【7/2大阪レポート】ストレスに勝つ!
VMCレポート
『ストレスに勝つ!
~ベジフルで心と体をリフレッシュ~』
心の現代病とも言われている「ストレス」
職場や人間関係、環境など、原因は様々です。
ストレスを感じない日はないといっても過言ではありません。
この、知らないうちにどんどん溜まってしまうやっかいな「ストレス」に、
打ち勝つ方法を、今回は、なんと3人の講師の方が、レクチャーしてくださいました。
ズラ~リと並ばれただけでも、頼りがいがあり、心強く感じて元気が湧いてきました。
「食生活でもストレス解消ができる」とのこと。
楽しみです!
☆日時:2010.7.2(金) 18:30~20:30
☆場所:野菜ソムリエ協会 大阪教室
☆講師・企画:東内 恵子先生(野菜ソムリエ、調理師)
講師:新田 孝美先生 (野菜ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザー)
講師:中村 順子先生(ジュニア野菜ソムリエ、ベジフルビューティー
セルフアドバイザー)
≪内容≫
◆ストレスとは?
◆ストレスの要因について
◆ストレス対策にお勧めのビタミン、ミネラル
◆抗ストレスお勧めレシピ
最初に、参加された皆さんが順に、自己紹介とストレスを感じる時とその解消法を告白。
やはり皆さん様々なストレスを抱えられています。
ではまず、新田 孝美先生より、食生活についてアドバイスから、「ストレス」について、
理論的に詳しく教えていただきました。
◆ストレスとは?
まずは食生活についてアドバイスをいただきました。
厚生労働省が定めた「健康日本21」の中で、1人1日当たりの
野菜と果物の目標摂取量を定めています。
野菜の場合は、1~2歳、3~8歳など、年齢によって差はあるそうですが、
15歳以上で野菜350g。うち緑黄色野菜は120g。
果物の場合は、1歳~成人まで 1日200g。可食部でいうと150g。
では、何のために野菜、果物を食べるのでしょうか?
それは、身体のため、身体が細胞から出来ているからです。生物の基本は、細胞から出来
ています。人間はいくつくらいの細胞から出来ているのでしょうか?
その数は約60兆個。なかなか想像できない数ですね。
これらの細胞は、毎日生まれ変わっており、この生まれ変わりで、人間は生きて
いけるのです。そして細胞は栄養素で出来ています。よって、食べることは生きていく
上で必要なことです。バランスの良い食事を心掛けましょう。
その後、代謝や低体温について、また特に女性にとっては興味深い、最近注目されている
女性のライフステージについても、説明してくださいました。
「ストレス度チェックリスト」で、参加された皆さんのストレス度判定をした後、
ストレスについて解説していただきました。
「ストレスとは?」もともとは、物理学用語。“人間の精神と体に対する何らかの
刺激“のことで、簡単に言えば、「緊張」または「興奮」のことです。
◆ストレスの要因について
ストレスを引き起こす原因 = ストレッサーは、
・外的(物理的、社会的)ストレッサー
・内的(心理的、生理・身体的)ストレッサー に分けられます。
ストレスの基本的知識として、ストレスの仕組みを、わかりやすい図式で
説明していただきました。
まずは脳との関係。脳はストレスを受けると、いくつかの脳内物質が放出され、
脳神経に情報が伝わり、この情報によって、不安な感情や、反対に嬉しい感情などが
湧き起こります。
続けて、ストレスと関わりのあるホルモンや自律神経、活性酸素とは、活性酸素を発生
させる要因やストレスとの関係、活性酸素を抑える抗酸化物質、自分でできるストレス
解消法まで、プロジェクターで、詳しく、とてもわかりやすく解説していただきました。
気になる「活性酸素」は、ストレスが溜まると発生します。過剰に発生すると
メラニン色素の形成を促進し、シミやシワを作るそうです。特に女性には大敵ですね。
美肌にも欠かせない大切な栄養素である「ビタミンC」。ストレスがかかると、ストレス
に対抗するために、この「ビタミンC」が使われて、どんどん身体から失われていくそう
です。そこで、重要なのが、 『KEEP ビタミンC』
新田先生が、是非とも覚えて帰ってください!と念押しされていました。
「ビタミンC」は数時間で流れ出てしまうので、常に体内にたくさんある状態に
しておくこと! = キープしておくこと! が大切です。
また、「活性酸素」の働きを抑える抗酸化物質は、特に果物や緑黄色野菜に含まれて
います。これらを多く摂取することは、健康にもつながります。
今までは、漠然とした「ストレス」というものが、新田先生によって、
細かく分解 ⇒ 分析 ⇒ 対処法 まで解説していただき、強いストレスを感じた
時にでも、溜めこまないで、解消できる新たな糸口をたくさん教えていただきました。
「ストレス耐性度チェックリスト」で、参加された皆さんが、ストレスに対して
強いか、弱いかを判定の後、東内先生へバトンタッチです。
◆ストレス対策にお勧めのビタミン、ミネラル
東内先生から、食とストレスについて、詳しく説明していただきました。
ストレス発散に、たくさん飲んだり食べたりしてしまうことがありますが、
この「飲み過ぎ」「食べ過ぎ」が、身体へ負担となり、結局は、さらにストレスが
溜まってしまいます。大切なのは、「ストレスに打ち勝つ身体をつくること!」です。
次に、普段の食生活の中で、「知らない間に摂ってしまっているコワイ部分」
と称して、ある実験と、問題を出されました。
目の前に置かれた、よく見かける某有名メーカーの500mlペットボトルのジュース。
『さて、このジュース1本に使われた糖分は、スティックシュガー何本分だと
思われますか?』
答えは・・・、参加された皆さんは、あの衝撃の本数、覚えていらっしゃいますよね。
みなさん、ある程度予想はしていましたが、その答えの本数に、ちょっと引いてしまい
ました。にも関わらず、東内先生、
「では、実際、その甘さを体感してみましょう!」と、笑顔で、また目の前で、
500mlの水、大量のスティックシュガー、クエン酸をボトルに入れてシェイク♪
配られた劇甘!?の水を、恐る恐る飲んでみたところ・・・、
意外や意外! 私だけでなく、皆さんもさほど、甘さを感じませんでした。これは、
スポーツドリンクなどにも良く使われている「クエン酸」の効果だそうです。
甘くないから、と言って何本も飲み過ぎると、知らない間に、実はたくさんの糖分を
摂取してしまっていることになるのですね。
特に子供が多い家庭では、最近、食事中にお味噌汁の代わりに、ペットボトルのジュース
を飲んでいる家庭が増えているそうです。幼いころからの生活習慣病も危惧されます。
食生活のアドバイスとして、
・抗酸化作用のある食べ物を多く摂る
・3大栄養素+ビタミン、ミネラルを、バランス良く食べること
今回のストレス対策にお勧めのビタミン、ミネラルについて、特に効果的な栄養素を
それぞれ詳しく説明していただきました。
冒頭で、参加された皆さんに多かった、一番強くストレスを感じた状況は、
「自分でコントロールできない状況に陥った時」、
「環境の変化に、すぐに対応できず、不安な気持ちや、イライラしてしまった時」
「周りからの言動で精神的に圧迫されて、メンタル的にとても疲れてしまった時」等々。
これらの、イライラや、不安になったり、やる気がなくなったり、
疲れやすくなるのは、実は、栄養素にも深く関係があるそうです。
例えば、カルシウム。心の安定剤とも言われていて、不足すると、神経や感情の
コントロールが乱れて、イライラの原因になります。
マグネシウムは、神経系の鎮静効果があるので、不安やうつ、不眠などの症状の
緩和に効果があるとされています。
その他、不足してしまうと、ストレスに対抗できなくなってしまう栄養素、マンガン、
βカロテン、ビタミンB1、B12、パントテン酸、ビタミンCなど、それぞれの効能、
働き、不足した時の症状、多く含まれる食品など、詳しく説明していただきました。
反対に言えば、これらの栄養素を、日頃からバランス良く摂取していれば、
心身ともにストレスに対抗できる身体づくりが可能というわけです。
多く含まれる食品として、野菜や果物だけでなく、穀物、肉類、魚介類など
全般的にも教えていただきました。
なるほど~!と、食事のイメージが出来上がってきたところで、中村先生にバトンタッチ。
とっても嬉しい自然な流れで、抗ストレスのお勧めレシピと試食タイムとなりました♪
◆抗ストレスお勧めレシピ
栄養士でもある中村先生は、実は・・・お料理が好きではありませんでした・・・と告白。
理由は料理=頭を使うから。栄養のバランス、家族の好みや体調、旬、季節感、予算、
カロリーのバランスなど、考慮すべきことが多く、時にはストレスになることも。
しかし、あることをきっかけに、中村先生が食事作りにストレスを感じなくなりました。
それは、お嬢さんが作文で『お母さんを見習って将来は栄養士になりたい』と書いたこと。
よし、再度勉強しなおそう!と思い立ったのが野菜ソムリエとの出会いだったそうです。
野菜の力を再認識された代表格として、今回は「レタス」について、特徴的な効能である、
精神の安定作用、安眠効果や、その栄養素を吸収しやすい調理方法を教えて下さいました。
今後も、中国の薬食同源の教えである、食の大切さ、名医は薬よりも食事に重きをおく、
など7つの教えを念頭に、ストレスを溜めずに、引き続き食事作りに励まれるとのこと。
さあ、お待ちかねの試食タイムです♪
まずは、「トマトとしじみのリゾット風炊き込みご飯」と「リラックススープ」。
抗ストレスに必要な栄養素が含まれているのはもちろんのこと、
見た目にも色鮮やかです。とても美味しく、ほんわか幸せな気分になりました。
この2品だけでも十分に癒されていたところへ、なんとデザートまで!嬉しい驚きです。
「小松菜のシフォンケーキ」と「気分すっきり美肌ジュース」が登場。
しかも、この美肌ジュースは、中村先生が目の前で、作ってくださいました。
野菜や果物のジュースは、作ったらすぐに飲む!が基本です。栄養素が壊れにくいからです。
これら4品の詳しいレシピもいただけたので、是非とも、早速作ってみたいです。
◆感想◆
今回、「ストレス」という、今までになかったメンタル的な大きなテーマ。
3人の先生パワーと見事なチームワークで、『ストレスを撃退!』して
くださいました。日々、避けては通れないストレス。大変興味深い内容でしたので、
あっという間に時間が過ぎ、しかも、抗ストレスレシピのフルコースの試食も
いただけて、とっても楽しく、美味しく、大変有難い講座でした。
最後に、質疑応答にもじっくり答えていただけて、とても感謝しています。
個人的には夫に食事療法を毎日続けて3年目、時々ストレスを感じていましたが、
レシピそのものが抗ストレス効果!をいくつか教えていただけたお蔭さまで、
お料理の楽しみも増えました。そして気分的にも楽になりました。
有難うございました。
レポート作成者 : 野菜ソムリエ
ベジフルビューティーセルフアドバイザー
溝渕潤子(アスリートフードマイスターに向けて勉強中)








