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「人があつまる料理教室をはじめよう」Vol.2
~野菜ソムリエならではの料理教室オープンのノウハウ+α編~

開催日時 9月30日(金)14:00~16:00
場所     協会本部渋谷A教室
講師名   鈴木和代先生

「人があつまる料理教室をはじめよう」第二回目の講座が行われました。

講師は「カズクッキングスタジオ」主宰の鈴木和代先生。

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御自身のお教室を開くまでの経緯、現在の活動などを中心に、
ヒントとなるお話をたくさん伺う事ができました。

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《カズクッキングスタジオに関して》

参考:URL http://www.kazu-zen.jp/
設立は2004年1月。外資金融業から食の世界へ転身。
きっかけは、お勤め時代仕事が忙しく、食に手間をかけられず寂しい食生活だったこと。
元気になる為には「食べること」が大切だと実感し、食べて元気になる事をコンセプトに
料理教室をスタート。最初の生徒さんは元同僚さん達でした。
まずは手軽に作れるお料理を中心に考え、途中、野菜ソムリエの資格を取得の後、
薬膳の勉強をし、野菜と薬膳とのかかわりを持つお料理をコンセプトに。
お教室の形態は、自宅開催の他に、外部の公共施設にて共催の形での開催、
パーティー交流会形式や、調理器具のモニターを兼ねたお教室、
産地からの野菜提供による試作など。

《野菜ソムリエならではの教室》
①まず得意分野をみつけてメインに押し出す。
 野菜ソムリエと言っても、各々の専門性は色々。
 例)野菜の飾り切りが得意、野菜を育てるのが得意、野菜料理が得意。
  自分の得意分野をメインに決めて押し出す事が大切。

②アピールポイント
 キーワードをいくつか持って文章を組み立ててみると良い。
 鈴木先生のキーワードは「旬の野菜」「薬膳」「手軽なレシピ」など。
 また、自信や教室の紹介文章を考えて手元においておくとアピールしやすい。
 HPを作るなど、一目でどのような教室なのかがわかる資料も有効。

《オリジナリティ》野菜ソムリエ+αの実践
①得意分野の把握
 自分が持っている資格、得意な事、できる事、好きな事などを全部書き出してみる。
 その後、自分の知識の深さなど考えて、項目を消去していく。
 残ったものが「自分のメイン」である。
 →実際に各自3分考た後、メインが明確になった人の発表。
  例)ダイエットメニューの教室・韓国料理・カロリー計算ができる・郷土料理・
  パン作り+料理・ビューティー&フルーツなど

②持続性
 無理をしない方法で、まずは3年続けてみること。
 継続を阻止される出来事は、日常にたくさん出てくるが(家族の体調の事や介護など)
 それらを上手にクリアーしながらも、続ける努力をしてみる。

③即応性
 社会が求めている事の連動性・現実的な部分を入れた教室。
 例)3.11の震災以来、節電レシピや、エコなどを組み入れるように。

《参加者懇親会・鈴木先生の薬膳レシピと共に》
☆薬膳茶(リラックス、疲労回復)
 紅茶に、クコの実・棗・陳皮・ローズレッドなどが入ったお茶。
 苦みや酸味などが感じられるお茶でした。実まですべて頂けます。

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☆梨と白きくらげのデザート(咳を鎮め喉の渇きを改善する)
 梨・白きくらげ・牛乳・氷砂糖で作るデザート。
 きくらげを煮て、氷砂糖で甘くしたもので、きくらげと甘味が意外と合います。

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《最後に》
鈴木先生のお教室のお話は大変参考になり、教室を開くヒントもたくさん散りばめられていました。
最後に行われたグループごと参加者との意見交換が、皆の考えている事や
方向性など、興味深い内容のものとなり、時間が過ぎてもディスカッションしている
グループも見受けられました。鈴木先生はもちろん、参加者の方々からもたくさんの
刺激を頂き、さらに一歩を踏み出そうと思った方も多かったのではと思います。
とても有意義な講座を有難うございました。

《レポート 上垣寿恵》
ジュニア野菜ソムリエ・ベジフルビューティーアドバイザー。
恵比寿にて、野菜果物でキレイになるお料理教室「hee cuisine」主宰。
日常や料理の事を綴ったブログ http://ameblo.jp/happyhee/