【3/20大阪レポート】オリーブオイルで野菜を美味しく!!
今回のVMCのテーマは、
身体に良いオイルとして注目の『オリーブオイル』
日本ではなかなか手に入らない、ノンフィルター(無ろ過)オリーブオイルのテイスティングや
イタリア&日本のお野菜との相性を探求する試食もあるということで、興味津々で参加しました。
教室に入ると、すでにテーブルには3種類のオリーブオイルが並べられています。
講義が始まり、早速テイスティングです。
テイスティング方法の説明をしっかり聞いて、
メモを取りながらひとつひとつじっくりとテイスティング。
みなさんの感想では、
1番-さらっとしていてクセがないなど。
2番-マイルドでほどよい辛みなど。
3番-風味も辛みも最も強いなど、と様々でした。
好みでは2番を選んだ方が最も多く、続いて3番、1番の順となりました。
ちなみに、1番は大量生産のもの。
2番と3番は同じもので、2番は沈殿した澱を取り除いて上澄みだけを瓶詰めしたもの。
3番は果肉等、全てを瓶詰めしたものということでした。
続いてオリーブオイルについてのお話です。
今回は、主にトスカーナ地方のオリーブオイルについてお話していただきました。
・オリーブオイルとは…世界で生産される植物油生産量の2%強しかなく、果実を搾るだけでオイルになるのはオリーブだけ。
オリーブオイルはフルーツジュースのようなもの。
中でもエキストラバージンオリーブオイルは、化学処理をせず酸度が0.8%以下のものとされている。
≪トスカーナ地方のオリーブオイル≫
・生産量はイタリア全土の2~3%。
・青々とした草や青りんごの香りがあり、後味にピリッとした心地よい辛さのあるスパイシーなストロングタイプ。
特にフラントイオ、モライオーロは辛みや苦みのある強い風味が特徴で、トスカーナ料理に多い、豆や肉料理との相性抜群。
・高品質
その証1…毎年オリーブの成熟度を見ながら、ベストな収穫時期に、一粒一粒丁寧に手摘み。
その証2…毎年の酸度が0.15~0.25の間(2008年は0.18%)。
その証3…シングルエステート(自社生産・自社瓶詰)=オリーブの育成から収穫、オイルの製造までをすべて自社で行う。
さらにオリーブオイルの効能についてのお話です。
オリーブオイルは、植物油の中で最も酸化しにくい=体に有害な過酸化脂質になりにくい
予防効果…動脈硬化・心臓病・糖尿病・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・ガン・骨粗鬆症など。
・オレイン酸-生活習慣病・メタボリック予防
・抗酸化性分(ポリフェノール・ビタミンE・クロロフィル・カロチン等)-アンチエイジング
そのほか、赤ちゃんの離乳食・病人食・肌の保湿・便秘等。
そしてお話の間にもうひとつのお楽しみ、オリーブオイルとお野菜の試食がありました。
定番のバゲットに始まり、冷たいお野菜と温かいお野菜の2皿の中には、おなじみのキャベツや空豆のほかに、
オレンジや先生が自家栽培しているというイタリア野菜-ラディッキオ(トレビスの仲間)などがあり盛り沢山です。
テイスティングした好みのオリーブオイルに塩やコショウをプラスして・・・
そのままでは苦みのある野菜がまろやかで食べやすくなりました。
オレンジとの相性もなかなかです。
先生はトスカーナに出向かれて自らオリーブオイルの製造過程を見られたそうで、お話はとても説得力のあるものでした。
最後に先生特製のクッキーのお土産付きということで、満足(満腹?!)な講義となりました。
レポート
ベジタブル&フルーツマイスター 田中なぎさ






