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2007年12月

【名古屋】ワークショップ「大根」~調理編~

Photo_23日時】2007年12月17日(月)14:00~16:00

【講師】田中 稔先生(ベジフルクッカリー講師)

【会場】協会本部名古屋教室

相変わらずの田中先生人気で、平日昼間の開催にもかかわらず満席になる盛況ぶり。懐かしい方からおなじみの方、初めての方と大変にぎやかなワークショップとなりました。

今回は、いつものワークショップと少し変え【調理編】ということで、テーマ食材「大根」をいろいろな調理をして味わっていただきました。
まず初めは、素材そのものを味わういつもながらの食べ比べ。大根9種類を生で少しずつ試食してもらいました。

【大根の種類】

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●方領大根  ●源助大根  ●三浦大根 ●青長大根

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●レディース大根 ●赤大根(のとむすめ) ●紅芯大根 ●黒丸大根 ●黒長大根

【大根の話】
皆さんが試食している間に、先生は大根のお話を。
はじめに伝統野菜の「方領大根」「宮重大根」「守口大根」のあれこれを教えてくださいました。作っている場所やタネの入手方法、大根が欲しかったらどこに連絡していいかなど。みんな必死でメモをとっていました。
他には、赤い大根「のとむすめ」をすりおろして、酢をかけて色の違いをみたり、戸隠の辛味大根や福井で食べたおろしそばの大根の話など、田中先生の大根エピソードをいろいろ聞かせていただきました。

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【デモンストレーション】
お次は皆さんお待ちかねの調理編。 Photo_17
まずは『大根のおいしい味噌おでん』から。
名古屋人ならきっと好んで食べる味噌おでん。
今回は赤味噌・白味噌のミックスで作っていただきましたが、赤味噌だけでも美味しくいただけます。肉質がやわらかくておでんにはピッタリの源助大根を使って作りましたが、方領大根や宮重大根もオススメだそうです。
ちょっとしたひと手間「面取り」と「かくし包丁」のことにも触れて、牛筋入りの味噌おでんを作ってくださいました。Photo_18

他には、大根の皮を活用した『柚庵漬け』や赤(紅芯大根)・黒(黒長大根)・緑(青長大根)と彩りが素敵な『大根ご飯』と今回「のとむすめ」を使った『揚げ大根のかにあんかけ』の4品を教えていただきました。
それぞれ大根の個性を活かして作られた料理はどれもおいしくて、皆さんとっても満足したようでした。

【お土産に】
いろいろな種類が勢ぞろいした大根のワークショップ。
コミュニティあいちの自由畑で育った伝統野菜の「方領大根」が、収穫期をむかえたにも関らず、なかなか収穫できないという事態から「皆さんで分けてください」とたくさん送っていただきました。そのため、先生が大根のたたき売りならぬ、切り分けてくださり、少しずつ大根をお持ち帰りいただきました。

【参加者からの感想】
・大根のワークショップは面白かったです。試食したのは全部美味しかったし、料理のレシピも参考になりました。
・味噌おでんは作ったことがないので、作ってみようと思います。
・大根が嫌いで参加しましたが、ぜひ家で作ってみようと思います。
・同じ大根でも調理法によりかなり違う印象になりました。
・講師の話は毎回興味深く勉強になります。また先生の講座を開いて欲しいです。

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【名古屋】ベジ☆フルカービング

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【日時】12月10日(月)19:00~21:00
【講師】宮崎 愛子先生(AI&CO. Flower Studio主宰)

Photo_17クリスマスも近いということで、リンゴを使った切り彫りとキュウリと人参を使っての作品を作りました。
参加者ほぼ全員がカービング初体験。「カービングとは?」というお話よりも、「とにかく作って、ナイフに慣れてもらう!」と早速、先生の周りに集まり作り方を教えていただきました。

Photo_11 最初はキュウリと人参を使ってナイフに慣れていきます。
キュウリでは花と葉を。そして人参では葉を作ります。
サクサクと作られていく作品に、一瞬「もしかして簡単!?」と思ってしまうほど、先生のナイフ使いに見とれつつ、でも、内心「作れるのかしら?」と不安にもなりつつ、皆さん真剣に変身していく野菜を見ていらっしゃいました。

一通り作り方を見た後は、いざ実践。 Photo_12
用意された食材を手に取り、それぞれ作っていきました。

熱心に作業をしていき、思ったよりも手際がよく楽しそうに作っていました。
「ちょっと変な形だなぁ~」と思っていると、先生がパパッと修正してくれて、人参の葉も様になります。

キュウリと人参の作品を作り終えたら、次はリンゴの切り彫りに挑戦です。
リンゴのキレイな面を選び、お花の模様を描いていきます。
リンゴの皮の赤と果肉の白のコントラストがはっきりしていて、彫りやすいのですが、失敗したら大変と思うと、少し緊張するようで、皆さん黙々と集中して彫っていました。

Photo_14来上がった作品はコチラ。

2時間という短い時間でしたが、全員時間内に全ての作品を作り上げることができました。
今回は、リンゴとキュウリ・人参を使ってのカービングでしたが、キャベツやラディッシュ・スイカなどを使った大作にも挑戦したいという感想を頂きました。切れ味の良いカービングナイフにはまり、「自宅でも作ってみます!」と皆さんとっても満足気に帰られました。好評だったので、また開催したいと思います。

【東京】タオスさんとつくば満喫「つくばヤーコン収穫祭」

PhotoPc090009_2【日時】2007年12月9日(日)10:30~15:00
【講師】つくばヤーコンの会代表 石島 繁先生
【場所】つくば市つくばヤーコンの会

つくば中心部から車で30分も行くと、あっという間に周りの景色は密集する建物から
畑に変わります。その一角に、石島先生のヤーコン畑はありました。

●ヤーコン畑での収穫
畑に到着すると、目の前に広がっていたのは茶色くシワしわになったヤーコンの葉。
ここ2週間、寒さで霜が下りたこともあり、青々としていた葉や茎は一気に茶色に変化
したそうです。しかし、寒さのおかげで今年は太くて丸々としたヤーコンができている
とのこと。地表に近いヤーコンは霜の影響で黒くなってしまう為、少しでも被害を防ごう
と灰をまいて応急処置がしてありました。

Pc090012_2 まずは石島先生から、ヤーコンの掘り方の説明や連作障害を防ぐ為、畝幅を1m35cm
と広めにとり、毎年交互に場所を変えているという話を受けました。
また、昨年の品種は「ペルーA」でしたが、今年は「サラダオトメ」という肉色が白く、
割れも少ない品種とのこと。
「ちなみに・・・」と「このヤーコンの種、こっそり持ち帰ると罰金ですよ」と話す
石島先生。冗談なのかと思ったら、サラダオトメという品種は特許製品で自家増殖が禁止されているそうです。

そしていよいよ収穫。腰を伸ばしたまま引っ張るとぎっくり腰になるとの忠告を受け、
誰もが腰を入れて懸命に掘っていました。できるだけ大きいものを選んだけれど、一人ではなかなか抜けず、二人がかりでようやく抜けたものも。タオスさんも合流して一緒に
ヤーコンを掘ってくれました。
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 最後に掘ったヤーコンを塊茎と塊根に分け、軽トラに乗せて作業終了。帰り道、たくさんの白菜が並ぶ畑に感動したり、タオスさんの畑の野菜たちを見せてもらったりしながら
しばらく田舎を満喫しました。

●講演会
Photo_15 続いて屋内で石島先生の講演がありました。
〈ヤーコン栽培のきっかけ〉
つくばは芝の生産量全国1位。そんな中、一昔前はバブル崩壊に伴い、生産量も需要も
減る一方。そこで空いた土地の活用と芝生産時の農薬使用に疑問を感じた石島先生は、ヤーコン栽培を始めたのでした。

〈健康機能性〉
ヤーコンの成分の中でも特にフラクトオリゴ糖は多く含まれていて、便秘や大腸がんの予防が期待されています。また、カリウムやクロロゲン酸(ポリフェノールの一種)が含まれていて、食後の血糖値上昇を和らげたり、高血圧を予防したりする効果も期待できると言われています。

〈加工方法・加工品紹介〉
生芋だけでなく、加工品としても出荷、販売を行っています。ヤーコンをスライスして乾燥させたヤーコンスイーツナチュラルや天日干しヤーコン芋、ヤーコンの頂葉を使ったヤーコン茶や生地に頂葉を練りこんだヤーコンうどんなどがあります。
衛生面や直接日光に当てたときの変色を考え、湿度を下げ風を利用して短時間で乾燥させる企業秘密の機械を使って加工するものもあります。

〈流通方法と普及、販売促進〉
・ 直売所や大田市場、ネットでの販売
・ 物産会(筑波山の梅祭りなど)参加
・ デパート・スーパーでの普及と販売会
・ ヤーコン料理などの講演、講習会
・ メディア(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)への働きかけ

そして、ここ地元つくばでヤーコンを作り始めたときはほとんど知られていなかったのが、
今では10人中6人くらいはわかるようになった、と少しずつ地元での普及活動を行ってきた成果を感じているそうです。
しかし、まだまだ認知度が足りないので、普及と販売促進に力を入れて行きたいと熱く語る石島先生。参加していた私たちに是非ヤーコンの魅力を消費者に伝えて欲しいと望んでおられました。

●ヤーコン料理を囲んでの交流会
Photo_21 講演の後はヤーコンの会の皆さんが作ってくれた様々なヤーコン料理を堪能。メニューはヤーコンとニンジンの葉のかき揚げ、ヤーコンとベビーリーフのサラダ(自家製ドレッシングも美味でした)、お漬物、そしてメインのヤーコンみぞれ鍋。鍋の中身は地産地消ということで全て地元産。筑波地鶏や根菜類、白菜やネギを入れ、更に地元の日本酒「霧筑波」まで投入。最後におろしたヤーコンをたっぷりと入れ、煮上がったら仕上げに自家製味噌を入れ出来上がり!だしは昆布のみ、調味料もお酒と味噌のみでしたが、野菜と肉の旨みが出ていて更にヤーコンの甘みも加わってなんともいえない美味しさでした。
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美味しい料理を囲みながら、会員同士話も弾み、新たに様々なつながりもできて和やかな雰囲気でした。
おまけに、元々は七味でおなじみの陳皮として皮のみを使っていた「福来(ふくれ)みかん」というかわいらしいみかんと、生芋を干したヤーコン芋(生芋2キロからわずか140gにしかならないので高値になるが、消費者に認知してもらえないとのことでした)、遠赤外線除湿乾燥させたヤーコンスイーツナチュラルを特別にいただきました。

最後に、自分たちで掘ったヤーコンをいただき、記念撮影をして解散となりました。
ヤーコンを以前より身近に感じるようになり、周りにもっとヤーコンのよさを広めていこうと感じた一日でした。

お忙しい中、たくさんの準備やご指導をしてくださった石島先生、タオスさん、ヤーコンの会の皆さん他、関係者の方々、ありがとうございました。
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レポート:石川真由美(ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター)
最近の子どもたちの食生活の乱れに日本の将来の危険を感じる日々。自身の持つ保育士と野菜ソムリエの資格を活かし、食育に携わる活動をして行きたいと探求中です。

【東京】理事長講演会「農産物におけるブランディング」

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日時:2007年12月6日(木)19:00~20:30
講師:福井栄治
会場:協会本部渋谷第三教室

師走に入り道玄坂の街路樹にイルミネーションが輝いている。
月に一回程度はワークショップに参加しているが、今回は少し間が開いたことといつものように食べ比べや試食ができたりするようなものではないことに、やや緊張して会場に向かった。
受講するのは理事長セミナーで、テーマは「農産物におけるブランディング」である。

ブランディングとは?マーケティングとは?何のためにするのか。
昔、といってもほんの2~30年前まで、農産物は作れば売れる時代が長い間続いていた。
しかし現在、高度に資本主義が発達し競争を勝ち抜くための手法としてブランディングが必要となってきた。ブランディングは、利益を最大化するためのマーケティングの商品政策のひとつである。

ネーミングとブランディング
ネーミングは、文字通り「名前」のこと。単なる識別の手段のことであり、ブランディングとは、識別機能はごく一部で、ユーザーが価値と感じることを約束することである。
あくまでユーザーの価値、食品であれば食べ手が価値と感じること。
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あらゆる消費財マーケットは3つのカテゴリーに分かれる
カテゴリーとは、「ラグジュアリー」「スペシャリティー」「コモデティー」の3つ。
商品が属するカテゴリーによってマーケティング手法はちがってくるので、まず、自分たちのカテゴリーはどこかを考える。しかし、自分たちの考えていることと、ユーザーの認識とにギャップがあることがある。

と、ここまでは、一般的なマーケティングの手法をわかりやすくおさらい。
ここから、理事長が日本全国を飛び回り、探し出し、経験した実体験に基づいた青果物のブランディングの具体例をもとに講義が進められた。

例えば会津地方の「青首大根」。収穫した大根を雪の下にわざわざ保管し糖度を上げて出荷されることに価値をみつけ、「会津地野菜」の「雪中大根」として販売したこと。そして、このネーミングでお店に並べただけでは売れなかったこと。糖度を上げるために雪の下に保管したという情報をお客様に伝えなければ売れないのである。ハードに情報を付加することによって「新たな価値」を生み出したのである。

青果物は1%のラグジュアリーと99%のコモデティーから成る。
本来はスペシャリティーに入る商材もコモデティーに混ざっている!スペシャリティーとして販売するとそこは1兆円マーケットになる!!

コモデティーの商品の中にユーザーが価値と感じることを見つけ出し、作り手ができることを約束してブランディングする。新しいイメージ、新しい価値、新しいコンセプトをブランディングで作り出す。

何度も繰り返された言葉は「ユーザーが価値と感じること」。売り手(作り手)が価値だと思うこととユーザーの認識とにギャップがあることがある。そして売り手がその価値を訴えることはプロモーションにすぎない!ということ。

野菜ソムリエの役割
作り手(生産者)は魅力のあるコンテンツを持っていても、昔から日常的に行ってきた農業の中にある価値を認識できない場合がある。
生活者が望んでいることをここから見出してあげるのも野菜ソムリエの役割である。

エルメスがもしジャスコに売っていたら?みんながロレックスの時計をしていたら?など分かりやすい例えで、自分の商品のカテゴリーを明確にすることと、その商品が持つ機能以外の価値の重要性を学びました。

農産物のブランディングについて、理事長がご自身で発見し体験して見出してきたものをとても分かりやすく伝えてくれます。こんなチャンスはめったにないと思われます。私は、理事長の貴重な講義を一字一句聞き逃してはいけないと必死にメモを取りましたが、ちゃんと理解できるまでにはもう少し時間がかかりそうです。

理事長の日本の農業を活性化し次世代へ継承するという熱い思いも、講義の端々に感じました。参加者からの質問も相次ぎ、30分以上も時間をオーバーしながらも名残惜しく充実した講義内容でした。


レポート:天野道子(ベジタブル&フルーツマイスター)

農業団体に勤務していますが、青果物の流通には携わった経験がないので只今勉強中です。おいしく楽しく食べるだけだった野菜や果物ですが、その魅力を人に伝えたり、さらには販売にまで関わろうとすると、野菜&果物の世界の奥深さに驚くばかりです。

【大阪】ワークショップ「大根」

日時:12月20日(木)14:00 ~ 16:00
食材:大根
講師:藤掛 進 先生(ベジフル入門講師)

ようやく、冬らしく感じられるようになった12月20日
大根のワークショップが行われました。

今回の大根は13種類

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・黒長大根
・黒丸大根
・青長大根
・紅芯大根
・赤大根
・ラディッシュ
・聖護院大根
・三浦大根
・守口大根
・方領大根
・のとむすめ
・源助大根
・女山大根

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久しぶりに沢山の参加者が集まりにぎやかに行われました。
写真はポリポリと音が響きながらの食べ比べ中の様子(笑)

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食べ比べのあとは、マイスター石原ミサさんから
いろんな大根にあわせた調理法のミニ講座がありました。
レシピも2種類配られて皆さんお得な気分に!!

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藤掛先生からの大根のミニ講義の後、グループで1つ大根を
1つ決め、プレゼンテーションを行ってもらいました。

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最後には、女山大根を提供して下さった佐賀県大阪事務所
の方から、佐賀の大根や農産物について御挨拶があり
大盛況のうちに終了しました。

来月はイチゴです。
満席間近です!迷われている方はお急ぎください★

イチゴのWS詳細
http://vf.way-nifty.com/vmc/2007/12/post_cb4a.html

【大阪】ベジフル アンチエイジング講座

べジフル アンチエイジング講座

◆日時 : 平成19年12月20日(木)18:30
◆講師 : 関宏美先生

女性には興味のない人はいないと思います。

「アンチエイジング講座

12月は外食が多くなりがちで気温も低く乾燥してるので
即実践できることが多いと聞いたので参加しました。
参加者は、みんな同じ思いの様で満席でした♪

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先生はいつも素敵でキレイそして笑顔がかわいい関先生。
初めの挨拶ではビューティーの観点は個人によって違うので、
個人の目標に合わせてサポートすることが大と聞き、
思わず全員で「まさに、そうだなぁ!」と、頷いてしまいました。

①アンチエイジング基礎講座 アンチエイジングを知る

<アンチエイジングの意味は?>
Anti    Aging
反対の     1.年齢を重ねること
    2.老化する

2.の意味で老化防止という意味です。

<なぜ老化するのか?>
リンパの流れが悪くなったり、活性酸素が増えると老化しやすく
なるそうです。その為にインナービューティーが大切です。
「五臓がいいと健康」と言われるように、そうなると脳にも肌にも
良い影響が出るそうです。

<活性酸素とは?
人は呼吸をすると酸素を体に取り入れます。そのうち2%が
活性酸素に変わります。活性酸素は細胞を錆びさせ、老化の
原因になります。

ではどうしたら少なくできるのでしょうか?

呼吸を止めることはできないので外に除去する方法を考えると
抗酸化ビタミンを取ると良いそうです。

抗酸化ビタミンはビタミンA・C・Eでビタミンエースとも
呼ばれてます。ビタミンAは皮膚粘膜の働きを正常に保ったり、
免疫力を維持します。ビタミンCはシミ・ソバカス、肌にハリを与える。
コラーゲンの生成に役立ちますビタミンEは血行促進で血液サラサラ
効果や抗酸化作用があります。一緒に取ると効果が上がります。

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②アンチエイジングクッカリー
普段の生活にアンチエイジングを取り入れるヒント

・アンチエイジングに効く
ビタミンA・C・E + お酢
お酢には疲労回復、高血圧改善、食中毒予防などの効果があります。
アンチエイジングの基本にお酢をプラスするとより効果的だそうです。
先生は蒸し野菜に、もずく酢をドレッシングにして食べるそうです。
簡単なので、実践してみようと思いました。

・しみ・そばかすに効くもの
ビタミンC・E + キチンキトサン
キチンキトサンはカニ、エビの甲や桜海老、チーズ、きのこに
多く含まれています。

・シワに効く
コラーゲン + ビタミンC
コラーゲンは豚足や手羽先、カレイ、ヒラメ、牛すじ、ふかひれに
多く含まれています。先生が手羽先に塩・胡椒だけしてグリルで焼くと
簡単でおいしいと紹介されてました。
※私も普段やってる!一緒だ!と思うと、うれしくなりました♪

・デトックス作用のあるもの
しょうが、赤唐辛子、たんぽぽ、にんにく
そして今アメリカでは黒ニンニクが注目されているそうです。
黒ニンニクはニンニクを燻製して作られていて、気になる臭いも
2時間で消えるそうです。そしてポリフェノールが多く抗酸化力は
5~10倍だそうです。一度食べてみたいです!!

③食だけでなく運動、心すべてのバランスが大切!

生活の中でできること
睡眠、紫外線ケア、その日のうちに汚れをとる
なかなか解っててもできないんですが、改めて頑張ろう!という
気持ちになりました。

メンタル
色を楽しむ、新しいことにチャレンジする。
これは毎日自然にできてそうな気がします。
先生は嫌な事やイライラしたらトイレに行って鏡に向かって
思いっきり笑顔になって、明るい気持ちに戻れるそうです。
わかる気がしました!

おまけ
クリスマスや年末年始に間に合うとっておきの
ビューティーケアを教えていただきました。
できそうと思ったので実践してみたい思います。
※参加者だけのお楽しみのためヒミツです☆

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最後は先生の手作りおからケーキとレアトーフケーキ、
そしてアフリカ生まれのアジャブティーを飲みながらの
ティータイムを行いました。

あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
普段の生活に取り入れることができる色々を教えて頂いたので、
アンチエイジングで素敵な年末年始を迎えたいと思います。

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野口 知恵
ベジタブル&フルーツマイスター
V&Fクッキングロン スウィーツレッスン講師
管理栄養士
ル・コルドンブルー 製菓ディプロム

居るだけで周りの雰囲気をパっとよくしてくれる
とっても明るく楽しいマイスター
協会だけに留まらず、幅広い方面でスウィーツで
楽しく美味しく幸せな時間を作ることを提案されています♪

【東京】クリスマス★プチカービング

Pc030004_2Pc030006_2日程: 2007年12月3日(月)19:00~21:00
場所: 協会本部渋谷第一教室
講師: 大橋路子先生


教室に入って目についたのが、いろいろな形が掘り込まれたリンゴです。
赤や黄緑の皮のリンゴに、もみの木をはじめとした模様が浮びあがっています。
そして、その奥を見ると、小玉スイカにバラのような花が見事に掘り込まれています。外側の皮(緑と黒の皮)と中の赤い果肉の間の白い部分なので、白いバラなのですが、何となく中の赤い果肉が透けて見えるので、ほんのりピンク色の、それは美しい花でした。
他にもニンジンでできた花などもあって、野菜や果物でこんなものができるのか、と驚きながら席に 着きました。
机の上には、ラディッシュ、リンゴ(ジョナゴールドと王林)、ズッキーニ、そして見たことのない形のナイフ(カービング用のナイフ)が置いてあります。あと、水を入れたボウル(真水と塩水)です。

Pc030007_2 まず先生から、ベジタブル&フルーツカービングはタイで盛んなことなどの基礎知識や、ナイフの持ち方などを教えていただきました。
カービング用のナイフは、見たことのないおもしろい形をしています。とっても華奢ですが、刃が薄くてすごく鋭いです。
日本ではナイフを使う時、刃が自分の方に向くように使いますが、タイや西洋では刃を自分とは反対の方向に向くように使うそうです。当然持ち方も違ってくるのですが、いつもやっているように刃が自分の方に向く持ち方でもよいとのことです。(ナイフはちょうど鉛筆のような要領で持ちます。私は慣れていないので、刃を自分の方に向くようにしました。)

Pc030024_2 さて、いよいよ実習です。
まずは、練習。ちなみに今回の参加者は、皆さんベジタブル&フルーツカービングは初体験のようです。
ラディッシュを1個。葉っぱは付いているとけっこうじゃまです、ということで、葉を根もとから全部と、しっぽも切り落とします。
基本はV字カットです。表面に、V字型の谷のようなミゾを入れるのです。ラディッシュの葉が付いていた方からしっぽの方へ、表面をなぞるように、少し斜めに刃を入れます。
次に最初の切れ込みの横に、斜めにもう一本、表面をV字型に切り取るように刃を入れます。この時、切り始めと切り終わりを合わせるのが大切。先生のお手本を見ると、2本目の刃を入れたそばから、切 り取った部分が剥がれてきて、きれいなV字型のミゾができます。ラディッシュは皮が赤くて中が白いので、谷間が白く浮き出てきれいです。Pc030018

しかし、実際にやってみると、切り込みを入れてもV字型に取れません。2本の切り込みがうまく合わさっていないのでしょう。何度も刃を入れなおしたりしますが、深すぎたり、V字の部分が太すぎたり、格好がつきません。見ていると簡単そうなのですが・・・。
悪戦苦闘しながら、ラディッシュに縦に8本、V字のミゾを入れました。ミゾの太さも間隔もバラバラですが、赤地に白の縦縞ラディッシュが出来上がりました。
この時教えていただいたコツは、ナイフを使うときには支点が必要だということです。親指、人差し指、中指でナイフを持っているので、中指か小指をラディッシュにあてて支えとしながら、ナイフの先を動かします。

Pc030025_2次はリンゴです。赤い皮のジョナゴールドと黄緑色の王林を用意していただきましたが、今回はジョナゴールドを使いました。
まずはリンゴの上部(軸のある、枝についていた方)に、4方向に小さな印を付けます。そこからラディッシュの時と同じように、下の方(花のついていた方)に向かってV字型のミゾを入れるのですが、ちょっと難易度が上がります。
上から下に、リンゴの表面をS字になぞって、カーブを描いてミゾを刻むのです。出発点である上部から、90度回転させた位置に終点を作ります。
まず4本ミゾを入れて、その間にも一本ずつ、合計8本のS字のスジをリンゴの表面に描きます。

果実の断面は真ん丸のようですが、「よく見ると真ん丸ではなく、リンゴのように花びらが5枚の果物は、五角形をしています。」とのことです。
そんなことも考えながら、バランスよく刃を入れていきます。それにしても、見慣れていると思っているリンゴの果実でも、新しい発見があるものですね。
Pc030052Pc030041Pc030037



次は、このS字のスジの片側に、飾りを彫ります。
スジの縁の片側を、小さな三角形か小さな円形を並べるように切り取ってゆきます。三角形の場合はズバッ、ズバッと2回刃を入れると三角形に切り取ることができます。円形は小刻みに刃を動かしながら丸く切り取るのPc030063 で、三角形よりもちょっと難しいです。
結構、根気が要る作業ですが、慣れてくるとおもしろくなってきて、気が付くともくもくと手を動かしていました。私はスジごとに三角形と円形の飾りを交互に付けてゆきました。
赤いリンゴの表面に、白の美しい模様が浮かび上がりました。色止めに塩水にくぐらせて、リンゴは一段落です。

今度はラディッシュで花を作ります。
ラディッシュをひとつ、葉を少し残してしっぽは切り落とします。
次に切り取ったしっぽの所に切り込みを入れるのですが、今度は今までとは少し違って、中央が少し膨らんだ形の、短いミゾを作ります(泪型の切れ込み)。このミゾを3本、交差させて入れます。ちょうど、すき焼きなどの時にシイタケの傘に星のような切れ込みを入れたりしますが、それと同じ要領です。

Pc030020_2Pc030082_2次に、上で付けた星型にかみ合うように、今までより大きく切り込みを入れます。ミゾを作るときよりもうんと大きく、中ほどから下の方まで切り込みを入れるのですが、一番下は切り離さないようにします。それぞれ、上の星型のくぼみに合わせて切り込みを入れ、6枚の花弁ができました。
さらに花弁にも切込みを入れてより豪華にします。出来上がったら真水につけて、しばらくすると切ったところが開いて、まるでつぼみが咲くように開いてきます(私が作ったものは、切れ込みがちゃんと入っていなかったのか、あまりうまく開きませんでした・・・)。

もうひとつラディッシュを加工します。
やはり葉っぱとしっぽを切り取ります。今度はラディッシュの横(地球にたとえると赤道部分)に、先ほどの泪型の切れ込みを8本か16本、均等に入れます。
次にその上側と下側に、その切れ込みとかみ合うように同じような泪型を入れます。まるで赤いラディッシュに白い網をかけたようになります。私の作ったのは、切れ込みがいびつに入ってしまったので格好悪くなってしまいましたが、バランスよくできると、赤と白の、小さな手毬のようなラディッシュができて、とてもかわいいです。

Pc030072 いよいよ、今回の最難関、ズッキーニで葉っぱを作ります。
季節にもよりますが、ズッキーニは値段が高いので、普段はキュウリをよく使うのだそうですが、今回は初心者向けということでキュウリよりも大きくてやりやすいズッキーニを用意していただきました。
(ちなみに、ラディッシュもけっこういい値段がしますが、ちょっと古くなって葉っぱが全部とられたりして、安く売られているものを買って練習するといいそうです。)

まずズッキーニを縦半分にし、さらに横に切ります(4等分したことになります)。
果肉の方から削って、ある程度薄くします。次にヘリを削って、少し角ばった感じの卵のような形にします。
次に皮の方です。中央に葉脈を作ります。真ん中を細長い三角形に残して、V字の切り込みを入れます。その両側に横の葉脈を三角形に入れていきます。
最後に葉脈に合わせてヘリをギザギザにカットして葉っぱの完成です。葉っぱは2枚作りました(私は1枚の途中で時間切れでした)。

今回は、ここで終了です。2時間がとても短く感じられました。

「よし、家でもやるぞ!」と、カービングナイフを購入し、自分の作品と、実習で使わなかった王林と、切り取ったラディッシュやズッキーニのくず(煮込んだりすれば、無駄なく食べられます)をいただいて帰りました。
また、先生の作品(赤いリンゴに今日やったような飾りが彫られたもので、上に花形のロウソクを載せることができる素敵なものです)と、すばらしいカービングの絵葉書、協会の買い物バッグと盛りだくさんのお土産とともに帰宅しました。

Pc030003_2最後に先生に伺ったお話です。
先生は、ベジタブル&フルーツカービングを、最初はカルチャースクールのようなところで、お勉強されたそうです。
その後は、タイ料理店に習いに行ったりされたそうです。またタイではこういったカービングのコンテストが開かれるそうなのですが、年に1回くらいはそういったものを見に行って、新しいデザインなどを勉強されるそうです。
「切り方は基本の組み合わせで、あとはデザインだから。」と先生はおっしゃっていましたが、そう言えるようになるまでには、大変な道のりがありそうです。でも、そこまで極めなくても、「食べる」や「育てる」などとは違った、新しい野菜・果物との付き合い方を発見した気分になりました。

戸嶋光一 ベジタブル&フルーツマイスター
野菜や果物、農業が大好きで、マイスターの資格を取得しました。
まだまだ勉強中ですが、野菜や果物、農業のすばらしさ、大切さ、楽しさを伝えることができたらと思っています。

【理事長講演会 農産物におけるブランディング12/6 アンケートより】

理事長講演&交流会の2回目(12/6開催)のテーマは、
「農産物におけるブランディング」 でした。


 出席者は12名、 20代~40代までの 男性、女性 
 生産者の方、食品関連団体勤務の方、
 青果卸、小売の方、料理教室講師の方などなど、ご参加いただきました。

 当日とりましたアンケートにたくさんのご意見をいただきましたので
 いくつか掲載させていただきますのでご参考まで。。

 (無記名式でしたが、お名前をいただきました方がございましたので情報掲載がございます)

●参加理由は?
・テーマに興味があったから 
・自分の一番知らない情報だったから。マイスターの勉強をしてもっとも深めたい分野だったから(30代 女性)
・自分のビジネスに生かすため(40代女性)

●今年に入ってベジフルメンバーズクラブへのご参加は?
 初めて(7名)  2~5回(3名) 数え切れず(2名)

●印象に残った話は?
・売り手は価値ある情報だと思っていることはユーザーにとっては、プロモーションでしかなく、ブランディングのために必要なものではない。プロモーションから価値ある情報を見つけることでブランディングができる。(20代農業従事者)
・「ユーザーが価値と感じること」と「自分のできること」の接点をみつけること、多くの人が認識している価値とは何かを見極めること。(30代女性)
・ハードに情報を付加することによって新たな価値を生み出し、ソフト化する。ブランディングとは・・・ユーザーが価値を感じることを約束すること。本来スペシャリティーになるものがコモディティーに入ってしまっている。スペシャリティーにするにはユーザーに対してどのような努力が必要か。
・ユーザーが価値を感じることを基準として明確にし、仕組み作りをして情報とともにうるということ、現在の流通に疑問を感じていたので、90%以上がコモディティとして販売されてしまうというのは納得できた。よいものが評価される仕組み作りをしたいと思いました。
・「コモディティーのなかに本来はスペシャリティーになるものが埋まっている」
そこを画一化したのはJAかと、ドキっとしました。
・ストーリー性の重要性。コモディティーからの脱却の事例(会津地野菜)。生活者の価値の創造。
・売り手の認識不足、気付き不足、「自分の位置」「自分の扱うもの」に対しての、客観的、ユーザー視点での評価の大切さ。
・売り手と買い手のカテゴリーのギャップ。 

●今日の感想
・私がブランディングしていると思っていたことは、売り手の勝手なプロモーションであり、
生活者の方にとっての価値ある情報でもない。ルールすら決めていない自分の手法に欠点があることがわかりました。(20代農業従事者)
・大変濃い内容で途中から早く家に帰って自分の仕事におとしこんで考えてみなければ、と思っていました。本当にこのお値段でこのように内容の濃いものを聴かせていただきましてうれしいです
・どの本を読んでも、マーケティングの全体像はみえても何であるというはっきりとしたものがわかりませんでした。でも、本日、内容のすべてではないにしても、少し見えてきたような感じがしました。また、マイスターの役割についても少し理解ができたような気がしました。
・生産者側ではないが、コモディティーの野菜をどうスペシャリティーにするかというのに興味を持った。自分でも考えながらブランディングしたいと思う。
・ソムリエの役割が価値を見つけ出し伝える、という本当の意味が分かった気がします。ありがとうございました。
・野菜ソムリエというより、農業団体に勤める者として大変勉強になりました。ありがとうございました。
・コモディティからの脱却は年数を重ねていかないとブランディングは難しい。生産者の位置づけよりも農協、販売ルートの立ち位置にいる方の意識が変わらない限り厳しいと感じた。
・社会を変えること、日本の将来を考えることを農業や食糧事情等々を考えなくてはいけないと思いました。
・現在全く違う分野にいるため、今日の講演会でのみ聞くことができる話を知ることができ、大変有意義でした。

【東京】東京都中央卸売市場(築地市場)見学ツアー

Pb270057日程: 平成19年11月27日(火)6:50~11:00
場所: 東京都中央卸売市場(築地市場)場内
     東京シティ青果株式会社 会議室

寒さがだんだんと増してきた11月下旬。まだ夜が明けきらない早朝に「築地市場見学ツアー」に期待を寄せながら参加者が集まりました。

Pb270067今回、築地市場を案内して頂いたのは、マイスターの田村さんと久原さんです。
田村さんは築地市場内で長年働いた経験を持つ、せり歴25年という超ベテラン。
久原さんは、IPM西本に勤務され輸入フルーツのプロモーションを行っているそうです。

Pb270056_2Pb270065「築地市場」は、東京都内に11ヶ所ある東京都中央卸売市場の中では最も古い歴史を持 ち、敷地面積約23万㎡の水産・青果を取り扱う総合市場です。
青果の卸売場(約1万㎡)に一歩入ると、外気とは別にひんやりとした空気が身体を包み込みます。青果物の鮮度劣化を防ぐ為に大型空調により温度が一定になっているそうです。大量の野菜・果物が積み重なっているダンボールの隙間と“ターレット”(360度回転が可能な小型の三輪運搬車)が走る中、皆さんスルリとすり抜けて「せり場」に到着。

Pb270038 まずは、7時から始まるという「せり」をひな段の端に立たせて頂いて、その一部始終を見学しました。せりが始まる前に、買い手は見本台に並べられた品物を下見します。そして、いよいよせりの開始です。一斉にせり人の場内に響き渡る大きな声と共に、見本台に並べられた品物が次々とせり落とされていきます。スピード感溢れる現場に皆さん圧倒されていました。

せり売り(せり)とは、売り主が多くの買い手に競争で値をつけさせて、最高の値を付けた人に売る取引方法のことを言います。市場で行うせりには、「固定ぜり」と「移動ぜり」の2種類があります。

【固定ぜり(見本ぜり)】
P1020146_2Pb270029Pb270034 品物全てではなく、見本をみせながら行うせりのこと。一段高い段にせり人が乗り、品物の品質や大きさ別に順番に売っていきます。買い手は、ひな段に乗り“手やり(※)”で欲しい値段を示していきます。


【移動ぜり(現物ぜり)】
Pb270040_2P1020150_2品物全てを見せながら行うせりのこと。せり人は、小さな踏み台を持って、次々と移動してせりを行うのでこの名称がつきました。
※“手やり”とは、価格を指で示すサインのこと。せりの時、大声を出すのはせり人だけです。買い手は、黙って手やりで値段を示すだけなのです。せり人は、大勢の人の手やりを見定めて、一番高い値段の手やりの人を指名してせり落としていきます。

Pb270062Pb270063 「せり」を見学した後は、青果の卸売場・仲卸店舗など市場を一周しました。仲卸業者は、現在110業者あり、「せり」などで買った品物を市場内にある自分の店に運び、飲食店などの買出人に販売しています。その中で西洋野菜や常に新しい珍しい野菜を取り揃えた仲卸業者「大祐(だいゆう)」では、とっても珍しい“レインボーレッド”というキウイフルーツを紹介、試食させて頂きました。表面には毛がなく、果肉の中心部が赤色、糖度が高く甘いキウイフルーツの珍しさに皆さん驚いていました。
その他、仲卸店舗では、亀戸大根、黒大根、パリジェンヌキャロット、クワイ、銀杏などスーパーや八百屋などでは、なかなか見られない様な珍しい野菜・果物が並んでいました。
P1020157_sh01P1020155P1020161Pb270059Pb270064_2 







Pb270066場所を東京シティ青果の会議室に移して、 本日案内役をして頂いた田村さんから、「築地市場」や「せり」についてのお話を伺いました。
仲卸店舗を見学している際にも、店舗には銀杏が目立っていました。田村さんのお話の中で、銀杏の保存方法についても教えて頂きました。銀杏は、ある程度湿り気を持たせた方が長持ちするとのこと。その方法とは、まず、銀杏を1つ割ってみて湿り気を確認します。水につけて湿り気を持たせて、発砲スチロールにいれて0度で保存しておけば2年間は持つそうです。

Pb270068_2東京シティ青果の青木さんから「築地市場について」の説明をして頂きました。市場のしくみや機能、築地市場の歴史、今注目されている豊洲市場への移転などについても詳しく教えて頂きました。
【中央卸売市場の機能】
集荷・公正な価格形成・分荷・衛生の保持等の機能があります。
【築地市場の1日の取扱量と売上】
水産:約2090t 約17.9億円
青果:約1183t 約3.2億円
水産・青果全体の売上合計は、約20億円にも上ります。
【歴史】
大正12年の関東大震災により、日本橋魚市場をはじめとする市場群が焼失した為、海軍省から築地の用地の一部を借り、市設魚市場として芝浦から移転させました。中央卸売市場開設までの暫定市場として建設したのが築地市場の始まりです。築地市場は、昭和10年の開設以来、東京の食生活を支えて、既に70年以上の月日が経過しています。
【豊洲市場への移転について】
平成24年3月までに豊洲に移転予定。敷地面積は約40.7万㎡という広さを持つ豊洲市場。築地市場の場内市場機能だけを移転し、場外市場はそのまま残されます。豊洲市場には新しく場外市場も作られます。
(移転の理由) 
・施設の老朽化
・取扱数量の拡大により、施設が手狭になったこと などが挙げられます。

Pb270070_2 東京シティ青果の白石さんより「市場の現状のお話」について伺いました。「秋の果物」と言えば、「みかん、柿、リンゴ」が代表的ですよね。その旬の食材「みかん」をとりあげて説明をして頂きました。
平成18年度のみかんの生産量第1位は「和歌山県」でした。一昨年までは、「愛媛県」が第1位でしたが和歌山県が抜いて第1位へ。①和歌山県 ②愛媛県 ③静岡県 ④熊本県 ⑤佐賀県と続きます。
そして、みかんが一番食べられた年は、昭和45~46年で生産量360万t、平成18年では生産量80万tと約1/4も減少しているということでした。消費量も減少傾向にあPb270076_2ります。白石さんから、「今年の秋にみかんを10個以上食べた人?」という問いに全員の手が挙がらなかったのも消費量の減少の現状を表しているのではないでしょうか。
 
また、とっても気になる“今年のみかん”についてのお話も伺いました。今年は、雨が少なかった為小玉傾向にあるそうです。そして、今年はみかんが安値であることも懸念されています。生産量は、昨年は80万5000t、今年は90万5000tと見込まれています。
みかんが美味しくなる3つの条件は、①土地 ②太陽 ③海の反射熱だそうです。生産量の多い県を見ると全てこの条件が一致しています。

お菓子や嗜好食品に目がむいていて、幼少の頃から果物を食べる習慣がなくなってきていることに不安を感じることや生活のリズムに果物を取り入れてもらうことが大切であるとおっしゃっていました。1日に果物200gが摂取目標とされていますが、みかん2個(みかん1個=100g)でまかなえてしまいます。

P1020164Pb270072 そして、みかん4種類の“食べ比べ”を行いました。                                
①愛媛県産 : 果皮が薄く、少し酸味があるが糖度も高い
②愛媛県産 : コクのある甘さとみずみずしい果肉が特徴
③長崎県産 : 糖度と酸味のバランスがよく、食味もよい
④熊本県産 : 果汁がたっぷり、みずみずしい

久原さんより「輸入果物市場について」の説明をして頂きました。久原さんが勤務されているIPM西本は、ライムやマンゴー、アボカドなどの青果物の輸出入及び卸売を行っている会社です。
Pb270079果物の“世代別摂取量”についてもお話を伺いました。特に20~30代の人達は、1日100g以下(約80g)で、摂取量不足が目立ちます。理由は、種や皮があって食べるのが面倒くさいなど。それは、世界的にみても低い水準になるそうです。韓国やノルウェーよりも低く、下から数えた方が早いとのこと。
輸入果物が卸売市場に占める割合は20%で、その中でバナナ、グレープフルーツ、パイナップルが8割を占めるそうです。
そして、マンゴー、アボカド、ジェイドライムについても品種や食べ方などを教えて頂きました。マンゴーは、フィリピン、メキシコ、ブラジルなどから輸入されています。特にオススメなのがケント種のマンゴーだそうです。繊維質が少なく、アボカドのように横に切って割って食べられるそうです。アボカド(メキシコ産)の食べ頃は、①果皮の色 ②ヘタの乾燥 ③果皮が緩んでくるのを目安にするとよいとのこと。最後に、ライム(メキシコ産)は、ジェイドPb270074というブランドのぺルシアン種でタネがない品種だそうです。果皮が薄いものが良品です。
P1020172 久原さんから、ライムを使ったレシピ “ライム果汁の酢めし” を教えて頂き、試食用として酢めしの上にお醤油漬けにしたアボカドをのせたものを頂きました。ライムの爽やかな酸味とお醤油漬けにしたアボカドがとっても合う一品でした。お土産にジェイドライム、キャラボの刺繍入りのハンドタオル、メモパッドなどを頂きました。

Pb270023 朝の集合時には真っ暗だった空が、終了時にはスッキリと晴れた青空に変わっていて、なんだか爽やかな1日の始まりをきることができました。野菜・果物のエネルギーとそれに関わっている人達の熱気や活気がパワーとなって築地市場を動かしているのだと痛感しました。青果物が生産者から生活者に届くまでにどのようなステップを踏んでいるのか、実際に自分の目で確かめることができ貴重な体験をさせて頂きました。

お忙しい中、東京シティ青果の青木さん、白石さん、田村さん、久原さんどうもありがとうございました。

レポート:菊間恵子 
ベジタブル&フルーツマイスター  ベジフルビューティーアドバイザー

「“美・医食同源” 美味しく・美しく・健康に」をコンセプトに、“ヘルシービューティー”を目指しています!!
野菜&果物からアプローチする“アンチエイジング”ライフ&レシピをお届けしています。
BLOG 「Miss VegeFru」 http://miss-vegefru.blog.ocn.ne.jp/beauty/ をご覧下さい♪♪

【東京】色を知っておいしく魅せよう

Pb260006日時  2007年11月26日
講師  西谷 喜代子 先生
会場  協会本部渋谷第三教室 (寿ビル教室)


「料理を色の観点から理解することで、
よりおいしく素敵に魅せる手法を簡単に身につけていただけます。」

何とも魅力的なこの講座のふれこみに誘われ、私は迷うことなく受講を決意しました。

かつて受講した講座、ジュニアの「イメージコーディネーション」では、私たちが受け取る情報の80%は視覚の働きによりもたらされるものだということを、さらに、マイスターの「ビジュアルマーチャンダイジング」では、伝えたいことを相手により明確に伝える手法を学びました。これらをふまえても、視覚的情報の中で、色の果たす役割は大きいということですが、これらの理論を実際に料理とからめて展開するとどうなるのか。とても興味のあるところでした。

◇ 料理の色と見せ方
人間視覚で識別できる数は10万色以上であるということと、カラーイメージを簡単におさらいしました。

Pb260001 そして、食卓を手軽に演出できる方法のひとつとして先生が取り上げられたのはランチョンマット。例えば、朝は大事な一日のスタートなのでオレンジのランチョンをチョイス。オレンジは赤のアクティブさと黄の希望が合わさった色であることから、気持ちをポジティブにしてくれるそう。そして、夜はONからOFFに切り替えて一日の疲れを癒すモスグリーンなど。緑は森や木々など自然に多くある色でリラックス効果が高く、くすんだ和の色味はよりなごませる力があるとか。シチュエーションによってランチョンの色目を換えることで、人の感情にも効果を与えて、生活を豊かにしてくれるようです。
Pb260004次に、料理と皿との関係を色紙を使ってワーキングしました。白いお皿は清潔感があり、使いやすいということ、また、黒いお皿は料理に鮮やかさや華やかさを加えることが実際に目で見てわかります。次に、同じ白い皿に盛られた肉料理でも、ランチョンの色が、寒色の青では元気がなく、ともすればおいしくなさそうに見え、反対に暖色のオレンジを持ってくるとおいしそうに映るということも明らかでした。
 そして、食の三原色はで、この三つが揃うとおいしそうに見えるということ。私も経験があるのですが、特に和食は味つけのベースが味噌としょうゆなので、どうしても茶色がちになってしまいます。そんな場合は、上手に野菜などを使って色味を添えてあげると、見た目のおいしさもアップするようです。

◇ 料理の魅せ方
料理写真をスライドで観ながら、トッピングの違いで料理の表情が違ってくることを確認しました。
Pb260003
トッピングを中央に飾る、特に鮮やかな色を使うと料理が安定します。脇に飾ると主役を引き立てて、格調が高くなります(和に多い手法で、もとは石庭の構造によるものだとか)。また、トッピングを散りばめるとカジュアルで華やかに見え、周囲を囲むように使うと額縁効果でゴージャス感が加わるとのこと。

さらに、トッピングの色でも違いがありました。は活き活きと魅せ、は華やかさが一番増し、力強さが出ます。黒は散らすと全体が引き締まり、ところどころに使うとコントラストが出て全体が華やかになりました。

ところで、先生が和食とフランス料理の盛り付けでは、美的感覚が似ている部分があるとおっしゃっていましたが、私もその通りだと感じます。どちらもお皿の中に様々な食材を使って絵や風景が表現されていますものね。話は少しそれますが、有名なフランス人シェフ達も、来日の際には懐石料理などを食べに行って勉強されるそうですし、本年度のミシュランガイドで数多くの日本料理が取り上げられたのも、味はもちろんのこと、日本料理の持つ美意識の面も高く評価されているということなのでしょうか。

◇ 料理のイメージを色で表現する
Pb260005 イメージと配色は、日頃見慣れているものだったり、イメージから連想する色を持ってきたり、初めのうちは自分でよいなと思ったものを手本に練習するとよいようです。

最後に、配色のワーキングをグループごとに行いました。制限時間20分の中で、グループごとにテーマを決めて、色紙を使ってテーブルをコーディネートし、発表しました。先生からのコメントにもありましたが、初めて顔を合わせた方が大半のグループでの活動でしたが、やはり心ざしが同じ方の集まりだからか、力作揃いで、短時間で創ったものとは思えないくらい芸術性の高いものでした。テーマも凝っていて(例えば、“イタリアのマンマが子供のために作ったランチ”など)、そして、ランチョンの2色使いは当たり前、それどころか飛び出す絵本みたいに立体的になっていたりとあまりにも素敵なので、この作品をそのまま協会に飾ってほしい!!と本気で思いました。とにかく、どの作品にも今回学んだ皿と料理の色の関係や、トッピングの効果などが上手に取り入れられ、思い描いたイメージを目に見える形として表現されていて、本当に感心しました。 きっと、先生のわかりやすい講義&ワーキングとみなさんの料理への関心の高さがうまくマッチしたのだと思いました。Pb260019
Pb260021Pb260018Pb260017Pb260009     Pb260016_2 
最後に、先生のお話の中で、おもしろいなと思ったことのひとつに、食に関してはいろんな色が入っていてもうまく調和するということがあります。
例えば、お刺身の盛り合わせなどの場合、いろいろな種類の魚と海藻やつま、穂じそや食用菊などの様々な色が、ひと皿に盛られていても、人は豪華でおいしそうと感じるのがそれだそうです。
そういえば、ファッションなどの世界では、色が多すぎても混乱を招いてしまって逆効果ですよね。

ここで思うに、それらの色が自然から由来するもので、特に植物の持つ色だからなのでしょうか。野山の木々や花を眺めていて色々な色の情報があっても、私達はそのことに違和感を感じることはないですものね。

今回の活動に参加してみて、植物である野菜や果物の持つ様々な色を、上手にお皿の中に活かし、さらにおいしく魅せてあげることができたらよいなと思いました。私もレシピを考える上で、新しいアイデアとさらなる課題が増えました。先生、スタッフの方、そしてグループご一緒させていただいたみなさん、充実した2時間の授業をありがとうございました。

レポート:高松 京子 ベジタブル&フルーツマイスター
管理栄養士として、食品メーカーでのメニュー開発を経験後、現在は、スーパーのレシピカードなどの企画、編集の仕事に関わっている。趣味はお菓子作り。

野菜や果物は私にとって、安眠のための枕のようなもの。毎日の食卓にないと落ち着きません。
そんな野菜や果物を料理だけでなく、ドリンクやデザートなどにも幅広く使っていくことができたらと考えています。
いずれはべジフルの魅力をよりわかりやすくお伝えする仕事、(お料理&お菓子教室、レシピ本)にまで展開できたらよいなと思っています。
高松さんの受講生紹介のページはこちら

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