【東京】VMCみかんの美味しさと果物の消費拡大のポイント
受講日:平成24年2月3日(金) 19:00~21:00
場所:日本野菜ソムリエ協会 渋谷A教室
講師:JAみっかび 代表理事専務 後藤善一さま
シニア野菜ソムリエ/㈱キャトルセゾン代表取締役 武田由季さま
第1部 「三ヶ日みかんのおいしさのヒミツ」(後藤さま)
第8回野菜ソムリエサミットで、
食味評価&購入評価の両部門でダブル入賞を果たした「三ヶ日みかん」。
もともとは、和歌山県からみかんの苗木を持ち帰って育て始め、
様々な技術が加わり、やがて三ヶ日の気候に合った「青島」などの品種が
根付いたそうです。
美味しいみかんを作るには、土・気候・水はけの良さ、
さらに、細かい根をたくさんつけることが大切とのこと。
三ヶ日が誇る大切な土や、肥料の現物もお持ちいただきました。
おもな品種は、早生(~10月中旬頃出荷)と青島(年末~3月頃出荷)。
特に糖度の高いものは「ミカエース」として選別され(全体量の2~3%)、
また、最高級品として特別な管理をされるものは「誉れ」というブランド名で出荷されます。
品質維持の取り組みとして、地区内約20か所の気象観測所のデータをもとに、
各々の畑の状況に応じたきめ細やかな指導がなされています。
また、選果は全て機械で行われており、センサーやカメラで糖度・酸味・形・大きさなどにより、
規格ごとに正確に選別し箱詰めされます。
マーケティング面においては、
他産地とは異なる独自の戦略を展開されています。
「皮を剥くのが面倒」という思いを逆手に取り
「皮を剥くことを楽しみに変える」そんな発想から
「あたらしいみかんのむき方」を提案し、
全国各地で親子向けのみかんの剥き方講座などを開催されています。
『みかんを剥けば食べてもらえる。一度食べてもらえれば三ヶ日みかんの美味しさがわかってもらえる』
なるほど!果物離れが進む昨今、どうしたら手に取ってもらえるか、柔軟な発想が大切なのですね。
他にも、三ヶ日みかんを使った新商品の開発(CAS冷凍みかん、三ヶ日みかんハイボールなど)や
観光事業(花摘み体験、選果場見学など)にも注力されています。
後藤さんご自身も30年間、三ヶ日みかんを栽培されてきました。
地元の生産者を元気にしたい!子供たちには故郷に誇りを持ってもらいたい!
そんな強い思いを胸に、三ヶ日みかんのPR活動に取り組まれています。
第2部 「オフィスみかん」のお話(武田さま)
「オフィスみかん」とは、
職場で小腹が空いたときやリラックスタイムには
お菓子の代わりにみかんを食べよう!という運動。
毎日200グラム食べたい果物を、忙しい日々の中で
上手に摂り入れていただくための「食べるシーン」の提案です。
イメージキャラクターの「オフィスみかんちゃん」もとってもキュート
♪
「オフィスみかん」を発案し提唱している武田さんからは、
なぜ‘みかん’だったのか、実践することによるメリット、
「会議みかん」など具体的な実践例のお話を伺いました。
みかんは手軽に必要な栄養素を摂取できます。
加えて、みかんのオレンジ色は人に元気を与え、
みかんの香りは高いリフレッシュ効果をもたらします。
このことは、既に試行されている企業からの意見でもあげられています。
国産果物の代表格であるみかんを多く消費することは、
日本の農業の維持・発展に寄与することにも繋がります。
みかんを食べることの良さを改めて感じ、
この素敵な提案を私も広めていきたい!と思いました。
また、大人の食育活動をテーマにされている武田さんから、
食育活動をするためのヒント、注意する点なども教えていただきました。
第3部 「あたらしいみかんのむき方」の体験
三ヶ日みかんと、みかん剥きの便利グッズ‘一鳥三役’を使って、
ウサギ作りに挑戦しました。
丁寧な説明書きがあるものの、
立体的なものから平面の作品に作り上げるのは意外に難しく・・・。
悪戦苦闘しながらも、いつの間にか誰もが夢中に。
爽やかなみかんの香りが広がる教室で、談笑しながらの作品作り。
作り終わった後は、三ヶ日みかんをおいしくいただきました。
『食べ終わったみかんの皮はお風呂にいれてくださいね!』と、
武田さんから粗塩やハチミツなどの配合もうかがい、
イモムシのような私のウサギも湯船にいれて最後まで楽しめました。
アクティブ野菜ソムリエ 有村ようこ
約10年間システムエンジニアとして保険会社のシステム開発業務に従事。その後、野菜ソムリエに。
現在は、都内などのマルシェで野菜の紹介や、飲食店でのメニュー提案なども行っている。



鎌倉市農協連即売所は通称レンバイと呼ばれ、
野菜をひたすらスライスして、
カラフルで食欲をそそる前菜です。
ボリートとは煮込み料理のこと。
小松菜の爽やかさ香るモチモチの食感で、
この長い名前にシェフの思い入れを感じる一品です。
たまねぎを炒めたものが練りこまれていました。
甘くて爽やかなみかんのティラミスは
ところであじさいねぎをご存知ですか?