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2008年6月

【札幌】ワークショップ~トロピカルフルーツ~

日時:2008年6月17日(火)18:30~20:00    
講師:増田 孝 先生(ベジフル入門講師)    
会場:協会本部札幌教室

爽やかな風が吹き、日差しに初夏の訪れを感じたこの日
『トロピカルフルーツのワークショップ
』が開催されました。

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教室に一歩踏み入れると、そこは南国!!
甘い香りがいっぱいに広がっています。
北海道では、あまり身近な果物ではないトロピカルフルーツ。
参加者の期待は大きく、色とりどりのトロピカルフルーツを前に、
大きな歓声が上がってい9ます。1113

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講師は増田孝先生。
札幌市内でこだわりの青果店を営む先生の講義は、
生きた情報を楽しく教えてくださることで大人気です。
『自分のお店ではトロピカルフルーツはあまり取り扱いません。
それは、高い割りに美味しくないからです。』と
生産者や産地・旬にこだわる先生らしい言葉から、ワークショップが始まりました。

私も、札幌で購入したトロピカルフルーツには、良い思い出がありません。
美味しく感じられない理由として、考えられることは、2つ。

①トロピカルフルーツは、樹上で完熟したものが本当の味。
まだ若いうちに早採りし、出荷されたものには本当の味がのらないのではないか。

②気候風土の違いで、味の感じ方が違うのではないか。

確かに、南国で食べたトロピカルフルーツは、格別の美味しさだった・・・
という声があちこちで聞こえます。
『でも、今日の皆さんはラッキーですよ!』と先生が笑顔で言いました。
『今日は樹上で完全に熟して、昨日、自然とネットに落ちた
北海道産のマンゴーを用意できました』と。

北海道産でマンゴーが17収穫19できるなんて!と一同驚きです。

 








『栽培しているのは、浦臼町の神内ファーム。
特殊なフィルムを何重にも重ねて、温度や湿度を全自動で管理されたドームハウス内で、
様々なトロピカルフルーツを作る取り組みがされています。
総工費30億円以上をかけて、北海道農業のために何か布石を投じたいという、
神内ファーム社長の熱い思いから始められました。
ここで収穫されたフルーツは市場に出荷される予定はないので、
皆さんは貴重な試食者です。』
そんな話しを聞き、期待に胸が膨らみます。

そして、いよいよ12種類の試食です。【品種/産地/糖度の順に記載】

1. レイシ(ライチ)      中国産        糖度 19
2. スターフルーツ      チリ産         糖度  5.5
3. マンゴスチン       タイ産         糖度 12.5
4. パパイヤ         アメリカ産       糖度 14
5. パッションフルーツ    沖縄産        糖度 17
6. キワノ           ニュージーランド産  糖度 10
7. ドラゴンフルーツ     ニュージーランド産  糖度 13
8. ペピーノ          沖縄産         糖度 6.8
9. スナックパイン      沖縄産         糖度 19.4
10.パインアップル      北海道産       糖度 19.2
11.アーウィンマンゴー    北海道産       糖度 20
12.ナムドクマンゴー     北海道産       糖度 23

ワークショップ~トロピカルフルーツ~

札幌では、ほとんど見ることが出来ない品種や初めて食べる品種が多くあり、大変勉強になりました。ワンポイントアドバイスを聞きながら食味の意見を交換し合いながら食べることは、ベジタブル&フルーツマイスターとして、知識や語彙を増やす貴重な経験です。今回は特に、北海道でトロピカルフルーツを栽培できる技術の発展に驚き、北海道産の完熟マンゴーが、有名産地に引けを取らない、濃厚な甘みと香りであったことが印象的でした。

ベジタブル&フルーツマイスター 小川ゆみさん

北海道札幌市在住。マナーインストラクター。 
vegefruの勉強で体を中から磨き マナーの勉強で心を磨き 
vegefruの魅力に負けないように、自分磨きに奮闘中。 
野菜果物を通して広がる人の輪を大切に思っています。

【大阪】食品表示を読み解く

食品表示を読み解く

日時:平成20年6月28日(土)13時~15時
講師:山戸 隆由(ベジタブル&フルーツマイスター)

4月から「農業について考える」シリーズ
第1回は国内自給率率、第2階は農産物の廃棄。
そして最終回は加工のことを学びました。

最近、いろいろな偽装が取り立たされる中、皆さんも
興味深々だったのか、参加者も多かったです!!!

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皆さんの興味を知ってか、まずは講師から最近の
ニュース事例を取り上げてご説明頂きました。
参加者の皆さんも最初からぐっと引きこまれます

そこから、基本的な法律と違反事例安心・安全
ついての説明へと続きます

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また、実際の商品パッケージの表示を見ながら、
社名や商品名、キャッチコピーやイメージ、バーコード
リサイクル表示、べルマークなどを確認します

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参加者1人1人にわたるように用意された、ちょっと
笑いを誘うような商品パッケージ

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実際に商品の色や原料を見比べながらドライフルーツの
食べくらべもしました。大好評!!!

最後に一括表示や原材料表示、遺伝子組換え対象原料なども
具体例を見ながら確認します。

※皆さんなじみ深いマヨネーズで比較をしました。

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最後には意見交換も行われ、とても充実したVMCとなりました

※アンケートから抜粋
添加物の種類なども勉強したいと思った
ドライフルーツを食べくらべて驚いた!
法律が複雑すぎる、分かりやすくなればと思った
皆さんの意見も聞けてよかった!
不安をあおる必要はないが、加工現場の実情がもっと知りたくなった
普通に生活していたら分らないことが知れてよかった
原材料、原料表示をしっかり見るようにしたいと思った
商品開発の片鱗が見えました
経験談を交えての生産者側のお話しを伺えてよかった
講師のおっしゃるように、自分で作れるものは作ってみたくなった

皆さんも加工や、表示について一緒に考えてみませんか???

【名古屋】万能野菜「ナス」を使って

万能野菜『ナス』を使って

日時:2008年6月12日(木)13:30~15:30
講師:田中 稔先生(ベジフルクッカリー講師)
会場:協会本部名古屋教室
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お得な情報満載と美味しい試食付きで大人気の田中先生の講座です Photo_6
ついついありきたりなメニューになってしまいがちなナスが、これからどんな風に形を変えていくのかわくわくです。

1.万能野菜「ナス」を使って
【本日の主役達】
小ナス・千両ナス・泉州水ナス・丸ナス・長ナス・米ナス・赤ナス
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それぞれのナスについて基本の食べ方から、カットの方法まで、先生の包丁さばきにみんなの熱い視線が注がれます。
中でも、これから注目の伸びるナスはこの2つ!
①名古屋でも最近販売されるようになってきた「水ナス」 Photo_3
大阪泉州生まれで、暑い夏に畑で水分補給するにはもってこい。
地元の人は手でさいて塩でもんだだけのシンプルな食べ方が一番美味しいという。

②とっても軽い「赤ナス」Photo_4
 一見大きくて、そんなに軽いとは思えなかったけれど、実際に他のナスと比べてみたら、あまりの軽さにびっくり!スポンジの様に中はスカスカ? 軽くてあくが少ないのが、特徴

先生は長年料理教室でナスは味噌(赤味噌)と油との相性が◎と教えてきたが、野菜スイーツやメタボ対策が注目を浴びる現在はそれでは対応仕切れなくなったと...
そこで、ナスを使った新メニュー4品の登場です。
【本日のメニュー】
・水なすのオリーブオイル和え
・なすと白身魚の揚げ漬け
・長なすとエビのラグーソース
・赤ナスのはちみつ煮
前菜からデザートまでの魅力的なメニューがそろいました。
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【調理のポイント】
★ナスはあくが強く、切っておいておくと茶色くなります。(褐変)
「よく水にさらしてあくを抜いてから」とありますが、すぐ使うのなら
→切ったらすぐ油で揚げてしまえば、水にさらさなくてもOKだそうです。
また、洋食の場合は「皮をむいて牛乳に15分程漬けて」あくを抜く。
レバーの臭みをとるのに牛乳に漬けるのと同じとの話でしたが、この発想には本当に驚きました!

★きれいに紫の色を保つなら「蒸しナス」
ポイントを説明していた先生ですが、みんなの熱意が伝わったのか?!急遽蒸しナスを作ってくれました。
①ナスは拍子切りにして、重ならない様に熱した蒸し器に並べる
②強火で4分
 ※4分以上蒸すと色が飛んでしまうので、時間はきっちり守ること。
③うちわで荒熱を取って冷蔵庫へ
 ※急激に冷やすことによって鮮やかな色になる
出来上がった「蒸しナス」はとてもきれいな発色でした♪
オクラや長芋などと一緒にそうめんの出汁で食べるのがおすすめとのこと。

1品ずつできあがると写真を撮るためにお皿をみんなのテーブルに...Photo_5
教室の端から端までお皿が移動していく様はちょっと滑稽でしたが、食べたいのをぐっと我慢しての写真撮影。
どれも美味しくて、家で早速作ってみようと思うものばかり。
長なすとエビのラグーソースにパスタを合わせればメインになり、ナスのフルコースができあがる素晴らしいメニュー構成。
中でもデザートは一口食べてもすぐには「ナス」とわからず、甘く柔らかな食感が口いっぱいに広がりました。
そして、参加者の方からの差し入れのハーブのブーケもお皿にいろどりを添えてとっても素敵でした。
ご馳走さまでした。

【小話】
「親の意見となすびの花は、千にひとつの無駄もない」
ナスは花が咲いて、実を結ぶ数が多いことからきた「ことわざ」
父の日の直前の講座だったので、レシピの表紙には粋なはからいが♪

2.+α 食育について
昨年先生がイベントで使われた資料で、「なぜ今食育が必要なのか?」の講義がありました。
誰を対象にするか、どこまでを範囲とするのか、様々でとても幅広く決まった枠組みもない。でも、とても大切な事。

先生は子供向けに「ごはんの学校」という番組作りと、その子供の環境を作る母親を対象に食育を考えています。

①地産地消と環境問題(フードマイレージ)
何よりも「味」が良いこと。新鮮な野菜は切り口から水が溢れる。
地産地消とフードマイレージは切り離せないもの。

②愛知の伝統野菜
田中先生も畑で「方領だいこん」「治郎丸ほうれんそう」「知多三号たまねぎ」など愛知の伝統野菜を栽培されています。毎回畑の様子をお聞きするのも楽しみのひとつ。
 そして、ベジフルコミュニティあいちの活動も取り上げていただき、ちゃっかりコミュニティ自由畑の紹介とイベント告知をさせていただきました。
コミュニティあいちでは愛知の伝統野菜の栽培をしています。今、コミュニティ自由畑では、「愛知早生ふき」「まくわうり」「縮緬南瓜」「天狗ナス」そして種を取るための「知多三号たまねぎ」が育っています。

③子供に対する家庭内での食育(味覚形成の重要&朝食欠食の危険性)
手作り料理で愛情をたっぷり注ぎ、正しい「味覚」とバランスの良い食事をとる「感性」を育てることが大切。嫌いなものは嫌いでもOK!食べてみてそういうものがあるということをわかることが大切。
朝食を食べない子供はキレやすく、成績が悪い!?
食品添加物の威力(なかなか腐らないパンの話)

④日本の味の基本「だし」
 本物の味を感じる味覚を身につけること

⑤「米食」を中心とした、日本の食文化の優位性
 「ごはん」のおいしさ、再発見
 
どれもこれも大切なことがいっぱい詰まったお話でした。
新しいことに目を向けるよりも、基本に立ち返りしっかりと日本の食文化を伝えていくことが必要なんだと改めて実感。

そして、最後は野菜ソムリエとして活動していくためには...
「チャンスは誰にでもある!ただ、いかに次の仕事を名指しでもらうかはとっても難しい」
「引き出しをいっぱいもって、アレンジが効くように柔軟な発想を持ち続けることが大切!!」と。 Photo_7

せっかく講座に来てくれたのだからといつもサービス精神旺盛な田中先生。今日も様々な大切なことをたくさん学ばせていただき、ありがとうございました。今後の活動にぜひ活かしていきたいと思います。

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【レポート作成者】
ベジタブル&フルーツマイスター 後藤 麻衣子

ベジフルコミュニティあいちの事務局として企画運営に携わっています。
また、ショッピングセンター内のカルチャースクールで野菜や果物の魅力を伝えようと講座を始めました。
楽しい、美味しいと喜んでくれる人の笑顔が見たくて日々努力中です!

【大阪】アカデミックレストラン in Vodacoa

アカデミックレストラン in vodacoa
テーマ:夏野菜

日時:2008年6月14日(土)18時30分~
講師:楠本隆
   (Vodacoaシェフ ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター)
   安田栄里
   (安田農園主催 ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター)

うまい野菜あります関西認定店「vodacoa」で開催された、
アカデミックレストラン。キャンセル待ちが出るほどの人気
皆さんの期待の大きさをも意味していたと思います。

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まずは、ご自身も、ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター
の資格をお持ちの楠本シェフによる、本日のこだわりメニューに
ついての説明から始まりました。

その後、いよいよ、食事会スタートです。

美味しいお料理を頂きながら、使用されている夏野菜について、
安田農園の安田栄里さんがお話して下さいました。

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安田農園の直売所に野菜を買いに行っていたことがとなり、
ご結婚されたとのこと。

農業や野菜について、もっと知識を得ようと勉強されたという栄里さんは、
ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスターでもあられます。

野菜作りに大切な要素、水・太陽・土。その水には井戸水を使用したり、
土を食べると言ってもいいくらい」と土にもこだわりをお持ちで、
そこから、野菜作りへの情熱も伺えます。

また、「夫婦二人で一人前」と、栄里さんがアイデアを出し、
ご主人の耕次さんがそれを形にするなど、ご夫婦で協力しあって
野菜を作られているとのことでした。

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農園の様子を写した写真を手に活き活きとお話される姿に、
そして、ひとテーブルごと回りながら質問に答えて下さった丁寧さに、
作っておられる野菜へのこだわりと愛情を感じました

安田ご夫妻の温かいお人柄が、素敵なお野菜を育てていらっしゃるのだ
と思います。

食事会終盤には、再び楠本シェフがご登場

「自分のフィルターを通したもの=自分が美味しいと感じるもの」

を出したいと仰る楠本シェフ。野菜自身の特徴を活かした、
目でも舌でも楽しめる素敵なお料理を、こだわりを持って
作られているのだと、強く感じました。

シンプルでもありダイナミックでもある今回のメニューの数々。
安田ご夫妻と楠本シェフのこだわりあってこそ誕生したお料理は、
新しい発見と野菜に対する更なる好奇心、そして幸せな時間
与えて下さいました。本当にありがとうございました。

「お料理の紹介」

*冷製ガスパチョ
見た目にも鮮やかな、ガスパチョ。トマトの程よい酸味がとても
美味しく、さっぱりと頂くことが出来ました

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*夏野菜と鰻のテリーヌ
ゼリー分の少ないトマト“アイコ”、水ナス、ズッキーニといった
夏野菜がふんだんに使われている1品。ソースにはキュウリを使用。
鰻のコクと野菜の持つあっさり感が、見事に調和していました

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*稚鮎・胡瓜・フレッシュトマトのスパゲッティ
琵琶湖の稚鮎と黄色いトマトが印象的なスパゲッティ。魚出汁と
オリーブオイルとのシンプルな味付けだそうですが、だからこそ、
それぞれの具材がただ単に材料の一つでは終わらず、しっかりと
味わうことが出来ました

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*放牧黒豚のグリル農園野菜を添えて・・・
食べて満足して頂けるように…と、ボリュームにもソースにも
こだわられたというメイン。柔らかくジューシーな豚肉が、
ミニ人参や赤玉ねぎなど様々な添え野菜の味を、
見事に活かしている1品でした

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*デザート
 ミニトマトのクラフティ
 キュウリのグラニテ
 ベルギーチョコ・アボカドアイス

可愛くて美しいデザートの3種盛り。クラフティに使われている
ミニトマト“千果”は、まるでチェリーのよう
アイスに混ぜられたフレッシュなアボカドは、その食感も
楽しむことが出来ました。

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木村 真希 (ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター)

いつも軟らかい笑顔でまわりを温かい空気にしてくれる存在
コミュニティおおさかの幹部としても活躍中です

【名古屋】梅について知ろう~紀州の梅情報&梅のレシピ~

梅について知ろう~紀州の梅情報&梅のレシピ~

日時:2008年6月7日(土)14:00~16:00
講師:和歌山県農業協同組合連合会 蔵道 徳生さん
    栄養サポート紀南 管理栄養士 冨家 光世さん
会場:協会本部名古屋教室
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6月6日は梅の日。1545年、日照りが続いた際に、後奈良天皇が下鴨神社に梅を奉納したのがこの日の所以と言われています。この季節、出荷のピークの迎えるという、和歌山の南高梅の歴史、品種、調理法、効能などのお話を伺い、実習として梅ジュースを作りました。

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【梅の歴史】
・中国原産と言われている
・昔は塩漬けにして食した(薬用)
・948年、村上天皇が梅干を食べると疫病が治ったので、申年の梅干は良いとされる
・1500年頃には、兵糧の必須アイテムとなる
・昭和28年ごろ、南高梅の品種が発見される

【和歌山の梅の品種】
・南高梅・・・果肉が大きく柔らかく、エキスも多い。熟すと黄色くなり、一部が紅く染まる
・古城梅(ごじろうめ)・・・原種に近い、青い色が特徴の品種。ジュース、梅酒に向く
・小梅・・・カリカリ梅にすることもあるが、和歌山では柔らかい梅干にすることが多い

【実習】
①梅ジュースを作りましたPhoto_3 
今まで、針やつまようじで、実に穴を開けて漬ける手法しか知りませんでしたが、今回、驚きの裏技を訓えて頂きました。青梅を、凍らせてから砂糖に漬け込むのです。そのほうが、早く、簡単に、美味しいジュースが出来るとのことです。凍らせることによって、梅の細胞壁が壊れ、溶けていくときに、梅のエキスも一緒に出てくるわけです。

○材料と必要な道具
・青梅2キログラム、砂糖1.5~2キログラム、ビン

○作り方
1.梅を24時間冷凍庫に入れ、凍らせる。
2.砂糖と梅を交互にビンに入れ、密封する。
3.梅が解凍し始めたら時々ビンを揺すって砂糖を溶かす。
  約10日で完成する。
  10日たったら梅の実を取り出しておく。(取り出した実はジャムなどに利用するとよい)
4.保存するときは、一度過熱してから密閉できる容器に入れて冷蔵庫へ入れる。
  梅ジュースの試飲もさせていただきました。
  普通に薄めても勿論美味しいのですが、牛乳で割ると、
  ヨーグルトドリンクのようになってまた美味しかったです。 
  

【実習】
②冨家先生お手製の梅干も、ちょっぴり試食させていただきました
基本の白干し梅干と、紫蘇漬け梅干の試食です。どちらも塩分がしっかり効いていましたが、酸味と旨味がたっぷりで、美味しい梅干でした。

○白干し梅干の材料と必要な道具
・梅(熟したもの)2キロ、粗塩360~400グラム(一部置き塩としてとっておく)、重し(2キロ程度)、漬物樽、霧吹き、保存用のビン、ツボなど

○作り方
1.梅を水洗いし、水気を切る。(南高梅はあく抜きの必要が無い)
2.容器(漬物樽)に梅と塩を交互に入れ、置き塩を一番上に乗せる。
  蓋をし、重しを乗せ、一ヶ月程度漬け込む。(梅酢が上がってくる)
3.天気のよい日に3~4日陰干しにし、日光が全体にあたるようにする。
4.干しあがったら、ビンかツボで保存する。
  この白干し梅を、好みで塩抜きしたり、紫蘇漬けにしたりして用います。    
  勿論このまま利用してもよいです。

【梅の効用】Photo_4
・体の毒を排出する(アレルゲンの排出・デトックス作用)
・疲労回復(クエン酸などによる)
・血液さらさら効果(弱アルカリに保つ)
・カルシウムの吸収を促進(添加物のリンの働きを阻害する)
・食物繊維その他の便秘解消物質を含む
・食品の腐敗防止

【その他の調理法】
・梅味噌・・・梅と味噌と砂糖をビンに漬け込んだもの
・梅ジャム・・・梅の実を砂糖で煮たもの
・梅肉エキス・・・梅の実を摩り下ろして煮詰めたもの
・梅醤(うめびしお)

【感想】
今回習った梅ジュースの作り方は、新発見でした。まだまだ知らないことが沢山あるなと痛感です。
今後も、健康によく、美味しい梅を生活の中に取り入れて生きたいと思います。

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【レポート作成者】
ベジタブル&フルーツマイスター 諏田 恭子

以前病気を患ったことから、自分と家族の健康のために奮闘する毎日です。
腎臓病対策、メタボ対策、高血圧対策、高齢者向けの食事を勉強中。

【東京】農薬を考える

【東京】農薬を考える
日時:5月27日 19:00~21:00
講師:山村友宏先生
会場:協会本部渋谷第三教室

 皆さんは農薬を使用する事に賛成ですか?反対ですか?
また、農薬についてどれくらい知っていますか?
私は農薬について理解を深めたいと思い、勉強会に参加させていただきました。

スタートは、参加者がグループ毎に農薬使用の賛成派、 
反対派の立場になりディスカッション。

賛成派:大量生産のために必要。
     労働効率を上げるために必要   
     病気、害虫から守るために必要  など
 
反対派:農薬散布時のドリフトの問題
     人体に悪影響
     土壌、水質汚染の累積  など
色々な意見が挙がりましたが、どちらの意見が本当に正しいものなのでしょうか?

●農薬の歴史
 農業を始めると同時に、人間と病虫害との関係がはじまりました。
 単一品目の大量栽培・同一品目の連作を行うことにより、
 その品目を好む病害虫が大発生します。

1732年 ・・・享保の大飢饉
         ウンカ(中国から飛来するイネの害虫)の大発生が原因とされている。
         しかし防除法は祈祷が主でした。
1826年・・・注油駆除法
        田んぼに鯨油など油をまくと、水面に広がり油膜を作ります。
        そこに虫が落ちると油に搦まれて飛び上がることが出来なくなり、 
        死んでしまいます。
 
 その後、除虫菊(蚊取り線香と同じ成分)、 
石灰硫黄などの殺菌剤など天然物由来の農薬が使われていました。
20世紀に入ってからDDPやBHCやパラチオンのような化学合成農薬、
2,4-Dが開発されました。農薬により病害虫の多くの苦しみ、
除草という重労働から農家を開放し、安定した食糧供給に寄与しました。
しかし、抵抗性害虫の反撃や残留農薬と生物濃縮など様々な問題が起こりました。
これを教訓に、現在では残留性や人体への影響に十分配慮した農薬の開発が
行われています。

●農薬がなくなったら?
 ・開発途上国では、現在も40%の農産物が病害虫で失われています。
 ・農薬を使用しないで生活者が求める農作物を生産することは困難である。
  日本の農作物が農薬を使用しないで栽培した場合の収穫量の減少率
   ⇒水稲:28%  りんご:97%  もも:100%  キャベツ:63%  
 ・世界の農地面積(14億ha)増加は頭打ち、人口増加は続いている。
 ・農業の雑草との戦い(10aあたり)
   ⇒除草剤のなかった時代1949年:50時間 
   → 除草剤を使用している1999年:2時間

●法律による安全性の確保
・農薬取締法(農林水産省)
   農薬の登録、使用基準、登録保留基準を定めています。

・食品衛生法(厚生労働省)
   人の健康を損なう事がないよう、食品の残留する農薬などの限度量として
   「残留農薬基準」が定められています。
   残留農薬基準値は、農薬等の許容一日摂取量(ADI)を評価し、
   毎日の食事をつうじて摂取する農薬等の量が、この許容一日摂取量(ADI)
   を超えないように設定されています。
 
 ポジティブリスト:基本的に残留不可。
          残留していいものをリストアップ⇔ネガティブリスト

これらの法律により農薬の安全性が確保されています。

●気になる農薬
 食品安全委員会製作「気になる農薬」のDVDを鑑賞しました。
※WEBでも視聴できます。(本編 約20分)
http://www.gov-online.go.jp/useful/video/kininaru_nouyaku/index.html

映像では、農薬の安全性、厳しい基準について分かりやすく解説されていました。
 また、映像では、「国産農産物から見つかった残留農薬は
平均で全体の0.44%の割合」と述べられています。
しかし、この残留農薬検出率0.44%にはカラクリがあります。

 残留農薬率0.44%の計算方法(農薬検出数/検体数×分析対象農薬数の比率)
・100個の農産物に対して100種類の農薬の検査をしました。
 検査総数は100×100で10000件
・この10000件のデータのうち44個についてのみ残留農薬が検出されました。
  44÷10000=0・0044 つまり0.44%です。
・この計算方法だと、全ての農産物(100個)から1項目ずつ残留農薬が検出されても
 100÷10000=0.01 つまり1%です。
 1個の農産物から100種類の検査をして、1つの残留農薬が検出したら1%と表す。
どうでしょうか? 
1個の農産物から1つの残留農薬が検出でれば100%だと思うのですが・・・。

●農薬を考える
 ①日本人の科学リテラシーの低さ
    リテラシー(literacy):基礎知識
  ・フードファシズムの蔓延 ⇒ 食品の影響に対して過度の期待、
                     あるいは拒絶に基づく行為であるといえます。
  ・遺伝子組換え農産物 ⇒ 日本が飢餓の時代を迎えたときにこれしか 
                   無ければどうするのか?
                   食べますか?食べませんか?
 
 ②リスク(危険性)とベネフィット(便益性)
  ・リスクで物事を考えれば、ベネフィットについても考えなければならない。
      一般にリスクを低減しようとすると、これに伴いベネフィットが低下するものである。
     またベネフィットを得ようとすれば、必ずリスクは伴うものです。
 
  ③農薬を減らすのは消費者のため?
  ・農家の健康被害、誤使用の問題 ⇒ 食べる人にはリスクはないが、
                          作る人にはリスクがあります。
        農家は医師・薬剤師ではないため、誤使用の可能性もあります。
  ・環境保全
  ・病害虫、雑草の耐性獲得   

そして...生活者の「安心」のため

 
※このようなことから、農薬の使用に賛成・反対の意見のどちらが正しいとは 
 はっきりと言い切れない中立的な
  立場の人も多いのではないでしょうか?農薬は人間の飲む薬と同じように、
 その使い方や量によって役にたつこともあれば毒になることもあります。
 大切なことは、リスク(危険性)とベネフィット(便益性)のバランスをとること。
  質で問題をとらえるのではなく、量でとらえこと。
 リスクを定量的に評価するようになれば、
 リスクは正しく受け入れられ、リスクを大きく捉える情緒的、
 感情的な傾向は低下すると思われます。
  個人個人が、農薬の安全性の考え方やリスク(危険性)とベネフィット(便益性)、
 そして農薬の安全評価などをふまえた上で農薬の使用にについて
 多角的に考え結論を出して下さい。 

ベジタブル&フルーツマイスター 小倉 倫子

昨年、マイスターを取得しました。やっとスタートラインに立てた感じです。
今年は、野菜や果物に関わる活動の幅を広げるために、
食育、フードコーディネーターの資格取得を目指します。
そして、野菜や果物の魅力を分かりやすく伝えられるような食育活動が 
できればと思っています。

【名古屋】ワークショップ「メロン」

ワークショップ:メロン

日時:2008年5月28日(水)19:00~21:00
講師:山村 友宏先生(ベジフル入門講師)
会場:協会本部名古屋教室
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「メロン」と聞いただけでもテンションが上がってしまう方も多いはず。
高級フルーツの代表格、メロンの食べ比べを開催されました♪

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ネットあり・なし。果肉が青・赤・白。
見た目も違えば、香りや甘さも様々なものばかり。
食べ比べをする前に、まずは、メロンの基本情報+αを講師から説明していただきました。

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メロンの食べ比べも楽しみですが、切らずに糖度を測ることができる機械『卓上非破壊糖度測定機』で測定することができました。

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今回、最も人気だったメロンは、講師が特別に用意してくださった「クラウンメロン」。栽培方法の話を聞きながらの試食は、印象に残ったようです。
甘みのバランスなども考えて、それぞれお気に入りのメロンを見つけたり、今まで食べたメロン(同品種)の味との違い発見したり、それぞれ得るものがあったようです。

【大阪】ワークショップ「メロン」

ワークショップ「メロン」

日時:5月29日(木)14時~16時
講師:藤掛進(ベジフル入門講師)
    民野摂子(ベジタブル&フルーツマイスター、管理栄養士)

果物の王様と言っても過言ではない!?
メロンのワークショップが開催されました♪

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並べられたメロンの数々

アールスメロン(赤)
アールスメロン(青)※海洋深層水で育てたもの
アールスメロン(青)※やしがらで育てたもの
肥後グリーン
エリザベス
しらゆき
プリンス
クインシー

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熱心に食べくらべをする皆さん

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そして、今年から好評をいただいている卒業生による
ミニ講座はマイスターでもあり、管理栄養士でもある
民野さんにお願いしました。

メロンに含まれる栄養成分のお話しと最近注目の
「GABA」についての説明でした。

Photo_4
藤掛先生からは、メロンの裏話しが次から次へと…。

次回は去年も大好評だったトロピカルフルーツです
ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
お待ちしております。

http://vf.way-nifty.com/vmc/2008/05/post_27b4.html

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日本ベジタブル&フルーツマイスター協会
大阪支社 企画部

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