メーカーコラボ「作り手のキモチ」シリーズ VOL.1「手作りごはんのパートナー~おいしい調理器具~」by パナソニック
日 時: 平成21年4月27日(月) 14:00~16:00
会 場: 協会本部渋谷第一教室
講 師: パナソニック株式会社 マーケティング本部:高沼 様
コミュニケーショングループ:実広 様
パンアドバイザー、ベジタブル&フルーツマイスター:坂口もとこ さん
今回のワークショップは、ジューサー、ホームベーカリー、
炊飯器を中心とした調理家電について、実際に調理器具に触れて、
使って、食べて、賢い使い方などを学んで、道具の力をきちんと理解して
ベジフルライフに役立てようという趣旨で開催されました。
第1部
パナソニックの実広様から
調理器具の変遷や技術の進歩について
スライドを使って楽しいお話
初めに、海外で販売されている面白い商品の紹介がありました。
ベトナムなど東南アジアで展開されている陶器の入れ物のスロウクッカーや、インドでは、どこの家庭にもある日本の炊飯器のような存在の、ミンチャー(肉をミンチにする機械)、ロシアでは、マルチクッカーという名称で売られている炊飯器など、国が変わると売り方や道具もかなり違うことを知りました。
次に本題の日本の調理家電。
まず、ジューサーとミキサー。
野菜を簡単に取るという点ではとても欠かせない家電ですが、ジューサー(絞ってジュースにする)とミキサー(単なる攪拌、細かくする)の違い、ジュースになった後の、野菜の栄養素の点では大差はあまりないこと、食物繊維はミキサーのほうが残るが、ジューサーのほうが飲みやすくなるなど、違いがあることがわかりました。
ミキサーも、各社、商品によって、随分違うとのことで、パナソニックは、切削機能が業界ナンバー1で、実際に他社との商品と見て、比較しながら、刃の違いなど、そのこだわりを知ることができました。
調理する料理によって、回転速度も、高速と低速と変えられ、ビシソワーズやムースなどふんわり仕上げる料理は、低速で空気を入れていくなどの使い分けができるように考えて、作られていることも学べました。
次に炊飯器。
日本人のご飯に対する執着心はすごく、世界でも、白ご飯をそのまま食べるのは日本くらい。
実際に、他の家電と異なり、炊飯器は、壊れなくても買い替えする年数が、他の家電と比較しても短いそう。
また、日本人のお米に対する感覚は、外国人と比較しても非常に優れていて、パナソニックも、いろんなお米を毎日ひたすら炊いて食べて研究している人が8人もいるそう。
やはり人間の味覚が1番鋭いのですが、もちろんプラスして、理化学的測定も行っており、食味、味、食感について、水分量、テクスチャー、アミノ酸、におい成分や色などの面から評価が行われていて、いかに炊飯器でおいしいご飯が炊けるか、メーカー側の努力の様子が伺えました。
また、今は、昔と比べると、日本人のご飯に対する好みが変化し、一般に若干固めのご飯が、外食産業でも好まれていて、それに対して、炊飯器の炊き方も、対応して変化させているとのこと。
お米の種類も全国様々あるので、実際、産地に行って調査したり、いろいろなお米の炊きわけを研究。新米のお米や、夏場のお米など、条件も違ってくるので、水もお米も一緒で、炊き分け可能なように、日夜、研究開発しているメーカーの苦労が垣間見えました。
そして、ホームベーカリーの紹介。
家で色々作りたい人が増えていて、パンだけでなく、お餅、パスタ・ケーキ生地などもできることからも、いま、大人気だそう。
ちなみに、パンと言えば、欧米のイメージがありますが、ホームベーカリーは、日本が初めて開発した家電で、いまはヨーロッパ各国で大好評。やはり機械の大きさは違って、日本では1斤に対し、欧米では2,5斤が当たり前。
また、パンは、お米以上にデリケートで、1℃の違いで発酵などが変わってくるので、ベーカリーを開発する部屋は、色々な温度の部屋で行われていて、開発者も体力がないとできない厳しい仕事だとおっしゃっていました。
第2部
体感コーナー
調理家電を使った食べ比べ
まずパナソニックのジューサーで、にんじんジュースを実際に調理し、試飲。
種、芯、皮をそのまま入れても、きれいに絞って、しかも後始末も簡単。甘くておいしいジュースでした。
ミキサーを使用して、みかんジュースも作り、他社との機械との飲み比べをしましたが、参加者の全員が、パナソニックのほうがおいしいと、違いがはっきりわかるほど、パナソニックのこだわりの開発が証明されました。
炊飯器では、同じお米を使って、10年前の機械と、新発売になる機種で、炊き分けたお米の食べ比べを行い、プラスして、炊いた玄米の試食もできました。
もちろん違いは歴然。玄米もまるで圧力鍋で炊いたかのように固くなく、しかも1粒1粒しっかりしているけれども、やわらかく仕上がっていました。
ちなみに今の炊飯器は、粒感があり、柔らか、ずいぶん甘みがあるものを目指して作られているようです。
調理家電をしっかり知って使いこなせば、食生活が便利に豊かになることを実感できました。
第3部
野菜ソムリエ、パンアドバイザーの坂口さんより
調理家電で広がる食卓の楽しみ方のお話
坂口さんからは、一般生活者としての視点から、ソムリエとしての、実際の食卓提案をしていただいたのと、提案時の心構えについてのお話がありました。
自宅でパン教室もされている坂口さんは、伝える上で、サプライズとリアリティのバランスを心がけていて、伝える相手を非常によく観察して伝えることが大事と、おっしゃっていました。
そして、調理家電を使うことで、いかに食卓が豊かになるか、丁寧な食の営みを支えてくれるかのお話とともに、ホームパーティの一例を再現してくださいました。
新発売になるパナソニックのIHホットプレートとIH卓上調理器を使って、
色とりどりの温野菜、坂口さん新作のパン(パナソニックのホームベーカリーを使用)、4種のディップ(パナソニックのフードプロセッサーを使用)、ワインとハーブが飾られた素敵なテーブルを前に、実際に、試食したり、家電に触ったりして、素敵な時間を過ごすことができました。中でも、6月に新発売となるIHホットプレートとIH卓上調理器に皆の人気が集まっているようでした。
おいしい食事を取りながら、メーカーの方に、色々な質問を直にすることができ、かなり満足のワークショップとなりました。
ベジタブル&フルーツマイスター 川上カヨ
現在、1歳4ヶ月の子供の育児真っ最中です。これからは子供を通して、さらに広がる世界で、野菜の魅力、おいしさをより多くの人に伝えていきたいと思います。


