【東京】シークレットハーブ
~自分にあったハーブとの出会い~
開催日時: 2012年6月14日19:30~21:00
開催場所: 協会渋谷本部B教室
講 師: ジョン・ムーア先生
テ ー マ: シークレットハーブ~自分にあったハーブとの出会い~
まず始めに先生はおっしゃいました。
「ハーブは1時間半の講座では語り尽くせない。ほんの入口です。」
そして、
「ハーブは遊びではない。真剣です。」 とも。
アイルランド出身のジョン・ムーア先生は、幼少の頃からおばあさまのもと、
オーガニックに触れ、4才の頃からハーブを作られたそうです。
大病で歩けなくなりましたが、「おばあちゃんのハーブやオーガニックの野菜」で
元気を取り戻し、やがて歩けるようになりました。ラッキー!!
☆生活の中で何が大切か?
事故(たいへんな事)があった時、そこだけを見るとたいへんです。
でも、大切なのはもっと先を見ること。
自分のカラダのために、自分の人生のために、次世代のために。
☆本当のハーブを知ることは本当の考え方を知ること
自分でゼロから土を作り、本当の野菜を育て、強い種を採り、代々育てていきます。
太陽は3~4時間で十分。
大切なのは「隣は何か?」ということ。
ハーブも相性の良くないものどうしを隣に植えると、土の中で戦争になり枯れてしまいます。
そして、土。
本当の土、土は生き物。
微生物を殺してしまっている土は、生きた土ではありません。
☆好きなハーブは?
好きなハーブはカラダのバランスのために、カラダが欲しがっているものです。
ラベンダーなど万人向けのハーブもありますが、手首にこすってテストしてみます。
妊娠中や授乳中は使用しないようにします。
☆人間の見る光と虫の見る光は違う
虫は、ハーブティーを作りません。
虫がいないと良い土ができません。
虫はお掃除をしてくれます。
☆満月と新月の不思議
満月に採ったものは85%の水分を含んでいて臭くなり、虫が付きます。
ただの葉っぱです。
新月に採ったものは60%^65%の水分で、良いものを含んでいます。
この時採ります。
葉っぱ、花、光をキープしたい時、涼しい風が入るように逆さにハンギングし、
ゆっくり乾燥させるとおいしいものが閉じ込められます。
そして、一年の中で一番おいしい時期に採って自分の種、自分の土もちゃんとキープします。
ハーブをアルコールに漬ける時は、度数が高く味、匂いのないウオッカが最適。
自分で相性の良いものを作るとバランスが良くなり、違いが出ます。
☆ハーブティーを入れるお湯の最適温度は50℃
ハーブもお湯も自分の好きな量を入れゆっくりゆっくりティーにします。
50℃は植物を活性化させます。
微生物にとっても良く、55℃以上になると良い物がなくなってしまいます。
☆自分は自分の先生
やってみなければ分からない。
友達と一緒でも違いがわかっておもしろい。
☆植物は人間より賢い
植物と人間は、違う目・違う情報を持っています。
植物は24時間立っています。
デトックス効果のあるドクダミが最近増えたように、
問題があっても作り直すことができますが、人間にはできません。
人間のカラダの細胞は同じではありませんが、
植物の細胞はその時の必要に応じて、その時一番大切なものに変化します。
人間は植物がなければ生きられません。
植物は人間を必要とせず、次世代を作るために生きています。
お母さんの葉っぱは子どもの葉っぱの最初の食べ物です。
種を作る時は、蜂や蝶が必要で 植物も虫も両方守らなければいけないものです。
☆オーガニックは自分自身の情報を使って生活する
自分自身のお茶を飲みます。
ハーブティーを入れる時はメモを取ります。
自分自身の食べ物ができ、人生の深信になります。
おいしい土があればおいしいものができます。
最初は自分のカラダで勉強します。
他の人のカラダは別です。 「MY HARBUS, MY LIFE」
幼い頃から、ハーブのある生活をしてこられたジョン先生は、
オーガニックの本当の意味を問いかけてきます。
「入り口を入ると死ぬまで勉強できます。」 とジョン先生。
今、その扉は開かれました。
そして、最後にドキッとする指摘が・・・
今では生活の中にすっかり溶けこんでしまった携帯電話ですが、
『蜂、蝶、鳥などの帰巣本能は、携帯電話と同じシステムを使うので
彼らはパニックになり帰巣できず、いなくなっている』とのこと。
考えたこと、ありますか?
シニア野菜ソムリエ / ハーブコーディネーター 宮崎昌子
主役の野菜・果物を「笑顔・元気・幸せ」と一緒に
お客様にお届けする八百屋(協会認定青果取扱店)です。
野菜・果物の魅力をメルマガで発信しています!!
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ハーブを自分で育てたい、育て方を知りたい方
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