「愛知のフキde イタリアンのフルコース!」レポート
受講日:平成24年2月8日(水) 19:00~21:00
場所:渋谷区文化センター大和田
講師:JAあいち経済連 内田学様
野菜ソムリエ 上原恭子
野菜ソムリエ 大橋淑恵
子供の頃は香りが強すぎてなんとなく苦手なフキ。
でも大人になりいつしか美味しいと感じるようになったから不思議。
そんな魅力的なフキについてもっと知りたくてこの講習会に参加しました。
●愛知のフキのすべてを知る!●
JAあいち経済連 内田学様
フキの名前の由来は、冬に黄色い花が咲くから「冬黄(ふき)」と呼ばれるそうです、なるほど。
数少ない日本原産の野菜で愛知県の伝統野菜です。
大正時代には宣伝用ポスターが登場し組合による出荷がスタート。
愛知県はシェア46%と日本一の生産地です。
ここまで聞くとフキ農家は安泰ではと思いがちですが実情は違うようです。
生産戸数は減少傾向でいつしかフキが市場から消えてしまうのではという懸念もあるのです。
●若き生産者と最近のフキ●
それでも最近は若きフキ生産者さんが頑張っています。当日も愛知県から駆けつけてくれました。
フキの生産は機械が使えないので手間がかかります。新芽を残して中腰の状態
で1本ずつ手作業にて刈って行くのです。重労働です。聞かないと知らないことだらけでした。
最近はウイルスフリー株を使うので、アクが減り、香りはマイルドとなり、グンと食べやすくなっているのです。
だから嫌いな人も再挑戦してみる必要ありです。
●フキdeイタリアン 6品フルコース●
フキは下ごしらえが面倒で調理も難しいイメージがあり、野菜売場で目に入っても手が伸びにくい…
と言うのが本音です。でも今回、野菜ソムリエの方々にイタリアンで食べる新しいメニューを
教えて頂き、自分の認識に大変革が起こりました。
【メニューはこちら↓】
☆フキのフリット
フキを生ハムで巻きビールで溶いた天ぷら粉で揚げています
調味料要らずのサクサクフリット
☆フキのイタリアンサラダ
フキはアンチョビ・黒オリーブとの相性抜群
私の一番のお気に入りで早速家で作ってみました
☆フキストローネ
セロリの代わりにフキを使用、見た目、歯ごたえ共にセロリにそっくり
☆フキのリゾット
みじん切りのフキはチーズとの相性もバッチリです
☆鶏ささみのカリカリパン粉焼き・フキベーゼソース添え
バジルの代わりにフキを使用したジェノベーゼならぬフキベーゼ
コクのあるこのソースはタコやバゲットに載せても美味しそう
☆HUKIチョコマフィン
シロップ漬けのフキが入った一番の異色コラボレーション
油やアンチョビやオリーブとの相性が良く、イタリアンはオススメの料理方法だったのですね。
下ごしらえも茹でて皮を剥くだけ、水に浸けておけば4〜5日冷蔵保存が可能なのでひと束買っても大丈夫です。
香りや食感が良く美味しいフキ。こんなに香りを楽しめる野菜はそうはないですよね。
敬遠しがちだったけど、生産者さんの苦労や調理のバリエーションを知り、もっともっと使いたくなりました。
愛知県の伝統野菜のフキを絶やすことなく後世までずっと伝え守って行きたいです。
レポート作成:野菜ソムリエ 吉田まり
以前は食品会社に勤務し水産物の輸出入や品質管理を行なっていました。
魚介類と相性のいい野菜の組み合わせやメニューを探索中です。
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【フキdeイタリアン フルコース 料理写真】
フキのフリット フキのイタリアンサラダ
フキストローネ 鶏ささみのカリカリパン粉焼き・フキベーゼソース
HUKIチョコマフィン


