北海道の旬と本州の旬の違いを考えてみる
こんにちは。
野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。
ご案内させていただいていた「野菜ソムリエサークル」が無事、終了いたしました。
たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。
私が札幌へ引っ越してきたのが昨年の5月。
もうすぐ1年になります。
1年間、札幌で様々な体験をし、たくさんの方々と出逢ったなかで感じた事をお話させていただきました。
1年間過ごしてみて1番違いを感じた事は、北海道と本州の旬の違いです。
ちょうど今、旬を迎える本州の春トマトを例に色々な野菜についての旬についてお話しました。
ところで、トマトの旬って夏と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
間違いではないのですが、1番おいしい時期というと本州では春、北海道では9月と言われているんですよ。
まずは、今1番おいしい時期の本州のトマトを味わっていただきたいと思い、トマトの食べ比べも行いました。
野菜ソムリエプロ仲間で埼玉県で農業女子としても活躍している榎本農園さんのトマトです。
トップの黒いトマトから時計回りに
インディゴローズ
プチぷよ(赤)
プチぷよ(黄)
サンチェリープレミアム
トマトベリー
錦珠
ホワイトチェリー
サングリーン
トスカーナバイオレット
それぞれ全て個性的で、ハッキリと味や食感の違いが出ていました。
プチぷよは、皮がぷよっとした食感で今までのミニトマトの概念を覆してくれます。
黄色は今回初めて食べましたが、すごく甘みが強かったです。
サングリーンは見た目は酸っぱく見えるかもしれませんが、酸味は少なく甘いので、ギャップがあります。
そして、今回のトマトの中で1番インパクトがあったのが、インディゴローズ。
皮は黒いのですが、中は赤いトマトです。
リコピンとアントシアニンを含んでいます。
おまけで、色々な菜の花もご紹介いたしました。
写真は、白菜、紫キャベツ、赤大根などの菜花です。
こちらもそれぞれ味わいが違うんですよ。
今回は、さいたま榎本農園さんのトマトを北海道でご紹介しましたが、
次回は、北海道の野菜を本州でご紹介しようと計画中です。
これからも、私が出逢った素晴らしい農家さん、農産物を皆さんにご紹介していきたいと思っています。
【野菜ソムリエプロ・出口恭美子 プロフィール】
2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!
北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。
また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を生かし、
QOLの向上を目的に食事バランスや野菜・果物の必要性&魅力を伝える講師活動やコラム執筆なども行っています。
お仕事実績は、こちらをご覧ください→ 野菜ソムリエカンパニーHP
個人ブログも更新中です→ 野菜でおいしく美しく♪
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