« 【1/30東京】ワークショップ レンコン | トップページ | 【2/7,2/18大阪】料理教室「ゴボウ」 レポート »

 【1/26東京】メーカーコラボ“作り手のキモチ”シリーズvol 8 
『フルーツガーリック』でまちを活気づけよう!!

メーカーコラボ“作り手のキモチ”シリーズvol 8

『フルーツガーリック』でまちを活気づけよう!!
~ フルーツガーリック ストーリー ~

開催時 2009年1月26日 (火) 14:00~16:00
会場  東京本部 第二教室
講師  有限会社 創造工房 代表取締役 早川雅映 氏
     アクティブマイスター 鈴木和代 先生

何とも‘ワクワク’させられかつ、印象的で想像を膨らませるネーム。
とその『フルーツガーリック』で“まちを元気づけたい!!”と
過疎のまちおこしをなさっている
有限会社 創造工房 早川雅映社長様のお話を直接
『聴いてみたい!フルーツガーリックを詳しく知りたい!』
‘キモチ’からこの講座に参加をしました。

では早川社長様が熱く語ってくださいました、
『フルーツガーリック ストーリー』をご紹介させていただきたいと思います。

『フルーツガーリック ストーリー』

その1  ~ 早川社長の“想い” ~
 
大阪のご出身でおられる早川社長様はとある、
町おこしイベントのスタッフとして丹後の地を訪れた
事がきっかけで、丹後地域の人々との触れ合いや地域に根付いた活動を
重ねられるうちにすっかりこの地に魅せられ定住されました。

その後さらに多方面での活動を進めていくうちに周りの人々に推され
市議4年をお務めになるまでになられ、ある‘課題’に着目されたのです。
それは日本共通の課題でもある‘過疎、限界集落’問題です。

丹後地域の山間部のほとんどは限界集落に近い地域・・・。
この地域を継続的に活性していくには何を?!すればよいのか・・・?!

熟考されたすえに早川社長様が打ち出した‘継続的地域活性’策は
“農業”を再構築することでした。

そこで、現在各方面から注目の食品である『黒ニンニク』にいち早く注目をされたのです。

鳥獣被害にも強く米を作りながら転作田での栽培も望め
農家の収入UPにも貢献できる!!
『黒ニンニク』でなんとか地元に貢献し地元を活性していきたい!!

そうした熱い想いを胸に、黒ニンニクの産地に出向き栽培から加工までを勉強され、
ニンニクを栽培する仲間、農家1人1人を集め、同じ‘想い’をもつ方々と
ニンニク作りを広める動きに取り組み試行錯誤を重ねついに、
昨年6月から植え付けを始め同時に‘黒ニンニクde街作り隊’を発足。
こうして‘継続的地元活性’策を始動させたのです。

その2  ~ フルーツガーリックのネーミング&ターゲット ~

『フルーツガーリック』 印象深く興味をそそられ想像を膨らませるネーム。
早川社長様曰く「普通に‘黒ニンニク’といったらおやじくさいでしょ?!」っと。。。
にこやかにお話くださり教室内でも笑いの声も出て早川社長様の明るく気さくな
一面もうかがうことができました。

さらに「女性向けに!付けた名前なんです。」と早川社長様。
そうこのネームは早川社長様がつけたオリジナルネームなのです。

私もこのネームに惹かれた1人。一緒に参加したべジフル仲間の
Uさんは“普通のニンニクが苦手なのだけど興味があって参加した”
Kさんは‘絶対に参加したいと思った’っとおっしゃっておられました。
講座参加者はほぼ女性。
早川社長様の狙い通り女性の心を刺激させるネームなのではないでしょうか。

その3  ~ 独自の工夫と最高の熟成技術で
             おいしさと体に嬉しい栄養成分増加!!新発見も!~
  

「おいしい!!ニンニクを食べてもらいたい!!」
「世界の皆様のために作りました!!」

と終始熱く熱く語られる早川社長様。
栽培から収穫までだけではなく熟成から加工まで一貫生産されているのです。
熟成は最高の熟成技術(全国トップクラスの株式会社成和からの技術供与
(参照有限会社創造工房より )
と独自の工夫のもとで1カ月程度じっくり熟成をさせているのだそうです。

そうすることで甘酸っぱく‘ドライフルーツ’のようなおいしさに仕上がったのです。
実際に試食をさせていただきました。

試食は4種類。
1
☆プレーンタイプのもの

甘くやわらかい食味で初めて口にするフルーツガーリックにドキドキしてしまいました。

2☆桑の葉で消臭加工した試作品
こちらもプレーンタイプ同様な食味でしたがどこかスモーキーな風味がしていました。

3 ☆地ニンニク
他のものと品種が違うものだそうで1番食感がよくやわらかさの中にもホクホクした感じがあり
1番味わい深いものでした。

4☆はちみつ・ハーブ漬
ハーブの心地よい香りと、どこかなつかしいミキプルーンに似た味わいでした。

どれもみな刺激臭はなくプルーンに似た食味で
『フルーツガーリック』というネームにもまた納得
させられていると・・・
なんだか体がポカポカとしてきたのです。

そうニンニクは体を温める作用のあるベジタブル。

そしてニンニクといえばデザイナーフーズ・ピラミッド
(米国国立ガン研究所発信 食品ピラミッド)
でも知られるガン予防トップのベジタブルに位置付けされているほか、
抗酸化作用にも期待がもてるとされ近年注目をあびているベジタブルの1つ。

その抗酸化物質が通常のニンニクに比べると79倍にもなっていたことが
分かったのだそうです。(株式会社 成和調べ  測定委託機関 ビジョンバイオ株式会社)

刺激臭なくドライフルーツ感覚でいただけるこの『フルーツガーリック』は
‘フレッシュサプリ’として活用ができるほか、普通のニンニクが苦手な方でもおいしく
いただける逸品!と言っても過言ではありません。
匂いの気にならない・新感覚・フレッシュサプリ『フルーツガーリック!!』新発見です!

その4  ~少しの手間で簡単フルーツガーリック薬膳  講師 鈴木和代 先生~

フレッシュサプリとしてまた、
普段の食事でも使用し体を温め強い体作りに役立てて欲しい!
名脇役として普段の食事に活用して欲しい!っと早川社長様のおキモチのもと
アクティブマイスターの鈴木和代先生が薬膳のお話をしてくださいました。

『食養生』・・・食べ物によって健康を保つ。食べ物によって病気を予防していくという
医食同源(日常の食事こそが良薬。中国の薬食同源という思想から日本で作られた言葉)
の意味も含んだ言葉です。
また『季節の薬膳』・・・旬を食す、旬を大切にする。ということ
『個々の体質に合った食べ物を食べるよう心がける』
毎日の食事は大切なもの。
ということを受講した皆様も改め考えられたのではなかったでしょうか。
そしてニンニクは薬膳的にみても‘体を温める『温』の食材’で
内臓を温め代謝機能を向上させたり解毒や抗菌作用がある。とのことでした。

お話の後は鈴木先生の考案した『フルーツガーリック』薬膳料理を3品試食させていただきました。

5 ☆フルーツガーリックと梨のジュース
フルーツガーリック、梨、牛乳をミキシングした簡単ジュース。
以外な組み合わせかと思いきや3種の食材が見事にマッチングした
ジュースでした。

6 ☆フルーツガーリックのディップ 2種
*フルーツガーリック・枝豆・クリームチーズディップ
*フルーツガーリック・マヨ味噌・くるみディップ

2種類ともフルーツガーリックが名脇役として活躍し、
フルーツガーリックを使用することで
‘コク’が出ていたようにも思え、このディップをちがったかたちでも活用できるのでは
ないかとの声も出て、フレッシュサプリとしてだけでなく料理の食材としても多様に活用していける立派な食材としての認識もできました。

その5  ~野菜ソムリエによるレシピ考案で地域活性に繋げよう!!~

鈴木先生が考案したレシピを参考に『フルーツガーリック』のレシピを募集。
野菜ソムリエが考案するレシピがまた地域活性に繋がるものになるようにそして、
たくさんの方に『フルーツガーリック』の存在を知っていただきたい!!
食べていただきたい!!と心から思い、
直接早川社長様の‘キモチ’を聴くことで『フルーツガーリック』のことを深く‘知ること’
ができた大変充実した2時間になりました。

皆様も是非!!
この『フルーツガーリック』をお試しになり新発見をしてみてください!!

レポート作成者/★ベジタブル&フルーツマイスター  新鞍 亜矢子★
様々なシーンに応じたかたちで野菜と果物のキモチを言葉と料理で
表現しより多くの生活者に野菜と果物の魅力をお伝えするとともに
生産者さんの想いを生活者に伝える活動をもっともっとしていきたいと思っています。