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【東京】愛知県産のトマト

ワークショップ 愛知県産のトマト
日時:2009年4月13日(月)19:00~21:00
講師:JAあいち経済連 園芸部 遠山 晃弘先生
   愛知県東京事務所 行政課 農産物流通対策グループ 橋爪 秀信先生

トマトの旬っていつだっけ?と思わせるぐらい年中豊富に出回っている真っ赤なトマト。
でもうま味が強いトマトの旬はまさに今。今回は愛知県産のトマトを中心に愛知県の農業についても学びました。

◆愛知県の農業について
愛知県というとトヨタ自動車を筆頭に機械製造などのイメージが強いが
農業分野でも産出額が3,000億円を超える、全国有数の農業県。
例えばキャベツは産出額全国2位、シェア12.9%。
おおば、ふき、いちじくは産出額全国1位。

トマトは産出額全国3位、シェア7.3%。カゴメ創設者の蟹江一太郎氏が
明治32年に栽培を開始したといわれる。出荷は10月から7月が中心。
去年の春ぐらいからイエロートマトも出回っている。
<上記の数値は「生産農業所得統計」H18より>

東京都中央卸売市場における愛知県農産物の取り扱い額は、
野菜・果物と花きも含めて、全国3位。
なかでも、ミニトマト、ブロッコリー、冬瓜、いちじく、きくなどは入荷量も1位。
<東京中央卸売市場(H19)の実績>

◆トマトの品種について
形状では丸とまとや先のとがったファーストなどがある。
ファーストトマトはゼリー部が少ないのが特長。
 ・サンドイッチなどに向いている。
 ・ファーストの名前の由来は、一説によると
  試作を始めた人が野球好きで「ファースト」を守っていたからだとか…

イエロートマト
 ・機能性としてはこれから検証の必要があるが
  吸収性の高いリコピンが含まれているといわれている。
 ・セブンイレブンのサラダに愛知県産のイエロートマトが使用される。
フルーツトマト、ミニトマト麗
  それぞれ糖度が8度、8.5度以上のものが出荷される。

◆食べ比べ
それぞれ甘味、酸味、食感、色について5点満点で評価していく
また糖度計を使用し糖度も測定。

   品種         産地          糖度※
① トマト          JAひまわり     6
② ファーストトマト     JA愛知みなみ    5.5
③ イエロートマト      JA豊橋       5
④ イタリアントマト     JA豊橋       4
(ボンジョルノ)生    
⑤ イタリアントマト     JA豊橋     
(ボンジョルノ)加熱調理
⑥ トマト麗         JA豊橋       10.5
⑦ ロッソトマト       JAひまわり     11
⑧ ファーストトマト麗    JA豊橋       10
⑨ パーフェクトトマト    JAひまわり     12.1
⑩ ミディトマト       JA愛知みなみ    11
(シンディースィート)      
⑪ ミニトマト        JAひまわり     8.7
⑫ イエローミニトマト    JA豊橋       10
(イエローミミ)     
⑬ ミニトマト麗       JA豊橋       10
⑭ イエローミニトマト麗   JA豊橋       14.2
                   ※糖度はグループ内で実際に計測した数値


◆食べ比べの感想
①昔ながらの定番トマトという感じで糖酸バランスもよく肉厚で食べ応えがあった。
⑥⑦⑧⑨うま味も強く、青臭さがなくフルーツ感覚。
また色も鮮やかで食欲をそそる。
⑫ゼリー部の緑が透けていて、清涼感を感じた。味はミニトマトとほぼ同じ。
⑬甘味が凝縮している感じ。
⑭一番お気に入り。小さくて先がとがっていてかわいい。予想を裏切る?甘さ。
赤のミニトマトといっしょにサラダに盛り付けると食卓が華そう。

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◆感想

トマトだけに限らず、愛知県の農業にまつわるお話が聞けてよかったと思います。最後のふきの実演も含めて先生方のお話から郷土を愛する思いが伝わってきました。関東在住のわれわれが愛知県産を推奨するのは地産地消とは矛盾しますがその土地の思いやその土地の良さがあります。最後に決断するのは生活者で、私たちは野菜果物の魅力を産地の情報も含めて総括的に伝えていくことが必要だと感じました。

 そしてイエロートマトは今後定着していくのだろうか。先生もおっしゃっていましたが
パプリカの感覚で彩りに添えるぐらいか… トマト嫌いの子に新しい野菜として食べさせてみるとか… どちらにしても近所のスーパーではまだ見かけないのでもう少し普及していくとおもしろいと思いました。
最後に、今更ながら、私はトマトジュース、トマトソース、トマトスープなど調理済みのものは大好きなのですが生のトマトはあまり食べません。どうも昔食べたトマトがあまりおいしくなかったから意識的に遠ざけている気がします。が、昨今のトマトはおいしいです。これを機にいろんな品種の生のトマトをいっぱいかじっていきたいと思います。


ベジタブル&フルーツマイスター  中西陽子
2009年3月にマイスターを取得しました。どのように野菜・果物の魅力を伝えていこうか思案している最中です。今回のような「学ぶ場」に積極的に参加したり、自分の経験を生かしオリジナルのマイスターの道を切り開いていきたいです。