いしかり農産物エキスパート~ブロッコリー~
こんにちは。
野菜ソムリエプロ・ベジフルライターの出口恭美子です。
いしかり農産物エキスパートの講座でブロッコリーの収穫と調理実習を行いました。
※いしかり農産物エキスパートとは、実際に畑へ行き、見学&収穫をして、石狩の農産物について学びます。
訪れたのは、石狩市高岡地区の畑。
まず最初に農家の小池さんからお話がありました。
小池さんは3代目だそうですが、以前は稲作がメインの農家さんだったそうです。
石狩市は砂地の土地なため、約20年前に灌水整備が行われ、それを機にハウスを建設したそうです。
実は、小池さんはトマトがメインの農家さん。
”いしかり DE CHU!”というブランドトマトを育てています。
100坪で17棟もハウスがあるそうです。
ただ、同じ土地でずっとトマトを作っていると、連作障害が出てきます。
連作障害を回避する方法はいくつかありますが、なるべくハウスを遊ばせたくない。
そこで、土地改善のため、ブロッコリー栽培を始めたそうです。
その仕組みを考えられたのが、石狩市農業総合支援センターの臼澤さんです。
臼澤さんからは、連作障害について、土壌改善のためのブロッコリー栽培について、などのお話がありました。
お話のあとは、収穫したてのブロッコリーを試食させていただきました。
小池さんのブロッコリーは、茎までやわらかくおいしく食べられるのが自慢だそうです。
また、収穫時期が病害虫が発生する前のため、無農薬で栽培されているそうです。
試食の後は、私たちも収穫をさせていただきました。
たくさんのブロッコリーの中から、大きそうなのを選びました!
もちろん茎も長くとりましたよ。
畑での実習が終わった後は、ブロッコリーをたくさん使った調理実習を行いました。
グリル、炒め物、ブロッコリーの茎の浅漬けにブロッコリーの葉のロールキャベツならぬロールブロッコリーまで!
メインは、トマト鍋にブロッコリーをすりおろしてたっぷり入れました。
〆は、リゾットで。
採りたてのブロッコリーをたくさん味わえて、とっても美味しかったです。
今が旬の北海道のブロッコリーを皆さんもたくさん食べてくださいね。【野菜ソムリエプロ・出口恭美子 プロフィール】
2016年5月に横浜から札幌に引っ越してきました!
北海道のおいしい食材を楽しみながら、食材の魅力を発信中です。
また、野菜ソムリエ、栄養士、エコ・クッキングナビゲーターなどの資格を活かし、
QOLの向上を目的に食事バランスや野菜・果物の必要性&魅力を伝える講師活動やコラム執筆なども行っています。
お仕事実績は、こちらをご覧ください→ 野菜ソムリエカンパニーHP
個人ブログも更新中です→ 野菜でおいしく美しく♪
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