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【名古屋】フルーツ×紅茶 de 芳しく

フルーツ×紅茶 de 芳しく

日時:2008年3月27日(木)14:00~16:00
講師:紅茶塾DAGU主宰 ティーアドバイザー 村井 美千代先生
場所:協会本部名古屋教室

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3月も下旬、27日
ずいぶんと春らしく暖かくなり、おだやかな午後、まさにアフタヌーンティの時間となりました。
紅茶の専門店でお仕事をしていたこともある私には、馴染み深い様々な紅茶達。
紅茶とフルーツ・・・ん~新しい発見がありそう!!

          Photo

講師はTeaアドバイザーの村井美千代先生。コーヒー(紅茶?)のカップのエプロンがまた素敵。
ずらっと並んだ器具を前にまずは・・・

【紅茶の基礎知識】  
<名前> 多くの紅茶の茶葉の名前は産地名が付いている。
<茶葉> 茶葉はリーフを使う。
       (ティーバッグは時間がないときに便利なものとして使いましょう)
<お水> お水には硬水と軟水がある。
       ☆硬水・・・イギリス(ヨーロッパ)など。ミネラル分が多く質感がある。
              肉料理などに向く。
              紅茶を入れる際には、色や香り、味をしっかりだすようにする。
       ☆軟水・・・日本など。お茶(紅茶のみならず、日本茶、ウーロン茶など)、
              米、野菜料理などに向く。新鮮な水道水で十分おいしい。
              カルキ臭が気になる場合は、浄水器か、沸騰させふたを開けて
              2~3分沸騰状態を続けると良い。 
※“英国式ゴールデンルール(おいしく紅茶を入れるために定められた茶葉量・
 蒸らし時間など)”や、“ポットで蒸らすときスプーンで混ぜる”というのは
 ヨーロッパの水が硬水のため【しっかりお茶を抽出するように】であって、
 同じように軟水で出すと濃くなるので注意。

それでは、

【紅茶の基本的な淹れ方】
  * *器具をそろえる* *
  ・ティーサーバー  ・茶こし  ・ティーポッド
  ・キッチンタイマー(砂時計)  ・茶葉(カップ1杯に対して3g)
  ・メジャー(※①)       ・お水
  (※① 家庭用ティスプーンなどでは誤差が出やすいので、コーヒー用メジャーがおすすめ。
   大きい茶葉ならすり切れ1杯6g、小さい茶葉なら8割ほど入れた分量で6gとするといい)

  * *器具を温める* *
  ①お水を完全に沸騰させる。→下から10円玉くらいの泡がボコボコ出るくらい(※②)。
  ②ティーサーバへ10~20%程度お湯をいれ全体が温まるように一回しして、
   そのお湯をティーポッドに移し同じように温め、お湯は捨てておく。
  (※② 温め専用ポッドは少し温度が低いので必ずガスなどで沸かし、沸騰しているのを目で確認する)

  * *紅茶を淹れる* *
  ①ティーサーバーに人数分の茶葉を入れる。
  ②沸騰したお湯を手早く、一気に注ぐ(だけど焦らず!)。
  ③ふたをして蒸らす。しっかり葉をジャンピングさせる。
  ④茶こしでティーポッドにこし出す。

  notePointnote
  ・蒸らし時間は・・・大きな茶葉は4~4.5分(ダージリンなど)
             小さい茶葉は2~2.5分(セイロン、ニルギリなど)
  ・こし出す時は、サーバーに一滴も残さないようにサーバーと茶こしをくっつけるように
   して、3回ほど振るようにして‘最後の一滴=ベストドロップ’までいれる。
  ・サーバーは2杯分の大きさの物を用意するのがベスト。

  Photo_2  Photo_3

さあ、早速一杯目!
 ☆ダージリン(インド) 日本では有名な紅茶だがインドでは生産量が少ない。
  <蒸らし時間4~4.30分>
   色は黄色っぽく、香りはフルーティ。
   苦味やエグミとも違う清々しい渋みがダージリンのおいしさ。
//まずはストレートで。甘い物などと一緒でも味を邪魔しないのではないでしょうか。
 シンプルな物ほど奥が深いですね・・・。//

  
続いて2杯目・・・
 ☆シャリマティ(オレンジの紅茶)
  シャリマとは釈迦が瞑想したという湖。
  カップにオレンジを浮かべるので、蓮のイメージから。
  <茶葉・・・ニルギリ(インド南部)  蒸らし時間2~2.5分>
   ①オレンジの下のほうの皮を厚めに切り落とし、
    みじん切り(1カップにつき、ひとつまみ)にしたものを茶葉と一緒に入れて
    熱湯を注ぎ蒸らす。
   ②カップには、カップの大きさに合わせスライスしたオレンジを入れポットに淹れた
    紅茶を注ぐ。
   ③オレンジの香りが少ないときはオレンジリキュールで調整する。
// オレンジが強すぎず、ほのかにさわやかな香りがあり、お互いに引き立てあっている。
  紅茶にフレッシュなフルーティ感が加わり何杯でも飽きないようなおいしさでした。//

                               Photo_5   

どんどんいきます3杯目~
 ☆イチゴティ
  <茶葉・・・ニルギリ  蒸らし時間2~2.5分>
   ①イチゴをみじん切りにし(1カップにつきティースプーン1杯)茶葉と一緒に入れ
    熱湯を注ぎ蒸らす。
   ②カップには、イチゴのヘタ部分を切り落とさないようヘタから数ミリ残し、
    縦に1~2ミリおきに切れ目を入れる。
    左右にずらし扇状にしカップに入れポットに淹れた紅茶を注ぐ。
//「紅茶を注いだ時、中でイチゴが回転するといいことがあると言われるんですよ♪」
  と、先生。
  おっ、回ってるぞ。同じテーブルの皆さんも「回った、回った!」とにっこり。   
  それだけでなんだかいい気分に・・・ 香りはイチゴの甘い香りがほんのり。
  お味はイチゴの甘味が十分に鼻から口にかけて広がります。
    ただ、冷めてくると酸味が強くなるので温かいうちに頂く方が                     
    私はおいしく思いました。//

  Photo_7

う~ん、なるほど・・・ここまできて思うのは、
今までフレーバーティーを好んで購入していた私でしたが、
人工的に香り付けしたものと、本当のフルーツと淹れる紅茶を比べると、
やはり、季節を感じる自然のおいしさというものはこころにも体にもやさしく沁みます。
     
あとはデモンストレーションで・・・
 ☆アイスティ(グレープフルーツのセパレートティ)Photo_8
  <茶葉・・・ニルギリ(基本の2倍量) 蒸らし時間2~2.5分
   お湯・・・基本の2割増しの量(※③)>
   ①ポットに少し氷を入れておき、基本の淹れ方でしっかりお茶を
    抽出させた紅茶を入れる。
    さらに氷を入れて冷たくする。(急冷式)
   ②グレープフルーツを20g程絞る。たて長グラスにガムシロップ
    10~15gほど入れ、絞った果汁(ジュースでも代用可)と
    しっかり混ぜる。
    氷を8分目程入れ、氷に沿わせるようにしてそーっと紅茶を注ぐ。
    きれいな二層をつくる。
   (※③温度が下がることによって白く濁る(=クリームダウン)を防ぐ為。)
    クリームダウン・・・タンニンやカフェインが結晶を作ることによっておこる。
              化学反応ではないので体に害はない。

 notepointnote
   アイスティーは見た目が重要!そして飲んで美味しい(爽やかな)こと!
   茶葉は、アッサムはタンニンの含有量が多いので避ける。

☆最後に先生からのワンポイントアドバイス・・・
・茶葉は冷蔵庫や冷凍庫では保存しないようにしましょう。
(臭いを吸収したり、室温との温度差で水滴がつき湿気を吸って劣化する為)
・古くなった茶葉はガーゼなどにいれて脱臭剤に。(フレーバーティーなどがおすすめ)
・水出しタイプなどもあるが、熱湯でなければ美味しいタンニンは出ない。
・ロイヤルミルクティーは先に牛乳を温め沸騰寸前で火を止め、
 茶葉を入れてスプーンで混ぜ蒸らし茶漉しで漉し出す。煮込まなくても大丈夫。

なんとも2時間とは思えないほど内容盛りだくさんでたっぷりおいしい美味しい講座となりました。紅茶はホッと一息入れたいとき、朝の一杯、リラックスしたい時、こころをすっとさせてくれます。
優雅。くつろぎ。ゆとり。そんな時間こそ大切。忙しい毎日、紅茶を一杯、フレッシュなフルーツを添えて・・・。

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【レポート作成者】

ベジタブル&フルーツマイスター 朝岡 せん
“お料理は 誰にも おいしくできる。作って楽しい、食べて幸せ。”
そんな「場」を提供していきたいと只今修行中。
自然の恵みである野菜・果物の奥深さに日々勉強です。