野菜ソムリエプロによる島野菜たっぷりの朝食
こんにちは。野菜ソムリエ、ベジフルライターの福島陽子です。
先日、雪の降る北海道を少し離れ、沖縄を旅しました。
もともと沖縄が大好きな私。野菜ソムリエの資格を取得してからは、旅先で島野菜やフルーツを勉強しながら楽しんでいます。
沖縄野菜は、「ニガナ」や「長命草」など、栄養素も豊富でパワフル。その多くの伝統野菜が方言で呼ばれ、伝統を大切にする沖縄の心にも魅力を感じています。
そんな素敵な沖縄の島野菜をたっぷり使った、野菜ソムリエプロの朝食を頂きました。沖縄第一ホテル「琉球料理
あしゃぎ」では、沖縄の食材を使った約50品目もの美味しい朝食が頂けます。
一つ一つのお料理がていねいに作られており、島野菜の味をゆっくり味わうことができるコースです。
「オオタニワタリのおひたし」
オオタニワタリ、初めて頂きました。観葉植物としても用いられるそうです。シャキシャキした歯ごたえと、鰹出汁が良く染みていて深い味わいがあります。
「なーべらー(ヘチマ)、酢大豆と島にんじん炒め」
ヘチマ料理、いつかチャレンジしたいです。新陳代謝を活発にする効果が期待できるサポニンを含んでいます。
とろっとした食感。酢大豆の黒色は、黒酢に漬かったお色です。島にんじんも絶妙な炒め具合で甘みが引き出されています。
「アロエベラとセロリ、桜エビのせ」
ヘルシーな食材アロエベラの味と食感を生かしたお料理です。セロリの歯ごたえとマッチしたお料理でした!
「長命草サラダ」
カロテンやビタミンCなど栄養素が豊富。化粧品メーカーがドリンクとして商品化するなど、健康効果が期待される沖縄野菜です。そんな元気な長命草をサラダでもりもり頂きました。
「ハンダマ」
以前にも沖縄で頂いたことのある島野菜。独特の風味があり、アントシアニンが豊富。表が緑、裏が紫色をしているのが特徴です。
「とうがん」
とうがん漬けなど、沖縄でよく食べられている野菜と感じます。とろっとした食感が美味しく、味付けが優しくて美味しかったです。
このほかにも、沖縄の伝統行事には欠かせないという田芋、ニガナ、沖縄では青いときに野菜として食べるのが一般的なパパイヤ、沖縄在来種の島にんじん、島らっきょう、生もずく、ゆし豆腐のスープ
ジュース3種(シークヮーサー、豆乳、長命草)、自家製パン(ウッチンと紅芋)、沖縄のぜんざいのようなデザート
あまがし、ブルーベリージャム、県産ハチミツ、白ゴマ入りの黒糖ペースト、さとうきびジュース、紅芋、レモングラスティーなど、素材の持ち味を活かした、素晴らしいお料理の数々。
お部屋にあるやちむん(沖縄の焼き物)や調度品も、とても素敵なものばかり。次回はやちむんについても、女将の渡辺さんに教えて頂きたいと思いました。
こんなに沢山のお料理をいただいて、カロリーは585kcal! 心地よい満腹感と島野菜のパワーがゆっくり体に満ち溢れるような気分になりました。
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