協会スタッフセミナー第四回 「取材ってどうすればいいの?」
講座名:協会スタッフセミナー第四回 「取材ってどうすればいいの?」
日時:6月8日(水) 14:00~15:30
場所:日本野菜ソムリエ協会渋谷本部A教室
講師:日本野菜ソムリエ協会 コミュニケーション事業部 コンテンツグループ 西本恵美さん
協会スタッフによる野菜ソムリエの為のスキルアップセミナー第4弾。
「取材ってどうすればいいの?」という私達の疑問に、協会の出版業務を担当している西本さんが
ご自身の経験を交えて丁寧に教えてくれました。
【協会の出版業務】
コンテンツグループの業務は、フリーマガジンや会報誌などの「オリジナル発行物」と、出版社と協力して制作を行う
「一般書籍」を通して、より多くの生活者の皆さんに野菜・果物の楽しさ、野菜ソムリエおよび協会ブランドを広めること。
今後は野菜ソムリエは何をしている人達なのか?具体的なところを伝えたい。
インタビュー・レシピ・コラボ執筆などを野菜ソムリエと一緒になって「ステキ・面白そう」と思ってもらえる内容作りを
目指している。
【印刷物ができるまで】
制作スケジュール(オリジナル発行物の場合)
企画立案→取材・リサーチ開始 納品の二ヶ月前に制作・依頼!
→アポ、ヒアリング、取材(2~3週間) デザイン会社に原稿と写真素材を渡す。
→デザイン決定・確認(2~3週間) 印刷所にデザインデータを渡す。
→初校・再校(2週間) 印刷(1週間)
→納品!
【取材の仕方】
取材先にアポをとるということは、電話で担当者に連絡し、取材許可を得て、
取材日程を決めること。そのための準備とは?
<下調べをする> (話の展開を予想して、質問したいことを整理できる)
<企画書をつくる>
・媒体について ・今回の依頼内容 ・写真撮影について ・その他、相談
<電話で直接アタック!>
内容と熱意を伝え、用意しておいた資料を送る。
<カメラマンの手配>
・媒体・取材内容(先方への企画書) ・撮影場所(住所、屋外か室内か)
・撮影内容(マクロなものだと専用のレンズが必要) ・誌面のラフ(右ページ?左ページ?)
・当日のスケジュール 待ち合わせ(他の人達より15分程早く待ち合わせる 所要時間)
・データ納品日
<ヒアリング項目をあげましょう>
・そもそもの目的を伝える(誰に何を伝えるものなのか?)
・全体の流れをつくる(質問の展開を予想して順番用意)
・キーワードや具体的な事例を準備(スムーズに質問できるように)
・YES、NOで答えられない質問に(相手にしゃべってもらうことが大切)
<取材当日の持ち物>
・筆記用具・メモ帳(ヒアリング項目)・企画書・ラフ・見本誌・取材先の場所(地図)、相手の部署
・名刺・時計・レコーダー(レコーダーは、あえて使わない人もいる)
<取材開始>
・挨拶(スタッフ)取材目的、進行の再確認・カメラマンへの指示セッティング・インタビュー・撤収
<取材後の流れ>
・御礼の連絡・期日までに原稿執筆・カメラマンよりデータ納品、写真の選定
・デザイン会社へ素材を渡し、印刷へ→先方確認、修正・再度確認→OK・納品、献本送付
【事例紹介】
農家さん、企業、レストラン、それぞれの場合のヒアリング内容とポイントについて
事例をあげて具体的に詳しく解説。
【実際に取材をしてみましょう!】
用意された仮の媒体と取材内容で、隣同士で実践しました。
・文字数:300~400文字 ・取材時間:10分 ・執筆時間:10分 質問項目で流れをつかみ、締める!
【編集・ライターとしての心得】
こんな取材はイヤだった・良かった(とあるカメラマンさんたちのお話を数例紹介)
こんな人と仕事がしたい
<基本だけど、大切なこと (初心を忘れない)>
1、 レスポンスは早めにすべし (返事は早く一言でも)
2、 取材時、相手を尊重すべし (仕事外で時間、お知恵をいただいている)
3、 媒体の代表であることを肝に銘じるべし (責任感のある行動を)
<聞くときのコツ>
1、 導入は、答えやすい質問から
2、 頷きながら、メモしながら、相手の顔を見て聞く (どんな表情で話しているか?)
3、 肝となる「生きた言葉」をひきだす (相手が自分の言葉でどう説明するか?)
最後に協会として伝えたいこと、として、
「野菜・果物はいきもので愛すべき存在。『いのち』を生んで育て、温度とストーリー性があることを、いつも心にとめておくこと。いろいろありますが、取材は楽しいものです。やってみたい!という方はご連絡を!」と、熱く語りかけてくださいました。
感想
協会出版物で取材経験者である、タナカさんとハラカミさんの
「現場では楽しい気持ちが伝わり、こぼれ話がもらえることも」
「事前勉強は必須だが、楽しくて、次もやりたい」
と語る笑顔を見て、心から取材を楽しみながら取り組んでいる、ということが伝わってきました。
セミナーの中で仮の取材を実際に経験してみて、難しさも知りましたが、
取材している人が楽しいから楽しい誌面になり、読む人にも楽しさが伝わってくるのですね。
取材だけでなく全てにおいて大切で基本として身につけておきたいことが満載のセミナーでした。
今までもレシピを投稿したりしていましたが、協会の楽しい誌面作りに今後も積極的に関わらせてもらいたいと思います。
次回のセミナーも楽しみにしています!
レポート作成:アクティブ野菜ソムリエ 大熊真理
協会認定料理教室「野菜&果物☆ビューティーサロン」主宰。
ベジフルビューティーアドバイザーの資格も活かし、美容に関わる観点からの野菜・果物の魅力も伝えている。
特技:フルーツカッティング
野菜&果物☆ビューティー計画♪mari http://ameblo.jp/vege-fru-beruty-mari/


