実るプロジェクトvol.4「野菜・果物の伝え方」

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日時:2017.3.4(土) 13001530 

会場:日本野菜ソムリエ協会福岡支社

講師名:田中 稔

講座名:実るプロジェクトVol.4 「野菜・果物の伝え方」

 

本講座は座学・実践・試食の3部構成。“野菜・果物の専門家として、野菜・果物の魅力をどう伝えるか”について考える、
内容の濃い2時間半でした。

まずは座学。
印象に残った講師の言葉をもとに振り返ります。

●“足し算の料理”から“引き算の料理”へ
ご自身で野菜をつくるようになってから、料理の仕方が変化したそうです。例えばトマトを料理する場合、“トマトががんばっている味”を感じるようになり、そのトマトの味を味わう舌を持つようになった。更に商売として万人受けするために試行錯誤をした結果、最終的に、シンプルな家庭料理が一番だ、という答えに行き着いたそうです。あれこれ手を加えず、素材の味を味わうことを大事にしたい、と。私たちが普段口にしている食事はちゃんと素材の味がするだろうか…外食や中食は、そうでないことも多いな、と思います。素材(原点)に意識を向ける…当たり前のようでいつの間にか忘れられていることかもしれない、と気づかされました。

●“おいしさ”には個人差がある
「野菜ソムリエがすすめたトマトは果たして本当においしいのか!?」投げかけられた問にハッとしました。参加者全員で2種類のトマトを食べ比べ。各々おいしいと感じた方に挙手したところ、2つに分かれました。“おいしい”に正解はなく、食べる人(お客様)によって好みは違うのだ、ということを改めて認識しました。

●自分なりの“おいしい”を見つけ、それを掘り下げる

講師おすすめの石山トマト。以前お客として食した際に気に入り、料理人を通じて生産者に会いに行かれたそうです。生産者とのご縁により、更に石山トマトへの愛着が強くなり、今度は伝える側として、生産者のおもいも乗せて、トマトの魅力を発信し続けているというお話。野菜は生産者のこどもみたいなもの。気軽に『○○っていいですよ~』ではなく、野菜ができた経路を知ることが大事。野菜・果物について発信する側の“責任”と“熱意”について、深く考えさせられました。

170304_2●香りを味わう、鼻に抜ける風味を感じる
見た目が綺麗な人参と割れている人参。全員で見て触って匂いをかぎました。割れている人参の方が人参らしい「青々しいにおい」がしました。どちらの人参にも育てられた環境や経緯があることを教わりました。見た目重視で育てられたものとそうでないもの、どちらもあってよい。ただ、食材の香りに敏感になることで、自然の中で育った野菜・果物に対しての愛着が涌いてくるのだ、というお話に、とても共感しました。

●料理は奥が深い
レシピ・調理法・技術などの基本はもちろん、プロとして仕事をする上ではセンスが必要というお話。講師の地元愛知県の伝統野菜、天狗なす。その食材のよさ(とろなすと呼ばれる程トロトロしている)を引き出すには、夏はフライパンで焼く、910月には油で揚げる、調理法が最適だそうです。季節ごとに調理法を変える、調味料を考える、併せる食材を選ぶ、など“食材が最も活きる方法”を模索して提供する、イコールセンスを磨く、ことも大事なのだと勉強になりました。

  

続いて実践編。Photo_3●蛇腹切り、お手並み拝見!

「料理教室の先生もいるし皆さんできるでしょう」との前置きがあり、まずは講師がお手本を。包丁の持ち方、刃の角度を利用して切る、など、貴重なお言葉と同時にサクサク動く手。見惚れている間に、講師の前できゅうりがとぐろを巻いていました。

用意されたきゅうりを前に、全員が格闘。私も思い切って蛇腹切り初挑戦。私のきゅうりはとぐろなんておろか曲がりもせず…。包丁の入れ具合が浅すぎたのが原因とのこと。講師は参加者全員のきゅうりをチェックし、アドバイスをくださいました。今回は3名の方が出来栄えを褒められていました!私も、これから頑張ります!

9種類の生野菜(バーニャカウダ用)を盛り付けてみよう!
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こちらも講師のお手本あり。立体感と色のバランスが大事とのこと。全員実践。「なかなかいいですね」「お、斬新ですね」などあちこちで講師の声。各人の発想を尊重した上で的確に手入れしてくださり、参加人数分のパターンで勉強できる、ありがたい機会となりました。

 

実践の後、講師ご自慢のレシピ4品を試食。どれも、素材の味が活かされていて風味があり、座学で学んだことを復習できるような、“2度おいしい”時間を頂戴しました。

 

食べながら『おまけ』として、“プロフェッショナルであること”についてのお話がありました。

・楽しいと思うことをやり、“おもい”が人に伝わる仕事の仕方をする

・技・知識を相手に理解してもらう努力をする

(トップの人たちと絡み続けることで、自分を追い込み、腕を上げる)

(見積書を必ず提出する、事務所を構える、部下を育てる、交渉は自分以外の人を立てる、など)

10割の人がおいしいというものはヒットしない、嫌いな人もいるというものの方がヒットする

(例:パクチー料理でパクチーらしさをどの程度出すのか、の塩梅)

・人に頭を下げる

(分からないことは聞く、若い世代の意見に合わせる柔軟性を持つ、など)

 

参加しての感想】
人に何かを伝える際、まず話し手である自分が、話す対象物に愛情と情熱を注ぐことが
大切だということが身に染みて分かりました。自分の意見を披露して満足したり押し付けになっていたりすることがないよう、客観的な視点を持つ必要がある、など気づきが多く、
大変勉強になりました。講師の一言ひとことに説得力があるのは、食の専門家として
熱意を持って仕事に向き合っておられるからだと感じました。

今回学んだことを「青果物を販売する自分へ落とし込み、少しずつでも実践していきたいです。また、野菜・果物を含めての“自然”を愛する人でありたいなと改めて感じています。
楽しくて興味深いお話を聴けてよかったです。ありがとうございました。

 

作成者:東郷かおり

野菜ソムリエプロ。食べることが好きで食べ物を与えると上機嫌になる。

現在は八百屋に勤務。目標は、野菜・果物の個性を理解して、野菜・果物の代わりに“よさ”を伝えられるようになること。人づきあいでも、個性を認め合う関係性を目指している。

八百屋が教える「産地と食卓をつなぐ青果物の流通について」

●講座名:八百屋が教える「産地と食卓をつなぐ青果物の流通について」
●日時:2017年1月25日(水)19:00~20:00
●講師:永利 裕子さん 「九州やさい日和」代表、野菜ソムリエプロ
●場所:日本野菜ソムリエ協会 福岡教室

講師の永利裕子先生は、野菜ソムリエプロを取得して11年の経験豊富な野菜ソムリエプロで、他の人にはない感性と斬新な切り口で今までに6店舗もの八百屋を立ち上げて来られました。そのような永利先生が、青果物が産地から私たち生活者に届くまでにどのようにして届いているのか、青果物の等級や規格、市場の実際など経験談を元にご講義下さいました。

                         

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1,仕入れ
産地から店舗に届くまでのルートについて。①産地→店舗。②産地→産直商材卸売会社→店舗③産地→市場(地方・中央)→店舗。④産地→JA→市場(地方)→買受人→店舗。⑤産地→JA→市場(中央)→仲卸→店舗、の説明をして頂きました。驚いたのは、地方市場は8割がせりですが、中央市場は約8割が相対取引という事。東京大田市場は5分でせり(共撰)が終わる場合もあるそうです。
2,共撰と個撰、規格と等級
共撰の良いところは、生産者が個々に持ち寄ったものをまとめ、サイズや規格・等級ごとに分けるので、ほぼ同じ大きさや形のものが揃う。個撰の良いところは、個人が直接出荷したり、共撰の基準からはじかれたもので、安い・新鮮・面白いものが出る・旬のものが豊富。そして、箱には大事な情報が満載で秀・優・良で表示され、形、色、キズなど見た目によって決まるので、差を知りたい時は箱を見ると良いとの事でした。講義もこの辺りに来ると、永利先生の八百屋好き、八百屋は面白い!という思いがどんどん伝わって来ます。

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3,地方卸売市場あるある
ここのお話は実際に見て、経験してあるからこそ話せる内容が満載で、特に「仕入れ量の多い買受人と仲良くすること」では、他の買受人さんがたくさん買い占めた時や欲しい商材がせり落とせなかった時、仕入れ量が多い買受人さんと仲良くしておくと後で「仕方ないなー」と少し分けて貰える事があるそうです。まさに裏話ですね。講座参加者の皆さん、大笑いでした!
4,販売
青果物が店舗に納品されたら、生活者に届くまでに様々なルートがあります。例として①店舗→店頭→値付け・加工・陳列→接客・促販→生活者。②店舗→卸→生活者。③店舗→通販→生活者。一般的に1番生活者に身近なのは①です。店頭に届いてから、加工・値付け・陳列・POPという作業がありやっと私たち生活者の元に届きます。これらについても普段の経験談を交えながらのお話でとても分かりやすく、とても勉強になりました。

講義の中で1番印象深かったのは、「八百屋はほんの少しの利益の積み重ねで成り立っている。袋詰めする際に1箱から20袋取れたとして数袋分が利益。この1袋が八百屋ではどれだけ大事か。」というものでした。そして「お客さんに喜んで貰っても赤字では継続できない。計画を立てて進めていき、お客さんに喜んで貰いながら黒字になっている。win-winの関係がお客さんと築けていけたら。」と。
長年培われた経験がふんだんに盛り込まれた内容にプラスして永利先生の青果物や八百屋、お客さんと真摯に向かい合う姿勢がとても素敵で、魅力いっぱいの1時間半でした。
黒豆茶と手作りケーキまで頂き、永利先生ありがとうございました。第2弾も楽しみにしています。

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【レポート作成者】園田 裕子 野菜ソムリエプロ、管理栄養士
現在JR九州ファーム八百屋の九ちゃんで九州の旬野菜・果物の販売に携わる傍ら、旬の野菜・果物の魅力を伝えるレシピ作成や行政の市民企画講座で講義、料理教室講師を務める。

幻のきのことオメガ3オイル」おススメ活用術

●講座名:「幻のきのことオメガ3オイル」おススメ活用術

●日時:2016106日(木)19002030

●講師:N.GROWTH株式会社 代表取締役、野菜ソムリエ、日本野菜ソムリエ協会認定講師、

食の6次産業化プロデューサー、marutaえごまオイルアンパサダー  桑原ナミ

●場所:日本野菜ソムリエ協会 福岡教室

 

幻のきのこ、オメガ3オイル、2本立ての贅沢講座に参加してまいりました。

 

『第1部 幻のきのことは?』

博多すぎたけ、別名ヌメリスギタケのことで、収穫後3日ぐらいしかもたなくて、春と秋にしか採れない珍しさとおいしさから「幻のきのこ」とも呼ばれているそうです。

                             

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朝先生が収穫してきた博多すぎたけの色が、朝は茎の部分が白かったそうですが講座中には茶色く変色してきていました。なめこのようなぬめりがあります。

 

博多すぎたけは、きのこ類の生産九州一の大木町で生産されております。

栽培方法は、殺菌消毒したポットの中におがくず、米ぬか、とうもろこし、おからを入れて、菌をうつそうです。

生育には、温度、湿度、二酸化炭素が管理されている培養室で30日間、冷蔵室で70日間、合計100日間かけて、栽培されます。収穫後のポット内のものは、アスパラガスの追肥に使われます。無駄なく、土にかえされており、感動!!です。

 

栄養素はミネラル、鉄分、ビタミン類、アミノ酸、食物繊維が含まれており、効果としては、便秘解消、胃腸の働き強化、免疫力強化に良いそうです。これからの、風邪が流行りだす季節には持ってこいの食材ですね、旬の野菜を食べることが良いと言われるのもわかります。

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そして、もう一つ、ご紹介された王(オ)リンギ、エリンギとユキレイタケを掛け合わせて作られたもので、大木町が品種登録されております。「きのこの王様」のようになってもらいたという、生産者様の思いが名前になったそうです。きのこの王様になっても良いと思うほど、「とっても美味~」でございました。味良し、香り良し、歯ごたえ良し、近くで購入可能なら、暫くはハマってしまいそうな、いや~今すぐにでも又、食べたい!!そんな思いにさせられるきのこです。

 

そして、『第2部オメガ3オイルの働き』の前にオイルについてお勉強しました。

オイルの働きには

 細胞膜をつくる

 脳、神経の働きを保つ

 血液をつくる

 体温(36.5℃)を維持する

 肌、髪の潤いを守る

へぇ~、こんなに素晴らしい働きをしているんですね。

どうしても、オイル=脂肪のイメージが強くて、嫌われがちなオイルですが、オイルの種類や取り扱いに注意すれば、体に大切な食材の一つです。

   

次に、オメガ3って?3

えごま油、しそ油、アマニ油、インカインチ油、チアシード、くるみ、青魚の油に多く含まれているそうです。

このようなオイルには、抗動脈硬化、抗血栓作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、脳神経細胞、網膜細胞の機能維持効果があるそうで、アレルギー体質の息子や花粉症を持っている私は早速毎日摂取したくなりました。しかも、脳の活性化に良く、神経細胞にも働きかけてくれるのであれば、更年期を向かえ物忘れが酷くなった私に、思春期を向かえいつもイライラしている息子にも、毎日1本ずつ飲み干してしまいたくなる魅力的な効能!!です。

いやいや、オイルですので、1gkcalありますし摂取量は一日小さじ1杯分で良いそうです。高温に弱いという特徴を持っているので、炒め物などの油に使用すると、酸化してしまいますので、取扱注意です。せっかくの体に良い油が、最悪な油になってしまいます。炒めた後に食卓でドレッシングのようにかけるのは良いそうです。スムージーに入れたり、サラダにかけたり、この講座以降我が家では、煮物、味噌汁、なんにでもかけております。というのも、無味無臭ですので、なんにでも合う~のです。保存は冷蔵庫がおススメです。

 

そして『第3部幻のきのことえごまオイルの試食』です。4
バケットの上にトッピングされたガーリックきのこは、桑原先生の言うとおり、ワインに合う一品で、私はこれが一番のお好みでした。豆腐の博多すぎたけと王リンギのあんかけは、桑原先生が目の前でデモをしてくださいました。レシピも付けてくださったので、早速我が家でも食卓にと言いたい所ですが、博多すぎたけと王リンギが無いので、大木町でキノコ狩りをしてから作りたいと思います。博多すぎたけのおろし和え、こちらはハプニング!

先生自家製のポン酢をかけられず配られてしまいましたが、博多すぎたけのお味が堪能できた一品になりました。

 

幻のきのことオメガ3オイルの中身が詰まって贅沢な講座は、体に良い知識が豊富になり、とっても美味しい講座でした。桑原先生の講座は資料も内容もわかりやすく、又、桑原先生の講座に参加したいと思います。

 

  

【レポート作成者】西川昌代 (アスリートフードマイスター2級、ジュニア野菜ソムリエ、天然酵母パン講師)

現在、スポーツと栄養についての講座や成長盛りのアスリートのパフォーマンスアップのための食事提案を行い、カフェ経営7年間の経験も活かし自宅で「美しく健康な体は日々の食事から」をテーマに天然酵母パンと旬野菜の料理教室~pain de famille~を主宰。

 

 

 

 

 

「Enjoy Vege-Fru Life!」イベントレポート

ベジフルフラワーとベジフルカッティングのディズプレイで華やかに始まった
「Enjoy Vege-Fru Life!」ベジ・フルへの愛情溢れるイベントになりました。
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日時:2016年8月27日(土)13:00ー16:00
1部プレゼンテーション
  ベジフルカッティングデモンストレーション
  ベジフルフラワーデモンストレーション

2部懇親会

会場:虎ノ門ヒルズ 森タワー2F 「above」

短い時間で想いをプレゼンしていただいた方々、
その熱い気持ちを共有していただいたご参加者の方々、ありがとうございました。
第1部の野菜ソムリエ部門の発表では、ヒミツのレシピや大切に作られる果物のこと、
野菜ソムリエとしての活動のこと・・・などなど。
どの方の発表も深いベジ・フルLOVEが伝わるお話でした。
キッズ野菜ソムリエ部門ではかわいい4名が登場、
「好きな野菜は何ですか?」の質問に「新しょうが」の思いがけない返事。
会場がざわめいた驚きの瞬間でした。
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ベジフルカッティングとベジフルフラワーのデモンストレーションでは、
抽選で選ばれた方にステージで体験をしていただきました。
短時間でしたが、はじめてとは思えない素敵な作品に仕上がっていました。
興味を持っていただけたら、とってもうれしいです。

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第2部の懇親会は、野菜ソムリエ協会らしく、スイカのコールドプレスジュースでの乾杯から始まりました。
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マイクリレーでの飛び入り発表もあり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
ご参加の皆さまも、まだまだ話したい事、聞きたい事が沢山あったと思います。
実は、協会スタッフの私もプレゼンを用意していたんです。
私のマニアックな楽しみ方を、みなさんに語りたかった・・・。残念です。
お土産にお渡ししたのは、協会から皆さまへ「野菜の日」のプレゼント。
豊橋市のエディブルフラワーです。
「above」のお料理にもふんだんに飾られていましたね。
大切な方のために、エディブルフラワーで食卓を彩るお手伝いができたでしょうか?
ちなみに我が家では、いつもの居酒屋風サラダが、メルヘンチックに大変身!
家族が驚くやら、喜ぶやら・・・の大反響でした。
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台風上陸の前日という日にもかかわらず、沢山の方にご参加いただきました事
本当にありがとうございました。

また、お会いしましょう。
その日まであなたのマニアック情報を、どうぞあたためておいて下さい。
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「奥田ゼミ 第13弾~アスパラガス~」レポート

こんにちは。日本野菜ソムリエ協会です。

世界的に有名な奥田政行シェフのテクニックが間近で見られると大人気の料理セミナー。
今回もアスパラガスの魅力を100%引き出す、奥田マジックを次々に
披露して下さいました。
そして、なんと!即興であの、おなじみの料理を作って下さいましたよ!
さて、参加者の上野ひとみさんがレポートを寄せて下さいました。
奥田シェフのお人柄やゼミの楽しい様子を是非感じてみて下さい!
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奥田ゼミ第13弾

テーマ:「アスパラガス」

日時:2016.4.4  19:30~21:00(受付開始19:10~)

会場:渋谷区文化総合センター大和田 2階 学習室

 

参加者:25名

<メニュー>

・アスパラガスの三段調理とスクランブルエッグ

・ホワイトアスパラガスのムニエルと鶏

・グリーンアスパラガスのスープ

・グリーンアスパラごはん

・アスパラガスのサラダ

・アルケッチァー飯!

今回は、「希望者は奥田シェフのお手伝いができます」との告知があり、
緊張気味にエプロン持参した参加者がちらほら。

初めは、いつものように調理台の前に集まり、奥田シェフのデモが進行していきました。

八ヶ岳のレストラン「素透撫」の清水シェフが横でサポート。

よいアスパラガスの見分け方が始まったかと思いきや、ごはんの水加減を
教えていただく。

人差し指と親指を使って計る方法。これを知っておくと、どんな鍋でも炊けるとのこと。
外国でお料理経験の豊富な奥田シェフ、どこの国でもご飯が炊けるそうです。

指を動かしてシミュレーションをしました。

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最初はスープから。

よいアスパラガスだと単独で美味しいスープができるが、今回はネギを加え、
甘みを足すとのこと。

バターで薄切りにしたアスパラガスを炒めていき、美味しくなったらブイヨンを
足すことを教わりま
す。

ホワイトアスパラガスのムニエルはバターたっぷりでソテー。

今回はバターの使用量がすごすぎる、家でやる時こんな量は使えない・・・
という意見多数。

苦みを感じる焦げが出るまで十分ソテー。

スクランブルエッグは全部を一度にフライパンに入れるのではなく、
余り混ぜないで作った後、ボールに入れておいた溶き卵と混ぜる。
そうすることで余熱でふんわりとしあがることを教えていただきました。

サラダは予定にはありませんでしたが、生、茹でたもの、茎の皮を空入りしたものを
盛りつけていき、仕上げに上にハーブ。
同じアスパラガスですが、手の加え方で異なる、それぞれの味、食感、
美味しさを知りました。

アスパラガスごはん。炊き立てのご飯に薄切りにした、生のアスパラガスを混ぜて。
アスパラガ
とバターなど材料はシンプルで美味しい仕上がりでした。

そして、最後に「アルケッチァー飯」!
奥田シェフのサプライズ。参加者大いに盛り上がる。
アルケッチァー飯は残っていた材料をすべて余すことなく使い切り、かつおいしい。
そんな一品でした。

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 受講生は、ホワイトアスパラのムニエル、スクランブルエッグ、ポタージュ、
皮のからいりをさせていただきました。緊張しながらも皆楽しかった様子。

協力しながら作ったお料理はどれもおいしくできました。

今回は、初めての試みの調理がありましたが、大層盛り上がり、楽しかったと思いました。

ゆっくり奥田シェフの話を聞き、デモを見るほうがしたいという意見もありましたが、
学んだことをすぐその場でやってみることで身につくと思いました。

また、受講生同士の会話も生まれ、コミュニケーションも深まったと感じました。

レポート: 上野ひとみ

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いかがでしたか?上野ひとみさんありがとうございました。

次回14弾は「ナスの料理教室」です。
おなじみ食材「ナス」の新しい魅力を一緒に発見しましょう!

詳細はこちら
http://vf.way-nifty.com/vmc/2016/04/14-80cb.html  

野菜の魅力引き出す調味料~自分で作ろうしろたまり~

野菜の魅力を引き出す調味料
~自分で作ろうしろたまり~

●日時:2016年3月5日(土) 11:00~13:00

●講師:野菜ソムリエ 近藤香織先生

●場所:協会本部 名古屋教室

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東北育ちの私にとって「しろたまり」は、未知の調味料でした。
作り手のお話をきけるチャンスを逃してはいけない!と、
すぐに参加申込みをしました。

蜷川社長からの「しろたまり」とはなんぞや、
それを語るための醤油の基礎知識、
「しろたまり」ができるまでのストーリーは、とてもとても勉強になりました。
この日から、しろたまりは、我が家の調味料棚に常備が決定しました。

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さて、しろたまりは、すっかり醤油の一種と思い込んで
参加したのですが、「小麦醸造調味料」という名のものでした。
(JAS法に基づき、大豆を使っていないしろたまりは「醤油」と名乗れない。) 
原料はすべて国産、作る場所にもこだわり、愛情をこめて作られています。
白醤油のように色は薄く、少量でもしっかり味がして、野菜の色をいかし使えそうです。

お話のあとは、しろたまりの仕込みです。
参加者全員が失敗しないようにと真剣にきき、真剣に作業しました。
もちろん、私も失敗しないように、丁寧に丁寧に。
自宅では、そっと見守るだけ・・・間違っても
しろたまりは混ぜてはいけません。色が濃くなるそうです。

 

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仕込みの後は、近藤先生による
しろたまりを使った野菜料理のお話と試食です。
たくさんのご提案をいただき、これから楽しくお料理できそうです。
MYしろたまりができるのがとても待ち遠しくなりました。

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先生の仕込んでいたしろたまりのもろみも試食させていただきましたが、
これが私は燻製のような香りに感じ、
味もお酒のつまみにもってこいの味です。
これは販売されていないので、仕込んだ人だけが味わえるお楽しみ。

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参加者のみなさん、美味しくできますように・・・

蜷川社長、近藤先生、貴重な機会をありがとうございました。
大切にそ~っと育てます。

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レポート 野菜ソムリエ 山村聖子

野菜教室~春を運ぶ野菜★なばな~

野菜教室~春を運ぶ野菜★なばな~

●日時:2016年1月28日(木)10:30~12:30

●講師:野菜ソムリエ  榊原 妙

●場所:協会本部 名古屋教室

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大好きな野菜講座。
今回のテーマ野菜は「なばな」でした。
見慣れない なばな も飾ってあり、早くも胸が踊ります。

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まずは、なばなの話から。
品種や栄養についての基本を学びます。

なばなの種類ってあまり見かけないので、
いろいろなものがあるんだと新鮮でした。

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そして、調理法で2種類食べ比べをしました。
同じなばなでも調理で違いが出るっておもしろい。

普段はささっと何となくフライパンで蒸し焼きにしていたので、
教えてもらった下茹方法を試してみようと思います。

榊原さんはご自宅でお料理教室を主宰されていることもあり、
調理法についてもたっぷりと教えて頂きました。

なばなを炒めるなら?和え物にするなら?
っとアレンジ方法を枝分かれのように教えてもらい、
早速、家庭での調理の幅が広がりそうです。

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最後は、調理デモを見ながら、レシピの説明をしてもらいました。
『なばなのチヂミ』と『なばなのコチュマヨ和え』でした。
チヂミを焼くごま油の香りが食欲をそそります。

ジュージューの音と香ばしい香りで、
焼きあがるまでのワクワクが止まりません。
細かなコツまでしっかりと教えていただいたので、
自宅でも再現できそうです。

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そして、お待ちかねの試食。
ちぢみはしっかりとした厚みのある生地でモッチモチのカリッカリ!
なばながたっぷりと入っています。
和え物も簡単なのに食べたことのない組み合わせだったので、
なばな料理の新入りとなりそうです。

レシピそのものだけでなく、『この材料に変えても合うよー』とか
『このメニューにのせても合うよ』っと
アレンジ法も教えてもらえたので、一粒で2度おいしいお得なレシピでした。
たくさんのアレンジ方法を教えて頂けるのも、
レシピ提案をされている榊原さんならではです。

なばなって春の訪れを感じさせてくれる期間限定なところも魅力のひとつです。
あとで食べ損ねたーとならないように、
たくさん出回ってくるこれからの時期にしっかり楽しみたいです。

ありがとうございました。

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【レポート作成者】
野菜ソムリエ 伊藤 美穂

野菜ソムリエサークル~ゲスト:山本久美子~

野菜ソムリエサークルゲスト:山本久美子

●日時:2015年12月1日(火)10:30~12:00

●講師:野菜ソムリエ 山本久美子

●場所:協会本部 名古屋教室

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「野菜ソムリエサークル」
野菜ソムリエとして活躍中の山本先生のお話が
聞けるとのことで参加しました。

3部構成に仕立てられた時間。

1部 山本先生がどのように野菜ソムリエとして活動し始めたか、
今、そして未来の展望のお話。
2部 「考える」ことの大事さについてワークを3種類。
3部 参加者の交流会

まず、1部では山本先生がどうやって
野菜ソムリエの道に入ったのかを聞きました。

ルーツは幼少時代の近所の農家のおじいちゃん。
畑に触れて育った幼少時代。

時には市場に同行して仕入れをするのを間近で見たこと。
野菜が美味しい料理に変身するところに感動を覚え、
自分でも料理をするのが大好きである。それがきっかけで野菜ソムリエを取得。

資格を取り、本気で野菜の魅力を伝えるべく、
今までの職を辞め、食の道に入る。

やりたいことを見つけるためにがむしゃらに動き、
動いたことによって見つけた本当にやりたいこと。

協会で講師をするようになって、
教室のゴールを決める、企画、運営の方法等を習得。
このようなお話を聞き、
実際どのように現在活動しているのかを伺いました。

そして山本先生の夢を聞き、1部は終了。

2部は『考える』ことの大事さを学ぶワークをしました。
行動するには自己分析が必要で、自己分析したら紙に落とし込む。
紙に落とし込むとおのずと自分が今やるべきことが見つかる、そんなワークでした。

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3部は参加者の交流会。
山本さんの手作りお菓子を頂きながら和気あいあいと情報交換。
このような場所は仲間作りができてとても良いですね。

野菜ソムリエの資格を取って
これからどう動いてよいか迷っている方に、
沢山のヒントが詰った充実した1時間半でした。

ありがとうございました。

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【レポート作成者】
野菜ソムリエ 大橋千珠

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野菜ソムリエサークルに参加させていただきました。

前半 
野菜ソムリエ「好転(ころ)」んだ~初めの一歩~
というタイトルで山本さんのお話を聞きました。
IT業界で会社員をしながら野菜ソムリエの資格を取得 し
その後、協会での講座の足スタントとして働き始め
1年ほど前からベジフルメンバーズのイベントで講師 を務めているそうです。
体験談やソムリエとしての考えもお聞きしました。

マラソンに例えて
Jrソムリエ = エントリー
野菜ソムリエ = スタート
人それぞれスタート地点は違うと思いますが、
先ずは初めの一歩を踏み出す事が大切です。とのお話 でした。

後半
紙媒体における「考える」と「デザインする」について ~
というタイトルでワークを行いました。
・名刺を作ってみよう。  
・自分の特徴×特長も書き出してみる
・野菜売り場のPOPもデザインしました。

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残り30分は  交流タイム 
カボチャのチーズケーキとジンジャー入りのクッキー  
白ブドウ入りのお茶とともに楽しい時間を過ごしまし た。

今回参加した感想ですが、 
紙に書き出す事がとても難しく勉強不足だと実感し 
「初めの一歩を踏み出さないと。。。」思いました。

まず出来る事とは。。と考え、
野菜ソムリエコミュニティに入会しました。

今後も初めの一歩を大切にしていきたいです

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【レポート作成者】
ジュニア野菜ソムリエ 杉本康子

とことん楽しむ土田美緒の野菜教室〜実は旬がある!キウイフルーツ編〜

とことん楽しむ土田美緒の野菜教室〜実は旬がある!キウイフルーツ編〜

●日時:2015年11月17日(火)11:00~13:00

●講師:野菜ソムリエ 土田美緒

●場所:協会本部 名古屋教室

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ジュニア野菜ソムリエの資格を取得してから、
毎月の「野菜教室」にほぼ毎回休まず通っております。

今月は、国産は旬。。。という「キウイ」。

皆さん、「国産キウイ」が11月頃が旬だと知っていましたか?
なんとなく、夏っぽいイメージありませんか?
ニュージーランド産が多いからかもしれません。

また、興味がある人は少ないかもしれませんが、
キウイは何と、「マタタビ科マタタビ属」の植物。
「マタタビ」、、、って??
猫を飼っていた経験のある方なら良くご存知でしょう。
猫が臭いを嗅ぐと陶酔してしまう植物(木)ですよね。
よくそんな木からこんな甘くておいしい果物が出来たものです。

キウイのお話の後は、たくさんの種類のキウイを食べ比べです。
いつも「野菜教室」で驚かされるのは、
今まであまり品種を意識していなかったメジャーな野菜・果物に、
とてもたくさんの品種があること。

いつも食べている、グリーンの甘酸っぱい「キウイ」は、「ヘイワード」。
甘味の強い黄色の「ゴールドキウイ」は、、
ニュージーランド・ゼスプリ社の「ホート16A」と言うそうです。

ここにはもっと細かく、
赤いキウイ「紅鮮」や、涙型のかわいらしい「ティアドロップ」など、
様々な「キウイ」が並びました。

これらは全て国産。
静岡県掛川市の「キウイフルーツカントリーJapan」と言う農場で作られたそうです

「キウイ」と言えば、もちろんニュージーランドってぐらい、
外国の、しかも温かい国の果物とばかり思っていましたから。

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キウイの歴史や栄養価の話などは長くなるのでここでは割愛させて頂きますが、
ただ、一番私が興味を持ったのは、
この「キウイフルーツカントリーJapan」の園長「平野正俊さん」について。

今から約30年前…若かりし頃の平野さんはアメリカに農業研修に行き、
2年間の生活の中で「キウイ」に出会い、その可能性にほれ込み、
苗木を持ち帰る許可が下りなかったため友人からもらった
ティースプーン一杯の種を持ち帰り
「キウイ」栽培の一歩を踏み出した。。という、壮絶なお話。
こういったお話もとても興味深かったです。

静岡は近いので、一度お邪魔したいと思います。
苗字も同じで親近感もありますので。。。

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勉強だけでなく、食べるのも楽しいこの「野菜教室」
最後はいつも先生方の考案したレシピのオリジナルディッシュの登場

今日の先生は、とにかく明るい土田美緒先生。
キウイを使った、ホットサンド、ピクルス、ドレッシング&サラダ、チョコベジスムージー。

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とても美味しかったです。
ありがとうございました。

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【レポート作成者】
野菜ソムリエ 平野勤也

野菜教室「とことん楽しむ♪~香り豊かなぶどう編~

野菜教室「とことん楽しむ♪~香り豊かなぶどう編~

●日時:2015年8月25日(火)11:00~13:00

●講師:野菜ソムリエ 土田美緒

●場所:協会本部 名古屋教室

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私自身、「モモ」に次いで「ブドウ」が好物なので、
興味を持ち参加させて頂きました。

7品種もの食べ比べはなかなか自宅ではできませんので
楽しみに伺いました。

ブドウの分類の一つとして「Vitis vinifera 意味はワイン用のブドウ」と
「V.Labrusuca きつね」と分けられるそうで・・・「きつね?」と不思議になりましたが
狐の香りがするわけではなく狐臭「フォクシーフレーバー」を意味するのだそうです。

私たちが良く頂く「巨峰」や「ピオーネ」はこの両方の品種の良いところを
兼ね備えた「欧米雑種ブドウ」の中に属すのだそうです。

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ブドウの産地と言えばあげられる「山梨県」や「長野県」「山形県」。
「愛知県」は上位ではありませんが、
丹精込めて作られている生産者さんの一つ「横山ぶどう園」さんをご紹介いただきました。

栽培過程での注意点の一つとして、
寒暖の差が激しいほど着色が著しいブドウですが、
反面酸味が抜けにくくなるのだそうです。

ゆっくり着色させることで甘み・コク共にすぐれたブドウが出来るのだと、
改めて生産者さんのブドウに対する想いを感じ取ることが出来ました。

ブドウの注目する栄養素としては、
皆さんご存知の「アントシアニン」の他「レスベラトロール」の
抗酸化作用がとても興味深かったです。
美容を気にする女性には何れも嬉しい成分ですね。

美味しいブドウの選び方は軸がしっかりして、
品種にもよりますが皮の表面に白い粉「ブルーム」が
均等についているものが良いそうです。

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7種の品種食べ比べでは、
甘みは勿論、香りにも違いがあり驚きました。


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「自家製レーズン入り★カポナータ」
「シャインマスカットと生ハムのグラノーラサラダ」


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「フローズン巨峰のアンチエイジングスムージー」
いずれもカフェのような素敵、かつ美味しいメニューでした。

素材の味がそれぞれ引き立ち、フルーツを
料理に入れることに抵抗がある男性も取り入れやすいメニューだと思いました。

今回、ブドウについての知識をまさに「知ってからいただく」事で
ブドウの魅力を改めて発見できました。

土田先生の終始笑顔のユーモアにあふれた講座、
次回も参加したいと思えるひと時でした。
土田先生・スタッフの皆様。このような楽しく充実した講座をありがとうございました。

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【レポート作成者】
野菜ソムリエ 榊原 妙