わたしのベジフルライフ vol.19木下志保(きのした しほ)さん(鳥取県)
わたしのベジフルライフでは、自分なりの素敵なベジフルライフを送られている方に
スポットを当て、その方のベジフルライフについてご紹介していきます。
わたしのベジフルライフ vol.19木下志保(きのした しほ)さん (鳥取県)
野菜ソムリエ
鳥取県で野菜ソムリエとして活躍されている木下さん。
現在は、県職員で、農業に関わる技師として働いておられます。
現場で生産者と話をしているうちに、
農業を取り巻く環境の厳しさをひしひしと肌で感じ、
この厳しい状況を打破するため、
野菜、果物の消費の低迷を何とかすることができないか。
そう思っている時に野菜ソムリエの存在を知り、
受講されたのがきっかけだそうです。
大学で食物栄養学を学ばれ、農業関係の職場で勤務されていますが、
受講後、これまで持っていた知識と知識がつながられたそうです。
『使える知識になった現在は、常に色々な立場でものを考え、
野菜ソムリエで学んだ提案者として、どうあるべきかを考えることで、
自分の思いや考えを、以前より上手に相手に伝えられるようになったと思います。』
職業柄、多くの生産者と関わり、本当においしい状態の農産物と触れる機会に
恵まれているとおっしゃる木下さん。
その魅力を野菜ソムリエとして、生活者に伝えていきたいともおっしゃっられています!
そんな木下さんですが、
昨年秋には、コミュニティの仲間で、鳥取の旬の野菜と果物をナビゲートしながら、
創作ランチとして提供するイベントを企画し、開催されたそうです。
また、今年4月に自治体パートナーとなっている鳥取県の企画である、
『野菜ソムリエ食のみやこ鳥取県PRサポーター』に登録し、
今後、鳥取県の豊かな食材の魅力を発信されるそうです。
家庭では、仕事を通じて知り合った生産者さんのところへ息子さんと訪問し、
収穫体験をしたり、料理をしたりと食育を実践中だそうです。
『仕事で食育にも関わってきました。
若いお母さん方の「食」への関心の低い実態を、
たくさん目の当たりにしてきました。
幼い頃からの食習慣は重要と考えます。
私は今後の活動として、子育てをしているお母さんをターゲットとして、
採れたての野菜が食べられる機会や生産者と交流する場を設定するなど、
本物の野菜や果物の魅力を体感して頂き、
「食」にこだわることの楽しさをお伝えしていきたいと考えています。』
生産者の近くにいるからこその『野菜・果物の感動』は、
ホントにリアルなものだと思います。
それを生活者に伝える木下さんは、
まさに生産者と生活者の架け橋として活躍する野菜ソムリエの役割を
果たしておられると思います。
魅力ある野菜・果物が豊富にある鳥取県のお母さん達が、
おいしい食材に気付き、こだわる日がくるといいですね!
木下さん、ありがとうございました。
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