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2011年11月17日 (木)

わたしのベジフルライフvol.1 大野企美子さん

わたしのベジフルライフでは、自分なりの素敵なベジフルライフを送られている方に
スポットを当て、その方のベジフルライフについてご紹介していきます。

わたしのベジフルライフ vol.1 大野 企美子さん(香川県)Photo

大野さんは2009年に地元の香川でジュニア野菜ソムリエの講座を受講され、資格を取得されました。
大野さんのご受講のきっかけは何だったのでしょうか?

「主人が糖尿病になったことがきっかけで、
野菜や果物を意識して多くとりいれた食生活を始めました。
すると主人の血糖値が正常値にまで下がったんです。
まさに自然のパワーのすごさを実感しました。
このことがきっかけで野菜や果物に興味を持ち始め、
ジュニア野菜ソムリエの講座を受講しました。」

「興味を持ったことで美味しい野菜や果物と出会うようになり、
毎日の食事もますます楽しめるようになりました。」と大野さん。

資格取得後は野菜ソムリエコミュニティかがわの活動にも参加され、
メンバーの方と県内の幼稚園や小学校などで子供さんや若いお母様方に
野菜や果物のおいしさやすばらしさを伝える活動をされています。

Photo_27

そんな大野さんは次のステップである野菜ソムリエにも挑戦されました。

「香川県は日本一狭い県ですが沢山の野菜や果物をつくっています。
それなのに香川県民の野菜の摂取量は男性が全国ワースト1位、女性ワースト2位で
とても低いのです。(平成19年度厚生労働科学研究)

その上、道路の舗装率も日本一ということも関係してか(笑)、
香川県の糖尿病の受療率は全国第2位という現状を知り、
(残念ながら厚生労働省の2008年の調査では徳島を抜いて1位になりました。)
これは私の体験が役に立つのでは!と思うようになりました。
人に伝えていくために野菜や果物のことをもっと勉強したいと思い、
京都で開講された野菜ソムリエ講座を受講しました。

地元から離れた場所での受講でしたが、講座では座席が近かったことがきっかけで
すばらしい仲間7人とも出会うこともできました。」

その仲間の皆さん同士で励ましあいながら野菜ソムリエに合格したという大野さん。
この受講がきっかけでさらに新しい展開があったそうです。

「この出会った仲間と一緒に『8sai★ful』というチームを作りました。
住む場所も生活事情も違う8人ですが一つの同じ目標に向かって進み始めました。」

その目標は
子供から大人まで、楽しみながら野菜果物の素晴らしさを伝えること 

そして今年の10月初め、初めてのイベントとなる
「野菜ソムリエのあおぞらキッチン」を開催。
自然豊かな京都の空の下、薪割りから自分たちで行うカレー作りをされました。

8saiful
8sai★fulの皆さん

このカレー作りには野菜ソムリエらしいポイントがいくつも。
旬の果物である梨をすりおろして入れたり、
材料として品種の違う2種類のトマトを使った2通りのカレーをつくり、
その味を比べてみたり、トッピングにも炭火で焼いた野菜を使ったり、、、
Photo_4 Photo_5

「実際に体験しながらカレー作りを行ったことで参加者の皆さんには
野菜の魅力に興味を持っていただくことができたようです。まだ小さな第一歩ですが、
今後も私たちらしい活動を続けていく予定ですのでお楽しみに♪」とのこと。

そんな大野さんにレシピをひとつ紹介していただきました。
そのレシピとは「バナナヨーグルト」です。

これは高校時代、朝食をあまり食べない娘を心配して
大野さんのお母様が毎日作ってくれたメニューだそうです。
「バナナヨーグルトは家に遊びにきていた友達のお気に入りにもなり、
何十年も経った今でも作って食べてくれているそうです。
もちろん我が家でも家族のお気に入りの一品です。」

~バナナヨーグルト~Photo_7
材料(3人分):
牛乳    200cc
レモン   2個
ハチミツ   大さじ2
バナナ    2本

作り方:
①器に牛乳を入れ、そこにレモンの搾り汁を入れる。
②①にハチミツを加えてよく混ぜる。
③バナナを一口大に切って②に入れればできあがり♪

ポイント★
レモンとハチミツの量はお好みで。
レモンを多めにした方がバナナの甘さが引きたち、
朝、食欲がない時でもすっきりと美味しくいただけます。

お母様の手作りメニューがずっと引き継がれているのですね。
素敵なエピソードをありがとうございます♪

「香川でジュニア野菜ソムリエになったこと、京都で仲間たちと出会ったこと、
私にとってこれらのことはとても意義深いものです。
野菜、果物に興味を持ったことで日々の食生活を楽しめるようになり、
ひいては健康にも繋がっていきました。
野菜・果物のおかげで元気になった主人も今では野菜や果物の魅力にハマり、
高松市の野菜教室に通ったり、野菜作りにチャレンジしたりしています。

まさに主人が糖尿病になったことがきっかけとなり、
私たち夫婦の生活は大きく変わりました。
今後は一人でも多くの方に私たちの経験したことをお伝えして、
日々の食生活を楽しんでいただけるようになってほしいです。
そのためにも野菜や果物のおいしさ、素晴らしさを伝える活動を
今後も続けてまいります。」

食べるというのは毎日のことなので、それを楽しめるようになるというのは
大切なことですよね。

大野企美子さん、ありがとうございました。

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