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2017年3月

2017年3月28日 (火)

野菜ソムリエプロによる季節やさいの勉強会

こんにちは。野菜ソムリエ、ベジフルライターの福島 陽子です。

雪がとけてきたと思ったら、急に吹雪いたり、落ち着かない天気の日々が続いていますね。

そんな待ち遠しい春を迎えに行くような催しが、先日、野菜ソムリエ協会 札幌支社で開催されたので参加しました。勉強会のタイトルは「季節やさいの勉強会~2017 春」。

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北海道ではたくさんの種類の野菜が生産されていますが、品種が違えばその味や調理法も違います。この講座では、それぞれに最適な調理法を覚え、野菜を美味しく食べきる方法を学びました。

今回のテーマは、もやし、玉ねぎ、ニラです!

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前半は、栄養価や保存方法、特長など、これらの野菜の基本について詳しく教えて頂きました。

まずは、日本の食卓に欠かせない もやし。しかし、近年もやしの生産農家さんが減少しています。原料となる緑豆が値上がり傾向なのに対し、安い販売価格を変えることが出来ないのが理由だそうです。

農家さんの厳しい現状を知り、もっと もやしを食卓で利用したいと感じました。

もやしは保存する場合、袋のまま冷蔵庫に置くのが適していますが、1日でビタミンCが約30%減少するそうなので、買ったその日のうちに食べきりたいですね。

続いては 玉ねぎです。玉ねぎ特有の臭いは硫化アリルなどのイオウ化合物の臭いで、玉ねぎを切ると涙がでるのもこの成分のため。硫化アリルには殺菌作用、ビタミンB1の吸収を高める作用のほか、新陳代謝が促進される効果があると言われています。

日本の1年間の玉ねぎ収穫量は107万トン。この収穫量を全都道府県別でみると、北海道が第1位で、全国の収穫量の50%以上を占めているそうです。

そのうち40%の収穫量を占めるのが、北海道東部のきたみらい地域。JAきたみらいでは全国の消費者の食卓に、年間で23万トン(国民1人当たり10玉相当)もの玉ねぎを出荷しているそうですよ!

座学の最後は、ニラのお話。冬から春にかけてが旬のニラは、北海道知内産ニラ「北の華」が紹介されました。1971年、コメの減反の転作作物として知内町の8戸の農家から始まったニラの試験栽培。勉強会を開くなど栽培技術を磨き、当初1ヘクタールにも満たなかった作付け面積は、2015年には28ヘクタールを超え、栽培農家も71戸を数えるそうです。

 

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勉強会の後半は、フライパン1つで作れるお料理のミニ講座。前半で学んだ野菜の、最適な調理法を教えて頂きました。

 

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一品目は「もやしとニラのナムル」。もやしとニラは、フライパンに並べて水を200ccほど入れて蓋をして蒸します。大量の水で茹でずに蒸す理由は、野菜の旨みや栄養素が水に逃げないようにするためです。

 

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「黒豆もやし」(ブラックマッペ)「緑豆もやし」「大豆もやし」の3種類のもやしで作り、食べ比べしました。

黒豆もやしは細長くてやわらかめ、緑豆もやしは色白の太めでシャキシャキしていました。定番の「豆もやし」は食べ応えがあり、やっぱりナムルに合いますね。

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二品目は、「ニラのチヂミ」。香ばしい焼き海老と、たっぷり入ったニラの甘味を楽しみます。岩手県の野菜ソムリエ上級プロ 千田 広子さんが作った「ピーマン美噌」とポン酢をつけて頂きました!

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三品目は「サラダ用玉ねぎのカレーマリネ」。静岡産の新たまねぎを使用しました。玉ねぎは繊維に沿って切ると水分が出にくいそうです。栗田先生いわく「玉ねぎは料理によって切り方を変えましょう。」

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このほか、「玉ねぎときのこのスープ」など、あともう一品!という時に役立つメニューを教えて頂きました。

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講師は、野菜ソムリエ協会認定料理教室「VF COOKING SALON」主宰である野菜ソムリエプロ 栗田 幸江先生。野菜ソムリエが受講する講座「ベジフルクッカリー」の講師でもあります。

野菜をまるごと美味しく活用する栗田先生の「季節のやさい勉強会」、次回は523日の開催です。テーマは「カラー野菜」の勉強会。一般の方もご参加できますので、お申し込みはhttp://vf.way-nifty.com/lesson/2017/03/post-d222.html 

または日本野菜ソムリエ協会 札幌支社011- 281-8420までお問い合わせ下さい。

 

 Photo_8 福島 陽子

札幌円山在住野菜のソムリエ。日本野菜ソムリエ協会札幌支社公認ベジフルライター。まつのベジフルサポーター。円山を街ブラして見つけたお店や季節の最新情報、ステキな食材を使った私の手料理をブログでご紹介しています!ベターホーム料理教室歴7年。野菜ソムリエのイベントでの野菜販売、レシピのアドバイスもしています。

http://yyyouko14.xsrv.jp/ 福陽ブログ 検索

2017年3月26日 (日)

野菜ソムリエアワード地区選考が開催されました

こんにちは。

野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。

 

先日、野菜ソムリエアワード地区選考が開催されました!

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野菜ソムリエアワードとは・・・

食と野菜ソムリエの日を記念して毎年行われている野菜ソムリエアワード。

「野菜ソムリエ」を社会のインフラにすることを目指して活動する 日本野菜ソムリエ協会と志を同じくする仲間が一堂に会し、 価値ある活動をした野菜ソムリエを選出するコンペティションです。

今年は、北海道と東北地区合同の地区選考だった為、多くの方が参加されていました。

私もプレゼンターとして参加。

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昨年1年と言えば、横浜から札幌に活動拠点を移した年。

その事での期待や不安、これからしたい事などを中心にお話させていただきました。


残念ながら地区選考を突破する事はできませんでしたが、

自分自身を見つめなおし、新たなチャレンジをする機会になりました。


また、アワードではコミュニティ部門もあり、野菜ソムリエコミュニティ札幌も発表を行いました。

昨年度のテーマは、「北海道350プロジェクト」。

食の宝庫北海道というイメージで魚、野菜、乳製品などなんでもおいしい北海道なのですが

意外に野菜摂取量が男性が46位、女性が31位(厚生労働省/H24調べ)とあまり野菜を摂ってないのです。

そこで、マルシェやレシピ提供を通して野菜を身近に摂ってもらおうという取り組みについてのプレゼンでした。

こちらも残念ながら地区選考を通過する事はできませんでしたが、来年に向けて今期もがんばっていきたいと思っています。


緊張のプレゼンタイムが終わった後は、みんなで交流会です。

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緊張から解き放たれ、美味しいお料理をいただきながら、たくさんの方と交流でき、とても楽しい時間でした。


アワードも終わってしまいましたが、また新たな気持ちで邁進していきたいと思っています。

アワードで掲げた公約の1つである「他地域交流」。

私が今まで出逢った素晴らしい生産者さん、青果物を他地域の方々にご紹介します。


第一弾として、4月21日の野菜ソムリエサークルにて埼玉の野菜ソムリエ仲間で農業女子としてもがんばっているトマト農家さんのトマトの食べ比べを行います。

スーパーには並んでいない珍しい品種もありますので、是非ご参加くださいね!

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詳細は→野菜ソムリエHP

開催日時2017421日(金) 14:0015:30(受付13:40~) *途中入室も可能です。

 ★夜の時間帯(18:00~の参加を希望されたい方は 協会までご相談ください。)

会場:日本野菜ソムリエ協会 札幌支社
 札幌市中央区大通西5丁目11大五ビル 2

 

参加費:800円(税込) ※食べ比べ込み。
 
※事前のお振り込みをお願いたします。
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振込先>■ゆうちょ銀行 〇一八(ゼロイチハチ)支店 
 
 普通1339264 フードディスカバリー㈱

持ち物:名刺 (交換されたい方は是非お持ちください)  
 *野菜ソムリエコース受講中以上の方が参加対象となります。

 

《お申し込み方法》

 ●HPからのお申込
 
下記、お問い合わせフォームからお申し込み下さい。
 
https://fooddiscovery.co.jp/eventorder_sapporo/申込み先フォーム
<お申込みの入力手順>

 
1、 ご希望のイベント項目をチェックし、「申し込む」を押す
 
2、 *印の必須事項を入力 
 
3、 協会修了生の方は「会員番号(7桁の数字)」を入力
 
4、 「入力内容の確認」のボタンを押し、お申込内容の確認
 
5、 お申込内容確認後、「上記内容で送信する」ボタンを押す。
 
   お申込内容確認後、受付完了メールを返信いたします。

 

【お電話の方】

受付時間:平日10:0018:00
札幌支社連絡先 
TEL:011-281-8420
・お申し込みの際、お名前・会員番号・緊急連絡先・ご希望講座名(【野菜ソムリエサーク ル】 4/21)をお知らせください。

 
・定員になり次第締め切らせていただきます。
 
・お申し込みをキャンセルされる場合は事前にご連絡いただきますよう、ご協力をお願いします。
 
・実施日1週間前よりキャンセル料(参加費同額)が発生いたしますので、ご注意下さい。

  

【お問い合わせ先】
一般社団法人 日本野菜ソムリエ協会 札幌支社

060-0042 札幌市中央区大通西5丁目11番地 大五ビル
2F
TEL011-281-8420(平日10001800)【FAX011-281-8421

 


P1160583_6【野菜ソムリエプロ・出口恭美子 プロフィール】

2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!

北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。

また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を生かし、
QOLの向上を目的に食事バランスや野菜・果物の必要性&魅力を伝える講師活動やコラム執筆なども行っています。

お仕事実績は、こちらをご覧ください→ 野菜ソムリエカンパニーHP

個人ブログも更新中です→ 野菜でおいしく美しく♪

2017年3月23日 (木)

2017年4月札幌教室会場空室情報

修了生のみなさん、こんにちは
今年は早めに雪が溶けて春も間近と思いきや、また積雪…
三寒四温のこの時期、体調管理に気をつけたいですね。

さて、4月の教室会場空室情報をお知らせいたします。

4月3日(月)
4月13日(木)

ご利用可能時間:10:00~17:00(準備、片付け含む)
費用:1時間400円
      
◆ご利用条件

・ご利用希望日の1週間前までにお電話(011-281-8420)またはメール(sapporo@vege-fru.com)にてお申し込みください
・18時以降、及び、土日祝日はお貸出しておりません。
・ご案内している日程のみのお貸しとなります。
・備品その他準備につきましては 全てご自身でご用意下さい。
<プロジェクター、ホワイトボードはお貸出し可能です。>
・お支払いは当日現金にて承ります。領収書が必要な方は事前にお知らせください。

みなさん、ぜひご利用ください
お申し込み お待ちしております

2017年3月21日 (火)

ハスカップの新しい魅力を学ぶ講演会

こんにちは!ベジフルライターの福島 陽子です。

昨日、札幌エルプラザで行われた講演会「ハスカップの新しい魅力を語ろう!」を受講しました。今日の主役は、厚真町産のハスカップ。私も収穫させて頂いた大好きなワイルドベリーです。

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日本一の生産量を誇り、地元にしかない品種や美味しさ、そして大きさなど品質にもこだった厚真町産。ハスカップには抗酸化作用があり、健康効果が高いと言われている一方で、皮が薄く収穫が難しいだけではなく、旬の時期が短く、保存も難しいことから、そのほとんどが冷凍で販売されています。

今回は、各方面のスペシャリストによるパネルディスカッション方式の講演会で、ハスカップの魅力について教えて頂き、今後の可能性を探っていくという内容で開催されました。

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テーマは「在来のワイルドベリーのフィトケミカルパワーで、人も町も元気に!」。パネリストは、日本野菜ソムリエ協会 福井栄治理事長、厚真町「山口農園」の山口善紀代表、ハスカップの研究をされている薬剤師の中村峰夫さん、そして医師であり野菜ソムリエ上級プロの宮田恵さんによる研究発表で、とても興味深い内容でした。

山口農園代表の山口さんからは、幼少時代に農園のハスカップを食べて、苦い、酸っぱい品種に印をつけるお手伝いをしていたというエピソードも。そこから木が淘汰され、美味しい木が残るきっかけとなったそうです。山口さんはハスカップの品種改良も多数手がけられていますが、山口さんが改良された「ゆうしげ」「あつまみらい」などは、現在厚真町内の生産者のみが栽培している、特別な品種となっています。

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医師であり、岩手県の野菜ソムリエ上級プロである宮田先生からは、ハスカップと同じワイルドベリーである岩手県「山葡萄」をご紹介頂きました。先生には講演開始前に岩手県の山葡萄原液4種類を試飲させて頂きました。これら山葡萄液には一般的な赤ワインのおよそ2倍ものポリフェノールが含まれているとのことですが、ミネラル含有量などの影響もあり、生産地により風味・色合いにも違いがあらわれます。私は、ほどよい酸味で飲みやすいユキヱ山葡萄園「日本古来の山ぶどうジュース」が気に入りました。

食べやすく品種改良された農産物に比べ、より野生種に近い植物には現代人に不足している栄養素を含む場合が多いとのことで、食物摂取のヒントがあるように感じました。

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今日は、日本野菜ソムリエ協会 福井 栄治理事長によるミニ講演会も行われました。これは野菜ソムリエ協会が認定する「青果物ブランディングマイスター」の養成講座に関する講演で、「青果物のブランディング」がテーマ。生産者や青果物の価値を見出して消費者や企業に伝え、「ブランド」の商品価値を高めていく取り組みです。「北海道産の野菜と果物」というブランドの持つ魅力を、私も微力ながら伝えていくべきなのだ、と再認識させていただきました。世界の食とマーケットを知る福井理事長のお話には、とても深い説得力があります。

そのほか、野菜ソムリエ協会とJTBが共同参画する企画「フードツーリズムマイスター」の養成講座についてもご説明を頂きました。フードツーリズムマイスターとは、食と食文化をテーマに、地域と旅行者をつなぎ、地域活性化を担う「旅と食のプロデューサー」。小樽で生まれ、札幌に暮らすWebライターの私ですが、改めて地域と食、そして旅について考える機会となった講演会でした。

なお、フードツーリズムマイスターにご興味のある方は、日本フードツーリズム協会のホームページをご覧くださいね。http://food-tourism.jp/

また、325()厚真町総合福祉センターで、今日ご登壇いただいた薬剤師の中村先生の講演会があります。厚真町ハスカップフォーラム2017「機能性から見る『厚真産ハスカップ』の新たな価値」に関する講演です。是非ご参加ください。厚真産ハスカップの薬学的調査研究など薬剤師の先生ならではの興味深い内容の講演になっています。

詳しくは、厚真町ハスカップブランド化推進協議会事務局 0145-27-2486 南部さんまでお問い合わせください。

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ハスカップをきっかけにして様々な方面でご活躍の皆さまとの新たなご縁もいただき、さらにこれからの取り組みについて考えるヒントもいただいた、素敵な催しでした。今後開催される各パネリスト先生の講演会にも、ぜひ伺ってみたいです!

 

Photo 福島 陽子

札幌円山在住野菜のソムリエ。日本野菜ソムリエ協会札幌支社公認ベジフルライター。まつのベジフルサポーター。円山を街ブラして見つけたお店や季節の最新情報、ステキな食材を使った私の手料理をブログでご紹介しています!ベターホーム料理教室歴7年。野菜ソムリエのイベントでの野菜販売、レシピのアドバイスもしています。

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2017年3月17日 (金)

春休み特別企画『もみもみスムージー& フルーツロールサンド』

こんにちは。

野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。

 

春休み特別企画『もみもみスムージー& フルーツロールサンド』を

野菜ソムリエプロで野菜ソムリエコミュニティ札幌代表の竹居田尚子さんと一緒に

開催いたします!

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親子で一緒に楽しく作って、 みんなで食べましょう^ ^
フルーツの食べ比べもしますよ~!!

春休みの楽しい1日として、どうぞお気軽に♪
ご参加お待ちしております!

◇日時 3月29日(水) 13:30~15:00

◇料金 2,000円(親子一組分)

小学6年生までのお子さんが対象です。
お子さん1名追加でプラス500円です。

◇場所 野菜ソムリエ協会 札幌支社
札幌市中央区大通西5-11 大五ビル2F(1階 大通美術館)

お申込締め切りは開催日の2日前です。

お申込は、竹居田尚子さんまでお願いします↓
naoko.takeida@gmail.com

折り返し、当日の持ち物などご案内をさしあげますね。

 


P1160583_6【野菜ソムリエプロ・出口恭美子 プロフィール】

2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!

北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。

また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を生かし、
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2017年3月14日 (火)

余市「オチガビワイナリー」のフレンチレストラン

こんにちは。野菜ソムリエ、ベジフルライターの福島 陽子です。

私、「ワインの木」のオーナーになりました!

日本一のワイナリーを目指す余市の「オチガビワイナリー」が実施するオーナー制度です。一口1万円の会費で、オチガビワイナリーで醸造したワインを1年に1本、9年間プレゼントしてもらえる特典です。

余市でのワイン作りに興味を持ち、この制度に参加しました。

先日、プレゼントワインのお知らせが届いたので、初めてオチガビワイナリーに伺いました。

今回は、ワイナリーの施設内にあるフランス料理のレストランをご紹介しますね。

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札幌から車で余市へ。2018年に高速道路が開通予定なので、札幌からもっと気軽に行けるようになりますね。

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素敵な建物内は、ワインショップ、地下のワインセラーのほか、レストランもあります。こちらでは、本格的なフレンチのコース料理を楽しめます。

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今回はランチのコースを頂きました。前菜は「軽くスモークしたサーモンのミキュイ」。サーモンの下にあるポロねぎ(リーキ)も、甘くて美味しかったです。

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スープは「北海道産のキノコときたあかりのポタージュ」。ほんの少しトリュフオイルがかかっています。キノコの旨味が素晴らしく、思い出すだけでまた食べたくなる味。

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魚料理は「オマール海老と帆立貝のパートフィロ包み焼き 余市産林檎を使ったクリームソース」です。パートフィロは、ギリシャやアラブが発祥の、トウモロコシの粉や小麦粉で作った薄い生地。余市の林檎クリームソースをかけながら頂きます。

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肉料理、「牛肉の赤ワイン煮込み ブルゴーニュ風」、とてもお肉がやわらかい~!きたあかりを使ったマッシュポテトとドゥフィノワーズグラタン(フランス ドフィノア地方の郷土料理)も添えられて、とても美味しかったです。

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デザートも素晴らしかったです。「フランス産チョコレートのフォンダンと自家製キャラメルアイスクリーム 仁木ハスカップのソース」。濃厚なチョコレートとアイスが口の中でとろけました。酸味のあるハスカップソースがまた合います。

この他に、食後のコーヒーと北海道産小麦の自家製パンがついて3500円。

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余市のワイナリー作りに参加しながら、美味しいお料理も頂ける。とても豊かで大人な休日の過ごし方だと思います。

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後日、プレゼントワインの「バッカス 2014」で乾杯しました。とても華やかな香りで、酸味のバランスもよかったです。

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今後の「ぶどうの木」オーナーのイベントは、5月からぶどうの栽培体験が始まります。ワイン作りの基になるぶどう作りに、ぜひ参加したいと思います。 

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北海道余市町山田町635

http://www.occigabi.net/


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札幌円山在住野菜のソムリエ。日本野菜ソムリエ協会札幌支社公認ベジフルライター。まつのベジフルサポーター。円山を街ブラして見つけたお店や季節の最新情報、ステキな食材を使った私の手料理をブログでご紹介しています!ベターホーム料理教室歴7年。野菜ソムリエのイベントでの野菜販売、レシピのアドバイスもしています。

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2017年3月12日 (日)

北海道野菜のワークショップ

こんにちは。

野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。

 

野菜ソムリエコミュニティ札幌主催の「北海道野菜のワークショップ」が開催されました!

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講師は、野菜ソムリエプロの高橋良一さん。

高橋良一さんは、野菜ソムリエプロでもあり、生産者さんでもあり、

主にアスパラ、スイートコーン、カボチャ、キャベツ、大根、白菜、黒大豆などを栽培されています。

その中のアスパラと札幌大球(キャベツ)は、昨年の野菜ソムリエサミットで金賞を受賞した素晴らしい生産者さんです。

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※野菜ソムリエサミットとは、野菜ソムリエによる「野菜・果物の品評会」です。
生活者視点に優れた野菜ソムリエが、全国各地から出品されてくる青果物の「美味しさ」を絶対評価形式にて評価します。
価値ある青果物を広く全国に発信することで生産者を応援し、日本の農業の活性化に貢献することを目的としています。

野菜ソムリエ協会HPより

 

まず最初に、高橋さんが野菜ソムリエサミットに出品された理由や今後どのように活用していきたいかなどについてお話がありました。

続いて、アスパラと札幌大球の栽培についてお話していただきました。

畑の1年の様子を写真で紹介していただき、とても分かりやすい内容でした。

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ちなみにこの写真は、札幌大球と普通サイズのキャベツとの大きさを比較したもの。

札幌大球は、明治時代から栽培されている伝統野菜で、とても大きいのが特徴のキャベツ。

大きいものだと20kgにもなるそうです。

ただ、大きい分、栽培は難しく、経費や労力も通常のキャベツの倍くらいかかるそうで、年々栽培が少なくなってきているそうです。

伝統野菜を守っていきたいという想いや札幌大球を楽しみに待っていてくれるお客様のために今も栽培を続けているそうですが、野菜ソムリエコミュニティとしてもこの札幌大球を守るために様々な活動を続けていきたいと改めて思いました。

 

来年は、北海道150周年という節目の年でもあるので、「北海道の開拓の礎となった野菜」をテーマに札幌大球をはじめ北海道を代表する野菜について発信していきたいと思っています。

 

ちなみに野菜ソムリエコミュニティのイベントは、野菜ソムリエでない方でも参加できます。

次回は、4月12日(水)にジャガイモをテーマにしたセミナーが開催されます。

詳しくは、「野菜ソムリエコミュニティ札幌」のブログかFBページをご覧くださいね。

 


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2017年3月 7日 (火)

ルスツ産じゃがいも「レッドアンデス」で作るスウェーデン料理

こんにちは。野菜ソムリエ、ベジフルライターの福島 陽子です。

今日は、とても美味しいじゃがいもを使ったお料理をご紹介しますね。

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使用したのは、「レッドアンデス」という品種の「熟成100日じゃがいも」。3℃の保冷庫にて貯蔵し、じっくり100日熟成させた旨みが詰まったじゃがいもです!「レッドアンデス」は、赤い皮に黄色の中身が特徴。とても甘味がある品種です。

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このじゃがいもをシンプルに味わえる料理、「ハッセルバックポテト」を作りました!スウェーデンの家庭料理で、レストランの名前が語源だそう。

作り方は、包丁で23mm間隔に入れた切り込みに、ローズマリーとにんにくを挟みます。オーブンで40分じっくり焼いたら、ハーブバターをのせて出来上がりです。

レッドアンデスがとても甘くてなめらか。思わず笑顔になる味でした!

今回使用したのは、ルスツ村の「よしかわファーム」さんが作ったじゃがいもです。寒暖差のある気候と火山性の土壌を活かした美味しい野菜を栽培されています。奥様の吉川 巴さんは、野菜ソムリエとしても活動しています。

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収穫期には、道の駅ルスツに「よしかわファーム」のとうきびやじゃがいもなど美味しい野菜が並びます。

ぜひお立ち寄りくださいね!

 

ところで、2月にご紹介したカフェ「ちどり」さんで素敵なスムージー講座があります。皆様、ぜひご参加ください。

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講師は、野菜ソムリエプロの竹居田 尚子さん。同じく野菜ソムリエプロの南川 千春店長の「サンドヰッチと季節のスープ ちどり」で「カフェ風♪春の2層スムージーレッスン」を開催します。

お洒落カフェ「ちどり」にピッタリの素敵な企画ですね。

ダイエットや体調改善に効果的な「生きた酵素」の摂取方法も学びましょう!

◆日時 325() 14:0015:30

◆会費 2,800(講座代・スイーツプレート付き)

◆場所 サンドヰッチと季節のスープ ちどり

中央区北3条西7丁目 緑苑ビルB1F

ちどり特製スイーツ「コブラー」&「春の2層スムージー」のプレート付きです。

ニセコ町の野菜ソムリエプロ 佐竹さんの菜園「Kitchen Garden Roots」でとれた5種類のおいも(「レディj」「シャドークィーン」「レッドムーン」「きたあかり」「インカのめざめ」)のノンフライポテトチップスの食べ比べもあります♪

今回は、講座代3,000円のところ、初回価格2,800円で開催されます。

申込締切日は各開催日の2日前です。定員になり次第締切らせて頂きます。

お申込みは https://www.facebook.com/events/377836459258555/

またはメール naoko.takeida@gmail.com 野菜ソムリエプロ 竹居田さんまでお問い合わせ下さい。

 

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札幌円山在住野菜のソムリエ。日本野菜ソムリエ協会札幌支社公認ベジフルライター。まつのベジフルサポーター。円山を街ブラして見つけたお店や季節の最新情報、ステキな食材を使った私の手料理をブログでご紹介しています!ベターホーム料理教室歴7年。野菜ソムリエのイベントでの野菜販売、レシピのアドバイスもしています。

 

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2017年3月 4日 (土)

野菜ソムリエアワードに来ませんか?

こんにちは。

野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。

 

今年も野菜ソムリエアワードが開催されます!

 

野菜ソムリエアワードとは・・・

食と野菜ソムリエの日を記念して毎年行われている野菜ソムリエアワード。

「野菜ソムリエ」を社会のインフラにすることを目指して活動する 日本野菜ソムリエ協会と志を同じくする仲間が一堂に会し、 価値ある活動をした野菜ソムリエを選出するコンペティションです。

詳しくは→ 野菜ソムリエ協会HP

 

まずは、各地区ごとに地区選考が行われます。

地区選考では、「野菜ソムリエ部門」「野菜ソムリエコミュニティ部門」で

書類選考を通過した野菜ソムリエさんたちがプレゼンを行います。

 

実は、私も書類選考させていただきまして、プレゼンする事になりました。

当日は、緊張で上手に話せないと思いますが、応援する意味でご来場していただけると嬉しいです。

 

今回は、北海道の野菜ソムリエさんだけでなく東北の野菜ソムリエさんもいらっしゃいます。

みなさんの熱いプレゼンをお聞きできるのでとても楽しみです。

 

野菜ソムリエアワードは、野菜ソムリエでない方もご来場いただけます。

 

よく「野菜ソムリエって何する人なの?」といったご質問をいただきます。

そんな疑問を持たれてる方は、色々な野菜ソムリエの活動を聞いてみるチャンスです!

是非、ご来場くださいね。

 

日 時:2017319日(日)13001530 予定
(受付開始:発表者12:00 資格者及び一般の方 12:30
 場:札幌エクセルホテル東急 会場名:豊平  北海道札幌市中央区南8条西5-420
申込締切:2017317(金)
参加費:無料

お申し込みは→野菜ソムリエ協会HP

 


P1160583_6【野菜ソムリエプロ・出口恭美子 プロフィール】

2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!

北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。

また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を生かし、
QOLの向上を目的に食事バランスや野菜・果物の必要性&魅力を伝える講師活動やコラム執筆なども行っています。

お仕事実績は、こちらをご覧ください→ 野菜ソムリエカンパニーHP

個人ブログも更新中です→ 野菜でおいしく美しく♪

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このブログについて(札幌支社)

  • 日本野菜ソムリエ協会札幌支社のブログです。
    札幌支社で担当している地域の野菜ソムリエ情報をお届けいたします。
    なおブログ上でのコメントへの返信は控えさせていただいておりますのでどうぞご了承ください。

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