北海道の山菜と本州の筍
こんにちは。
野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。
春になると、一気にお花が咲きだし草木が成長してくる北海道。
春の北海道では、道路脇などにもあちこちに山菜が顔をだしています。
道の駅でも色々な種類の山菜が並んでいて、購入してきました。
【あずき菜】
北海道特有の山菜。
正式名称は「ユキザサ」というそうですが、茹でる時にあずきのような香りがする事からあずき菜と呼ばれているそうです。
私は初めましての山菜で、興味津々で購入しました!
【ヤチブキ】
北海道や本州北部の沢などの水辺に生息している山菜。
葉がフキの形ににているので、ヤチブキと呼ばれていますが、キンポウゲ科だそうです。
こちらも初めましての山菜です。
【行者ニンニク】
北海道では、「アイヌネギ」と呼ばれ親しまれている山菜。
本州でも生息していますが、本州では高山でしか生息しておらず
「行者が食べるにんにく」という事で行者ニンニクと呼ばれているそうです。
北海道では、高山でなくても生息していますが
成長がとても遅く天然ものは激減しているそうです。
【タケノコ】
こちらは本州のタケノコ。
生タケノコは春にしか食べられなくて、旬を感じる野菜の1つです。
北海道では孟宗竹は自生しておらず、姫竹や根曲がり竹と呼ばれる細いものだそうです。
今回は素材そのものの味を味わいたかったので、シンプルなお料理に。
左上から時計回りに
・ヤチブキのツナ和え:ヤチブキはエグミがありますが、このエグミが春にピッタリ
・行者ニンニクの醤油漬け:独特な香りと味わいがクセになるおいしさ
・あずき菜のおかか和え:あずき菜はクセが少なくほんのり甘みもある食べやすいお味でした
・タケノコの土佐煮:タケノコ料理の定番ですね。タケノコの歯触りが大好きです
北海道には他にも色々な種類の山菜があるようなので、見つけたらまた試してみたいです。【野菜ソムリエプロ・出口恭美子 プロフィール】
2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!
北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。
また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を活かし、
QOLの向上を目的に食事バランスや野菜・果物の必要性&魅力を伝える講師活動やコラム執筆なども行っています。
お仕事実績は、こちらをご覧ください→ 野菜ソムリエカンパニーHP
個人ブログも更新中です→ 野菜でおいしく美しく♪
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