« 【名古屋】ザ・沖縄野菜~ゴーヤはド~ヤ~ | トップページ | 【東京】「有機農産物を知る」 »

【東京】My箸講座

タイトル :  My箸講座
活動日時: 平成20年6月18日 14:00~16:00
講師   : 株式会社ハーウッド 伊藤 真爾 先生
会場   : 協会本部第二教室

食育マイスター協会&日本ベジタブル&フルーツマイスター協会共同企画の

           第1回目の
「My箸講座」が開かれましたsign03



森林や木材についての現状や間伐について学び、
マイ箸を自分で作るという講座に興味を惹かれ参加させていただきました。

当日、教室に入ると桧のいい香りがたちこめていましたhappy02
テーブルの上には桧のお皿やボウルが並んでいます。

100_5538

100_5562
講師の伊藤先生はひのき雑貨の店「檜の杜」
マネージャーでいらっしゃるのです。

「檜の杜」は創業80年の老舗、
桧問屋の木製品販売会社がプロデュースする国産桧に
とことんこだわったお店です。http://www.rakuten.co.jp/hinoki-no-mori/

製材で出る端材や建築材に不向きな部分、また間伐材などを利用して、
生活に取り入れても楽しめるような雑貨、
食器や文房具、おもちゃ、サンダルなどをそろえています。

pencil最初に日本の森林について。

日本の国土面積は3778万haでそのうち2500万haが森林です。
国土の67%が森林で、日本の森林率は先進国の中では
フィンランド、スウェーデンについで3番目という世界でも有数の森林国だそうです。
しかし、昭和39年の木材輸入の自由化に伴い、
昭和30年には木材の自給率が9割以上だったのに、
現在では2割以下まで落ち込んでいるそうで、
8000km以上離れた国から輸入する割合が40%とウッドマイレージが
高い国になってしまっているようです。
食料の自給率同様、考えさせられる問題です。

ところで日本の森林の面積は増えているのか減っているのか?
私は絶対に減っていると思い、減っている方に手をあげたのですが、
実は森林は収穫するとまた植えなければならないという
決まりがあるので、変わらないそうです。
ちょっと意外でした。
ただし、人工林の割合は1966年には3割だったのが、
1995年には4割を超えていて少しずつ、天然林は減っています。
保安林は山地災害防止や二酸化炭素吸収、
野生生物の保全など重要な役割がたくさんあるのでこれからも
しっかり守っていきたいと思いました。

pencil丸太や製材について。

年輪から木の年齢だけではなく、樹木の病気や台風、大雪などの
環境の変化を読み取れるというお話は興味深いものでした。
柾目(まさめ)から地球温暖化の様子までわかるのです。
木は私たちにいろいろなことを教えてくれているのですね。
そして、家や家具を作って下さる職人の方々はそんな木の様子を読み取って何年後、
何十年後の木の状態を考えながら仕事をなさっていると聞き、
頭が下がる思いでした。

pencilいよいよマイ箸作りです。

日本での箸は、最初は竹をピンセットのように折り曲げたものであったようで、
今のような二本一組の箸は8世紀になってからのようです。
現在はいろいろな材質、色、形の箸がありますが私たちでも箸が作れるのでしょうか。

机の上に新聞紙を広げカッターで、
6mm×6mm×220mm大の桧材をけずっていきます。

100_5537 100_5560

100_5550

皆さん真剣ですeye

小学校の工作を思い出します。
しかし、ボコボコ、ザラザラでなかなかお箸に近づいていきません。
新幹線の中で作ってきたという先生の見本とはまるで別物です。coldsweats01

でも、自分で自分のお箸を作るというのはとても気持ちがいいものです。
講座の中では完成せず、家に持ち帰って、思い出してはけずり、
少しずつ箸に見えるようになってきて、最後にヤスリでみがいて
やっとマイ箸が出来上がりました。happy02
自分で作ると愛着もわき、それ以来いつもバッグに入れて持ち歩いています。bag

pencilまとめ

森林から箸まで、環境問題から箸の歴史、箸作りと2時間でいろいろなことを学びました。
木材は断熱性、調湿性が高く、音をまろやかにする、
目にやさしいなど利点がたくさんあることや、
木の香りの成分であるフィトンチッドは
血圧を下げストレスを緩和することも再確認しました。
さらに木の器は氷を入れても汗をかかない、
熱いものを入れても手で持てるなど使い勝手がいいことも知りました。
これからも、森林や木に感謝しつつ、
大事に木の製品や箸を使っていきたいと思います。

■プロフィール■
  マイスター : 田尻良子
  広告のスタイリスト歴15年と子育ての経験、外国や国内の旅、
  食べ歩きなどを活かして、カルチャー教室などでの講師を中心に活動しています。
  最近、家の近くに畑を借り、野采作りを始めましたbud