大阪支社講座のレポート

【9/28大阪レポート】京料理・京の知恵 次世代に受け継ぐもの

9/28 VMC「京料理・京の知恵 次世代に受け継ぐもの」
レポート

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4月に東京から大阪に転勤してきた私は
東京では絶対ない京料理という関西らしいテーマに惹かれ、
受講を決定しました。

京都ってどんな話なのだろう、
京野菜について勉強するのかな、
どんな伝統的な話がきけるのかしらと興味津々で当日を迎えましたが、
蓋をあけてみると一言では語れない日本食と日本文化がテーマでした。

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なかでも驚いたのが出汁の奥深さ。
お味噌汁を使った実験では出汁のうまみをいつも以上に実感しました。
出汁は唾液の分泌を促進し、消化を助けるのだとか。
科学的立証がない中で素晴らしいものを作りあげた先人たちに感心しました。

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講座を終えてみると、京都どころか日本について未知なことがいっぱいだなぁと実感。
大切なのは自分たちが正しく文化を伝えていくこと。

文化を守っていくこと。外国の美しい街やおしゃれな洋服、雑貨、
華やかなお菓子と憧れるものはたくさんありますが、
もっと日本人であることに自信をもってもいいのではと思いました。

私にできることは小さなことで今回教えて頂いたことを
知り合いにおしゃべりするぐらいですが、
微力ながら、日本の良さについて発信していければと思います。

貴重なお話をありがとうございました。

【レポート作成者】
足立 愛子 (ジュニア野菜ソムリエ)

【5/8大阪レポート】知っているようで知らない・・・農薬って何!?

5月8日(日)14:00~16:00
「知っているようで知らない…。農薬って何!?」

企画:本田愛子
講師:西野慎一

【VMCレポート】

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「農薬」と言う言葉を耳にしたとき、どんなイメージを持たれるのでしょうか。
殺、危険、恐い、等など・・・

「殺虫効果があるのなら、人も死ぬのでは?」
 「死ななくても、将来的に悪影響があるのでは?」 
「そんなに恐がらなくても・・・・・」
年齢、生活環境、職種により様々なイメージ、考え方があると思います。

戦後の農薬は、害虫、外敵を完全に絶滅させる効果第一の目的で、
使用された、DDT,パラチオン等。

現代の農薬は、必ず死滅させる事を目的とした過去の農薬と異なり、
ピンポイントの外敵、目的には効果を発揮するが、
人間、作物には安全であるなど、目的を選択した、低毒性の時代に変わってきている。

目的としては、生育を妨げる害虫を増やさなくしたり、
作物の病気の進行を止めたり、水田の除草剤など、高齢化している農業従事者の
作業軽減、需要に合わせた植物の成長をコントロールなどがある。
より安全を求め、農薬取締法も平成14年改正された。
                                                                                                                     しかし、農薬だけに限ったものではないが、様々なリスクと、背中合わせでもある。
取り扱うものが自分自身であれ、他人であれ、取り扱う者の、
モラルの持ち方によって、危険極まりない物でもある。

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過去において、効果第一の農薬を作り出したのも人間である。 
そして現在、より安全に近い農薬を改良し、又その農薬を使用した作物、植物を
利用しているのも皆、同じ人間である。 
                                                                                                                                        消費者である私自身、このVMCを受講するまでは、先入観と、偏ったイメージだけで農薬は絶対、必要のない物と思い込んでいましたが、                                                             これからは、日常生活に密着した物である事を自覚し、過剰な心配はしないで、正しい知識、情報を知り、上手な関わり方をして行きたいと、思って居ります。       


【レポート作成者】

木村 起美(ジュニア野菜ソムリエ)

【2/24大阪レポート】ベジフルラボ「白ネギ」

ベジフルラボ レポート
『野菜・果物のホントの話 ~白ネギ~』

昨年、VMCの新企画としてスタートして以来、早くも人気の『ベジフルラボ』
毎回テーマを決めて、その食材の食べ比べや、野菜・果物にまつわる
普段から半信半疑に思っている様々な不思議について、実際に検証します。

ラボとは、研究・実験。
つまり、テーマに仮説を立てて、実験、検証することです。
この過程を楽しく、分かりやすく導いて下さるのが、
シニア野菜ソムリエの西野慎一先生です。

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☆日時 : 2011.2.24(木) 18:30~19:30
☆場所 : 日本野菜ソムリエ協会  協会本部大阪教室
☆講師 : 西野 慎一先生(シニア野菜ソムリエ、ベジフル入門講師)

今回のテーマは『白ネギ』

教室内は、すでに『白ネギ』の香りがプーンプン充満しています!
『暫くしたら慣れてしまって、におわなくなるよ~!はっはっはっ』と西野先生(~ ~)

今回の実験、検証は
 ●『関西の青ネギ、関東の白ネギは本当か』
 ●『加熱するとなぜ甘くなるのか』
 ●『ゼリー状のものは何か』

そもそも、スーパーなどで白ネギを選ぶ時、みなさんは『○○ネギ』といった風に
品種指定で購入されますか? 
一般的にはやはり、『今晩のお鍋に・・・』と、品種というより、お鍋 = 用途で
白ネギを購入される方が多いのが現状でした。
しかしここ数年、トマト鍋やカレー鍋など、鍋つゆの好調な売れ行きに比例して、
鍋用ネギとして白ネギの出荷量が増加。この生産増で、ブランド化など、
新たな品種も増えつつあります。

●『関西の青ネギ、関東の白ネギは本当か』

白ネギの品種は、「加賀群」・「千住群」・「九条群」とその他に大きく分けられます。
白い部分を食べる「加賀群」と「千住群」、いわゆる根深ネギが、主に関東で栽培され、
葉の先端部まで食べられる柔らかい葉ネギと呼ばれる、京都生まれの「九条群」が
主に関西で栽培されています。

白ネギは、ある一定の寒さまで成長し、それ以上は地上葉を枯らして休眠する
性質があります。よって、この冬の間の休眠の深さ、浅さでも分類され、
休眠が深いことで、耐寒性があり、甘いのが「加賀群」と「千住群」。
休眠が浅いのが「九条群」となります。 

昔、江戸の大名をとりこにしたと言われる、抜きたてをたき火で焼いていただく
「殿様ネギ」の異名をもつ「下仁田ネギ」は、「加賀群」の根深ネギ。
その甘さ、寒さに強いなどから、交配(親)に多く含まれます。

昭和50年~平成15年までの5年毎、東京都中央市場と、大阪中央市場本場の
それぞれのネギの入荷推移グラフを見せていただきました。すると、
東京都中央市場でのネギの内訳は、「ネギ」・「わけぎ」・「コネギ」。おや?
対して、大阪中央市場本場での内訳は、「白ネギ」・「青ネギ」・「細ネギ」。

関西では、昔から「青ネギ」の九条ネギや、やっこ、万能ネギの「細ネギ」、
そして「白ネギ」の需要があったので、区別されてきました。が、
関東では、平成元年まで、「白ネギ」と「青ネギ」の分類はありませんでした。

昔は関東で「ネギ」といえば、「白ネギ」のこと。
平成元年からようやく、薬味=青ネギ=「コネギ」として、分類されるようになりました。

実験の前に、4品種の白ネギを実際に持って重さを比べたり、根元を折った直後の
香りを比べたりしている内に、西野先生としばらく質疑応答時間となりました。

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●『加熱するとなぜ甘くなるのか』

さて、次第に慣れてきた!?白ネギの香りに包まれた中、
知りたいような、知りたくないような・・・(~ ~;)、
「生」と調理後の白ネギの食べ比べです。

今回ご用意いただいたのが4品種。

左上から時計回りで、
光の剣(鳥取県産) ・ 西条(愛媛県産)・大分県産Mと2L。
 
まずは、生=調理前の白ネギで、外観、香りや辛味、甘み、食感を
自分の好みを採点。
他の食材と一緒に薬味でならまだしも、そのまんまの白ネギを、シャリ・・・ショリ・・・と
噛みしめ、しつこいですが、毎回思わず『かっ、辛っ!』と苦笑しつつ、食べ比べ。

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辛みもいろいろで、ガツーンとくる辛さ、じわじわ粘り強い辛さ、辛みというより
苦みの強いものなど、強烈な辛みの中でも、品種による違いをあらためて発見!
なんとも貴重な体験でした。

そして、思わず、「甘み」の項目があったこと自体、すっ飛ばしそうでした。
気を取り直して、甘みに集中して味わうと、やはり品種によって、
甘みの違いがあることに気付きました。
上品であっさりとした甘さだったり、のびのある甘さだったり、キメの細やかさ、
舌がマヒしたのか甘みを感じられず、ただただ辛かった・・・など、初めての経験でした。

そして、少し涙目のテーブルのみなさんで(~ ~)、それぞれの糖度を調べました。
  
次に電子レンジで加熱された白ネギを食べ比べ、同じく糖度チェック。
 
結果、自分の舌では、生と調理後の糖度に、あきらかな違いを実感したのに、
糖度計では、意外な数値が。(出席された方のみの資料となります)

そもそも、糖度計は、甘み成分だけを計っているのではなくて、
有機物の分量を計っているのだそうです。
今回の白ネギであれば、甘み成分はもちろんのこと、辛み成分である
繊維質のセルロースなども含まれます。
糖度分だけを取り出して糖度を計るとなると、もっと大きな機械が必要になるそうです。

では、加熱後の白ネギが、なぜ甘く感じられるのか。
その理由は主に2つ。
・温度をかけると、辛み成分がなくなる、又は、辛くならなくなる。
 つまり、辛みの濃度が濃くなるか、うすくなるか。
・加熱によって辛みの濃度を取ったら、甘みが残った

サツマイモの様に、加熱によって、甘み成分が増すというのではなくて、
白ネギの場合は、強烈な辛みに隠れていた、もともと持っている甘みが、
加熱で辛みが薄まることによって、出てきたわけです。
 
●『ゼリー状のものは何か』
 
 白ネギを切ると出てくるゼリー状の粘物質には、いろいろな成分が含まれています。

皆さんもご存じのアリイン。硫化アリルの一種である辛み成分は、もともと無臭
ですが、切ったり、折ったり、かじったりなど、細胞をつぶすことによって、
空気にふれて出てきたアリナーゼという酵素と混ざり、アリシンという強いニオイ
を出します。

他にもプロトペクチンや、甘み成分である加糖、ショ糖などのフラクトースや
グルコース、などが含まれています。

よく聞く、白ネギ+豚肉=アリシン+ビタミンB1が疲労回復やかっけを防ぐ効果は、
実は戦時中に実証されていたお話は興味深かったです。また、同じ白ネギでも
根っこに近い部分や上の方など、場所によって甘さや栄養成分に違いがあることも
初めて知りました。
 
今回もまた、とても貴重なお話を有難うございました。
そして、あの強烈な刺激臭の中、協会の方々の準備は大変だったと察します。
改めまして大変感謝しています。有難うございました

レポート作成者:溝渕 潤子

野菜ソムリエ
ベジフルビューティー・セルフアドバイザー
ジュニア・アスリートフードマイスター

【3/2大阪レポート】ここが知りたいっ!徳島野菜の魅力 ~生産・流通を知っとく!なっとく!~

VMC レポート
ここが知りたいっ! 徳島野菜の魅力 

~生産・流通を知っとく!なっとく!~

全国出荷量NO.1を誇る、みなさんお馴染の「すだち」・「生しいたけ」・「カリフラワー」
をはじめとして、他にも「阿波尾鶏」・「鳴門わかめ」など、
温暖な気候、豊かな自然と美しい水で育まれている、徳島県の農林水産物。
特に徳島県産野菜は、半数以上が、大阪、関西へ出荷されています。
色鮮やかな「なると金時」や、真っ白な「れんこん」も、特に関西圏のみなさま、
一度は、いえ、何度も食され、その見た目と美味しさに魅了されたはず。

この恵まれた環境の中で、特定期間だけではなく、年間を通じて、
様々な品目が出荷されています。特に吉野川流域のミネラルたっぷり、
肥沃な粘土質土壌などで、たくさんの農産物が栽培されています。

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☆日時 : 2011.3.2(水) 13:30~15:30
☆場所 : 日本野菜ソムリエ協会  協会本部大阪教室
☆企画・講師 : 石井 郁子 先生(野菜ソムリエ)
☆講師 : 梅田 晶子 先生(野菜ソムリエ)

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本日は、「なっ! とくしまソムリエ」の石井郁子先生と梅田晶子先生が、
日々 『とくしまブランド』を栽培されている農家の方々を取材された、
貴重な現地レポートと共に、生産、流通まで、『とくしまブランド』野菜の魅力を
ご紹介いただきます。知らないで食べるよりも、知って食べましょう!

◆『とくしまブランド』と「なっ! とくしまソムリエ」とは

徳島県では、『とくしま安2(あんあん=安心・安全)農産物』認証制度が設けられており、
農産物の生産・品質管理体制に一定の基準を設け、合格、認定された農産物が
『とくしまブランド』として、流通されてきました。

京阪神地域をはじめ、主要市場において既に高い評価を得ている
この安心・安全に裏付けされた『とくしまブランド』を、
日本のトップブランドとして確立しようと、数年前から戦略が展開されている中で、
平成22年9月、「なっ! とくしまソムリエ」が誕生。
全国の野菜ソムリエの中から30名が、選出されました。

徳島県産農林水産物の魅力と美味しさを、広く県外に発信、認知度及び出荷量UPを
目指すべく、「なっ! とくしまソムリエ」のみなさんが、それぞれ各方面で、
『とくしまブランド』を活用した料理メニューの提案をはじめ、
料理教室、メディアや雑誌、ブログ等による積極的なPR活動をされています。

1、2月には、東京と大阪で、徳島県主催の『とくしまブランドSHOW』が開催され、
盛り立て役としてサポートされました。
この日出席された市場流通関係や業者の方々、仕入れ担当者、飲食店のシェフのみなさんに、その品質と素材の美味しさでお墨付きをいただいた徳島野菜を、本日は何品か選抜して、
まずは梅田晶子先生から、ご紹介いただきます。

◆『とくしまブランド』野菜のご紹介

●まずは、『にんじん』のお話から
 
「にんじん」のおいしい旬は春と秋。
 徳島県の出荷量は全国3位。この時期の「春にんじん」は、生産量トップです。
「春にんじん」は、温室育ちにより、甘くて柔らかいのが特徴です。
雨に当たらない環境の中で、じっくり甘みを蓄えます。
そして、地下水まで水を求めて伸びる大きいひげ根も特徴です。

ハウスよりも小さいトンネルハウス栽培をされています。
育つ適温が20~30℃。 時にはトンネルハウスに穴を開けて、
温度調整をしています。このトンネルハウスにより、にんじん特有の
菌核病を防除することが可能となりました。

収穫は、手で抜かれる農家もいらっしゃいますが、ほとんどが機械で抜き、
選別機にかけて箱詰めへと進むことによって、コスト削減にも。

温暖化によって、他県でのにんじんの出荷が早まるなど、徳島県のシェアも年々減少。
このままではいけない、と、新作品種を増やして、徳島県の新顔野菜で
シェアUPにも臨んでいます。
例えば、核家族に向けたミニチンゲン菜、ミニブロッコリーや、紫大根、
おむすび大根などが登場。
また、水耕栽培も増やして、サラダ野菜をパックで販売したり、
地元スーパーやレストランも協力して、食卓を彩り豊かにする試みがされています。

スクリーンで、現地取材された農家の方々の実際の作業や
トンネルハウスの写真など、たくさん見せていただき、生産から収穫、出荷されるまで
の流れがよくわかりました。

こちらの農家の方は、有機栽培をされており、自ら、量販店や学校給食などで
拡販されているそうです。

●次は、レンコン大使でもある石井郁子先生から、
 
「れんこん」にとって大切な呼吸の通り道でもある、お馴染のハスを片手に、
『れんこん』のご紹介です。

「れんこん」とひとくくりにするなかれ。産地によって明確な違いがあります。
 徳島県「れんこん」の特徴は、断面の細長い形と、その白さ!です。
 白さのヒミツの前に、その形から。そもそも断面の形は、土質によって決まるそうです。
 味のうまさとは関係ありません。他県のように、水田で地下の深い所で育った
 「れんこん」は丸くなり、徳島県の粘土質で育ったものは、断面が細長くなります。

そして、その輝くような白さですが、以前、漂白疑惑まであったとのこと。
全くの間違いです! 潔白です!!
蓮根農家の方にも密着取材されて、解明していただきました。
白さのヒミツは、徳島の粘土質と収穫前の作業に密接な関係があります。
 
 ハスの地下茎として、土の中で育つ「れんこん」。徳島県独特の粘土質の土壌は、
密度が高く、空気がとても薄い状態。地上に伸びた葉柄から空気を取り込んでいます。
よって、この葉柄の断面の穴はそれぞれの「れんこん」の穴と同じだそうです。
「れんこん」が大きく成長すると、農家の方が一本一本この葉柄を倒し、空気を遮断。
すると、「れんこん」に含まれる鉄分が酸化して、白く変化していくそうです。

もしスーパーや市場などで、『この白さは漂白してるからだわ・・・』とブツブツ言う方を
見つけられましたら、手間をかけて作り上げた白さを、ぜひ説明してあげてくださいね。

「れんこん」の掘り方にも特徴があります。
パワーシャベルで上の土を機械で取り除いた後、一本一本、手で掘られます。
まさに泥まみれの作業です。
目印である芽が、土の上からひょっこり顔を出しているそうですが、
一般者の目で、どれだけ目を凝らしても、なかなか見つからないそうです。
掘るだけでなく、芽を見つけるのも熟練の技が光ります。

また、徳島では、魚がすむれんこん畑として、自然環境を守りながらの栽培の取り組みも
されています。自然の水路とれんこん畑をつなぐ『魚道』を作り、田んぼの中でも魚が
すむことにより、ミミズや余分な草を食べてくれるので、農薬や除草剤なども不要。
収穫量がアップしたという実例もあるそうです。

そして、「れんこん」独特の食感。
農家の方は『ホクホク』と表現されることが多いそうで、オススメされているのが
れんこんステーキ! また、レンジよりも蒸した方が、甘さが引き出されるそうです。
切り方でも食感が色々楽しめます。うす切りでもシャキシャキ感は健在。
よく見かける輪切りよりも、縦に細長くカットした方が、糸を引きやすく、
また違った美味しさが楽しめるそうで・・・・・、グッドタイミングで嬉しい試食タイム♪

ご説明通りの美味しさを実感できました。

●バトンタッチされて、梅田晶子先生から『ブロッコリー』と『カリフラワー』の
ご紹介です。

 

まずは、『ブロッコリー』から。
今回取材されたところは、土壌を積極的に研究されている農家です。

まず、苗床をハウス内で育てられます。寒い時期にゆっくり育つことにより、
苗が固くなり、害虫に強くなるそうです。
その後、畑で定植。カモ除けネットなどを張り巡らせます。
収穫時期は、温かい時期で、2~3ヶ月後。寒い時期は約5カ月後となります。
連作障害を防ぐために、ブロッコリー収穫後は、ほうれん草などを栽培されます。

次に、全国出荷量NO.1の『カリフラワー』のお話です。

ブロッコリーを改良してできたもので、蕾と茎を食すブロッコリーと違い、
蕾を食す花野菜。生まれたのはブロッコリーが先ですが、日本に普及された
のは、カリフラワーが先だったこと、みなさん覚えてらっしゃいますか?

徳島の「カリフラワー」の特徴は、堅く締まった芯と、その色白さです。
人が日焼けをすると小麦色になる様に、「カリフラワー」も同じく、日焼けを
すると黄色くなったりして品質が下がります。そこで、「カリフラワー」の
色白美人を守るべく、日焼けをしないように、農家の方々がひとつひとつ、
外葉を折って隠してくださっているのです。

「カリフラワー」同じ仲間で、見た目が芸術的なイタリアの伝統品種「ロマネスコ」
とブロッコリーを試食させていただきました。


食感や甘さ、味の違いを実感。見た目も楽しい食べ比べでした。

●徳島のTOPブランドである『さつま芋 ~なると金時~』のご紹介を
 石井郁子先生から。

 
 「なると金時」は、ホクホクとした食感と上品な自然の甘みが特長です。
おいしい理由は、徳島県の温暖な気候、少ない雨量と豊かな恵みに溢れた吉野川流域
の良質の砂地にあります。砂地畑は、水はけが良く、適度な排出と保湿、そして
海の砂でミネラルも豊富だそうです。

徳島県では、生産地域での特色を生かすために、それぞれブランド化されました。
鳴門市の「里娘」・松茂町の「松茂美人」・徳島市川内町の「甘姫」などがあります。

取材された農家では、機械で掘り起こす1ヶ月ほど前に、手で掘る「探り掘り」をし、
下の方の成長を助けて、収穫量を上げる工夫をされています。
夏に収穫して、しばらく貯蔵してから出荷されます。
でんぷんが糖化して美味しくなる貯蔵期間中の保管にもこだわりが。
水分コントロールが出来るということで、「リンゴ箱」を利用されています。

やはり低温でゆっくり加熱する蒸し焼きが美味しく、オススメとのこと。
石井郁子先生のレシピ『さつま芋の芋名月(黒蜜きな粉)』の試食タイムです♪

素材の上品な甘さと黒蜜の相乗効果で、ほっこりお茶をすすりたくなる様な
美味しい&幸せなひとときでした。

そしてラストを飾るのが、全国生産量NO.1、お馴染の・・・
●『生しいたけ』

こちらの菌床生しいたけは、取材先の農家の方からいただいたもので、
なんと、石井郁子先生が浴室で栽培されたそうです。うまく育つかな・・・と
当初は心配されていたそうですが、とても立派に育ちました。

徳島県では、平成元年頃から全国に先立ち、この菌床栽培に取り組み、
周年栽培が可能となりました。現在ではほとんどが菌床栽培で生産されています。
一年中、いつでも手に入るようになったのは、菌床栽培のお蔭だっだんですね。

菌床部分は、いろいろな木の粉砕にチップなどの栄養が混ぜ合わされています。
農薬を使わない、原木の代わりとも言えます。
無菌室に入れて培養し、菌床をゆっくり時間をかけて固めます。

おいしい「しいたけ」を作るには、菌床の温度と湿度が重要とのこと。
ある温度以下だと活動が休止したり、ある温度以上だと、菌が死滅します。
また温度の高低によっても成長に影響が出て、お馴染の肉厚のこんもりとした
カサが平たくなったりするそうです。ベストの温度や湿度を保つ様、細心の注意を
払っていらっしゃいます。

もちろん、みなさんのお手元に届くまでもベストな状態を保つべく、
収穫されてから集荷、選別、出荷まで、ある低温の温度をキープ。
朝収穫されたものが、午後には集荷場へと、作業もスピーディです。

「しいたけ」そのものの美味しさを味わうオススメ調理はとても簡単です。
トースターでそのまま焼いて、するめの様に手でさくと、ふっくら美味しく
いただけます。焼く時にカサを上に向けると、風味が残るそうです。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。

●とくしまブランド戦略課より
 
 徳島県大阪事務所の谷口安孝様より、『とくしまブランド』についての
 宣伝がありました。

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 徳島県は、吉野川流域の肥沃な土壌の恵みで、昔からお米や、藍染などの産業が
支えとなっていました。衰退した藍染産業の代わりに、農林水産物の生産を
拡大させて、今日に至ります。

四国地方の中でも徳島県は、昔から、木材や薪などで関西と交流があったこともあり、
農林水産物のほとんどが大阪を中心に、関西に出荷されています。

先にもご紹介した『とくしま安2(あんあん=安心・安全)農産物』認証制度を元に
これからも、『とくしまブランド』の農林水産物が日本のトップブランドとして
世界へと発展していくために、今後も、『なっ! とくしまソムリエ』の積極的な
PR活動にも、大いに期待されています。

よろしければ、『新鮮なっ! とくしま通信』のHPもご覧ください。
http://our.pref.tokushima.jp/nattoku/

 普段は、当たり前のように頂いていた肉厚の生しいたけ、真っ白に美しいカリフラワー
 やれんこん等々、ひとつひとつ農家の方々のご尽力のお蔭様であることを
 石井郁子先生と梅田晶子先生の現地レポートとたくさんの写真から、あらためて
 実感でき感謝の気持ちでいっぱいです。貴重なひとときを有難うございました。

レポート作成者 : 溝渕 潤子
野菜ソムリエ
ベジフルビューティー・セルフアドバイザー
ジュニア・アスリートフードマイスター

【4/10大阪】「肥料」について

肥料について
大阪本部教室 H.23. 4.10

シニア野菜ソムリエ
北 裕子 先生

「土壌」「肥料」「農薬」との3回シリーズにおける第2回目。

001

私達は「食べる」を毎日繰り返し、欠かすことはできません。
つまり、従属栄養の形です。

このような私達が毎日口にする食べ物は豊かな栄養成分が含まれていますし、
体にとってとても重要ですから、どの様な食べ物も「100%安全である」を願っています。
危険要因であることの「ハザード」は、極力少なくしたい、
もしくは「リスク」を管理する事を必要に考えています。
日本で食のリスク評価が行われているハザードの中に「肥料」は入っています。
農産物を作る上で必要な「肥料」ですが、意外と私たちは知らないことだらけです。
そんな大切だのに案外と判っていない「肥料」を北先生が
パワーポイント・資料等を使用して詳しく教えてくださいました。

講座の開始前に東日本大震災でお亡くなりに成られた方へご冥福をお祈りする為、
黙とうしました。
当日の講座は日曜日の昼下がり、しかも満開の桜が街路地を染めているにも関わらず、
大阪本部教室は「肥料」のセミナー聴講の人で熱気に溢れ満席でした。

北裕子先生が「肥料の話はなかなかに難しい」と言われながら、
ご自身が関られていた肥料会社のお話も交え、
肩が凝らないように理解しやすいようにとの思いから、
リラックスしたムード作りをされてどんどん話は進みました。

005

そうそう生産者さんや家庭菜園をされていらっしゃる方も沢山お見えでした。
やはり「肥料」に興味深々なのですね。

曰く、作物と肥料(土)は密接な関係なのですって。
まずは「肥料って何?」と言うことで歴史や肥料のありようについてのお話。

肥料は、一般に土壌中で不足しやすい食物の養分として施用が必要なもので、
特に(窒素)、(リン酸)、(加里)は作物の生育に必須の要素なのです。
肥料の三要素、もしくは多量要素といわれています。大切なのね。
他にもマグネシウム・カルシウム・ナトリウム等必要な元素は沢山あります。
作物に対する要素の生理作用と欠乏・過剰のありかたも写真で解りやすく見せて頂きました。
勿論水やりは必ずいたしましょうが前提ですね。

「肥料の分類」では、実際に8種類の肥料を見せて頂き、私は臭いを嗅いだり触ったり。
教室が突然に農家倉庫に早変わりです。

蒸製骨粉N(4)P(21)や蹄角粉N(13)などという珍しい遅行性肥料も観れてお得感アップです!
途中5分の休憩(質問タイム)を挟み、
後半はリービッヒの最少律にからめて肥料の使い方や、
施肥の仕方及び考え方を学びました。
それから土壌のお話に移っていきました。
日本の土壌は若干酸性気味だそう。
作物も自分に合うpHがあり、適正基準がもうけられています。
土壌酸度の程度は、土中の微生物の働きや肥料成分の吸収量にも係わってきますとのことです。

「特別栽培農産物」は各県ごとに施肥量の基準を決めて、
肥料などの量を減らして栽培しようとする農作物で、
興味のある方は都道府県のHPをご覧になって調べてみてくださいね。
基本的に肥料のやり過ぎは宜しくないそうです。

「メディア・リテラシー」という言葉をご存知ですよね。
私達はいかに情報を集めた物を聞き取り読み取り判断する力を持つかって事ですね。
北裕子先生も疑問に思ったらコミュニケーション力が大切と言われてました。

つまり肥料だとご近所の生産者の方に聞いてみたり、近くのJAに行ったり,
そこに居らっしゃる肥料のメーカーさんに尋ねたりと、
施肥は作物の養分の吸収量を基準としてその地域の土地や作型、
収量目標により違ってきますから自分なりの判断力もいりますね。
北先生、ご助言を有難うございます。

そうなってくると、3部構成シリーズの最後の「農薬」は
必ずセミナーに参加してみたいなぁと思って来ました
判りやすいように聴講した内容を記述してみましたが、如何だったでしょうか。
ありがとうございました。

【レポート作成者】野菜ソムリエ 新田 たか美

【3/26大阪レポート】土壌について

わかっているようでいて・・・!?「土とは なんだろうか?」
~農業・環境の基盤としての「土壌」~

参加レポート

レポート作成者 北村晃子(ジュニア野菜ソムリエ)

私は、この4月からこれまでの仕事を辞め本格的に家業の専業農家の手伝い&学ぶことにしました。
これまでサラリーマンをしていましたが、専業農家の嫁として今後どうするべきか悩んでいたところ、
農業をすることに私の背中を押してくれたのがこの「野菜ソムリエ」という資格に出会ったからです。
そして、常に協会で開催されている講座も農業などいろいろなジャンルで
野菜果物関連の知識が身につき少しずつ自分に自信がついてきています。

本日は、「土壌」というテーマで講座に参加したレポートを記したいと思います。
参加できなかった方に少しでも講座情報を簡単ですが提供できれば幸いです。

Honnda

<日時>2011/3/26 (土) 14:00~16:00
<場所>日本野菜ソムリエ協会 大阪支社・教室
<講師>講師:矢内 純太 (京都府立大学 生命環境科学研究科 准教授)さん
1、土壌とは、
2、植物の成長と土壌
3、畑土壌と水田土壌
4、土壌のなりたち
5、日本の土壌と世界の土壌
6、食糧・環境問題と土壌

講座開始前に、
東北大震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするため黙祷しました。

それでは矢内先生の自己紹介からスタートです。
農学博士・専門分野は「土壌学」を研究されています。
世界中いろいろな所に周り、気候帯別に土を掘り起こし研究しているそうです。
講座中、世界各地の写真を見せていただきました!

Yanai

1、「土壌」の言葉の説明やそのものの説明。
・「土」は自然の土、「壌」は農耕地の土を指す。
・土壌の機能は、生産機能(生産を支える)、生育機能(陸上生物の生育を支える)、分解機能(有機物の分解)、
保水機能、浄化機能と5つの機能がある。

*土は、何も主張しないが多くの機能を持ち働いてくれている。
しかし、肝臓と同じで沈黙。本当に疲弊してしまった時は全く働けなくなるものである!
  ・土壌の誕生は、6億年前。人類は、700万年前。
  月面は、生産機能のない土があるが、地球は生命の営みとともに6億年かけて成立。
  ・土壌は「地球の皮膚」と言われている。

2、・土壌肥沃度は、植物生育に強く規定する。
  植物生育の場としての土壌機能は、
①水分の保持と供給②養分の保持と供給③根の生育環境。
・土壌の構成成分から土壌養分について詳しく説明がなされた。
 三相成分(固相・液相・気相)のバランスで干ばつの危険が増したり、
植物が育つ比率のお話や、土壌の粒度に関していろいろなサイズの石が混在しているほうがよい土壌という説明、
土壌の元素などで養分の説明や生態系の持続性といった化学のお話が入り我々には難解な説明に感じたが、
矢内先生なりに噛み砕いてわかりやすく説明してくださっているという印象は受けました。
図を見ながら自分なりに理解に努めましたが、なんとなくしか理解できていない気がします。矢内先生すみません。。。

3、・畑土壌は、土壌管理がいつも必要で手間がかかる。
 ・水田は、非常に優れたシステムである。
水を張ることで、土壌肥沃度の維持・増進につながる。冬は乾燥し水中の土壌と微生物も入れ替わる。
    連作障害の回避。地温の調節ができる。夏は涼しい。環境にもよい。

4、土壌は、気候・生物・地形・母岩・時間などの条件で変わってくる。
  つまり、地球上にはいろいろな土がある!
  また、土壌生成には時間ががかかる(森の土が1cmできるまで100年かかる。)

5、・日本の土壌は、・褐色森林土(代表的土壌)・沖積土(農耕地に多い)・黒ボク土(火山灰など)が分布している。
 ・世界は、気候帯に応じて多様である。土壌が多様なので農業生産・環境保全のための管理法も土壌により異なる。

6、・世界人口と食糧生産量は2倍だが、耕地は一定。生産性向上=集約化・土壌への負荷。
 ・土壌荒廃や土壌汚染→土壌の機能にも限界がある。土壌が滅ぶと文明も滅ぶ(過去のメソポタミア文明など)
最後に、食糧生産や環境保全に関連して土壌汚染や土壌荒廃が深刻になりつつあるということを痛感しました。
そして、SOS(Save our soils)
という言葉で講座が終了しました。

Globalな視点で考えると、土が持続的に利用できるように考えていかなければならないと思いました。
砂漠化したり荒廃や汚染されてしまうと復活するまでに多大な時間を要するからです(要因によっては復活にそう時間を要しないものもあるようですが。。。)

土壌も空気や水と同様に、自然環境に属する社会的共通資本の一つとしての見識が必要と感じました。

Yanai2

矢内先生からは、
①あなたの故郷の土の色は?
②あなたにとって野菜と土の関わりに関する思い出とは?

という質問があり質問カードに書き手渡しました。

土壌について歴史や言葉、そして植物、地球、
環境問題や食糧問題などの土壌荒廃や汚染など多岐に渡る分野からのアプローチで濃厚な2時間でした。

復習が必要でこれからニュースなどで世界の土地の様子が出てきた時、
きっと矢内先生の授業を思い出し、本当にこの土地にこの農地改革が良いのだろうか?
砂漠化の問題が出た時も歴史から見ていくだろうと思います。

長い文章になりましたがここまでお付き合いくださった皆様ありがとうございました。

【2/23大阪レポート】世界のマーケット トルコ&キューバ編

2月23日 VMC

【世界のマーケットVOL.3 中国&トルコ編)
講師:KIYOMI

昨年の7月8月に引き続き

FM COCOROなどで人気のDJ KIYOMIさんの楽しい講座がありました。

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この日の講座は世界のマーケット第3弾。

今1番勢いのある国中国と人気のあるトルコ

まず、中国から。

昨年の上海万博では、とても賑わっていた事は記憶に新しい事ですね。

この国は商売上手というか、人気のパビリオンには何時間も並ぶので疲れた人に携帯
椅子を売りに来るそうです。

何でもありのお国柄が出ていますね。

街に出て日本でも馴染みのあるお店も出店しているそうですが市場っぽい店もまだま
だあり

なんだか昭和の日本っぽい・・・ALL WAYS 三丁目の夕日??

その風景の中に八百屋というより果物屋のようなお店が多く見かけられ

そこではディスプレイなんて関係ない!!

さあ、売ってるぞ!買え!とばかりにただズラリと並んでいるように見える新鮮な果
物たち・・・

私たちが勉強した事なんてどこ吹く風の販売方法です。

中国でも最近は有機認定野菜があるらしく、それらを緑色野菜AA級、A級と認定され
ているらしいのですが・・・?

どこを基準としているのかが判りません。

判らない事はまだあります。

飲食店の入り口に「にこにこマーク」のシールが貼られていると

衛生状態が良い店だという証なんですが、その入り口前に洗濯物が干されてい
る・・・?

そして、結構都会のビルなどがある場所にパジャマ姿の女性が現れて普通にビルの中
に入られたそうで

日本では考えられない姿での登場ですね。

何でもあり、ですね。

モラル向上というのを国を挙げてされている事ですが、なかなか浸透していないのが
現状の様子です。

この旅で、KIYOMIさんが帰国される時に何かのトラブルで飛行機が飛ばなかったそう
で、

アナウンスなしで突然お世辞でも美味しいと言えないお弁当が渡されたそうです。

つまり、待てという事。

そして、突然周りの人たちが動き出したので「ああ出発するんだ」と判ったそうで
す。

ホントに何でもあり。

ここで講座は休憩タイム

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KIYOMIさんからおやつをいただきました。

トルコのおやつ、ロクムという砂糖がたっぷり入っている甘いお菓子とドライフルーツ

ドライフルーツはとても多く作られているらしく、この日はリンゴとアンズのドライ
フルーツをいただきながら

トルコのお話へ進みました。

ヨーロッパ地域とアジア地域が混じり合っているこの国。

99%がイスラム教だという事ですが、私はやはり世界3大料理を真っ先に思い出しますね。

日本との関係は100年以上前に和歌山県で難破したトルコ船籍を助け、手厚く看病し
たという事からトルコ国民は親日派となったそうです。

まず、旧市街地で人気のカッパドキア。
アンカラに近く、地平線に沈む太陽はとても素敵だそうです。

勿論昇ってくる太陽も・・・自然の美しさを楽しめる場所です。

やはり、この国でも八百屋というより果物屋がたくさんあり

カラフルで大量の新鮮果物がずらりと並んでいます。

ドライフルーツがたくさん作られている理由も判りますよね。

このように世界から見ると、日本の果物の消費量は少ないんだなと改めて感じました。

この国の女性は絨毯を織る事ができて初めて認められるようで、それも1日2cmしか織
り進まないらしいのです。

子供のころから織り続けて嫁入り道具として持っていくそうです。

しかし、高級イメージの絨毯がお土産屋さんで売られている風景にびっくり!?

なんと売り物を道に置いてわざと踏まれるようにするのだそうです。

理由はその方が値打ちが上がるらしいのです・・・???

汚れていく絨毯・・・

私には理解不能な事です。

ところ変われば、ですね。

ほとんどの方がイスラム教なんですが中にはキリスト教の方も居るそうで、

元は宗教上の迫害を恐れて洞窟生活をしながら信仰していたそうです。

今は、形を残してレストランになっている場所もあるそうですが現在もまだ生活され
ている方もおられるそうです。

皆さんスカーフを巻いているイメージがあると思いますが、そのスカーフの色で信仰
心のレベルが判るそう。

ブルーモスクと言われる礼拝場は青いタイルが素敵な御祈り場で、今も男女の場所が
別になっています。

観光地なんですがやはり神聖な場所なんですよね。

新市街地は西洋っぽくモダンな感じ、人気のベリーダンスが見られるお店もあるそうです。

観光地として整備されている感じです。

今回の講座はガイドブックには書かれていない事柄の話がたくさんで、あっという間
に時間が過ぎました。

私としては、日本人は果物の消費量が少ないんだなと世界と比較して知ることができ
る時間でした!!

レポート作成者
元川智子 (野菜ソムリエ べジフルビューティーセルフアドバイザー)

【2/18大阪レポート】ワークショップミニ 「ホウレンソウ」

<ワークショップMini レポート>

・日  時: 平成23年2月18日(金)18:30~19:30
・場  所: 日本野菜ソムリエ協会 大阪支社
・テ ー マ: 「産地旬 徳島県ホウレンソウ」
・講  師: 藤井 康資 先生(野菜ソムリエ) 

今回のテーマは、今が旬である徳島県ホウレンソウ

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講師の藤井先生は、種関係のお仕事をされていることもあり、
農家目線でお話をしていただきました。

Fujii

まずは、ホウレンソウの特性などの基礎知識。
また葉の形や軸、生育のタイプなど、
東洋種と西洋種の相違点についてもお話いただきました。
春~夏にかけては西洋種、秋~冬にかけては東洋種が出回ることが多く、
日本人には、シャキシャキして甘味がある東洋種の方が好まれているそうです。

そこで、日本人好みの東洋種を夏でも栽培できるよう品種改良がなされ、
今では「極立性系」という省力化品種も存在しているとのことでした。

次は、大阪と東京市場の産地と出荷量の比較。
東京では、年間を通じてさまざまな産地から出荷されているのに対し、
大阪市場では、5月~10月は岐阜県産、11月~4月までは徳島県産が半数以上を占め、
ほぼ二県で占められている状況がグラフから見て取れました。

なぜ、このような状態が起こっているのでしょう?

それは、徳島の栽培方法によるものでした。
徳島県ホウレンソウは、温暖な気候を利用し、
ほとんどが水田裏作の露地栽培でじっくりと育てられています。
播種はほとんど10月。全体的に出荷量が減る1月、2月の出荷にスポットをあて、
その収穫時期を考慮して少しずつ時期をずらしながら播種を行うにより
高いシェアを誇っているのだそうです。

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このように関西の冬を支え、
徳島県の生産物の中でも圧倒的な面積を誇るホウレンソウ栽培ですが、
近年では問題も浮上してきているとのこと。

①露地栽培のため、今年のような寒波(大雪)などの自然災害で打撃を受けやすい。
②収穫作業の人手不足
(徳島のホウレンソウは、袋詰めではなく、一つずつ帯で留めての販売。袋詰めできる機械や設備が整えられておらず、ほとんど中国人研修生の手作業によるもの。)
③黄化症やベト病など、病気の発生

そんな状況をどう克服していくのかが、これからの課題だと言えそうです。
また最近の傾向として、病気に強い品種や、健康志向や店頭での見栄えの良さを考慮し、
色の濃い品種を作り出そうと、変遷が激しいともおっしゃられていました。

そして講義終了後、テーブルのみなさんで、自主的に食べ比べを実施。
軸の長い東洋種系タイプは甘味が強く、軸が短く広がって育つタイプは、
味は濃いものの、少し塩っぽい感じ、という意見でした

サラダホウレンソウはクセがなかったものの、甘味や味はあまり感じられず、
水耕栽培だと言われると納得・・

同じホウレンソウでもこんなに味が違うものかと、正直驚きました。
「ホウレンソウ」の奥深さや、徳島の産地情報なども知ることができ、
とても有意義な時間でした。

レポート作成者 坂本 典代

(野菜ソムリエ・ベジフルビューティー・セルフアドバイザー・ジュニア和食マイスター)

【2/7大阪レポート】ベジフルラボ テーマ食材「カンキツ」

VMC参加レポート
            
ベジフルラボ
テーマ 柑橘

日時2011年2月7日  PM15:00~16:00
講師 西野慎一先生(シニア野菜ソムリエ・ベジフル入門講師)

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愛媛県大阪事務所ブランド推進課長 菊池 明氏

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ベジフルラボとは 
ラボとは研究所・実験という意味であり、
研究、実験とはテーマがあり仮説を立てて検証するということ
この講座ではその日のテーマ野菜や果物について、
品種や特徴などの基本情報をお聞き
した後、見た目や食べ比べ、糖度測定などの実験・検証を行い、
個人での順位や希望購入価格なども検証して、一覧にまとめ、
全員の結果は後日メールでお知らせいただけるという形の講座です。

時間という短い時間ですがその日のテーマ食材についてポイントを
絞って知ることのできる有意義な講座のひとつと思います。

<今回の概要>
①かんきつ類の分類について
植物学上の分類
ミカン科
*ミカン属・・・・35種
*キンカン属
*カラタチ属
*その他 

もう少しわかりやすく一般的な分類(交配雑種を含む)
*オレンジ類    ネーブル・バレンシアオレンジ
*みかん類     温州ミカン・ポンカン
*グレープフルーツ類  ルビー
*香酸柑橘類    ゆず・巣立ち・レモン・ライム・カボス

*タンゴール類   ミカン×オレンジ
             清見・タンカン(いよかん)
*タンゼロ類        ミカン×ブンタン等
             セミノール
*雑柑類      ハッサク・甘夏・日向夏
*ンタン類    ブンタン・晩白柚

②新品種の育成について
近年ミカンはほとんど種がなく、新しい交配がしにくい、
その中で新品種のほとんどは清見の交配が多い。育種親として最適
・・・清見も種は少ないが他と交配すると種ができやすく、かつできたものは
   種が少なく、皮が薄く、糖度の高い物ができやすく、消費者に好まれる
   商品になりやすい
愛媛より新しい3品種の紹介と食べ比べ等実験・検証

せとか 
清見×アンコール×マーコット
ジューシーで濃厚な甘さ・肉質やわらかくじょうのうがきわめて薄く、無核で食べやすい・表面は滑らかできれいなオレンジ色
オレンジ的な香りだが好みがあるようである 

甘平  
西之香(清見×トロピタオレンジ)×デコポン
愛媛県が育成した新品種の柑橘  (1~2月が食べごろ)
果実は大型で形が極めて扁平、果皮の色が濃く、豊満で張りがよく、薄く剥きやすい、果肉が粒感があり、シャキッとした独特の歯ざわりの食感が特徴

デコポン(不知火) 清見×ポンカン
デコポンの名称は熊本果実連の商標登録、一般名は不知火
晩生柑橘、独特のデコ(カラー、ネック)を生じる形状
じょうのうは薄く、肉質はやや固めだが食べやすく、歯ごたえもよい。
多汁、無核

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今回参加者全体の評価では甘平の評価が高かったようですが、デコポンは季節が早め
で路地ものの出回る旬のものであればより、ジューシーで甘味や酸味ものってくるよう
に思われますので、又違った結果が出るようにも思いました。
この他、愛媛県の育成新品種で「紅まどんな」(登録商標)をご紹介いただきました。
時期が12月で今回は残念ながら、現物を見ることができませんでしたが、
皮とじょうのうも薄く、肉質は柔らかくてとろけるような食感で、ジューシー
高級感があり、冬のギフトに最適とのこと。次の時期に是非味わってみたいと
思います。

レポート作成
野菜ソムリエ 有田理子

【1/28大阪レポート】ワークショップミニ「レタス」

2011年1月28日  ワークショップミニ
「淡路島の冬レタス」レポート

淡路島のレタスの旬は冬。

近年では、包装機や供給ロボットなどの省力化技術の導入により10月~5月までの間、
延べ1,000haを超える基幹作物になっている。

冬期は、マルチ、二重被覆などのボリュウムアップ大作戦により
「ふんわりおいしい」レタス生産を目指している。

市場では、淡路島のたまねぎと肩を並べるほど淡路島レタスは有名で、
近年では労力の効率よいレタスが主流になりつつある。

市場からの要求と農業の抜本的構造改善が進んだ典型的な例である。

レタスの品種は全15種あり、
甘さは品種によって違うが「レタスの味はドレッシングが決める」
という言葉もあるくらい、
レタス自体の味比べは難しく、むしろ脇役的な存在である。

ヨーロッパではほとんどリーフレタスを使用。彩り重視のため。
淡路島でもリーフは60日かからずに収穫できるため、増えつつある。

レポート作成者
折原 由史子(野菜ソムリエ)

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