滋賀産の青パパイヤを有志で盛り上げていこうと『近江青パパイヤ大作戦』を企画し、運営メンバーの一人として取り組んでいます。青パパイヤの酵素をはじめとした多彩な栄養成分や、手軽な食べ方提案をして、認知度向上、消費拡大に繋げていきたいです。
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近江青パパイヤ大作戦Instagram
http://www.instagram.com/oumiao8813

生産者さんと生活者、双方の信頼関係によって、地元の農業の発展、ひいては後継者問題の解決に繋がっていくことを願って、
これからも日々努力をしていきたいと思います。

Instagram http://www.instagram.com/yasai.biyori

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
様々な活動に精力的に取り組まれている小川さん。
その活動一つ一つで多くの方へ野菜の魅力を伝えておられます。

これからのご活躍も楽しみです!

小川さん、ありがとうございました!

2024年7月19日 (金)

輝く野菜ソムリエ 第4回 吉田聡さん

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!
資格を活かして輝く野菜ソムリエをご紹介してまいります。

vol.4吉田 聡(よしだ さとし)さん(福岡県)
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2010年 野菜ソムリエ取得
2012年 野菜ソムリエプロ取得

■受講のきっかけ
2009年頃広告代理店でのサラリーマン時代に(広告を担当するはずが)青果売り場の仕入れから販促までを急に任されることになり
地元の農家さんやJAに話を聞きに行く機会ができ、その時に自分の知識のなさを痛感。
きちんと野菜や果物のことを勉強しようと、「野菜 資格」で検索したら
「あなたも最短1カ月で野菜ソムリエになれる!」というキャッチコピーを見つけて思わず
ポチっとボタンを押しました。これが私の野菜ソムリエの受講のきっかけでした。

■資格取得後
資格取得後、一番変化があったことは、自分自身の食への関心でした。それまで特別に食に興味があったというわけではありませんでしたが、野菜ソムリエ取得後、野菜果物のことをもっと詳しく学びたくなり、野菜ソムリエプロを受講、さらにその他にも食のことを沢山学びたいという気持ちになりました。

野菜ソムリエプロを取得後は野菜果物の魅力をどう伝えていくか、ということに悩みました。
そんな時出会ったのが、某カレーチェーンの社長の「誰にでもできることを続けていくことが一番難しい。」という言葉。
その方は誰でもできることを26年間続けたそうです。

その言葉を聞いて、私は「毎日一枚野菜や果物の絵を描いて魅力を伝える」ことを始めました。
もともと絵を描いたり、学んだりしていたわけではなかったのに、なぜか「絵を描く」ということを選んだわけです。

2012年に絵を描くことをはじめて、24年7月現在も毎日1枚の絵を描く活動は継続中!
毎日欠かさず野菜や果物の絵を描き、4000日以上続いています。
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この活動のおかげ?!で野菜ソムリエアワードにも出場することができ、2016年の第5回野菜ソムリエアワードで金賞を受賞、日本一の野菜ソムリエになることができました。

絵を描く、という活動に関しては新型コロナウイルスの影響で自宅待機が続いていた時期には、各都道府県の野菜、果物を塗り絵にして無料で配布を行い、全国各地で活用していただきました。
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さらに今年、2024年3月には「VETNAM NFTアートコンテスト2023」で2000点を超える応募の中から「ベトナムの野菜果物図鑑」という作品で特別賞を受賞しました。

■現在の活動
2015年からは野菜ソムリエをはじめ食の知識を活かした「食専門の広告代理店あどべじ」を経営しています。
デザインなどに加えて、食のマーケティングやブランディングなどを専門にしたセミナーを直売所や飲食店、JAなどに行っています。
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POPの書き方セミナー

また毎年秋には福岡県の食育事業で小中学校に出向き、野菜ソムリエのゲストティーチャーとして授業を行っています。
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食育授業風景

■別の一面も、、
実は無類の「激辛好き」。激辛の文字を見るとついつい食べたくなってしまいます。
激辛好きが高じて地元メディアに何度も出演したことも。
また、マツコ・デラックスさんの番組にも出演させていただきました。
「マイトウガラシ」も数種類持ち歩いています!
そして、この度協会のオンラインセミナー「One Vege Project~トウガラシ~」を担当させていただくことになりました。
世界中に沢山の種類があるトウガラシについて基礎知識からマニアならではの情報まで、トウガラシの魅力をたっぷりお伝えしたいと思います。

■これからのこと
続けていくことは「野菜果物の絵を毎日描くこと」です。
わたしにきっかけを与えてくれた方は26年間だったので、その上、27年間を目指します。
そして一度は海外で個展を開きたいです。
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能登半島地震の復興を願って描いた作品

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福岡県宗像市の赤間館で行った個展

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福岡市アクロス福岡で開催した「831枚の野菜展」
8月31日の野菜の日にちなんで831枚の野菜の絵を展示


そして仕事の面では今年の4月から福岡県の八女市にある保育園に勤めています。
将来的には野菜ソムリエ仲間にも協力を仰ぎながら、子供たちの食育に取り組んでいきたいと思います。

HP: https://advege.com/
instagram: https://www.instagram.com/3104art/
instagram(激辛): https://www.instagram.com/hakatagekikaraking/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
広告代理店でのお仕事がきっかけで野菜ソムリエの世界へ。
そこから様々な過程を経て保育園でのお仕事へ。
また、たまたま出会った言葉がきっかけで、「絵を描く」ことも吉田さんの1本の道に。

吉田さんのお話をお聞きして、人生の無限の可能性、を感じました。

吉田さんが講師を務める「One Vege Project~トウガラシ~」も
新しい発見と感動に出会えるはず!
ぜひふるってお申込ください!

吉田さん、ありがとうございました!




2024年6月18日 (火)

輝く野菜ソムリエ 第3回 小路裕さん

野菜ソムリエの累計受講者数は7万人を突破。

資格取得後は仕事に活かしたり、地域の仲間と共に活動したり、趣味として楽しんだり、
料理教室や講座を開いたり。
その活かし方は百人百様です!
資格を活かして輝く野菜ソムリエをご紹介してまいります。

vol.3小路 裕(しょうじ ゆたか)さん(大阪府)
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2021年 野菜ソムリエ取得
現在、野菜ソムリエプロ取得に挑戦中

■受講のきっかけ
私と野菜の繋がりをもっとも大きく変えたのは、祖父から5年前に休耕田を受け継いだことでした。
この休耕田だった土地を父が草を刈り、私が野菜を育てるという役目でスタートしました。

まずは野菜作りを学ぼうということで、(平日は会社員として働いているので)週末に農業スクールに通い、そして試行錯誤の週末農業がスタート。
やってみたら、探求心に火がついてしまい、育てている野菜の知識も増やしたいという気持ちになり、これが野菜ソムリエの講座を受講するきっかけになりました。

■資格取得後
野菜ソムリエの資格を取得してからも興味があるのは野菜栽培に関することでした。
色々な農家さんの栽培について話を聞きに行きたい、と考えていたところに、コミュニティの活動で大阪の農家さんで収穫体験イベントがあることを知りコミュニティに入ることを決意しました。
コミュニティでは野菜ソムリエ仲間との交流機会も多く、野菜ソムリエの皆さんの活動内容や知識の多さに驚きを受けています。
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現在はコミュニティの幹事になり、収穫体験などの企画に携わるようになりました。
昨年末ごろからマルシェで野菜ソムリエが野菜の魅力を発信できる機会を作りたいと思っていましたが、その企画がこの6月に実現できました。
難波神社で月に1度開催されている「ぐりぐりマルシェ」というマルシェに参加させていただき、旬の野菜の販売を行いました。このマルシェでは私の育てたジャガイモとミニトマトも販売しました!
また、販売と一緒に野菜の栄養や食べ方、栽培のこだわりなどの情報もお伝えし、野菜の魅力を発信できる機会を作ることができ良い経験となりました。
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■これからの目標、夢
休耕田での野菜作りをスタートして、父とは一緒に作業をしながら話をする機会が増え、母には採れた野菜を料理してもらうようになったことで身近にいる家族とのつながりが強くなりました。

また、野菜を通して人と出会える機会も多くなりました。このような人との繋がりで得られる喜びや体験をこれからもっと増やしていきたいです。
まずはマルシェや収穫体験にもっと参加していきたいです。

それから、現在野菜ソムリエプロの資格取得にも挑戦しています。
これからもっと知識を増やして野菜の魅力を伝えていきたいです。

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祖父様から休耕田を受け継がれたことをきっかけに新しい世界へと繋がり、
人との新しい繋がりも広がっておられます。
畑では今はミニトマトやズッキーニ、空心菜やトウガラシなどを育てられているそうです。
育てたお野菜は大阪府太子町の道の駅「近つ飛鳥の里・太子」にも出されています。
ぜひ食べてみたいですね!

小路さんありがとうございました!





 

«輝く野菜ソムリエ 第2回 荒川雅子さん

このブログについて

  • 日本野菜ソムリエ協会大阪支社のブログです。
    大阪支社で担当している地域の野菜ソムリエ情報をお届けいたします。
    なおブログ上でのコメントへの返信は控えさせていただいておりますのでどうぞご了承ください。

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