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【4/10大阪】「肥料」について

肥料について
大阪本部教室 H.23. 4.10

シニア野菜ソムリエ
北 裕子 先生

「土壌」「肥料」「農薬」との3回シリーズにおける第2回目。

001

私達は「食べる」を毎日繰り返し、欠かすことはできません。
つまり、従属栄養の形です。

このような私達が毎日口にする食べ物は豊かな栄養成分が含まれていますし、
体にとってとても重要ですから、どの様な食べ物も「100%安全である」を願っています。
危険要因であることの「ハザード」は、極力少なくしたい、
もしくは「リスク」を管理する事を必要に考えています。
日本で食のリスク評価が行われているハザードの中に「肥料」は入っています。
農産物を作る上で必要な「肥料」ですが、意外と私たちは知らないことだらけです。
そんな大切だのに案外と判っていない「肥料」を北先生が
パワーポイント・資料等を使用して詳しく教えてくださいました。

講座の開始前に東日本大震災でお亡くなりに成られた方へご冥福をお祈りする為、
黙とうしました。
当日の講座は日曜日の昼下がり、しかも満開の桜が街路地を染めているにも関わらず、
大阪本部教室は「肥料」のセミナー聴講の人で熱気に溢れ満席でした。

北裕子先生が「肥料の話はなかなかに難しい」と言われながら、
ご自身が関られていた肥料会社のお話も交え、
肩が凝らないように理解しやすいようにとの思いから、
リラックスしたムード作りをされてどんどん話は進みました。

005

そうそう生産者さんや家庭菜園をされていらっしゃる方も沢山お見えでした。
やはり「肥料」に興味深々なのですね。

曰く、作物と肥料(土)は密接な関係なのですって。
まずは「肥料って何?」と言うことで歴史や肥料のありようについてのお話。

肥料は、一般に土壌中で不足しやすい食物の養分として施用が必要なもので、
特に(窒素)、(リン酸)、(加里)は作物の生育に必須の要素なのです。
肥料の三要素、もしくは多量要素といわれています。大切なのね。
他にもマグネシウム・カルシウム・ナトリウム等必要な元素は沢山あります。
作物に対する要素の生理作用と欠乏・過剰のありかたも写真で解りやすく見せて頂きました。
勿論水やりは必ずいたしましょうが前提ですね。

「肥料の分類」では、実際に8種類の肥料を見せて頂き、私は臭いを嗅いだり触ったり。
教室が突然に農家倉庫に早変わりです。

蒸製骨粉N(4)P(21)や蹄角粉N(13)などという珍しい遅行性肥料も観れてお得感アップです!
途中5分の休憩(質問タイム)を挟み、
後半はリービッヒの最少律にからめて肥料の使い方や、
施肥の仕方及び考え方を学びました。
それから土壌のお話に移っていきました。
日本の土壌は若干酸性気味だそう。
作物も自分に合うpHがあり、適正基準がもうけられています。
土壌酸度の程度は、土中の微生物の働きや肥料成分の吸収量にも係わってきますとのことです。

「特別栽培農産物」は各県ごとに施肥量の基準を決めて、
肥料などの量を減らして栽培しようとする農作物で、
興味のある方は都道府県のHPをご覧になって調べてみてくださいね。
基本的に肥料のやり過ぎは宜しくないそうです。

「メディア・リテラシー」という言葉をご存知ですよね。
私達はいかに情報を集めた物を聞き取り読み取り判断する力を持つかって事ですね。
北裕子先生も疑問に思ったらコミュニケーション力が大切と言われてました。

つまり肥料だとご近所の生産者の方に聞いてみたり、近くのJAに行ったり,
そこに居らっしゃる肥料のメーカーさんに尋ねたりと、
施肥は作物の養分の吸収量を基準としてその地域の土地や作型、
収量目標により違ってきますから自分なりの判断力もいりますね。
北先生、ご助言を有難うございます。

そうなってくると、3部構成シリーズの最後の「農薬」は
必ずセミナーに参加してみたいなぁと思って来ました
判りやすいように聴講した内容を記述してみましたが、如何だったでしょうか。
ありがとうございました。

【レポート作成者】野菜ソムリエ 新田 たか美