野菜ソムリエ★ナビ

  • 野菜ソムリエブログリンク集 野菜ソムリエ★ナビ

野菜ソムリエ養成講座

  • 野菜ソムリエ養成講座

Copyright(C)

  • 2011 Japan Vegetable Sommelier Association All Rights Reserved.

« わたしのベジフルライフ #29 斉藤 香織(さいとう かおり)さん(高知県) | トップページ | 【新シニア野菜ソムリエ誕生のお知らせ!】柳井さつきさん »

2016年4月15日 (金)

野菜ソムリエのお仕事紹介 vol.4

野菜ソムリエのお仕事紹介
野菜ソムリエを活かして働く野菜ソムリエパーソンのお仕事を紹介します。

vol.4 藤林 亮さん
ジュニア野菜ソムリエ
Café&Meal MUJI 難波  シェフ / 部門マネージャー

Photo_13

野菜ソムリエのお仕事紹介。
今回は無印良品でおなじみ、株式会社 良品計画
Café&Meal MUJI  難波でシェフとして働く藤林 亮さんをご紹介します。

◆Café&Meal MUJIとの出会い◆

藤林さんはもともとは機内食を中心としたメニュー開発の仕事をされていました。

「仕事をする中で野菜のことが知りたい。
現場で知れることと 学問として知れること、つながってこそだ。」

と思いジュニア野菜ソムリエを受講されたそうです。

その後フレンチの名店で約2年修行された後、
株式会社 良品計画が運営するCafé&Meal MUJIに就職されました。


「修行していた店で素材を大事にするシェフの仕事を見て、とても深い意味で
命をいただく、そういったことを大切にできる人間になりたいと思った。」

そんなときに素材を大切にしているCafé&Meal MUJIに出会われた藤林さん。

Café&Meal MUJIでは太陽や土、水の恵みがたっぷりと染み込んだ素材そのものの味を生かし、自然のうまみを引き出すために、できる限りシンプルな調理をされているとのこと。

環境に配慮した農法を積極的に採用し、
その土地ならではの伝統料理をメニューに取り入れることで、
歴史ある食文化を次世代につなげる試みも行い続けておられるそうです。
Img_6166
素材を大切にしたデリの数々。化学調味料は最小限、保存料はいっさい使用していない。

そんな姿勢に共感され藤林さんはCafé&Meal MUJIでお仕事を始められました。

藤林さんは今入社3年目。
仕事は調理はもちろんのこと、スタッフの教育から食材の商談、
全国の産地訪問と多岐に渡ります。

スタッフの教育では保存方法や食材の扱い方、応用の仕方などマニュアルだけでは
伝えきれないことも含めて教えているそうです。

また産地訪問では野菜だけではなく、漁師さんに一緒に船に乗せてもらい、
実際に漁にも出られるそう!どんなものが、どういう風に水揚げされるかが
気になり、すぐにお願いしてついて行かれるそうです。(笑)

現地の方とお酒を飲み、言葉を交わすからこそ生まれる
人情を大切にされています。

◆大人気!料理講習会◆

それら仕事の中でも野菜ソムリエユニットのベジフルMamanさん
(廣江美和子さん、植谷佐江子さん)とのコラボで開催されている
料理講習会は、会員が150名にも達し、毎回すぐに満席になるほどの大人気!

4
伝統野菜の守口大根を紹介する藤林さん

講習会では
♩家に帰って同じように作れる
♩普通に購入可能な食材で作れる
♩子供~お年寄りまでが食べられるようアレンジが可能


そんなメニューを紹介されているそうです。

藤林さんの美味しい料理とわかりやすい講習、
ベジフルMamanの楽しい野菜の話も聞ける大満足な内容で
リピーターもとても多いそうです。
Photo_5
ベジフルMamanのお二人

◆伝統野菜との出会い◆

そしてベジフルMamanと一緒に料理講習会をされる中で、
藤林さんは伝統野菜に興味を持たれました。

ここで驚いたのは藤林さんの熱い気持ちと行動力

興味をもった藤林さんは実際に生産者さんを何度も訪ねるようになりました。

そして、自ら生産者さんと交渉にあたり流通業者さんとも関係を築きあげ
Café&Meal MUJIのメニューに伝統野菜を取り入れることを始められました。
Photo_6Photo_7
お店には藤林さん手作りの産地レポートも。


今では天王寺蕪、田辺大根、高山真菜など、なにわの伝統野菜を
はじめ全国各地の生産者の思いがこもった野菜が
メニューに取り入れられています。

告白するときメールですか?電話ですか?
会いに行って告白するでしょ?(笑)  と藤林さん。

「現地で実際に見て、話をしてこそ分かることが、いっぱい、ある。
実際に会って思いを伝えるからこそ愛情というものが、生まれます。
この人が作ったこれだからこそ、使いたい!」

そういう思いで全国各地の産地を訪問されているそうです。
ただ美味しいだけではない、その食材が持つストーリーを大切にされています。

高知県白木谷で生産加工されている「乾燥タケノコ」のエピソードも
とても印象的でした。

竹林を守るための竹林清掃の過程で採れるタケノコ。
本来は捨ててしまうだけのものを手間をかけて加工した
乾燥タケノコ。高知県でこの食材に出会い、その美味しさに感動した
藤林さんは実際に産地を訪れ、作業を体験し、そして
Café&Meal MUJIのメニューに取り入れられました。
Photo_8

そしてなんと!産地の生産者さんたちが
観光バスに乗って難波の店舗までそのメニューを食べにきてくれたそうです。

このお話を聞き、とても心が温まりました。

◆これからのこと◆

最後に藤林さんにこれからのことをお聞きしました。

「根っこ(生産者)から先っぽ(食べる人)まで同じ気持ちが伝わる、
そんな料理をこれからも作っていきたい。」
と藤林さん。

「心からの義理と人情を大切に。道をはみだしてもいいから前進あるのみ。
経験ほど価値のある財産はこの世に存在しない。」
というお言葉をいただきました!

「仕事は大変なことのほうが多い。だからこそ自分で楽しく、面白くしていくことが
何より全てにつながる道となっていく。」ともおっしゃっていました。

お話をお聞きして、仕事は自分次第でいくらでも切り開いていけるんだと
思いました。
また、人や食材に対する、熱い熱い思いにも強く感動しました。

藤林さん、ありがとうございました!

« わたしのベジフルライフ #29 斉藤 香織(さいとう かおり)さん(高知県) | トップページ | 【新シニア野菜ソムリエ誕生のお知らせ!】柳井さつきさん »

05.わたしのベジフルライフ」カテゴリの記事

このブログについて

  • 日本野菜ソムリエ協会のブログです。
    全国の野菜ソムリエ情報をお届けいたします。
    なおブログ上でのコメントへの返信は控えさせていただいておりますのでどうぞご了承ください。

2025年6月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30