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【東京】プランターで野菜を育てよう!土にふれよう!

「プランターで野菜を育てよう!土にふれよう!」

日時:2009年2月26日(木)14:00~16:00
場所:協会本部 渋谷第一教室
講師:松本薫先生


「自分の手で野菜を育ててみたい」というメンバーが集まり講座はスタートしました。
講師は埼玉県三芳町で代々農家を営んでいる松本薫先生です。
先生の畑の野菜は「野菜ソムリエの店エフ」で手に入れる事ができます。
Vegeta  №2に先生の記事が掲載されています。
前半は野菜のお話がありました。


◆野菜の戦後史

●三芳町の農業について(三芳町は関越自動車道所沢インター付近です)

1964年川越藩主柳沢吉保により「三富開拓」が実地され、世界に誇る区割された農村地帯とし、昭和20年代までは穀物・さつまいもなどが作られていました。現在はたくさんの野菜も作られています。
「富の川越いも」はさつまいもの女王と称されるほどおいしく、9月~11月は直売所が並びいも街道として賑あうそうです。さつまいもの大好きな私としてはぜひ秋に訪れたいと思いました。

●農業の転換期
・農業機械の導入(消毒、肥料、植え付け、収穫など全て機械で出来る)
 労力は軽減されますが、農業の規模に応じて導入することが望ましい様です。
・ビニールの普及(天候や季節に関係なく作業が出来る)
・化学肥料の開発と農業も変わってきました。

◆土の役割とは
 養分と水を安定して供給する。有機物、化学物質を分解して浄化する。 
 保水排水のよい根圏環境(固相40%  気相30%   液相30% )

◆肥料について
 肥料の技術が800年頃中国から伝わり鎌倉時代から糞尿を使用しましたが、昭和40年ごろに下肥の使用が禁止されました。現在は有機肥料、化学肥料に変わってきました。
 
◆農薬について
 明治、大正時代は除虫菊やマシン油などを使用していました。現在は化学合成農薬が開発され普及しています。使用にはそれぞれの作物に農薬使用基準が定められています。

◆種について
自家採種(農家が自身で種子を採り続ける)からF1種子(純系同士を掛け合わせる・一代交代)に品質が同一で収量が多い、形が良い、流通に耐えられるなどの利点があることから現在販売されている種子のほとんどがF1品種です。代表的なのは、とまとの桃太郎、大根の青首だいこんなどです。

 マイスターの生産の講座を思い出しながら先生のお話を聞かせて頂きました。
 現在は生活者の立場からは安心、安全が求められています。
 そんな中で先生の「作り手として大きく捉えて、食・命を守っていると考え野菜作りを
 している」と言う言葉はとても印象深かったです。

後半は先生のデモストレーションがありいよいよ各自植え付けです。

◆葉菜のプランター栽培

●用意するもの
 ・プランター(今回はペットボトル)
 ・土(赤土5:腐葉土2:牛糞堆肥など2:ビート1)               
 ・鉢底石
 ・種 
 ・肥料

1s


●栽培方法
 ①プランターに2cmほど鉢底石を入れる
 ②土と肥料を混ぜ全体の8割ほど入れる
 ③灌水を行いしばらく置く
 ④種を播く位置を決める
 ⑤種を収穫の目的に合わせて播く(筋播き、ばら播き)
 ⑥覆土する(種の2倍程土をかける)
 ⑦灌水をする(霧吹きかじょうろを使ってゆっくり丁寧に水をやる)
 ⑧新聞紙などで覆う

今回播いた種
1_2 2_2 3 4 5


(左からタアサイ、ルッコラ、レッドケール、ベビーリーフ、レッドマスタード)



◆栽培管理

 ・発芽したら新聞紙を取る  
 ・適時に灌水を行う
 ・込み合ってきたら間引きをする
 ・害虫などは出来るだけ手で取るようにする
 ・液肥など追肥を行う

2s


(2月26日、種播き)


3s

(3月1日、4日目で発芽)



4s
(3月12日、14日目)


今回の講座は実際に体験が出来、家に帰ってからも世話をし成長する姿を楽しむ事が出来ます。
そして、収穫までの期間が短い葉もの野菜なので食卓に並ぶのも間近です。
楽しみがいっぱいです。すっかり春めいて種まきや苗の植え付けによい時期になりました。
これを機会にプランターで野菜作りを楽しみ、より野菜の知識を深めていきたいと思います。
「野菜を育てよう!」は第2回も予定されている様です。みなさんも参加されてみてはいかがでしょうか。



松本先生が水耕栽培で作られた小ネギです。
お土産に頂きました。
5s


ベジフル&フルーツマイスター  小林みさお 
毎日朝は果物、夕食は野菜いっぱいの簡単でおいしい料理を
心掛けています。大学生の娘二人を持つ主婦です。               
若い世代に野菜、果物を摂取する大切さと楽しみを伝えていきたいです。