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2009年3月

【名古屋】果実の香りを楽しむシンプルライフ講座

【日時】2009年3月14日(土)14:00~16:00
【場所】協会本部名古屋教室
【講師】「かおりとくらし つゆ」主宰 森田 美香先生


桜の蕾が膨らみ始めた頃、「果実の香り講座」の日がやってきた。
世間ではスギ花粉がピークを迎えようとしていて、Kajitsukaori1_3
花粉症まっただ中の方も、そうでない方も
さぁ癒されましょう、アロマの講座が始まります。
今回の企画は、浜松のマイスター村松和美さん。
講師の先生は、アロマテラピー インストラクターの森田美香さん。

森田先生は、おっしゃいます。
アロマテラピー インストラクターとして「季節」や「毎日の生活」を
大切にしていると。
およ!
私が野菜ソムリエとして大切にしていることとおんなじだ。
香りにはイメージが大事だとも。
やっぱり!
野菜料理・・・イメージすごく大事です。

まずは、アロマセラピーとは?エッセンシャルオイルとは?
さらに歴史や香りのメカニズムなど基礎的なお話をしていただく。
五感の中の嗅覚について。
鼻から入った香りは脳に伝わり、そこには記憶を司る部分もあるため
「香りが思い出になる」なんてことが起こるらしい。
なるほど。
野菜でいうならば
「トマトの香りを嗅ぐと、夏休みに過ごしたおばあちゃん家を思い出す」
なんてとこかな。

次に、抽出方法や楽しむ上での注意点をいくつか。
エッセンシャルオイルの香り成分は、植物中におけるよりも濃縮された状態のため
充分な知識をもって取り扱うことが大切。
守るべきルールを解説してもらう。
とくに柑橘系のオイルには、「光毒性」(一部のエッセンシャルオイルを皮膚に
塗布した状態で紫外線にあたると腫れたりシミがでたりする場合がある)
があるとのこと。
外出前は避けたほうがよさそうですね。
などなど。


いよいよ、今回のテーマ「柑橘系のエッセンシャルオイル」の登場です。
スイートオレンジ、グレープフルーツ、レモン、ベルガモット、マンダリン、ライム。
それぞれのオイルをみんなでひとつづつ嗅ぎながら
同時に、フレッシュフルーツ(オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライム)
の香りと嗅ぎ比べ。Kajitsukaori3 
いつもは「食べ比べ」をしている私たちですが
今日は「嗅ぎ比べ」。
味覚も嗅覚も、意識することによって研ぎ澄まされるはず。
くん、くん、くん、
 あ~、この香り、まさにオレンジ。おいしそう。(スイートオレンジ)
くん、くん、くん、
 ん?アールグレイの香りって、これだったのか。(ベルガモット)
みんなで回し嗅ぎしながら、先生から香りの特徴や作用、
相性のよい組合せ、使い方、などを教えていただく。


最後に、実習です。
今回は、柑橘系オイルで消臭剤を作ります。
瓶に入れた重曹に、先ほど嗅ぎ比べした柑橘のオイルを
おのおの3~4種類ブレンドして混ぜ合わせ
履歴を書いたラベルを貼って、完成!
簡単にできて、好きな香りが漂うエコロジカル消臭剤。
環境に優しく、爽やかな香りに包まれ、イヤな臭いは浄化。
そうです、そうです。ワタシこんなの探してました。
ブレンドの仕方で、少しづつ違った香りの消臭剤が出来上がり、
みんなで完成品を、また回し嗅ぎ。
お気に入りの配合をメモさせてもらったりしながら。

手軽に香りを取り入れる方法も沢山教えていただきました。
アロマバス、エアフレッシュナー、マッサージオイル、フェイシャルスチーム、
どれも、特別な装置がなくても、癒されそう。。。
好きな香りに包まれながら毎日を過ごし、
なおかつ賢く使えば体調や家を整えられるのですから、
さっそくやりましょ。
こうして2時間の講座は、あっという間に終わりました。

思えば、アロマセラピーは植物の成分を抽出したオイルを使うもの。
野菜や果物も、植物です。
香りの実践を教わると同時に、いつもの植物を別の角度から見たことに気付きます。
植物と人間の関係 ・ ・ ・ どこまでも深い。
それを教えてくださった森田先生、この講座を企画した村松さんに
感謝の気持ちを捧げます。
ありがとうございました。
         Kajitsukaori2_3

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【レポート作成者】
ベジタブル&フルーツマイスター 近藤 香織

名古屋市内で「パンと野菜の教室 KAO―MARU」を主宰。
シンプルなパンと季節の野菜果物を使ったスープ&デリの料理教室を
開きながら「暮らしを大切にする」提案を行っています。
また地方自治体や企業主催の講演会や野菜セミナー講師、イベント、
レシピ提案、コラムなどの活動を展開中。

【東京】ワークショップ イモ

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日 時:平成21年2月5日(木)14:00~16:00
講 師:中村敏樹先生
会 場:協会本部渋谷第一教室

今回のワークショップのテーマは、「イモ」 

 
ベジフル入門などもご担当の中村先生を講師にお迎えして行われました。
8種類のネバネバイモがテーブルに並べられ、まずは撮影会。
その中には、まだ開発中で市場に出回っていない青森県産「つくなが一号」もありました。

◆ネバネバの正体は?     【ムチン】

粘性物質の総称で、糖とタンパク質が結合した物質、このネバネバの総称がムチン

・ムチンはもともと植物体を保護する役目があり、食品だけに含まれているわけではなく、
 人間の体にもあります。目の表面や胃の粘膜にもあり、中でも胃は厚い粘膜で覆われていて、
 強烈な胃酸でも胃が溶けないのは、このムチンによって胃が保護されているからだそうです。

・ムチンを含んだ食品には山芋、里芋、納豆、昆布、オクラ、レンコン、ナメコなどがあり、
 日本人の食生活には欠かせません。・・・なるほど全部ネバネバです。

いよいよサトイモ、ヤマイモの登場です。

◆里芋
サトイモ科サトイモ属、原産はマレーシアなどの東南アジアで、日本で栽培が始まった
 のはおよそ2000年以上前とされ、米より先に人々の食を支えていたといわれている。

 ・山で採れる山芋に対して、里で採れるので里芋です。・・・とてもわかりやすいです。
 ・熱帯地方ではきれいなサトイモの花を見ることができるそうです。

*子芋専用種
 ・
土垂(どだれ): 関東では一番馴染みが多く、千葉、埼玉などで作られている。
  葉が非常に大きくなって長く伸び、下がってきて土に垂れるので、土垂というそうです。

 ・石川早生: 関西に多く、芽が白く直径3㎝ほどの丸形のサトイモ。きぬかつぎに最適。

*親芋・子芋両方を食べるタイプ

 ・
セレベス: 赤芽のサトイモで、インドネシアのセレベス島から移植され、この名前がつけられたそうです。ヌメリが少なく、しっかりした肉質で、煮崩れしにくいので、煮物に向きます。とても育てやすいようです。

 ・八頭(やつがしら): 親イモを中心に子イモが合体したような独特の形で、くっついた形が、八個の頭のように見えることからこの名前がついたそうです。食べにくく、あまり馴染みがないようですが、親も子もくっついていて、仲良しということで、縁起ものとして、お正月の料理によく使われるそうです。これを水盤に入れておくと芽がでてくるので、観葉としても使われるそうです。

 ・えびいも: 京料理では有名ですが、そのほとんどは静岡の磐田で生産されているそうです。もともとの品種は唐イモですが、生育の途中に何度も土寄せをして、形を海老のようにすることから、この名前がついたそうです。

*親芋を食べるタイプ

 ・京イモ:
 イモの半分が地上に露出し、その姿がタケノコに似ているところから、「たけのこ芋」とも呼ばれています。あくがあるので、下茹でして使う。ボウだらと煮たりして、うす味仕立ての京料理に使われるそうです。

*茎を食べるタイプ

  • はすいも: 赤茎芋・青茎芋・白茎芋がある。酢の物でよく食べるそうです。

◆山芋

  • 一般に日本で栽培されているものは、長いも、自然薯、大薯(だいじょ)の3種類
  • 日本に自生しているのは自然薯といって、古くから食用とされていた。
  • 鹿児島に自然薯が多いのは、シラス台地で土が掘りやすいからだそうです。
  • 九州特産の「かるかんまんじゅう」は自然薯と奄美大島の砂糖とで作られているそうです。
  • とろろが肌につくと痒みを生じるのは、シュウ酸カルシウムの結晶によるもので、これが皮膚を刺激して痒くなるようです。手に酢水をつけるとよいそうです。

  • 長いも(トロフィー): 昭和50年に青森県で見つかった突然変異種。50㎝~60㎝と短いため家庭菜園で作りやすく、一回で食べきれる大きさ。
  • つくなが1号: 「つくねいも」と「ながいも」の交配でできた20年3月に品種登録されたばかりの新品種。まだ市場に出回っていない。形は長いもに近いが、ぼこぼことした肌と味、食感はつくね芋のような粘りがあり、甘味もある。
  • 丸いも(つくねいも): 丸形で粘りが特に強く、栄養価も高い。スライスしたり、とろろ汁などに利用する。
  • むかご: 自然薯や長いもの葉の付け根にできる小さなイモ。

◆食べ比べ

・中村先生の、サトイモ、ヤマイモについての詳しいお話の後、いよいよ食べ比べです。
・以下の①②③は、生のままスライスとすりおろしたもの。④は茹でたもの。
 ⑤⑥⑦⑧は茹でてスライスしたもの。
・甘味、食感、色などを評価し、用途性を考えながら皆それぞれ点数をつけました。


♪♪私の感想♪♪
つくなが一号 (青森県):とても甘い。粘りはあるが、口にネバネバ感が残らない。「これはいける」と絶賛!出回るのが楽しみです。
丸いも(青森県):粘りが特に強い。スライスしたものを食べたが、とてもシャキシャキして、甘さもあるのでそのままでもおいしい。
トロフィー(青森県):適度な粘りがあり、甘味もある。食感はちょっとさっぱりして長いも系、家庭で食べるにはちょうどよい。
むかご (青森県):噛んで外側の皮を破ると、とろっとして上品な中身がでてきた。くどくどしてなくて、コクがあり、おいしかった。
八頭 (千葉県):粉質で、ほくほくしている。水分が少なく、あっさりしているが、味わいがある。
土垂(千葉県):しっとりとした食感で、粘りが強い。普段食べなれた味。
セレベス(千葉県):粉質と粘質の中間くらい。歯ごたえがよくしっかりとした肉質。ほくほく感もある。
京イモ(宮崎県):きめが細かく粉質。しっとりしてほくほくした食感。うす味仕立ての煮物には最高。

◆まとめ
*8種類のネバネバ芋を食べましたが、その味はまさに千差万別!食べ比べをすると、甘さや食感を比較することができ、とても有意義な2時間でした。
*サトイモは、正月や祝い事には欠かせない伝統的な食材です。みなさんも自分の好みのイモを見つけてみるとおもしろいと思います。
*自然薯はまだ渋谷の道路沿いにもあるそうです。つるが絡まって、細いハート形の葉が黄色くなっているのを見つけるとよいそうです。みなさんも探してみたらいかがでしょうか?
*中村先生はご自分でも200種類もの作物を栽培されているそうです。栽培から販売まで広範囲にわたって、学ぶことができました。ありがとうございました。

◆ベジタブル&フルーツマイスター   山口直美
昨年11月にマイスターを取得しました。家庭菜園を通して、野菜や果物の魅力や感動を身近な人に伝えています。最近では珍しい野菜も出回り、改めて野菜の奥深さを感じています。野菜や果物を身近に楽しめる食生活をもっともっと多くの人々に伝えていきたいと思います。

【大阪】暮らしの中の薬膳

暮らしの中の薬膳 -薬膳ことはじめ・春-

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【日 時】2009年 3月14日(土) 10:30~12:30
【講 師】植谷 佐江子(ベジタブル&フルーツマイスター)

○薬膳について
中医学(中国伝統医学)理論に基づいて作られた食事。
疾病の予防、病気の回復、健康を保つための美味しい食事。

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○体質チェック
体に現れる症状で、自分の体質を知り、それに合った食養生を!

<気>
お腹が張る/肩・背中が凝りやすい/便秘・胸が詰まることがある/
体重の増減が激しい/むくみやすい/拒食・過食に陥りやすい/
食事が不規則になりやすい/
生理周期が不順/生理前にむくみがひどい/
ストレスが多い/生活が不規則になりがち/忙しさや気分に波がある/
思い込みが激しい/お酒・たばこ・コーヒーが好き

【香りの強い食材(ハーブティ・みつば・しそ・パセリ等)で気分をリフレッシュ!
トロピカルフルーツで身体の熱を取る!】

<地>   
顔色が悪い/肌荒れしやすい/イライラしやすい/熟睡しづらい/冷え・のぼせがある/
手足がしびれやすい/爪が割れやすい/こむら返りをよくする/
生理痛が強い/月経量が多く、レバー状のかたまりがある/冷房の冷えに弱い/
おなか・下半身が冷えやすい/青あざ・傷あとになりやすい/
肌のくすみ・しみ・そばかすが気になる/頭痛・肩こりがある

【黒い食材(なす、黒豆、黒酢、黒きくらげ等)で血流UP!
たまねぎ、にんにく、しょうが等で身体を温める!
ナッツ類、ドライフルーツで不足した血を補う!】
<水>
汗っかき/足・顔がむくむ/面倒くさがり屋/頭が重くなる/トイレが近い/下痢・軟便気味/
体が重い/ムカムカする/下半身太りで上半身はやせ気味/食欲があまりない(特に朝)/
生理がくると下痢しやすい/疲れやすく体力がない/風邪をひきやすい/運動は苦手/
肌にしわ・たるみができやすい

【利尿作用のある食材(すいか、きゅうり、冬瓜、メロン等)
大豆食品、小豆、緑豆もやし等でお通じをよくする】

(チェックの結果、今の私は「水滞」であることがわかりました。
ってことは、利用作用のある食材を摂ればいいのね♪)

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■薬食同源について■
口にするもの、みな薬!
日ごろからバランスの取れた食事をすることで病気を予防する。

■薬膳の基本■
身近な食べ物にもそれぞれ体に対する薬効があるので、日々の食事に生薬を使う必要はなく、
手に入りやすい野菜・果物を効果的に取り入れよう!

■五色の薬膳■
5つの色の食べ物を、まんべんなく摂ろう!

■春の薬膳■
春は芽吹きの季節。「春は酸味と苦味を盛れ」

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■試食■
・黒ゴマのスコーン、
・春野菜の和えもの、
・豆腐花
・水巡り茶

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確かに、病気になる前に防ぐことができるなら、それが一番理想的。
美味しい食事をして、病気も防ぐことができたら、言うことなし。
季候や季節、体質や体調にあった食べ物で、からだを癒してみよう!

早速、「春野菜の和えもの」をレシピ+きゅうり
(春野菜ではないけれども、寒冷性の食品であり、利尿作用もある)でチャレンジ。
ちょっぴり、キレイと元気を作りました。)

<レポート作成者>

高橋啓子
ベジタブル&フルーツマイスター
愛媛県庁勤務。
「知らずに食べる」から「知って食べる」へ。食を楽しめたらいいですね。

【浜松】より豊かな食生活へ~学校の食育アイデア~

【日時】2009年2月28日(土)14:00~15:30
【講師】浜松市教育委員会こども安全課  影山ちか先生 
     管理栄養士 石原 良子先生
【場所】クリエート浜松



                        Syokuiku1
今回浜松で初めて行われるVMC。それにふさわしく浜松市教育委員会からお二人の講師をお迎えして開催されました。

<浜松市の学校給食>
浜松市の学校給食の調理方法は、各学校で調理する自校方式と、給食センターで調理し、各学校へ配送するセンター方式の二通りがあるます。
学校給食は、「栄養管理」「物資管理」「衛生管理」を柱に、学校栄養職員、校長、PTA代表が関わりながら、栄養バランスや彩り、季節感を考慮し、旬の時期に旬のものを提供することに努められているとのことでした。

浜松市の工夫されている特徴として、
■栄養管理では、生きた教材として、教科等と関連させた献立を意図的に作成
■物資管理では、生徒たちが作った食材を使ったり、担任等が献立を教材として活用できるよう献立計画を示す
■衛生管理では、安心安全はもちろん、おいしくて教育的配慮がなされたもの
という点があげらます。

<学校教育活動全体で取り組む食感する指導について>
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浜松市では、~ちゃんと食べよう!みんな健康 しあわせ浜松~をスローガンに浜松市食育推進計画が策定され、平成20年度から平成24年度の5年間の計画期間をかけて社会全体での食育を推進しています。


現代の家庭は、核家族化や食生活の変化もあり、学校教育現場での食育の役割が大きくなっており、給食の時間だけに限らず、各教科・・・たとえば、家庭科はもちろん、
■理科の時間に大豆を栽培する
■社会の時間に食物の流通を学んだり、地域の野菜を作っている農家の方のお話を聞く
■養護教員の保健指導
■道徳の時間では農産物の生産者の生き方について考える
■図工の時間では、味噌・豆腐のパックのデザインを考える
など、様々な教科と関連させて食育を実践されており、多くの人達がそれぞれの立場で子どもたちの「食育」に携わっている現状を紹介していただきました。

<感想>
お二人の先生方のお話から、浜松市のこどもたちのために真摯に食育に取り組まれている様子が伝わってきました。
また、すぐに結果が出なくても、子ども達が大きくなったときに、「自分の子どもに、どうしてあげよう・・・」と次世代に伝えていける力をつけられるように・・・というお話しはとても心に響きました。
また、浜松市は、新鮮な食材が豊富であることから、地場産物の活用を通して、地域の自然や文化、産業に理解を深めていく取り組みは、これからの浜松の子ども達の成長にとって、大きな影響を与え、「食」に対する行動変容につながっていくのではないかと期待します。 

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【レポート作成者】
ベジタブル&フルーツマイスター 佐藤明子

茶懐石の料理を習っています。
日本の四季の、旬の食材でおもてなしをするという精神に美しさを感じています。
これからも、季節のお野菜、果物の素材ひとつひとつの扱い方、調理法について勉強していきたいと思っております。

【名古屋】野菜ソムリエ2万人突破記念パーティー@名古屋

【日時】2009年2月21日(土)18:00~20:00
【場所】あぐりタウン『げんきの郷』 あすなろ舎


去る2月21日18:00~20:00、大府市にある【あぐりタウン『げんきの郷』】で
野菜ソムリエ2万人突破記念パーティー@名古屋が盛大に開催されました。
今回はベジフルコミュニティあいちも会員数200人突破記念ということもあり、
合同開催とあいなりました。
当日は85名の参加者に加え、福井理事長も東京からかけつけました。


パーティーはベジフルコミュニティあいちの代表であり、ベジフル入門講師でもあるシニアマイスターの高木幹夫先生、
ベジフルクッカリー講師である田中稔先生・近藤香織先生のご協力の下、
「地産地消」をテーマに開催されました。

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◇午前中から、調理室では料理の仕込が始まりました。
ボランティアスタッフ6名と田中先生、近藤先生、高木先生が奮闘中。

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◇当日のメニュー一覧です。
もちろん大府市で採れた新鮮野菜がメインです。
ベジフルクッカリー両先生によるオリジナルメニューの数々!

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◇彩りも美味しさも抜群です。

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◇司会はマイスターの横山美紀さん。

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◇協会を代表して理事長が挨拶

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◇げんきの郷社長の挨拶

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◇高木幹夫先生による乾杯で立食パーティー開始です。

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◇田中先生、近藤先生による料理の説明。品種特性をいかした品々に皆さん舌鼓を打っています。

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◇マイスターの皆さんの挨拶もありました。

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◇夢カード
野菜ソムリエとしての3年後、5年後の夢を皆さんに書いていただきました。
それぞれのカードが前に張り出され、皆さん興味津々。
理事長が気になるカードをチョイスし、その夢について発表するという場面もありました。
田中先生のドリームマップも披露され、会場は沸き立ちました。

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◇田中先生による150cmロールケーキ実演
皆さん完成まで待ちきれない様子です。

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◇ベジフルコミュニティあいちによる今後の活動のお知らせ
事務局長であるマイスターの後藤麻衣子さんが、今後のコミュニティ企画などのを紹介しました。


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◇閉会
名古屋支社マネージャー林越より閉会の挨拶をし、名残惜しい雰囲気のままお開きとなりました。

【東京】ワークショップ いちご

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[ワークショップ いちご]
日時:平成21年1月23日(金)
講師:JA全農 園芸農産部 直販開発課 小沢幸夫先生
    JA長崎 東京事務所 所長 泉 富男先生   

会場:協会本部第三教室

今が旬のいちご、お店に行くと甘酸っぱい香りがしてきます。
種類もたくさんあり、味・香り・色・形も様々。最近では珍しいいちごが
話題にもなっています。この可愛らしいいちご達はそれぞれどのような特徴があり、
そして育てられているのか・・・。今回のテーマは可愛らしい「いちご」です。

JA全農 園芸農産部 直販開発課 小沢幸夫様 と 
JA長崎 東京事務所 所長 泉富男様 を講師にお迎えして行われました。

まず、野菜・果物に携わる者、そして青果物について伝える者として
気をつけることがあります。私たちの一言で、産地がダメージを受けてしまうことも
あります。美味しさや味わいは人それぞれということを踏まえて、青果物について
説明し伝える必要があることを心にしておきましょう。

(いちごの歴史)

メリカ大陸の野生種をヨーロッパで交雑
・江戸時代にオランダから長崎に伝来
・日本いちごの元祖「福羽」いちごが明治32年育成され、静岡久能山麓石垣いちごで一世を風靡
・トンネルやハウスの加温施設栽培による4~5月の前進出荷が可能
・促成栽培技術向上による冬春いちご栽培の確立
・黄金時代 東:女峰(昭和60年) 西:とよのか(昭和50年)
・10年間で品種交代の時代、1県1品種傾向による産地ブランド化 (いちごの生産)
・春夏の四季成りいちごとハウス栽培による一季成りいちご栽培
・大玉生産による収量増加、高糖度化などによる高品質化への品種改良
・品種や気候にあった生産技術の向上
・販売形態の改良とクリスマス需要の対応
・生食需要と業務需要での使用特性の違い (生産地構成)

冬春:国内生産地 
  栃木県: とちおとめ(No.1)
  福岡県: あまおう
  佐賀・福岡県: ほのか
  長崎県: 幸の香                        

夏秋:国内生産地
  北海道: ペチカ・ほほえみ家族
  東北地方: (例)山形:夏実 等
  涼冷地: 長野:サマープリンセス / 山梨:かいサマー 等       

世界の生産量(約350万t)
アメリカ  28%
スペイン   9%               
ロシア    6%  
日本     6%  
韓国     6%       

日本の輸入実績
アメリカ 約3700t
韓国   約 160t
                        (2005年実績)

(いちごの品種)

スタンダード: とちおとめ、あまおう、ほのか、章姫、幸の香 等
食べ比べ  (私の感想つき、数字は糖度)

    

恋の香(長崎)・・・粒が小さめだが、艶がありしっかりとした硬さ  12
弥生姫(群馬)・・・甘い、まだ未熟感があり、タネが強い       11
美濃姫(岐阜)・・・シャリシャリとした食感                13
ゆめのか(愛知)・・艶がよい、甘いが酸味もしっかりある      12
肥のしずく(熊本)・酸味が強い、小粒                  11  
越後姫(新潟)・・・柔らかく熟度が増しており甘酸っぱく水っぽい  12  
紅ほっぺ(静岡)・・種の窪みが深く、艶が他よりなく見える     10  
みつこ(長崎)・・・色が浅く、酸が多い                  12  
さぬきひめ(香川)・熟しすぎ、口からすぐなくなる           11  
桃苺(福島)・・・・水っぽく薄い味、酸もある               10  
ホワイト(茨城)・・酸を感じず甘い、白に赤の水玉もよう      
10         

   *種によって旬があり、状態が違うためあくまでも当日の私の感想です

       

【いちご栽培の現状】

(いちご栽培管理の流れ)

1. 親株専用苗を10~11月にプランターへ植え付け
2. 3月下旬より親株からランナーが発生し、小苗ができ、5~6月に鉢に受ける。
3. 6~7月にかけて定植ほ場の土作りを行う→ほ場が元気だと苗も元気になる
4. 苗の生長点に1番果の花芽ができているのを顕微鏡で確認し、9月中~下旬に
   定植する。→花芽ができていないと、収穫が遅れる。日中の日が短くなり、
   温度が下がると花芽ができる。
5. 10月中旬、マルチを被覆する。(果実が土で汚れないように)下旬にはハウスに
    ビニールをかける。
6. 11月開花初めには果実を清潔にたもつため、マルチの上にさらにシートをかける。
7. 12月上旬、収穫開始。
8. 1月には1番果の収穫がおわり、2番果が肥大~開花となる。4~5番果房まで行う。

(農家経営の現状)

10a(300坪)、3.5~3.8t
単価 900~1000円/kg
販売金額 350万円(収益175万円)
労働時間 2200時間(平均サラリーマン2000時間)
時給 800円
   *一般的に思われるより、利益がでない→398円のパックなら498円で販売してほしいとのこと

【長崎いちご】

(長崎さちのか)
 
“食べたら人に幸せを与える香りがする”
色が濃く(アントシアニン)、果肉はきめが細かく硬い→完熟まで収穫する必要なし
ビタミンCが豊富(「とよのか」に比べて3割多い)
品質や食味は年間を通して安定している。
しかし、玉が小さく、収量が上がりにくいうえ、タンソ病に弱い。(出回る品種の中で一番)

(タンソ病対策)

地球温暖化により大発生した背景には夏場の気温の高さがある。
 よって健康な親株を確保し、H16年より
北海道で苗を作っている。
ビニールハウスによる雨防止→泥はねが原因になるため。 
 水はねを避けるため、空中で苗栽培。 病気にかかった苗の
 周囲1mを取り除く(農家)。

(収量・収益を上げる取組)


土作り・・・よい根をつくることで苗が元気に働く。根が細かくデリケートのため、
  定植前にも堆肥を与える
摘果する・・栄養が分散せず、商品性の高い大玉となる

(栽培面)

開花から収穫までの日数コントロール ゆっくりと日数をかけて積算温度(ハウス内)を
  550~650度とさせられる1月下旬~2月上旬が特においしい。
 その前後は酸味・甘みのバランスが悪いこともある。
栄養成長と生殖成長のバランスを保つ 
 栄養成長=作物が体をつくる(例:ほうれんそう、小松菜、レタスなど) 
 生殖生長=子孫を残そうとする(例:スイカ、メロンなど)
 
 同時に行う・・・トマト、きゅうり、いちごなど(農家にとって、管理が難しい)

  * 長崎県の農家はバランスよく作ることを目指しているので、味のばらつきがない

『篤農家(とくのうか)』・・・作物と話が出来る人(農家)作物の様子が良く理解でき、
                                     バランスよい作物を作ることができる農家

【まとめ】
全国に広がったいちごの品種。めったに食べられないものを頂くことができ、
感動しました。いちごについて調べていく中で様々な農家さんに出会い、
苦労やこれからの農業に対する思いなどをお聞きしました。野菜・果物を扱う仕事を
している私たちは川上から川下までトータルで考え、あらゆる角度から青果物のよさを
伝えられるようになりたいと思います。

ベジタブル&フルーツマイスター 杉浦 美紀 
スガキコグループ秘書・広報を経て現在、野菜の総合商社㈱ベジテックにて
企画・広報を勤める。フード・カラーコーディネーター、フラワー・ブーケデザイナー、
プリザーブドディプロマを活かしながら、生活を豊かにするお手伝いをしています。
農家との取組みや農業体験などを社内外へ情報発信及び勉強会、イベントも主催して
おり、今後も青果物の生産から提案まで美味しさと情報をお届けしたいと思っています。

【大阪】アロマとベジフルで冬のリラックスビューティー

アロマとベジフルで冬のRelax Beauty <修了生企画>

【日 時】2009年 2月21日(土) 14:00~16:00
【講 師】松矢 順子(アロマセラピスト)
     渡邊 留美(シニアベジタブル&フルーツマイスター)

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○ アロマセラピーについて
20世紀初め、フランス人化学者が実験中に火傷をおってしまい、とっさに目の前にあったラベンダーの精油の中に火傷をした手を浸し、その後キレイに回復した事から、『Aroma(芳香)』『therapy(治療)』を合わせてAromatherapyアロマセラピーという言葉が生まれた。
  フランス ………… メディカルセラピー
  イギリス・日本 … リラクゼーション

○ エッセンシャルオイルをチョイスしての、バスソルト作り

まず、7種類のオイルを、「食べ比べ」ならぬ「嗅ぎ比べ」

グレープフルーツ … うん。グレープフルーツね!フルーティ~♪
オレンジ …………… うん。オレンジね!癒されるぅ~♪
マジョラム ………… ん?
ブラックペッパー … んん?
ジンジャー ………… ・・・あっ?(この3つは、かなり攻撃的な香りでした。)
ラベンダー ………… うん。ラベンダーね♪
ゼラニウム ………… ローズ?優しい香り♪私コレ好き・・・

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実は、このオイルたちには、こんな「はたらき」が

抽出部位 はたらき
グレープフルーツ    果皮 幸福感を与えてくれる。脂肪燃焼。元気になる。
オレンジ         果皮 気分を明るく。気分をほぐしリラックス。
マジョラム        葉 リラックス。血行促進。
ブラックペッパー    果実 身体を温める。心に活気を与え、集中力Up。
ジンジャー        根茎 発汗促進。代謝促進。食欲増進。
ラベンダー        花 自律神経のバランスを整え、リラックス。
ゼラニウム        葉 肌の回復。女性ホルモン。

次に、自分だけのバスソルト作り
(私は、グレープフルーツ2+ゼラニウム2+マジョラム1で。)

○ ハンドマッサージ体験

  まずは自分で、次に二人組で相手に
ステップ1 指先からひじまで  全体にオイルを塗る。
ステップ2 手首からひじまで  上へ上へ流すようにマッサージ。
ステップ3 腕の外側      親指でプッシュしながら上へ。
ステップ4 腕の内側      親指でプッシュしながら上へ。
ステップ5 手首からひじまで  全体を流す。
ステップ6 指         一本ずつほぐし、爪の生え際をプッシュ。
ステップ7 手のひら      くるくるほぐして、真ん中をプッシュ。

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○ 柑橘系フルーツの栄養・インナービューティー

  4種類のアロマなベジフルを「食べ比べ」
グレープフルーツ   
いよかん       
紅八朔(べにはっさく)
ぽんかん(椪柑・凸柑)

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この4種類のフルーツたちのをあわせると、
こんなさまざまな「はたらき」があります

含まれる栄養等 はたらき

Beauty ビタミンC    コラーゲンの吸収Up 
ビタミンP         血管を丈夫に   
オーらプチン       発ガン抑制効果(加熱しても減らない)   
βクリプトキサンチン  抗酸化作用・脂肪の合成を抑制   
ノビレチン        血圧・血糖値を下げる   
カロテン         皮膚・粘膜を丈夫に   
リコピン         抗酸化作用   
クエン酸         胃腸の機能Up 疲労回復   
Relax リモネン      体脂肪を燃えやすく 血流Up   
ナリンギン        脂肪の分解を促進 
色(オレンジ~黄色)  細胞を活性化
 

この他、「ハーブティ」や「しょうがのはちみつ漬け&金柑のせ」も・・・。

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ベジフルの「香り」で、ほっこりRelaxできた午後でした。

(さらに、お土産にいただいたバスソルトで、ほんわかバスタイム。

自分だけの香りを楽しみ、幸せ気分。またまたRelaxしました。)

高橋啓子
ベジタブル&フルーツマイスター
愛媛県庁勤務。
「知らずに食べる」から「知って食べる」へ。食を楽しめたらいいですね。

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