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2008年10月

【仙台】市場を見学しよう! 

日時:9月6日(土) 6:00-8:30

講師及び案内役として株式会社 宮果様にご協力いただきました。

場所:仙台市中央卸売市場

~市場を見学しよう! 参加レポート~

早起きは三文の得、外もまだ暗い早朝、眠たい目をこすりこすり、仙台中央卸売市場へ
と車を走らせました。

地場野菜や新鮮な魚が山盛り、「へい、らっしゃい、らっしゃい」の客の呼び込みも
元気な仙台朝市の喧噪が大好きな私にとって、
初めての仙台中央卸売市場の視察です。

市場に着きますと、果物野菜の卸売業者「宮果」の伊藤係長様が、
早速市場の案内にたってくださいました。


市場に入るともうすでに活気のある市場内。
荷を運ぶ車が猛スピードで走っております。
かなり危険な状態。みんなでまずは交通安全の確認をして。

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そして最初に出荷団体、卸売業者、仲買業者、売買参加者などの市場流通の
基本的な仕組みや、現在の卸売り手数料、
野菜8.5%、果物7%が来年4月から自由化になることなどを説明いただき、
実際に野菜の競りが始まるのを待ちます

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実際の競りの様子です。かなり若いお兄さんたちが競りを開始。
競りの対象はほとんどが葉物野菜。
しかしながら・・・あっという間に終わってしまいました。
仙台の市場では、青果物においての「競り取引」は「近在せり」
(近場からの持ち込み分)、
一時期だけ行なわれる「いちご」「さくらんぼ」を除けば、ほぼ絶滅に近い状態で、
葉物野菜は、ほとんど儀礼的なものだそうです。
原因は、地域の中小、零細の八百屋等が減少して大手スーパーたちが、
多くのシェアを占めるようになり、価格と量を事前に決めて新聞折り込みチラシの
掲載を決めてしまうというような「相対取引(あいたいとりひき)」が
中心になってしまった為、「競り取引」は衰退していったといわれています。

さらに今は、スーパーなどが農家、農協と直接取引を進めたり、
道の駅や産直コーナーといった、農家、農協が直接販売する形態も増えていて、
卸売市場を通した流通量も減りつつあり市場の存在意義が
問われてきているのも事実だそうです。 

その後市場内を見学に回ります。
マンゴー、バナナ、そしてトマト。
マンゴーはさわると堅め、バナナは緑色、そして青いトマトたち。
輸送に耐える堅さが必要となるため、どうしても早め収穫となる訳です。
そしてマンゴーの箱には小さな保冷剤のようなものが??P3

これが、例のエチレンガス。エチレンガスを入れて熟度をはやめる訳です。
「マンゴーのおいしい見分け方とは?」
色に惑わされずに、さわってみてちょっとやわらかくなっているものがおいしいそうです。
野菜部門では、箱詰めきゅうりの等級がキュウリの曲がりで決まること。
そしてサイズは買う側のニーズで決まるため、一概に何がいいとはいえないと
言うことです。

そうこうしてましたら、近くで近在競りが始まりました。
「近在競り」とは、農協を通せない近在の野菜を、売買参加者、八百屋とかレストラン、
病院、学校給食の関係の人が競りを行うものだそうです。

最後に、「宮果」の会議室をお借りして、恒例の食べ比べをいたしました。
食べ比べをするのは枝豆、日本梨、そして高級ブドウの数々。

たとえば枝豆の食べ比べは新潟産「ひかり茶豆」山形産「尾浦」宮城産「うまいっ茶豆」

どの品目もほとんど甘くておいしく、甲乙つけがたし。
しかしながら、みやぎの品種、「うまいっちゃ豆」は前日に収穫、
予冷で鮮度を保持したものを、茹で上げたものとのこと。
口に入れた瞬間、甘さが口の中に広がっていきます。

梨は個人の好みが大きいので、皆さんの意見は分かれ・・

そして最後は高級ブドウの食べ比べ。
「瀬戸ジャイアンツ」、「マニュキアフィンガー」「ロザリオビアンコ」「甲斐路」「藤稔」

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一房3500円はくだらないと言われる、瀬戸ジャイアンツも思いっきり
試食させていただき、おなかの中はタップタップ。
野菜ソムリエ満腹状態で市場をあとにいたしました。
 


最後になりますが、わかりやすい説明で市場を案内していただきました伊藤係長様、
農家の方々のたゆみない苦労と努力の現状について説明いただきました、
宮果代表の遠藤様。
太陽がいっぱい当たった果物は「形は悪いが、健康でおいしい!」と、ちょっとうれしい?
果物の説明をしていただきました大内常務様。
ありがとうございました。

朝の忙しい時間帯にも関わらず全面的にご協力いただき、心より御礼申し上げます。


--------ベジタブル・フルーツマイスター  石館 志保子------------------
ガーデニング界の野菜ソムリエです。
「野菜が主役で、バラや草花が脇役」というユニークな庭造りをしております。

庭の名前は【いしころとまとの花野果村(はなやかむら)】
http://blog.goo.ne.jp/shihoko01

花も野菜も果物も一緒くたのお庭という意味です。
又、一人でも多くの人に野菜栽培の楽しみを知っていただきたいと思い、
食育コンダクターとして「80㎝×80㎝の小さな畑から始まる食育」活動を展開しております。

【札幌】秋の食材~食べ比べ~

日時:2008年10月8日(水)18:30~20:00    
講師:増田 孝 先生(ベジフル入門講師)    
会場:協会本部札幌教室

日暮れがとても早くなり、朝夕の冷たい空気に秋の訪れを感じるこの頃。
実りの秋のVMCは『秋の食材・食べ比べ』
今が旬の野菜や果物、いろいろな品目を食べられる機械は貴重ですね。
『野菜ソムリエ』たるもの、何でも味を知っておかなくては!
今回用意された野菜果物は、なんと25種類。
テーブルにずらりと並ぶ姿に、心がウキウキと躍ります。

今回の講師は、増田孝先生。
札幌市内でこだわりの青果店を営む先生の講義は、
生きた情報を楽しく教えてくださることで大人気です。
『今回は、協会のHさんの提案で、美味しくないものも用意しました』と、ニヤリと笑う先生。
『普段、美味しいものはいろいろ口にしていると思います。
そこで今回はあえて、そうではないものも用意しました』と。
確かにそうです。いろいろなものを食べることの大切さを感じました。

とはいえ、実りの秋、美味しいものもたくさんです

<食べ比べ品種>
品目/品種/特記事項(糖度)

1、ジャガイモ/インカのめざめ/加熱。自家採取、自然農法の農家さんで今年収穫したもの。
2、ジャガイモ/北あかり/加熱。越冬したもの。
3、ジャガイモ/マチルダ/加熱。越冬したもの。
4、カボチャ/コリンキー/生食。
5、カボチャ/金糸瓜/加熱。(2.5)
6、ニンジン/五寸ニンジン/生食。自家採取、自然農法の農家さんで今年収穫したもの。
7、ニンジン/五寸ニンジン/生食。慣行栽培のもの。
8、原木しいだけ/?/生食。※原木栽培の新鮮なものは生食できます。
9、トウモロコシ/ロイヤルデントビエナ/加熱。主に家畜飼料・コーンスターチの原料として使用。以下も同じ。
10、トウモロコシ/チベリウス/加熱。
11、トウモロコシ/39B29/加熱。芯が赤いのが特徴。
12、ピーマン/クレセント/生食。別名バナナピピーマン。(7.0)
13、ヘチマ/食用ヘチマ/生食。(5.0)
14、ヘチマ/十角ヘチマ(食用)/生食。(4.0)
15、エダマメ/紫ずきん/加熱。京都丹波地方産。(10.5)
16、栗/利平栗/加熱。
17、パパイヤ/?/生食。
18、梨/あきづき/(12.0)
19、梨/ブランデー/(14.0)
20、リンゴ/秋映/つがる×あかねを掛け合わせた新品種(13.0)
21、リンゴ/つがる/(14.0)
22、イチジク/?/愛知県産。(頭11.0、おしり15.0)
23、イチジク/?/北海道浦臼町産。(頭10.0おしり12.5)
24、さつまいも/鳴門金時/京都産。
25、パッションフルーツ/?/(18.0)

京都の野菜ソムリエさんから送っていただいたという『蔓つきのサツマイモ』や『紫ずきん』や『へちま』
目にも楽しく、とても美味しくいただきました。ありがとうございました。

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今回、人気があったのは意外にもデントコーン。
食用として、一般には流通していません。
加熱してもカチコチと硬く、本当に食べられるのかな?と半信半疑。
食べてもやはり硬く、食用のトウモロコシのような甘味は感じません。
それが、噛んでいるうちに自然な甘味をほのかに感じてきて、なんとなく癖になる。
『だんだん美味しくなってきた』と言う声が、聞かれました。

野菜ソムリエならではの、素材そのままの食べ比べ。
甘味のある野菜果物はより甘く、そうでないものは・・・素材の味を改めて感じる貴重な時間となりました。

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ベジタブル&フルーツマイスター 小川ゆみさん

北海道札幌市在住。マナーインストラクター。 
vegefruの勉強で体を中から磨き マナーの勉強で心を磨き 
vegefruの魅力に負けないように、自分磨きに奮闘中。 
野菜果物を通して広がる人の輪を大切に思っています。

【東京】チーフバイヤーに聞く「量販店の売り場作り」

チーフバイヤーに聞く「量販店の売り場作り」

日時:平成20年9月24日(水) 19:00~21:00

さて、皆様は「量販店」と聞いて何を思い浮かべるだろうか?

広い店舗、
低価格でお買い得、
多品種・多種類の豊富な品ぞろえ、
大量陳列、
目立つディスプレー、
鮮度が高い、
輸入の野菜・果物、などなど。。。

本日は、売上9500億円・200以上
⇒約400店舗の店舗を展開する「西友」のチーフバイヤー氏を講師に招いて、
最近のスーパー事情・環境への取り組みなども絡めた
量販店の売り場作りについての講義である

080924_1 Ⅰ 「時事ネタ事報」

これは「何が売れるのか?」というバイヤーへのヒントとなる週替わりの秘密情報。
情報の提供によって、販売促進のキッカケを見出そうとするものであるということ。
その情報は、中高年向け総菜販好調、低価格ブランド「コーエン」上陸
、楽しむ育児用品人気など、衣食住の多岐にわたり、
プロの着眼点の広さにはただただ恐れ入るばかりである。

そのなかで紹介された業界注目のキーワード、皆様はいくつご存じでしょう?
・「ひょう太君に決定」  ⇒ひょう害の青森県産リンゴのPR名
・「輸出大国になるか」  ⇒輸出リンゴが中国・タイなどのアジアの
                                    富裕層向けに100億円販売
・「ぶどう商戦様変わり」 ⇒種なし系の大粒ブドウと高価格の品種が台頭してきている
・「ネットスーパー台頭」 ⇒働く主婦がターゲット、午前注文、午後配達。

Ⅱ 「46.1%」

何の数字でしょうか? 
西友のマイバック持参率ということです(400店舗、日曜~土曜まで集計)。
西友では、ハチドリ計画という環境キャンペーンを実施しており、
「一人の百歩より、百人の一歩」という理念のもと、
自分に出来ることからやっていきましょうというもの。
ついついタダでレジ袋のもらえるスーパーに行ってしまう自分には、
耳の痛い話(当然、レジ袋は大量に溜まっているだが、なかなか止められない)。

Ⅲ 売り場作りのポイントとは?(ローコストによるチェーンオペレーション)

「売価を安く」「原価を安く」かつ「利益を出せ」という
三重苦にあると言われる量販店、売上げの数量を伸ばす必要があるが、
なかなかたやすくは出来無いもの。そのポイントとは?

① 売るべき商品を明確に配置する。

・ 関東近圏の量販店の青果の売上は、
    上位10品目で33%(カットサラダもランク入り)を占めている。
・ 売れ筋商品は月によって変動するので、
 売り場作りは月別・週別にフロアマップで指示する。
・ 小売業はモノマネ業であるので、良い展示の店舗の事例を掲載し、
  マネをするように指示する。
・  売り場作りでは、店型別・売上高別に複数パターンでの品揃えの提案が行われるが、
    同じような店型(広さ・レイアウト)で展開している企業は提案が行いやすいということ。

② 季節商品の早期展開。

・ 「マツタケ」「母の日」「正月飾り」などの季節商品は、
     他店で先に買われたらもう終わり。いつから?どうやっていくのか?がポイントとなる。
・ 立ち上げからピークへ、どうやって売り場を見せていくか?展開が早過ぎると、
    その時期の売れ筋商品のスペースを圧迫して、売上を落とすことになるので
   注意が必要。

③ 関連商品がくくられている。
・ ダイコンとさんま、お彼岸の御菓子と花などをセットにして陳列する。

④ 選択肢のある商品構成になっている。
・ 300坪規模の店舗では、1品目10~12アイテム、
    品揃えと価格帯のバランスで企業の特色が出る。
  西友では、高価格帯10~20%、中価格帯30%、低下価格帯50~60%となっている。
・ 量販店は低価格帯の商品だけでは利益が出せなくなってきているため、
    中・高価格帯のアイテムのボリュウムUPにシフトしてきている。 

かつて、自分も全農主催の「POP甲子園」に協力したことがあるが、
これもJAの店頭ディスプレーの優れた事例を紹介することによって、
JAの店頭展示のレベルを引き上げようというもの。
これも、発想の基本はモノマネによる店舗つくりであったのだろうか。

0809241Ⅳ 売り場作りのポイントとは?(感性編)

① センスがいい。ワクワクする。
    ちょっといい物、変わった物がある。
    楽しいショッピングができる。

② 3名人1博士。
・ 3名人(発注・陳列・接客)、1博士(商品知識)、
    昔から小売業はこれが全てと言われている。
・ ローコストオペレーションの展開により、
    自動発注・接客担当者削減・マニュアル陳列化が進み、
  この原則が揺らいできている。
・ 流通業界は、低価格販売の「ローコストオペレーション」店と
    こだわりの「3名人1博士」店に二極化してきている。

Ⅴ 買い物動機(地域・季節によって大きく変動)

① 目的買い(5~10%)、日常買い(60%)、
        価格(15%:チラシで来店する客層)、利便性(15%)。
親会社のウオルマートは、日本のチラシ戦略に否定的で、
「特売商品が品切れしたら、買いに来たお客さんに失礼ではないのか」と
いうことだそうです。
ただし、特売がなければ集客出来ないので、
西友では週1回だけはチラシを入れているということです。
日本型の販売スタイルとアメリカ型の販売スタイルの違いを考えさせられるとき、
かつて、別の量販店のバイヤーが「目玉商品を置かない店は潰れる」と
言っていたことが思い出されます。

Ⅵ バスケット調査について(ウオルマートのシステム)

ある商品に何が関連付けられて買われているのかを調査するもの。
「ジャガ・タマ・ニンジン」という言葉にあるように、
玉ねぎにはニンジンとジャガイモと一緒に購入される傾向があることが
データから立証されている。
調査結果は、売り場のレイアウトに反映することが目的であり、
例えばモヤシは炒める食材と関連付けられやすいので、
キャベツ・ニンジン・ニラの隣にレイアウトされることになる。

Ⅶ 質疑応答のなかから

・ 青果の24時間販売は、まだまだ可能性がある分野
 (時間ごとの購買層に合わせた在庫を置けば、
  青果の在庫がムダにならないように出来る)。
・ 生活者の動向を変えるには、根底から変えなければならない。
  まず、不味い給食を変えなければダメ、
  子供は、青果は不味いというイメージがついてしまい、加工食品に流れるようになる。
・ 輸入品については、西友では価格帯のバランスはおさえながら
  輸入元の一本化等の安全策を取っている(ユーロGAP等)。
  今は、中国産の青果は止めている。
・ 日本の自給率は上がらないので、
  海外に買い負けないように国力をつける必要がある。
  (すでに、バナナで買い負けが起きている。確か、マグロもそうだったはず。)
・ 日本の農産物を世界に売ろうという傾向が強くなっている
  (青森産リンゴは97億円輸出している)。

そして、本日のサプライズな出会いは、「むき和ぐり」
「中国産」というネガティブイメージで、甘栗業界は売り上げが50%減
(確かに、自分も中国産の甘栗は買うことを止めておりました)。

そこで!
茨城県産の栗を使用した、起死回生の新商品

0809241_1 先ず、目に飛び込む粒の大きさと重量感に圧倒させられる。
大粒の栗をほおばると、鼻腔に広がる栗の香りと、
ほどよい硬さとしっとりとした滑らかな舌触りが心地良い食感を与えてくれる。
嫌なしつこさのないすっきりとした甘味でいくつでも食べられそう。
10月20日から、イトーヨーカドー⇒西友で独占販売、
価格は中国産の2倍ながら、国産栗の実力を堪能できる一品ですよ。

ベジタブル&フルーツマイスター  片桐 徹

化学品会社の農薬部門に18年間勤務。
研究職として農薬の残留分析や代謝分析の経験を持ち、
営業職として北海道・東海・西日本の農業に知見を持つ。
現在は、東京コミュにおいて農薬についてのアドバイスも行う。
料理教室に通いながらレシピ作りを勉強するかたわら、
ベランダ菜園によって都会の野菜作りを実践中

【大阪】プロに聞く!コーヒーと野菜ケーキのフードペアリング

プロに聞く!

コーヒーと野菜ケーキのフードペアリング

10月11日(土)10:30~12:30

in Cafe BAHNHOF(カフェバーンホーフ)

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講師はマイスターの植谷 佐江子さん

まず、講師の植谷さんより挨拶があり、本日の参加者の自己紹介がありました。

和やかでとってもアットホームな雰囲気な中、

今日のケーキの材料である

さつまいもれんこんについてのお話がありました。

基本情報の原産地の話から、NASAが宇宙での栽培を研究しているといった最新情報や、栄養情報などなど・・・。

さつまいもの黄色、オレンジ、紫といった色の持つパワーについてのお話もありました。

また、ビタミン類や食物繊維が豊富で、お肌とお腹にとてもよく、女性にはうれしい野菜であることなどを聞き、改めて野菜の凄さを思いました

Imo

休憩のあとのコーヒー抽出体験では、

コーヒーマイスターのデモンストレーションと試飲の後、お待ちかねの一人ずつの抽出体験へ

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各テーブルに1名ずつのコーヒーマイスターがついてくださり、丁寧にレクチャーしていただきました。

試飲してみてあまりの違いに驚きました。

入れ方のコツを教えていただいたにもかかわらず、

各自で抽出したコーヒーは、苦い、酸味がきつい、後味が悪いなどの感想だったのに対し、

コーヒーマイスターの方のコーヒーは、まろやか、甘い、後々まで口の中に美味しさが残る、などの感想がありました。  

チョコを食べながら酸味と苦味のコーヒーの飲み比べもしました

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 そして、今日のテーマでもあるフードペアリングとして、ボーンハーフブレンドと一緒に、

さつまいものバターケーキ、かぼちゃとれんこんのタルトをいただきました。

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どちらも素材の味や食感がしっかりと感じられ、ブレンドコーヒーに良く合うケーキでした。

酸味が強めのコーヒーにはフルーツの入ったさっぱりとしたケーキが、苦味が強いコーヒーにはバターやチョコレートを使ったどっしりとしたケーキがよく合うそうです。

質疑応答の中で、コーヒーを選ぶ時の目安として、コーヒーの評価基準であるスペシャリティコーヒーという銘柄があるということも教えていただきました。

最後に、コーヒーマイスターの方の

「おいしいコーヒーを入れるために必要なのはテクニックではなく、お湯の温度、豆の分量、のの字を描くように注ぐなど基本を忠実に守ること。これさえ守れば誰にでもおいしく入れることができます。コーヒーはとてもシンプルな飲み物です。」という言葉が印象的でした。

レポート作成者

丸山 暁子

プロフィール

料理が趣味のベジタブル&フルーツマイスターです。
コープで食育活動やレシピ提案など、食に関することに楽しみながら関わっています。
野菜中心の、心と身体にやさしい料理づくりを目指しています。

【大阪】アカデミックレストランin celebrita

アカデミックレストラン in celebrita 活動レポート
今回のアカデミックレストランは、
10月5日(日曜日)12時から14時、阪急苦楽園口にあるcelebritaで開催されました
テーマ「厳選秋野菜で極上イタリアン」
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厳選素材や有機野菜を使用した野菜たっぷりのイタリアンを堪能しました。
体に優しい素材へのこだわりがたっぷり感じられました。
当日限定のスペシャルランチメニューは、
*食前酒*
ゆずチェロ トニック割
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*前菜*
・バーニャカウダ チェレブリタ風
(プッチーニ・ヤーコン・丸おくら・ラディッシュ・黄にんじん・むらさきひう菜・あきしまささげ)
・ウンブリア風野菜のロースト
(バターナッツ・ゼブラナス・まこもだけ)
・季節野菜のフリット
(すくなかぼちゃ・はやとうり・あぴおす)
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*スープ*
秋野菜のミネストラ
(たまねぎ・ホウレンソウ・黒キャベツ・ぬかご・ガーネットチェリー)
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*パスタ*
インカのニョッキ~きのこバターソース~
(インカのめざめ・ゆきれいだけ・まつなめこ・たもぎだけ)
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*メイン*
・鮮魚とカブラの蒸し焼き ビーツのソース
(かぶ・ビーツ)
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・短角牛のロースト 彩り秋野菜添え
(むらさきにんじん・くり・ゆりね・ぎんなん)
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*デザート*
季節野菜のフルーツマチュドニア オリーブオイルのジェラート
(シナノスイート・オーロラ・かき)
コーヒー or 紅茶
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*パン*
・酵母プレーンパン
・ビーツとジャガイモのパン
・チャバタのパン
※3種類ともトマトとキュウリの天然酵母使用
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マイスターとして活躍されている土川尚子さんが講師をされていて、
お料理に使用されている1つ1つのお野菜をとてもていねいに説明していただきました
今まで知らなかった野菜、今まで食べたことのない野菜、
実物を見たことのない野菜もあり、とても勉強になりました
野菜や果物を美味しく食べて+元気でキレイになれるコツをたくさん教えていただきました
最後にchefの澤田 昌久さんが登場され、
私たちの質問に答えてくださいました
ほんとにこれだけのお野菜を仕入れるだけでも大変だと思いました。
自宅でこれほど多種の野菜を使用し、
料理をすることがないので、とても楽しませていただきました。
ランチとは思えないほどのボリュームでしたが、
野菜が40種類も使われていたため、残さずおいしくいただきました
自分でも少しづつ、めずらしい野菜を使って料理していきたいです
また、次回、このような機会があれば、ぜひ参加したいと思います。
ありがとうございました。
(レポート作成者) 谷野 陽子
食べることが大好きで、とにかく野菜と果物が大好きです!
今は、ベジフルコミュニティおおさかの庶務をさせていただいております。
これからも、コミュニティでいろんな活動をしていく予定ですので、よろしくお願いします。

【東京】熊本県産 赤ナス「ヒゴムラサキ」をプロデュースしよう!

『 熊本県産 赤ナス 「ヒゴムラサキ」

                をプロデュースしよう! 』に参加して

 最近はスーパーや産直で色や形がさまざまなナスを見かけるようになりました。
どれも個性豊かで興味深い物ばかりです。

 今回の「熊本産 ヒゴムラサキもその一つで、
熊本県阿蘇地域振興局で技術指導を担当されている吉住俊郎さん、
高森町役場産業観光課の甲斐敏文さんより、歴史・生産に至るまでの背景、
生産者さんのお顔や個性を熊本弁交じりで楽しくお話しいただきました。

 生食できるナスに対する半信半疑の生産者さんに
その良さを理解させるご苦労や、
話し好きの生産者さんが多い事は、
受講者から笑いが出るほど温かさを感じて、
あっという間に身近な食材となりました。

 生産地は熊本県の高森町で、
水・空気が綺麗で地鶏や田楽が有名な場所です。
そこで生産されるヒゴムラサキは赤ナスの一種で、
赤ナス同士の良い所を掛け合わせて「ヒゴムラサキ」。
としてH.17に登録されました。

 外見は非常に大きく(2Lになると400g以上とか)
生食ができるほど皮も中身も柔らかく、
試食の感想としては特に中身は大変水分が多く、
まるで柔らかいリンゴのような食感と味がしました

 不思議な感じがしますが、とても食べやすく、ついつい箸が進みました。
色んな味のドレッシングとあわせてサラダにすると楽しい食卓になることでしょう。
そして、大きく寸胴な「地きゅうり(黒イボ系)」とあわせた塩もみもいただきました。
かつおぶしをまぶして、ちょっと醤油をたらし、白ご飯と一緒に思い切り食べたい!
と盛り上がりました。

 最後に焼いた物をいただきましたが、
ナスの味がより一層濃くなって食べ応えがあり、
ぜひとも天ぷらにしていただきたいと感じました。

試食が終わると、プロデュースに移り、

 「キャッチフレーズ」
 「PR方法」
 「売り出し方」
 「レシピ提案」

が、グループ別で話し合われ、
3つのグループからそれぞれ大変活発な意見が出ました

これらは来年の販売に生かされ、
特にレシピは野菜ソムリエとのコラボレーションという形で
レシピ集に載せていただけるかもしれないので、
受講者はとても真剣にレシピを考えていました。
 私は熊本生まれ・熊本育ちなので、
熊本のために素敵なレシピを考えたいと思います!

 水・空気が特にすばらしい地域、
熊本県高森町で生まれた「ヒゴムラサキ」。
熊本の恵まれた台地で育ったこのナスをぜひとも
たくさんの方に味わっていただきたいと心から感じた2時間でした。

今回は初の試みとして、
協会の教室ではなく
「銀座熊本館・2階」での開催でした。
熊本の名産品が販売されている熊本県のアンテナショップです。
機会がございましたらぜひ足をお運びください!
ほんの一瞬ですが、熊本にいるような気分に浸れますよ!
今はまだヒゴムラサキも販売されています!ぜひお試しください! 

  山内美穂  ベジタブル&フルーツマイスター 
 
生活者に身近な主婦目線の野菜ソムリエとして少人数制の講座を持つ。
国産野菜を食べよう!とフード・マイレージを取り入れた講師活動を行っている。 

【名古屋】クラブ交流会 赤い根

日時 : 2008年10月8日(水)18:30~20:00
会場 : 協会本部名古屋教室

平日の夜開催の交流会は、初めてVMCに参加されたと言う方も多く、他業種の方が集まり、各々で情報交換や意見交換が繰り広げられました。

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感想 

・他業種の方と知り合えてよかったです。

・はじめてこのような会に参加しましたが、世間は狭く、つながりのある方が何人もいて驚きました。

・普段のワークショップとは違った方が多かったので、いろんな業種の方と交流ができてよかったです。

・モチベーションがあがりました。他業種の方の意見も面白く、もっと時間があってもよかったな。

名古屋で初めて開催したクラブ交流会でしたが、ベジフルを通じてもっと横のつながりが広がるよう、今後も交流会を開催していければと思います。

【ワークショップ 鳥取県のナシ】

日時 : 平成20年9月3日(水)   14:00~16:00
会場 : 協会本部第二教室

秋分の日も近づき、
深い色合いに変化してきた青果売り場からも
本格的な秋の到来が感じられます

今回のテーマも秋の味覚の代表格の一つである『 ナ シ 』。

鳥取県農林総合研究所技術普及室、
農業専門技術員の吉田亮様を講師にお迎えして行われました。

【 鳥取県のナシ―『二十世紀』 】

鳥取県はナシの代表的な産地の一つで、
その栽培面積は全国3位。
その鳥取で最も多く作られている品種が『二十世紀』です。

そして、本来の旬である9月より早い時期にも
本来の品質を発揮できるよう育成された新品種、
それが『なつひめ』と『新甘泉』です!

【 『なつひめ』と『新甘泉』 】

新しい2品種はともに
『筑水』と『おさ二十世紀』の交配から生まれ、
以下のような特徴を持っています。

・ 『なつひめ』…平成19年3月に品種登録された青ナシ。
                  重さ350g、糖度は12度。
・ 『新甘泉』  …平成20年2月に品種登録された赤ナシ。
                  重さは400g、糖度は14度。

『二十世紀』の糖度は普通11度くらいということで、
それだけで新品種の甘さが想像できます。
新品種の育成には、なんと約20年もの歳月がかけられたのだそうです!
平成元年に交配作業が始まり、実った果実から取り出した種が2万粒。
そこから病気への耐性や品質、生産者の方々による試作や
消費者の試食による評価を経て誕生したのが2品種。
また、新品種の育成もさることながら、
年間を通したナシ栽培のさまざまな作業についてのお話も伺い、
私たちは本当に豊かな「実り」の部分を頂いているのだと感じました。

【 食べ比べ 】

今回は新品種を含んだなんと9品種が並びます。

①『二十世紀』
②『涼月』
③『なつひめ』
なめらかな表面が特徴的な『涼月』は繊細な食感。
内側から外側まで均一の歯ざわりでした。
そして期待の新星『なつひめ』は、酸味が少なく、
さわやかな甘みが口に残りました。

④『新雪』
⑤『幸水』
⑥『新甘泉』
大玉で保存がきく『新雪』は、貯蔵してあったもののため
水気が少なくざらざらした歯ざわりでした。
そのあと『幸水』を食べてみると、
なじみの品種ながら果汁の多さに改めて気付かされます。
そして『新甘泉』。切った感触はやや固めですが、
食感は非常にジューシーです。
そして何と言っても驚くのはその甘さ!
果物というよりナシの甘みを凝縮させた新しいスイーツのようでもありました。

⑦『長寿』
⑧『赤穂』
⑨『やまなし』
明治時代に「あかっぽ」として親しまれた『赤穂』は渋みがあり、硬い食感。
『やまなし』は宮沢賢治の作品にも登場します。
物語に描かれたのはイワテヤマナシという品種だそうですが、
あの物語の幻想的な雰囲気は他の果物では生まれない、と納得させられる、
リキュールのような甘い香りが印象的でした。
食感はガリガリとしていましたが、味わい深い品種でした。

【 まとめ 】

今回の食べ比べを通して、
新しい品種ほど甘みが強く、また果汁も多いことを感じました。

そこには日本人の果物に対して求めるものの変化が現れていて、
それに沿って新品種が研究されているということを感じます。
こうして様々な品種を手にすることは現状では難しいのですが、
少し意識してみれば私たちの周りには想像以上に個性豊かな果物があるのだと
改めて気づかされたワークショップでした。

果物売り場での選択肢がもっと広がっていくためには、
私たちがそういった個性を積極的に楽しむことが大切なのだと感じました。
吉田先生、本当にありがとうございました。

 ベジタブル&フルーツマイスター  加藤祥子  
 
幼い頃から、食卓にはいつも祖母の育てた新鮮な野菜が並んでいました。
それがとても贅沢なことだと気付いたこと、
そして祖母とのつながりを大切にしたいと思ったことが資格取得のきっかけです。
本来私たちの生活に一番密着した食べ物であるはずの野菜や果物。
たくさんの方々がそれぞれの生活の中からその魅力を「再発見」できるよう、
私自身日々勉強、そして楽しむ姿勢を忘れずに活動していきたいです。

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