【東京】ワークシップ ジャガイモ
開催日時:2008年11月12日(水) 14:00~16:00
会場:東京本部 第一教室
講座:ワークショップ ジャガイモ
講師:東京青果株式会社 秋山良文先生
毎日の食卓にのぼることも多い、
おなじみの野菜「 ジャガイモ 」
最近では、野菜売り場やインターネットなどで
いろいろな品種の
ジャガイモを見かけますね。
今回のワークショップでは、東京青果株式会社の秋山先生のお話と、
13種類ものジャガイモの食べ比べができるとのことで、
ジャガイモの新しい魅力を探るべく参加してきました。![]()
まず最初に秋山先生から、
プロジェクターを使って
ジャガイモについての講義がありました。
「ジャガイモ」の主成分は、お米やパンに多く含まれるデンプンです。
ヨーロッパには年間100キロ以上も消費されている国もあるそうです。
日本の何倍もジャガイモを食べているヨーロッパでは、野菜としてだけでなく、
主食としてもジャガイモを消費しているそうです。
では野菜としての「ジャガイモ」の栄養素にはどんなものがあるのでしょうか?
ジャガイモには
* ビタミンB1(糖質をエネルギーに転化)
* ビタミンB6(たんぱく質の代謝を促す)
* ビタミンC(免疫力増強)
が豊富で、そのほかにも
ミネラルのカリウム(塩分を体外に排出)や鉄分も豊富に含まれる、
栄養価の非常に高い野菜です。
通常の野菜だとビタミンCは加熱でこわれてしまうのですが、
ジャガイモのビタミンCは加熱しても失われにくくなっています。
これは、ジャガイモのビタミンCがデンプンに包まれているため
壊れにくくなっているからです。
ジャガイモというとカロリーが高そう...というイメージがありましたが、
ジャガイモのカロリーはお米の半分程度だということを知って驚きました。
また、ほかのイモ類に比べて糖分も少ないそうです。
野菜不足を感じたり、カロリーが気になるけど満腹感を味わいたいと思ったとき、
また美容のためにも、ジャガイモは最適な野菜と知り、
ジャガイモを家に常備して毎日の食事に取り入れていきたいと思いました。
さて、次は「ジャガイモ」の食べ比べです。![]()
(いずれも皮付きでゆでてもらったもの)
以下は、今回食べ比べた13品種と、
私の感想です。
| No. | 産地 | 商品名 | 品種名 | 商品説明および感想 |
| 1 | 青森県 | シャドークイーン | シャドークイーン | 果肉が濃い紫でしっとりしている。 甘みは控えめな印象。色にインパクトがあるので、マッシュポテトなど色味を生かした料理に。 |
| 1 | 青森県 | ノーザンルビー | ノーザンルビー | 果肉は薄ピンク。甘くてしっとりしている。 ビシソワーズなどにして色を楽しむのも良いかも。お菓子にも。 |
| 1 | 青森県 | シンシア | シンシア | 果肉は薄い黄色。大きい。甘くてしっとりしている。 |
| 1 | 青森県 | インカのめざめ | インカのめざめ | 果肉は濃い黄色。むっちりして栗のような食感。 ほくほくしている。小さい。素揚げしたら美味しそう。 |
| 1 | 青森県 | アンデスレッド | アンデスレッド | 皮が薄い赤紫色。ほっくり。皮と実のコントラストがきれいなので、皮ごとオーブンで焼いて食べてもいいかも。 |
| 1 | 青森県 | ジャガキッズパープル | ジャガキッズパープル90 | さつまいものような色合い。ほっくり |
| 1 | 青森県 | ヨーデル | タワラヨーデル | 果肉がやや濃い黄色。ややほっくり。 |
| 1 | 青森県 | シェリー | シェリー | 果肉が薄い黄色。あっさりした食味なので、 じゃがバターなどでコクを足すと美味しそう。ややしっとり。 |
| 1 | 青森県 | つがる小雪 | チェルシー | 皮も果肉も白い。果肉は固めでしっかりしているので、煮崩れしにくそう。食感を残し、さっくりしたポテトサラダなども美味しそう |
| 1 | 青森県 | デストロイヤー | グラウンドペチカ | 皮が赤紫色でまだら文様、プロレスラーのデストロイヤー?の顔に似ていることから命名された説があると聞いて笑ってしまった。果肉は濃い黄色で、とても甘くてしっとり |
| 1 | 北海道 | 男爵芋 | 男爵芋 | 果肉は薄い黄色。ほっくりで口に残るかんじ。煮物など。 |
| 1 | 北海道 | メークイン | メークイン | 果肉は薄い黄白色。大きい。しっとり。 |
| 1 | 北海道 | きたあかり | キタアカリ | 果肉は黄色。ほっくりと崩れるかんじ。粉ふきいも、コロッケなどに良さそう。 |
※ ジャガイモには 品種名そのままで販売されているものと
出荷者が独自にネーミングしたものがあります。
同一商品で二つ以上名前があるものは品種名と併せてしっかり覚えましょう。
※ 青果物には 品種名で販売されるもの、品名で販売されるもの
(いくつかの品種を併せて)、(出荷者独自の)商品名で販売されるものと様々です。
注意してください。
たくさんのジャガイモを食べ比べましたが、
それぞれ、外観、味わい、食感、甘さなどそれぞれの個性を持っていて、
どんな料理があうのかと考えを巡らせるのがとても楽しかったです。![]()
これからも野菜売り場などでジャガイモの珍しい品種を見つけたら、
是非試してみようと思っています。![]()
最後になりますが、
秋山先生から美味しいジャガイモの選び方を教えてもらいましたので
ご紹介したいと思います。
緑化していないものを選ぶ
→緑化部分はグリコアルカロイドが生成される=芽(ソラニン)と同じ有害成分
ふっくらと丸みを帯び、凸凹のないもの
→まんべんなく生育している証拠
そして、
ジャガイモが一番美味しい時期は、
(ボールペンの芯の先ぐらいの)芽が出かかった頃だそうです。![]()
芽が出るのはデンプンがぶどう糖に変化する時なので、
この時期に美味しさがのってくるのだそうです。
芽は取り除けば害はありませんが、
緑化している部分は大きくえぐりとる必要があるそうです。
(緑化を防止するには、光に当てないようにすることが大事です)
今まで知っていたジャガイモの知識、
プラス食べ比べや先生のお話で初めて知ったジャガイモの新しい一面の発見。
とても充実した2時間でした。ありがとうございました。
シャドークイーンは
こんなに鮮やかなムラサキ色です!
ベジタブル&フルーツマイスター 城市朋子![]()
幼稚園の子供の育児で、慌ただしいけれども充実した毎日を送っています。
そんな中、子供が笑顔で楽しそうに食事している姿を見て、
食の大切さを改めて感じています。
「お母さんのご飯が一番美味しい!」と言ってくれる子供の笑顔を支えに、
これからも家族の健康を守る料理を作っていきたいと思っています。




