シイタケのおはなし
昨日大阪ではしいたけについての色々を学ぶベジフルラボが開催されました。
(ベジフルラボは毎回テーマを決め、その食材について詳しく学ぶ大人気のシリーズです。)
教室にはこんなものが!はるばる鳥取県よりやってきました!!
(菌興椎茸協同組合さまよりご協力いただきました。ありがとうございました。)
原木しいたけです。とってもかわいい!!
このしいたけの裏のひだひだのところ、触ってみると
とってもやわらかくて感激です!
しいたけをはじめ、きのこと日本人の関わりはとても古いそうで
なんと縄文時代から人々の身近な存在にあったそうです!
(へぇ~!!!)
ところで「原木栽培」と「菌床栽培」という言葉を聞かれたことがありますか?
原木栽培は、その名の通り広葉樹の原木に種菌を植え付け
手入れの行き届いた里山で長い時間をかけて栽培されるそうです。
なんと、菌を植えてからしいたけが発生するまで約1年半もかかるそうです!!!
一方、菌床栽培はおがくずに栄養剤を添加した人工培地で
栽培する方法で原木栽培に比べると短期間で栽培できるそうです。
原木栽培は時間はかかりますが、原木の栄養分だけで育つ
自然に近い栽培方法なのです。
そして伐採した切り株からは再び萌芽して若々しい木に戻っていくので
しいたけの生産活動は里山を元気にする役割を果たしているそうです。
これまで「原木栽培」という言葉は聞いたことがありましたが
栽培にこんなにも長くの時間を要すること、
でもそれは自然に優しい方法で、しかも原木林(コナラやクヌギの林)
の保全にもつながっているということを初めて知りました。
なんだか、、、これからはしいたけを見る目が変わりそうです♪
« いちおしカルテレシピ紹介vol.4 | トップページ | ジングルベル♪ジングルベル♪♪ »
「15.その他」カテゴリの記事
- 『おいしい山形商談会』『西洋なしフォーラム』のご案内(2015.10.15)
- 野菜ソムリエ通信 2012年春号(2012.03.06)
- 2012年 スタート!!(2012.01.01)
- 野菜ソムリエの「輪」(2011.12.16)
- ジングルベル♪ジングルベル♪♪(2011.11.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント