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人が集まる料理教室をはじめよう!Vol5
~お教室のファンづくりのい・ろ・は~

開催日時:2012年2月6日(月)14:00~16:00
場所:野菜ソムリエ協会 協会本部渋谷A教室
講師:シニア野菜ソムリエ・調味料マイスター 小田美保子先生


今までお料理教室に参加したこともなく、ましてや自分がお料理教室を主宰してみたい!などと
思ったこともありませんでした。それが野菜ソムリエの勉強を始めて、野菜の世界の奥深さに感動!
せっかくなら野菜を介在として何かをしたい!この思いを私の周囲の人にも広めたい!という気持ちになりました。
ということでいつも大人気のお料理教室を15年も続けていらっしゃっる小田先生のお教室運営のノウハウや
ヒケツをお伺いしに行ってまいりました!

【レシピ紹介】
   教室の運営やファンづくりのノウハウを伺うのももちろん楽しみでしたが、
   小田先生のお教室で作るレシピも気になります!
★先生がお教室のレシピでいつも心がけること
   ① 簡単
   ② きれい
   ③ 美味しい

  この3点。
 春夏秋冬。季節ごとの旬の素材を生かしたお料理と、素敵なテーブルコーディネートに
 思わずため息が出てしまいました・・・・

★ご紹介いただいたレシピの一例
   ・レンコンを縦に切ってオリーブオイルを振りかけオーブンで焼くだけ
   ・新じゃがいもをニンニクとベーコンと一緒にオリーブオイルで炒めるだけ
   ・新玉ねぎを櫛形に切ってオリーブオイルで焼いたものにバルサミコ酢を添えるだけ
   どれも旬の素材を十分に生かしつつ、肩肘張らないものが中心。
   本当に簡単!なのに案外思いつかないレシピを美しい写真付で
   惜しみなく披露いただきました


    私、目から鱗でした。お料理教室では「自分では作れない凝ったものを作ってこそ」と
  思ってました。でもそれでは教わるほうも家に帰ってから自分で再現できないですよね。
  「家に帰って自分でも気軽に作れる!」
  この視点がすごく大切なんだな~と思いました。

【楽しい質問タイム】
  その後の講義は質問形式を中心に気楽で和やかな雰囲気で進みました。
  私はお料理教室未経験者でしたが、みなさん既にお教室を主宰されていらっしゃる方が多く、
  小田先生のお教室運営ノウハウに興味津々。

■どうやってお料理教室を始めたのですか
 もともと家にお客様をお招きする機会が多く、よくお料理を振舞っていました。
 せっかく仲良くなった方々との交流の場を持ち続けたいと思っていたところ
 「お料理教室をやってください」とお友達から持ちかけられて2つのクラスからスタート。
 ありがたいことにどんどん口コミや評判で生徒さんが増えてくれて・・・。
 今でも昔のメンバーは遠いところに引っ越してもお料理教室に来てくれています。
■どんなことに気を使っていますか?
 生徒さんは「お客さま」。何をしたら生徒さんが「喜ぶのか」を常に考えます。
 だからみなさんにいい気持ちになってもらいたくて、玄関からトイレ、お部屋のお花に
 テーブルセッティングにいたるまで気をつかいます。
 もちろんお料理はすぐに手に入って簡単に作れる旬のものを中心に難しいと嫌になってしまいますからね。
 そして生徒さんにはかをお土産として持ち帰って欲しいんです
 それはモノってことではなく、 「心」です。
 野菜の知識であってもいい。人との交流であってもいい。楽しい時間であってもいい。
 とにかく「来て良かった!」と思って帰っていただきたい。
■どうやってファンを作っていらっしゃるのですか?
 グループ参加の人も一人で来た人も一緒に楽しく過ごせるように雰囲気作りに気を使います。
 そしてみなさんのいいところを生かしてもらえればいいと思う。
 私は先生ですが偉いわけではない。時には私より切り方が上手かったり、知識があったりする生徒さんもいます。
 そんな方から私は色々教えてもらう。そして私が教えてさしあげることは惜しみなく披露する。
 そうやってみんなが得意なこと好きなことを無理なくやって、お互いに勉強しあえればいいと思っています
 うちの生徒さんはお料理教室が終わった後も、うち(自宅)でゆっくりとおじゃべりしていく人も多いんです。
 時には人生相談なんかになることも(笑)
献立の組み立てはどのように考えていますか?
 「まずはこれを作りたい!」というものを1つ考えます(・・・というか、ピンとひらめきます)
 例えばメインが1つ決まれば、それにあった前菜やスープ、ワイン、チーズ、デザートを考える。
 だいたいその季節の旬のものを持ってくるので、意外とすんなりとメニューが沸いてくるんです。
 私は15年間お料理教室をやっていますが、一度も同じレシピを使ったことはないです!

【楽しい試食タイム】
 お忙しい小田先生。なのに簡単レシピの一例を3品も作ってきてくださいました。
 先生を囲みながらみなさんで先生の手作りレシピに舌鼓をうちました~。
①サーモンのテリーヌ
   Photo_5

 ミキサーにかけるだけ!

②紫キャベツとリンゴとオレンジのサラダ
  Photo_6    

 キャベツとリンゴ、オレンジを切ってまぜるだけ!

③手作りチョコレート  
  Photo_7
 バレンタインが近いですから。
 3種類のチョコレートを作ってきてくださるなんて、とても感激です!

感想】
  お料理教室というとお金を払ってきてもらうわけですから、「立派なものを披露しないといけない」と
思っていました。でもそれは大きな思い違いでした。
簡単で美味しく作れるものだからこそ、教わった人はその後も家で作ってみよう!という気持ちになれるのだし、
そういう人が増えていってもらえることこそ、教える側の喜びなのではないかと改めて思いました。
私も先生に教わったレンコンのオーブン焼きをその日、家に帰ってさっそく作ってみました★
  料理教室で得られるものは単なる料理の技術だけではなく、旬の素材の美味しさや野菜の知識、
参加者同士の楽しいおじゃべりから得られる情報などなど。ハード面のみならずソフト面の満足感こそが、
ファンを作るポイントなのではないでしょうか。
そして先生のお人柄によるところも大!!だと心から思います。
 そして何よりも一番大切なこと。
  「それはまずは自分が楽しむこと!」
 「自分が楽しまなくっちゃ! 楽しんでないとそれが全部お料理にでちゃうのよ」
・・・そんな小田先生の言葉がとても印象的に残っています。

『レポート作成者:河野 志織プロフィール』
 ジュニア野菜ソムリエ。産業カウンセラー 
 2級キュアリア・コンサルティング技能士
   人材会社にて就業しながら、キャリアカウンセラーとして就業相談にのる。
    相談内容は多岐にわたり、時には心の相談にのることも。
   そんな中、心と食の深い結びきに関心をもち始め、人のキャリアや心の問題を
   食と関連させて解決できないか?と模索中。
   まずは自分の身近なことから始められることをと思い近々、お料理教室開催を予定。