南富良野町へボランティアに行ってきました
こんにちは、アクティブ野菜ソムリエ・ベジフルライターの出口恭美子です。
8月に北海道・東北地方を襲った一連の台風が激甚災害に指定されました。
一連の台風の被災地の1つである南富良野町へボランティアに行ってきました。
南富良野町では、大雨で空知川の堤防が決壊し、町中が水浸しになってしまったそうです。
堤防が決壊した時には、道路や家に水が押し寄せたそうですが、既に10日以上たっている事もあり、家財道具などは既に外に搬出されていました。
午前に伺ったお家では、車庫周りのアスファルトがひび割れし車庫の下、玄関の下の土は水で流されてしまっていました。
まずは、ひび割れしてしまったアスファルトをそのままにしておけないので、運びやすいように割り、そして庭の隅にまとめておきます。
最初はすごく時間がかかる大変な作業だと思いましたが、みんなで手分けしてやったら半日で終了しました。
お家の方もすごく喜んでくれて、氾濫当時の出来事などを教えてくださりました。
午後から伺ったお家では、床下浸水の被害にあわれ、床下に泥が大量に入り込み、匂いがしてきたという事でした。
泥をそのままにしておくと、腐ってきてしまうので、全てかきださないといけません。
床下には泥がたまっていて、男性は寝ころびながらの作業になってしまうので、体の小さな女性が床下に入り、泥をバケツにいれてきました。
そのバケツを男性に引き上げてもらい、庭の隅に積み上げていきます。
最初、床下に入った時は、暗くて狭くて匂いもあり、正直すごく恐かったです。
でも、1人じゃないし、何かしたくてココに来たわけだし、とがんばりました。
偶然その日1日だけ一緒になった5人のチームでしたが、最後の方は息ピッタリ。
ボランティアに行っても私に何ができるんだろう?足手まといにならないだろうか?など心配でしたが、1人で作業を行うわけではありません。
みんなで助け合う事で復興が進んでいきます。
人のチカラ、みんなの想いが復興には不可欠だという事を改めて感じました。
北海道の被災された地域では、ボランティアセンターが立ち上がっていて、まだまだ人のチカラが必要です。
北海道では、南富良野町以外でも十勝、北見、足寄など道東、道北を中心に台風や大雨による被害があります。
収穫間近だったタマネギ、ジャガイモ、ニンジン、ソバ、トウモロコシなども被害にあっています。
道路脇などにつまれた泥の中にはつぶれたニンジンがまざっていたり、泥をかぶり水にぬれてしまったタマネギがつまれていました。
今まで大切に育ててきた農産物、、農家さんのご苦労、ご心境は計り知れません。
私たちの食卓を支えてくれている北海道の農業の為に私ができる事をこれからも続けていきたいと思います。
2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!
北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。
また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を生かし、
QOLの向上を目的に食事バランスや野菜・果物の必要性&魅力を伝える講師活動やコラム執筆なども行っています。
お仕事実績は、こちらをご覧ください→ 野菜ソムリエカンパニーHP
個人ブログも更新中です→ 野菜でおいしく美しく♪