ハーブ王子に学ぶ「野草」
こんにちは。
野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。
ハーブ王子として活動されている山下智道さんの「野草講座」が札幌支社で開催されたので、受講してきました。
山下さんは、小さい頃から草花や野草が好きで、おばあさまからドクダミ茶、ヨモギ団子などを教えてもらったり、とても身近なものだったそうです。
現在は、野草講座の他、野草散策ガイド、野草ガーデンの監修など幅広くご活躍されているそうです。
植物には、野菜、ハーブ、雑草、山野草、野草、山菜、薬草など様々な呼び名がありますが
例えば、畑で育てられたものが野菜で、畑や庭に意図せずに生えてきているのが雑草、
でも、雑草の中には食べられる植物もあり、それらを野草と呼ぶそうです。
畑や庭だけでなく公園や道端にもよく観察してみると食べられる雑草=野草があるそうで
実際に札幌の街で山下さんが採ってきてくれたものがこちらです。
こんなにも食べられるものが道端に生えているなんてビックリです!
オオバコ、タンポポ、ホトケノザ、ブタナ、ギシギシ、スイバ、ヨモギ、ユキノシタ、
ドクダミ、スギナ、ヒメジオン、シロズナ、フジ、クズ、ハコベ、ニリンソウ など
1つずつ丁寧に効能や食べ方、また植物の増え方まで教えていただきました。
タンポポやヨモギなどはメジャーですよね。
フジの花も食べられるとは知りませんでした。
エディブルフラワーとしてサラダに彩りで加えたり、白ワインやサングリアなどにつけるとおいしいそうです。
ギシギシという植物は酸味があり、ジャムにするとおいしくて、新芽は少しヌルヌルしているそうです。
ハコベは春の七草の1つ。
抗菌作用があり、江戸時代には歯磨き粉変わりに使われていたそうです。
そう言えば、以前にレストランでお魚にハコベが添えられていて
美味しかったのを思い出しました!
レストランのシェフの手にかかれば、野草もおいしいお料理に変身してしまいますね。
(その他のおいしいお料理の数々は コチラ をご覧くださいね)
これからは、お散歩していても楽しくなりそうです。
ただ、野草はとても似ていて毒があるものが多いので注意が必要だそうです。
道に生えている野草を採って食べるには、勉強が必要ですね。
今度は、野草散策ガイドに参加してみたいです。
【野菜ソムリエプロ・出口恭美子 プロフィール】
2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!
北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。
また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を活かし、
QOLの向上を目的に食事バランスや野菜・果物の必要性&魅力を伝える講師活動やコラム執筆なども行っています。
お仕事実績は、こちらをご覧ください→ 野菜ソムリエカンパニーHP
個人ブログも更新中です→ 野菜でおいしく美しく♪