ミニトマトの収穫!
今年も北海道の短い夏は終わり…
季節の移ろいを 改めて感じる今日この頃です
とはいえ…
日中の日差しは なかなか 残暑 厳しく
夏場に元気に育った 野菜たちが収穫の時を今か今かと待っています。
そんな中、 ミニトマト農家さんの畑を訪れ 学ぶ機会がありました
天候が不安定… しかしなんとか雨は降らず
石狩市は高岡地区にある畑へと到着しました。
ここ、高岡地区は150年前に先人が入植し野菜栽培や米作りが行われて来たとの事。
丘陵地帯であり、また土質は非常に土が硬い土地であることから、
平成9年に水を使ったものを何か作りたいということで『ミニトマト』の栽培がはじまりました
。実のなるもの、味がわかるもの。それが『ミニトマト』でした。
今回はこちらのビニールハウスで 見学だけではなく、収穫も行います
靴からの菌を持ち込まないように完全防備です。
赤~淡めのミニトマトを収穫します時間は約15分。
鈴なりです
そして…夢中になる。欲張る。
ヘタが取れてしまうと商品価値がなくなるため、食べる。
劣化も少なく、上物が多く収穫できる品種との事です。
ミニトマトですが、栽培開始時期は早く、
北海道では 毎年 雪がまだ深く残る2月から始まるので
除雪作業が トマト栽培のはじまりだそうです。
そして 2月中旬に播種したものが今回収穫したミニトマトへと成長しました。
ミニトマトは中南米が原産地の暑さに強い野菜であり
水は少なめと言われるのを耳にする機会も多くありますが、
人の食事と同じように、『水も土も肥料も必要。バランス良く与える』(※食べる。)事が大切であると 生産者の方がおっしゃられていたのが印象的でした。
今年のミニトマトは 春先の定植期に気温が高く、地温が保たれたため、
現在も良い状態を保っているとのことでした。
天候に左右される生産の現場。今回は 収穫も体験し、
育てるまでの管理の苦労も身近に感じる事ができる1日となりました
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