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2011年11月

【東京10/25】「秋の希少野菜と中国美肌食材コース」@中国湖南料理「華湘」

■アカデミックレストラン/テーマ:
「秋の希少野菜と中国美肌食材コース」
■日時: 
2011年10月25日(火) 19:00~21:15
■場所:
中国湖南料理 華湘
■講師:
・中国湖南料理「華湘」総料理長/ジュニア野菜ソムリエ 秦由弘さん
・野菜ソムリエ/料理研究家 つるさきひろみ さん

アカデミックレストラン「秋の希少野菜と中国美肌食材コース」を体験して
今回のアカデミックレストランは、
「美肌」×「湖南料理」×「秋の希少野菜」をテーマにした会でした。
女性なら誰でも憧れる「美肌」。
今回の参加者はすべて女性!です。

湖南料理を供してくださったのは池袋にある湖南料理の名店「華湘」さん。
「湖南料理」のふるさとは洞庭湖南部にあたり、
中国四大料理のほぼ中央に位置します。(北京、四川、上海、広東が4大料理です)

内陸なので、山で採れるもの、タケノコや根菜類、また保存食が多いそうです。
味付けの特徴は「酸辣」、酸っぱくて辛いのが特徴です。
「酸っぱい」は主に酢と発酵食品で、
「辛い」はトウガラシを使って味付けするそうです。

さて、そんな湖南料理の伝統的な技を使いながら、
世界各地の素材や調味料を駆使し独自のスタイルを切り開くのは
総料理長秦由弘(はたよしひろ)氏です。

そして野菜ソムリエの津留崎弘美氏に
「秋の希少野菜」の解説と美肌のための食べ物についてお話しいただきました。
また肌のトラブル別にその対策やお勧めする食べ物についての資料もいただきました。

「秋の希少野菜」はきれいに盛られてこのように飾られていました。
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手前からいんかのめざめ、食用ほおずき、まこもだけ、むかご、
四角豆、キノコ類、ロマネスコ、コールラビ、韓国かぼちゃ、とうがらし各種。

その日は全9品のフルコース、どれも本当に美味しかったのですが、
その中で特に感動的だった料理をご紹介します。
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●「華湘特性前菜 盛り合わせ」

手前からロマネスコの干しエビ炒め、キャノンボールクラゲのガーリック炒め、
紫野菜ジュース、さといらず豆のピスタチオオイル。

繊細で美しい盛り付けに一同歓声があがります。
1種類ずつ食べてみると一瞬中国料理であることを忘れてしまいそうです。
どれも淡白な薄味の仕上がり、
コラーゲンが豊富なキャノンボールクラゲ(大砲=キャノンボール)は、
優しい歯ごたえでした。またロマネスコ炒めは、干しエビで味付けしてあるのですが、
イタリア料理の定番「ロマネスコのアンチョビ炒め」を彷彿とさせる一品、
「さといらず豆」というのは新潟県で栽培されている大豆で、
砂糖がいらないほど甘いことからこのような名前がついているのだそうです。
それを豆腐のムースのようにして上にピスタッチオオイルをかけたものは
まさに絶品でした。

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●「根菜たちの秘密のスパイス揚げ」

いんかのめざめ、長いも、レンコン、の揚げもの、
隠し味の正体はガラムマサラだそうです。

一つ一つの素材の歯ごたえや味が楽しめる一品、
隣の小さな団子三兄弟はなんと梨!(多分焼いてあります)
揚げものとの相性は抜群でした。
インド料理のサモサとマンゴチャツネを思い出しました。

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●「秋野菜の白湯刀削麺」

そして一番盛り上がったのが「刀削麺」の体験。
「刀削麺」は山西省発祥の特殊な麺です。

煮えたぎる鍋に向けて麺の塊を特殊な刃物で削いでいきます。
私も早速試してみましたが、コツがつかめず悪戦苦闘!
どうやら刃物をあてる角度が大切なようです。他の方々も参加して何とか作り終え、
特製刀削麺が完成。
コラーゲン沢山の白湯スープに韓国かぼちゃやキノコを添えて、
秋をしみじみ感じる一皿に出来上がりました。

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●「フルーツトマトのソルべ」

美しい器の中に真っ赤なトマトのソルベ。アメーラトマトだそうです。
酸味が程良くとても感動的な味でした。器は有田焼だそうです。
これに限らずこちらの器はすべてとても繊細で素敵でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

どのお料理もきれいで美味しい、
珍しい野菜や美肌について改めて知ったことも沢山ありました。

そして野菜ソムリエの津留崎さんにも大変感銘を受けました。
この会のために入念な下調べをなさり、伝え方を考え、
きちんと準備をなさっていた津留崎さん。

特に「刀削麺」を教えてくださる中国の職人さんがいらした際、
中国語で「お名前は?今日はどうぞよろしくお願いいたします。」と
あいさつをなさったのがとても印象的でした。アカデミックレストランは知って食べる楽しみだけではなく、野菜ソムリエとしての姿勢を学ぶ場でもあるのですね。

さて翌朝、私の肌はなんとなくぷるぷる?
根拠がないことはもちろんわかっているのですが。(笑)

野菜ソムリエ:和田麻子
職業歴25年、2年前よりイタリア食材とワインの販売担当に。
オリジナルジェラートや試食用レシピの考案など大忙しの日々、
今はイタリアの焼き栗販売に夢中。

「人があつまる料理教室をはじめよう」Vol3
~野菜ソムリエの料理スキルアップレッスン編~

開催日時:2011年10月19日(水)11:00~14:00
場所: 渋谷区文化センター大和田
講師名:『Kazu Cooking Studio』主宰
      鈴木 和代先生


第3回目の講座は

料理スキル向上のための実習で、
学んだ事をそのまま料理教室で活かせる内容。

今回のテーマ野菜は、 「ごぼう」

まずはごぼうのプロフィール、主な産地、栄養、見分け方、保存方法、
そして調理のポイントを説明して頂きました。
ごぼうを食用としているのは、韓国と中国の一部以外は、日本だけという事。
切り方によって食感が違って、乱切りは味の浸み込みがよくなり、
縦に切って繊維を残すとシャキシャキ感が出るなど。
調理する際、白く仕上げたい場合は、酢をお湯の5%程度を入れるなど。

次にいよいよ調理実習開始!

今回は、「ごぼう」を使ったお料理3品でした。
グループごとに分担して作りました。

メニューは、
①ピリ辛鶏ごぼう→ごぼうの旨味が味わえる。
            それぞれの食材に味がしっかりとしみ、ご飯によく合う一品。

②カリカリごぼうのサラダ→素揚げすることによってごぼう本来の香りを感じられる。
              カリカリごぼうとシャキシャキとした水菜との食感を
              楽しめる一品。
              また、レモン汁とグラニュー糖ですっきりと和えた真鯛が
             アクセントになっている。

③ごぼうのお汁→材料を撹拌することによってとても食べやすい汁物。
            味に深みがあり、特に冬場には心も体も温まる一品。
そして、それぞれの作り方の説明。

その際、レシピの書き方、例えば、生徒さんに書いて頂くために
あまり詳しく書かないといった事や、残った時の活用法を教えてあげたり、
醤油を味噌に変えてみてはどうかとか、調理の際、野菜本来の味を確認してもらうために、
何度か味見をして頂く、といったアドバイスをして頂きました。

一通りの説明が終わり、実習開始!   Dvc00302

参加者の方達は、久し振りの調理実習で しかも調理器具等の場所が分からなくて、
最初は少し戸惑う場面もありましたが、次第に会話をしながら和気あいあいと調理することが出来ました。

そして完成!                 Dvc00305

皆さんで試食タイムです。

ピリ辛鶏ごぼうの味のしみ方が違うかも?ということになり、違うグループと交換しあって食べ比べをしました。
同じ食材、調味料でも、煮る時間が違うとこんなにも違うものなどと感想を言い合いながら楽しく試食しました。

試食タイムが終わる頃、
次にデザートの「ブドウ」が登場!         Dvc00310

今回は、青系の「ロザリオ・ビアンコ」と赤系の「甲斐路」。

2種類のブドウを試食しながら、種類の説明やブドウを使って酢豚や
フルーツの白和えなどの料理方法を教えて頂きました。

その後は、質問コーナー!

料理教室を開く際、何に気を付けたらよいか、食器などは普段使いと分けているのか、
などの質問が沢山飛び交い、参加者の方達は目を輝かせながら真剣に聞き入っていました。

<最後に>

まず、料理教室を開く際、教室ならではの個性を出す。
常に情報を発信する。
そして、何より楽しみながら教える事が大切。
また、理論・科学を教える事も良いのでは?との事。

<感想>

鈴木先生のお話しは、これから料理教室を開きたいと思っている私にとって、
大変参考になりました。
また、参加者の方達との意見交換も出来、とても刺激を受けて、
貴重な時間を過ごすことが出来ました。
鈴木先生、及び、協会スタッフの皆様、どうもありがとうございました。

<レポート 渡辺香織>

ジュニア野菜ソムリエ・調味料ジュニアマイスター・雑穀エキスパート・
フードコーディネーター。
幼少時代から野菜と果物が大好きで、食に関する事に興味を持つ。
食べる事の大切さを伝えたくて、これから自宅で料理教室を開きたいと思っています。

食を選ぶ力シリーズ第7弾 家族の健康を作るための「食を見るポイント」
~食品添加物の真の姿を知る~

日時 2011年10月31(月) 14:00〜16:00
場所 協会渋谷本部A教室
講師 石戸谷 学先生

(1)概要

現代の日本人の食費は加工食品や外食に占める割合が約6割で、この数字は私たちの食生活がいかに
スーパーやコンビニの加工食品に依存しているかを表しています。
加工食品はバリエーション豊富な食卓、便利さ、という面で私たちの生活をより豊かにしてくれますが、
その一方で素材そのものを味わう機会の減少、健康への影響などの問題点も指摘されています。

今回の講座では特に加工食品の食品表示に焦点を当て、正しい読み方や
食品を見分ける知識をつける、ということを学びました。

(2)加工食品について

【パッケージに記載されている項目】
・食品表示・・・JAS法に基づき原材料が重量順に記載されている。
・栄養成分表示・・・健康増進法に基づきエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、
            ナトリウムの5項目が記載されている。

【食品表示の読み方のポイント】

①原材料は重量順に記載されている=主な使用食材が分かる。
野菜ジュースのベースになっている野菜が何か。
ヨーグルトの原料が生乳か、脱脂粉乳か。

②食品添加物は原材料の後に重量順に記載される。
商品によっては原材料がすべて食品添加物であるものが存在。

③栄養成分表示について、5つの栄養成分を記載した後に特定の栄養成分を強調して表示することができる。
「カルシウム入り」「葉酸入り」など。

加工食品のパッケージを読むだけでもこれだけの情報を得ることができます。
見方を知るとより自分の好みや目的に合った食品を手に入れられることが分かりました。

(3)食品添加物について

食品添加物の元来の目的は食品の加工、変質と腐敗の防止でした。
一番のメリットは食中毒を抑えることができるということです。
しかし、大量生産や品質の安定、色々な食品が作れるようになる、という別のメリットが注目されるにつれ、
風味や外観を良くする、品質向上など本来の目的以外での使用が増えました。

【食品添加物の注意すべきポイント】

①本来の目的に使用することで、同時に別の効果が期待されるものがある。
・ペットボトル飲料に記載される「ビタミンC」は酸化防止剤として添加され、変色防止を兼ねる。
・マヨネーズなどに使用される「乳化剤」は水と油を混ぜやすくするために添加され、塩味や酸味をまろやかにする。

②使用に関して体への影響が懸念されるものがある。
・人工甘味料など、日本で使用されている一部の物質に関してEUで使用禁止となっている(国によって規制が様々)。
・他の添加物との化学反応により、発がん性物質に変化した例がある。

食品添加物は使用され始めてから歴史が浅く、長期的な摂取に関して人間の体に及ぼす影響が明らかになっていません。
また、すでに発がん性、歯周病、胃腸への負担などを指摘する専門家の意見もあります。

普段の生活の中で食品添加物の影響をなるべく減らすには
・ビタミン、ミネラルなどを多く摂取し、体内の食品添加物を体外に排出しやすくする
・原材料を確認し、添加物の少ない食品を選ぶ
・容量の単位(g、mg、μg・・・)を確認する
などの心がけが大切です。

(4)惑わされやすい表示

・「砂糖不使用」=砂糖以外の糖分が入っている可能性。
 トウモロコシから作られる「果糖ブドウ糖液糖」は砂糖よりもカロリーが高いという説がある。
・「合成着色料不使用」=天然着色料は使用できる。
 天然色素「コチニール色素」は虫から抽出した色素。

食品メーカーは様々な謳い文句で商品をアピールしています。
冷静な判断ができるように、消費者として日頃から正しい知識を持っておくことが
大切だと思いました。

(5)まとめ

食生活を便利な加工食品ばかりに頼るのは体への負担が心配されますが、排除することだけに拘ってしまうと
食の楽しさが見失われてしまいます。
多様化する食の恩恵に感謝しながら、加工食品を注意深く選ぶ習慣をつけ、これまで以上に意識して生鮮食品を
食卓に取り入れようと思いました。
家族の健康や次世代の子ども達への食育に今回の講座で身につけた知識を活用したいと思います。

レポート作成:与謝野雅子
日本野菜ソムリエ協会認定食育マイスター、ベジフルビューティーセルフアドバイザー。
お子様向けの食育ワークショップなどを通して、「食の楽しさ」を伝えていくような講師活動を行っています。
ブログアドレスhttp://ameblo.jp/s-for-kids/

【東京】『野菜ソムリエサミット第1位!(購入部門)
「TOM-VEGE」十和田おいらせミネラル野菜のひみつ』

日時 2011年10月24(月) 14:00〜16:00
場所 協会渋谷本部A教室
講師
・十和田おいらせ農業協同組合 指導やさい部 やさい課長 斗澤さん
・十和田市役所  十和田産品販売戦略室 松尾さん
・ジュニア野菜ソムリエ 「おいしい十和田ソムリエ」 照井さん

みなさんは「TOM-VEGE」ってご存知ですか?
「ミネラル野菜」って聞いてどう思いますか?
今回のテーマはこのふたつ。
一体どんな内容だったのでしょうか。

講座は三部構成によって行われ、
第一部 JA十和田おいらせ やさい課長 斗澤氏によるミネラル野菜に関する講義。
第二部 実際に使用された土壌診断書を用いたワークショップ形式。
第三部 「TOM-VEGE」の食べ比べと十和田地方に伝わる郷土料理の試食会。

と充実した内容でした。

Tomvege_a
右から、箸とおてふきは第三部の食べ比べと試食会用です。
右ふたつのリーフレットは「TOM-VEGE」に関するもの。
このかわいい坊やがキャラクター。
ちなみに「TOM-VEGE」は「トムベジ」と読み、
十和田の「T」、おいらせの「O」。そして「M」は、、、
そうです!ミネラルの「M」ですね!

「VEGE」はあえて説明しなくてもわかりますね。

続いて中央ふたつのリーフレットは、
十和田に関する情報誌と観光ガイドで、
左からふたつ目の小さい方が第一部の資料、
左の大きい方が第二部で使用する土壌診断書の資料と実際のコピーでした。

第一部は、配布された資料を中心に斗澤課長による講義。
Tomvege_b

ミネラル野菜を作るにあたって一番重要なのは
「愛するわが子、家族がいつまでも健康であってほしい」ということ。

この思いから生産者の方と一緒に野菜づくりに取り組んでいます。
まずは野菜づくりに欠かせない土壌の分析から始まります。
始めた当初は土の計量や処方箋の作成も手作業で行っていたそうですが、
現在はコンピューターにより土壌分析作業も処方箋の作成もオートメーション化され、
格段に性能もスピードも向上したそうです。

また、この土壌診断には「中嶋農法」の基本技術が用いられていて
土壌の栄養バランスを改善することがミネラル野菜をつくる基本になっているそうです。
その為、生産者ごと、畑ごとに土壌を調査し、作る野菜にあった土壌診断書を出すことで、
過去に比べミネラル不足となった野菜が
今ではミネラルたっぷりの野菜が作られるようになりました。

この取り組みによって生産者からは、
 1.作りやすい(病気に強く、生育がよい)
 2.良品質生産
 3.安定多収(通常の栽培に比べ約一割の増収)
と素晴らしい成果をあげられています。

今後の課題として、販路を拡大しひとりでも多くの方に「TOM-VEGE」を
食べていただくことが求められているとのことでした。

続いて第二部は、「土壌診断書」によるワークショップです。
「土壌診断書」には、土壌診断を行った上で健康な土をつくるため、pHやECのほか、
塩基のバランス、リン酸値など19項目に及ぶ診断結果が求められます。


それを元に生産者へ健康な土づくりのアドバイスや実際の土づくりを指導して行くそうです。
その実際の土壌診断書を、別紙に書かれたヒントを基にどの作物かをあてる
クイズが行われました。
それぞれ違った特長の土づくりが必要なこと、塩基バランスが重要な場合もあれば、
そうでない場合もある。リン酸値が高い場合もあれば低い場合もある。
などなど野菜にはそれぞれ適した土壌が必要なことなど
とても興味深い内容でした。

第三部は、食べ比べと試食会です。
Tomvege_c

左から、長芋、白ネギ、ごぼう。そしてピーマンと赤ピーマンです。
詳細は省略しますが、「TOM-VEGE」の方が甘みや旨味があり
色も鮮やかで歯ごたえも良かったです。
みなさんも機会があったらぜひ食べてみてください。
今ならJA十和田おいらせのHPからネット通販で購入できます。

JA十和田おいらせ:http://www.jatowada-o.or.jp/
TOM-VEGEネットショップ:http://xc523.eccart.jp/m228/

続いて試食会。
Tomvege_d Tomvege_e

左が、「TOM-VEGE」ピーマンの柔らか鰊和え
右が、蒸した長芋とにんにくみそ

ピーマンを生のまま鰊とあえて醤油とみりんをちょっとたらしてます。
昔から伝わる郷土料理で、ちょっと濃いめの味でピーマンの歯ごたえと
鰊の濃厚な味がとてもあっておいしかったです。

次は蒸した長芋にこれも十和田などでよく食べられている
にんにくみそを付けて食べるという単純な一品ですが、
これも長芋が柔らかくなってさらに甘みも増してるところに
にんにくみそのちょっとぴりっとした味が甘みをさらに引き立てて
とてもおいしかったです。

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食べ比べと試食会を進行してくださった
十和田在住でJr.野菜ソムリエであり、
「おいしい十和田ソムリエ」の一人でもある照井さん。

中央の方は講座全体の進行役をされた十和田市役所 
十和田産品販売戦略室の松尾さんです。

あっと言う間の2時間でしたが、内容は充実しており
おいしく安全・安心なミネラル野菜を作る為にさまざまな努力をなされてきた
JA十和田おいらせの方や生産者の方たちの素晴らしさを実感できました。
ぜひ、ひとりでも多くの人にこの「TOM-VEGE」を食べていただきたいものです。

とくまるたつや
2011年野菜ソムリエ資格取得。
現在、市場で働きながら野菜の勉強中。
しかし、本業は広告関連を手がけているフリーのデザイナー。
www.plustand.com

【東京】ACADEMIC RESTAURANT 
“野菜がわかると、きれいになれる”~美味しく学べる贅沢な空間~

日時:2011年10月22日(土)12:00~14:00
場所:銀座レストラン 「坐来 大分」 http://www.zarai.jp
講師:山本 美智子 さん http://www.cookmiracle.com
梅原 陣之輔 さん
浅利 妙峰 さん http://www.saikikoujiya.com

テーマ:糀とレモンde健康美人になる♪

今回のテーマは、『糀とレモンde健康美人になる』 
塩麹にはまっている、私にとって“糀(麹)”というワードにはとても惹かれるものがあり、
今、話題の人となっている浅利妙峰さんからもお話が聞けるという事で、
今回の講師でもある山本美智子さんにご紹介いただいた時点で、
すぐに参加申し込みをしていました。

会場となったレストラン「坐来 大分」 
“坐来” には“いながらにして憶いを馳せ、
時を越えてめぐり会う”という意味が込められているとのことで、
その言葉通り、ゆったりと大分を味わうことができる素晴らしい空間でした。
スタッフの対応もきめ細かく行き届いていて、
本当に心地よい時間を過ごすことが出来ました。
また訪れたいと思わせるお店です。
その心地よい空間のなかで、素晴らしいお料理をいただきながら、
3人の方からお話をしていただきました。

◇糀とレモンの話(山本 美智子さん)
A 今回のテーマでもある
「マリンレモン」…大分の太陽と塩風の吹く海がみえる農園で
減化学肥料、減農薬で露地栽培された、
グリーン鮮やかなレモン。
このレモンの持つ成分とその効能や保存方法、
簡単な使い方について。
発酵食品のベースとも言える麹(糀)については、発酵のしくみに始まり、
その過程で生み出される酵素の働き、さらに糀の持つパワーを優しく解説していただきました。
流石です、調味料マイスター/野菜ソムリエの山本さん。勉強になりました。

◇今日のお料理(梅原 陣之輔 さん)
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「坐来」の総料理長で、農林水産省が主催する第2回料理マスターズにおいて
ブロンズ賞を受賞された 梅原 陣之輔 さんから、
今日のお料理について解説をしていただきました。
使われている大分の旬の食材についてや、調理方法なども教えていただく事ができました。
基本的に、お料理には「マリンレモン」「塩麹」が使われており、
それぞれが持つパワーを充分に引き出し、旬の食材を更に高みへと・・・感動ものでした。
お味は、いうまでもありません。素晴らしい。梅原さん、ご馳走様でした。

◇糀の話(浅利 妙峰さん)
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320年以上も、昔ながらの糀づくりを作りけてきた「糀屋本店」の
女将の浅利妙峰さんから「糀の魅力」についてお話しいただきました。
文部省唱歌「ふるさと」を参加者全員で合唱してから、
お話が始まるといったとてもユニークなものでした。
大分の糀屋本店の紹介、麹と糀の違い、
糀の出来るまで、発酵食品と健康について・・・など、
日本古来から伝わる発酵食品(調味料)のベースである「糀」の魅力をお話いただきました。
「糀」の魅力もさることながら、優しい語り口調の中にも、日本の家庭から消えつつあった糀の復権、伝統継承のために尽力されている姿、気概にとても魅力を感じました。
浅利さんありがとうございました。大分にもお邪魔させていただきます。

あっという間の二時間でした。
3人のプロが集まると、ここまで気持ちの良い空間を演出でき、とても洗練された
イベントが仕上がるんだなと、改めて感じ入りました。
私も早くプロにならなくてはと、気持ちを新たにした二時間でした。
Menu
『アカデミックレストラン』 皆さん 一度、足を運んでみてはいかがでしょうか?

小島孝夫
2011年  8月に取得したばかりの新米 アクティブ野菜ソムリエ
2011年  9月にベシフルビューティセルフアドバイザー取得
野菜ソムリエの同期生と八百屋開業に向け準備中。

【東京】『栗』のワークショップ

日時:2011年10月13日(木) 14:00~16:00
場所:渋谷区文化センター大和田 渋谷区桜丘23-21 2F 学習室5(調理室)
講師:唐沢友洋氏(笠間地域農業改良普及センター)・・・栗のお話
   大原千絵美さん(アクティブ野菜ソムリエ)・・・・栗のお料理

会場の準備風景

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① 先ずは笠間地域農業改良普及センターの唐沢友洋氏がお話して下さいました。
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「栗のよもやま話」。
ブナ科クリ属。
今から5,500~4,000年前の遺跡に出土。
栗は縄文時代から栽培して食料としていた。
弥生時代も栗の栽培が盛ん。
茨城県は出荷量、栽培面積共に日本一。
栗の種類は、日本栗・中国栗・ヨーロッパ栗・アメリカ栗の4種類。
それぞれ特徴があり、その内、アメリカ栗はほぼ壊滅したと言われている。
クリタマバチの侵入と栗の育種
栗の主な品種と収穫時期
 丹沢・出雲・国見・ぽろたん・神峰・人丸・大峰・利平・筑波・銀寄・石鎚・岸根など。
その他、栗の品種と特徴や、内部の変色、栗の生育、栗の栽培管理、栗の病害虫などなど・・・、
それから、栗は鮮度が命(栗を冷蔵する事で、アミラーゼが活性化してでんぷんを分解し糖を作る)、と言う事。

家庭での栗の冷蔵方法。
 1、水洗いして水を切る
 2、ポリ袋に入れ、ふちを折る
 3、テープでふちを軽く止める
 4、チルド室で保存
栗の剥き方・栗の栄養素
笠間の栗極みと零蔵栗、新品種『ぽろたん』の剥き方や調理の仕方・特徴など、最後に笠間の栗の取り組み、
などなど、盛り沢山のお話でした。

② 次にアクティブ・野菜ソムリエの大原千絵美さんによる栗のお料理のデモンストレーション
メニューは「栗のタイカレー」と「栗の茶巾」でした。
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栗のタイカレーのデモ  栗の茶巾のデモ
丁寧に説明されて、とてもわかりやすかったです。
お料理もとても簡単でおいしいお料理でした。

栗のタイカレー

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材料を全部入れて鍋で煮込むだけ。        

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出来上がった「栗のタイカレー」
栗、しめじ、タケノコ、ナス、と鶏肉が入っています。
イエローカレーペーストとココナッツミルクがアクセントになっています。
ココナッツミルクの風味がきいていてとても美味しかったです。

③ 次は生栗の貯蔵栗の食べ比べです。
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品種は貯蔵栗が丹沢、生栗が銀寄と石鎚。
上が生栗で品種は銀寄と石鎚が混ざってます。
下が貯蔵栗で品種は丹沢です。
上下とも左が茹で栗、右が蒸し栗です。
個人的には貯蔵栗がとても甘いと思いました。
中でも蒸し栗の方がしっとりとして好きでした。

栗の茶巾
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 サランラップに栗をマッシュして味付けした物を一個分入れて、そのままサランラップで包み、形を作り出来上がり。
蒸した栗をマッシュし、甘味料と少量のお塩を入れて混ぜ、形を作ると言う、とても簡単で美味しいので、挑戦しやすいです。
甘味には甜菜糖を使い、やさしい甘味で、これまた美味しかったです。     

④ 今回の調理実習で使った調味料達。
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無添加のイエローカレーペースト、
甜菜大根から作られた甜菜糖、
瀬戸のほんじお、
ナンプラーの代わりに使った、イカから作られたお醤油の
「いしる」、後は無添加のお味噌、
などなど、興味深かったです。

⑤ 最後に「ぽろたん」を500gお土産に頂きました。

感想
自宅でのお料理教室のテーマに栗が入っていたので、とても楽しみにしていましたが、本当に勉強になりましたし、
楽しかったですし、美味しかったです。栗の魅力を十分に伝えて頂いたワークショップだと思いました。
それから、お土産も、とてもうれしいです。縄文時代からのお付き合いの栗、もっともっと皆さんに食べて頂いて、
品種の事も知って頂き、盛り上げて行きたいなと思いました。また参加したいと思います。有難うございました。

レポート作成  アクティブ野菜ソムリエ 木ノ内悦子
 2010年から、千葉県銚子市で月と和音主宰、自宅で少人数制のマクロビオティックのお料理教室を開講し、有機農家のお手伝いをしながら、自宅でも野菜を育て、多くの人々に食の大切さと野菜・果物の魅力をお伝えしたいと思ってます。
今年から、千葉コミュニティも再スタートする事になり、そちらも精いっぱい盛り上げて行きたいと思います。
ブログ:野菜ソムリエのマクロビ・雑穀・JAZZ的ライフスタイル~千葉
    http://tsukitowaon.blog62.fc.com/

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