【大阪】国内自給率について考えよう
国内食糧自給率について考えよう
日時:2008年4月12日(土)13時~15時
講師 : 及川 智正 (ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター)
株式会社 農業総合研究所 代表取締役 及び
アグリフロンティアネットワーク理事
『農業を考えるVMC 3部作』第一回目は「食糧自給率」
講師は農業の現場から小売まで経験のある及川先生。
同年代で方向性も似ているので、個人的にも一層興味が沸く講座です![]()
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「テーマが大きいので本来ならば約2時間では足りません」と言う
前置きがありましたが、先ずは、世界的な情勢からスタート。
なぜ、世界情勢から考えないといけないか?
→それは、日本の食の現状が輸入無しには考えられないからです![]()
そんな中、世界で起こっている事は下記だそうです。
・これまで食料輸出国だった中国やインドが新興国として食料輸入国に
・原油価格の高沸
・世界的な環境悪化
・農産物の輸出規制
などなど
これらの問題の原因をさらに見ると色々ありますが、食文化の変化や、
バイオエタノールの生産など問題が複雑に絡み合っています![]()
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どうやら世界の情勢を考えると、多くのネガティブな要因があるなかで、
ポジティブな要因は、今のところほんの少ししか無いようです![]()
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次に、日本に目を向けてみました。
皆さんご存知の通り、日本の自給率はカロリーベースで約39%と
非常に低く、米以外の穀物についても言わずもがな…![]()
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そんな中で、生鮮野菜は自給率79%とまだ何とか自給率が保たれている
そうです。しかし、自給率以外の視点として、今後一層トレンドとなると
思われる「バーチャル・ウォーター」「フードマイレージ」から考えて
みても、やはり輸入大国ニッポンは問題が山積の様です…。
「一体、どうなっている?日本の農業!」と、いうことで
日本の農業の抱える問題に移ります。
・新規就農者数の伸び悩み
・農業従事者の高齢化
・販売農家戸数の減少
・耕作放棄地の増加
などなど…
ここでも、マイナスばかりがどんどん挙げられ日本の農業は
なかなか前を向いて進んでいないことが浮き彫りにされます。
及川先生も暗い現状ばかりを説明しなければならないのが、
なんだか申し訳なさそう…。
しかし現状は現状として認識し「日本を支えるこれからの農業と流通」
について。そしてグループディスカッションです。
講師からは
・農業を魅力ある職業に
・農業の産業化
・農業の構造や流通の改革
について、話がありました。
その中で『農産物を「出荷する」というのと「販売する」というのは
異なる』との一言。当たり前の言葉ですが、考え方としては忘れがちで
重要な事だと思いました。
グループディスカッションで様々な意見や案があった中から、
自分なりの解釈で面白いと思ったものをいくつか挙げると
・農業法人化の必要性
・廃棄・余剰農産物の加工品利用
・農地の証券化
・子供農業に興味を持てるような教育
他にも、耕作放棄地の利用として家庭菜園/市民農園にする、
自給自足的生活など。
難しいテーマながら、及川先生の熱意と今回の参加者の
「できるところから、考えられるところから何とかしよう!」
という想いからか様々な意見も出て、充実したVMCとなりました。
次回の「農業を考えるVMC」も楽しみです!!
※オマケ お土産に講師から皆さんに頂いた「国産レモン
」
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山戸 隆由 (ベジタブル&フルーツマイスター)
農と食に関するコンサルティングを展開中。
http://homunculus-beta.com/home.html
加工品や、商品開発、ITにも詳しく、本当に色々な方面から
「食」がコンサルティングのできる頼もしいマイスター。
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