大通BISSE めぐり市での一期一会
こんにちは。ベジフルライター、野菜ソムリエの福島陽子です。
すっかり寒くなってきた札幌ですが、今日はまちなかマーケットをレポートします。
大通BISSE1階で季節ごとに定期的に開催されている「季節を巡るマーケット めぐり市」。こちらは、北欧雑貨や素材にこだわった野菜や加工品が並ぶ、おしゃれで素敵なマーケットです。
北欧雑貨「ヴァーサ」さんのブースでは、余市の山の中でていねいなフルーツ作りをされているSATO FARMさんのフルーツ販売もされています。
以前、ヴァーサさんのブースでさくらんぼを販売されており、なぜ北欧雑貨でフルーツ?と思って店主さんへ質問させて頂いたことがあるのですが、なんと店主ご夫婦のお父様が余市でフルーツを栽培されているとのこと。
SATO FARMではお父様がお1人で栽培されており、フルーツは一番熟した美味しいタイミングで収穫しています。ていねいに育てられた貴重なフルーツ、ずっと食べてみたいと思っていたので嬉しいです。
もぎたての新鮮なぶどう、品種はナイアガラを頂きました。自然な甘さがどこか懐かしくて美味しかったです。ヴァーサはめぐり市のほか、大丸札幌の7階でも出店され、SATOFARMのフルーツも並ぶことがありますので、チェックしてみて下さいね。
道産小麦と豆乳のスコーン専門店「マムスコーン」。大人気で、抹茶スコーンがラスト1点でした。優しいお味の美味しい抹茶スコーン、おかげでティータイムが楽しくなりました。
日野菜はかぶの仲間で、滋賀を代表する伝統野菜とのこと。ピクルスやサラダもいいのですが、寒くなってきたので、せいろ蒸しにして食べようと思います。
こちらは、キク科チョウセンアザミ属のアーティチョーク、実は初めて調理します!綺麗に洗い、蕾が開いてこないように紐で縛って、たっぷりのお湯で30分茹でます。
野菜ソムリエのバイブル「野菜と果物の品目ガイド」に「りん片の基部の肥厚部を歯でしごくようにして食べる」とあるのですが、実際に調理してみて、どのように食べるのか初めてわかりました(;^_^A
このりん片の下部のやわらかく厚みのあるところを、歯でしごいて食べることができます。ふきのとうとブロッコリーの茎を掛け合わせたような甘さと、ほんの少し苦味がありました。
購入の際にオーナーさんに「アーティチョークは初夏が旬なので、この時期はどうしても綿が多くなってしまうんです。」と教えて頂きました。
本来は花托(かたく:花葉(かよう)がつく軸の部分のこと)の部分も食べられるそうなのですが、綿が多いからか、花托の部分はほとんどありませんでした。でも、とてもいい勉強になりました。来年は旬の時期に、ぜひアーティチョークを食べて比較してみたいです。
マーケットの野菜とフルーツ、そして人は一期一会。学ばせて頂くことがとても多く、来年も楽しいマーケットめぐりを続けていきたいと思っています♪
札幌円山在住の野菜ソムリエ。日本野菜ソムリエ協会札幌支社公認ベジフルライター。まつのベジフルサポーター。円山を街ブラして見つけたお店や季節の最新情報、ステキな食材を使った私の手料理をブログでご紹介しています!ベターホーム料理教室歴7年。野菜ソムリエのイベントでの野菜販売、レシピのアドバイスもしています。
http://yyyouko14.xsrv.jp/ 福陽ブログ 検索←
« ハロウィンカボチャの収穫 | トップページ | 2017年11月札幌教室会場空室情報 »
「07.地域の耳より情報」カテゴリの記事
- HATAJO×さっぽろ産業振興財団 北海道ブランド応援イベント(2018.03.19)
- 野菜果物好きにはたまらない!野菜ソムリエのいるお店♪(2018.03.09)
- えにわハッピーハロウィン×すわろうテラス(2017.10.28)
- 秋の定山渓(2017.10.21)
- 大通BISSE めぐり市での一期一会(2017.10.17)