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【6/6大阪】理事長セミナー レポート

理事長セミナー 「今、なぜ、野菜ソムリエなのか?」
開催日 6月6日(土)13:00〜14:30

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大阪での理事長セミナーは、岡山、愛媛、和歌山、滋賀、奈良などの
遠方からも多数出席され、
26名参加という満席状態でスタート。
「野菜ソムリエ」の今、そして今後について理事長から熱く語っていただきました。

2001年8月に日本ベジタブル&マイスター協会が発足し、
8年目を迎え、今年3月には
野菜ソムリエの資格所得者が2万人を突破! 
様々な食産業で卒業生が活躍されています。
ある調査によると、「野菜ソムリエ」という資格を「知っている」
「聞いた事がある」という人は
80%強にもなったそうです。

まず、福井理事長から質問!
「どうして野菜ソムリエが、この5〜6年と言う短期間で社会的地位を確立出来たのか?」

・健康ブームの波に乗れたから?
・肉より野菜へ注目が集まったから?
・食の安心・安全の神話が崩れたから?

社会現象を答えとするなら×(不正解)だそうです。

この質問は、野菜ソムリエの最高峰「シニアマイスター」の講座にて、
理事長がされる授業の中で
受講生への最初の質問だそうです。
その答えは…!?

是非、皆さんも、理事長セミナーや懇親会などに参加して直接伺ってみて下さい。
 ※ヒント …「協会の3つの理念」 「夢を実現するには?」

さて本題に!
「今、なぜ、野菜ソムリエなのか?」  
すなわち 今後、野菜ソムリエが活躍するにあたって、
社会から期待されているポイントは何なのか?  
「野菜ソムリエ」として野菜・果物の話をする場合、
注意しなければならない3つの重要ポイント
について説明されました。 以下、ポイントについて簡単にまとめました。

1. 生活者視点
    我々「野菜ソムリエ」は、常に自分をリセットし、生活者視点を持ち続けなければならない!

    プロの商品開発者は製造ラインやシステムから“出来る事”を考えてしまう。
    いかに工場で作りやすく、原材料を調達しやすく、安価に作れるかを優先させてしまい
    生活者が“本当に求めているもの”が見えなくなる。
    「野菜ソムリエ」は、メーカー側ではなく、いかに生活者の立場で意見が出来るかが大切で、
    「今までやっていたから…」では無く、「そもそも何の為にやっていたのか…」など原点に戻り、
    常に考えをリセットする事が必要である。
    今まではこうだったから…、と “こなれてしまう”事は最も厳禁!
    
2. 第三者性
    自分が話したい事ではなく、 聞きたいであろう「情報」を話すこと!
    
    二十世紀の情報発信元は大手のマスコミだった。
    情報の押し売り? メーカー側の意見の鵜呑み? 消費行動の誘導?
    「売り手が発する情報」と、「ユーザーが欲する情報」、どちらに価値があるのか?
    「マネキン」と「野菜ソムリエ」の違いは?
     マネキンは、売り手の代理人(セラーズエージェント)であり、
     野菜ソムリエは、買い手に何を勧めるのか(バイヤーズエージェント)であり、
     情報が無い人に代わって推奨する役目を担う。

3.素人とプロ
    「野菜ソムリエ」は、プロフェッショナルな素人であれ!

   現在は、素人はプロ化し、プロは素人化している。
   インターネット等での情報公開により、誰もがアクセスでき、素人でもプロと同等の情報が
   入手できるようになった。
   「野菜ソムリエ」は、野菜・果物という好きな物、興味のある事を「仕事」にできる。
   プロが仕事として得る知識より、 好きだからもっと知りたい!と思う探究心は、
   更に知識を深めるのでは。 
   
  「プロの定義」とは、一般企業や生活者など相手が求めている情報を、相手に伝わる形で
   提供出来る人であり、知ってる事でなく、知りたがってる事を伝える事が出来る人である。
   プロは、野菜や果物を「商品」として扱うが、生活者にとっては「生物」であり「食べ物」である。
   すなわち、生活者が欲しい情報とは、相場やシェアや産地ではなく、 いかに安全か、
   どう保存すれば良いのか、 そして、どう調理すれば美味しく食する事が出来るか である。

その他
   販売や飲食業における V(価値)、P(価格)、Q(品質)の考え方。
   いかに Q/P(効率化)を追求するのではなく、プラスαで勝負するか。 
   21世紀は、腹を満たすのではなく、「心」を満たす食産業が求められる!  などなど。

《 感想 》    
超新米マイスターの私が、今回のセミナーで感じた事は、
講座を受講するだけ、試験に合格するだけでは「野菜ソムリエ」は誕生しない。
食を楽しむにしても、人に伝えるにしても、その楽しみ方のポイント(ツボ)は教えてもらうものではなく自分で発見する事が大事なんだという事です。

理想とする野菜ソムリエ像は、人それぞれ全く違いますよね。
どんな「野菜ソムリエ」になりたいのか?を まず思い描き、その目標に向かって、自ら知識を高め、
様々な経験を積み重ねることによって、本当に社会に必要とされる野菜ソムリエが誕生するのだ
と思いました。

今日から、私なりの「理想の野菜ソムリエ」に向かって、プロフェッショナルな素人への第一歩を
踏み出そう!と決心した筆者なのでした。 (遅いっ?)

【レポート作成者】
  
 廣江美和子  (ベジタブル&フルーツマイスター)  
 
 趣味は、カフェ巡りとコーヒー豆の自家焙煎。
 ハーブについても勉強中。(メディカルハーブコーディネーター資格取得)
 将来は、ベジフルで「旬」を感じる情報発信基地(カフェ)の開業を目指しています。