チームふくしま企画『皆で作って食べよう!冬のふくしま野菜であったか鍋!』
・ 開催日:2014年1月28日(火)19:00~21:00
・ 会場:渋谷区文化総合センター大和田
・ 講師:チームふくしま
浅見みちるさん、岩崎真理子さん
チームふくしま企画『皆で作って食べよう!冬のふくしま野菜であったか鍋!』に
参加してまいりました。
私自身は、関東出身で今までは福島にあまりご縁はなかったのですが、
以前別のイベントで岩崎さんと浅見さんやチームふくしまの皆さんにお会いして、
アットホームな雰囲気と、福島の野菜のおいしさを伝えたいという想いに共感し、
福島の魅力を伝える仲間になりたいと思い、参加を決めました。
当日も会場は、講師のお二人を始め皆さん元気な方ばかりで、アットホームな雰囲気。
とまと、にんじん、なす、りんご、みかんの5班に分かれて着席。
福島県須賀川市の“はたけんぼ”さんから、
ネギ、大根、ごぼう、白菜、ジャガイモ、人参、ニラ、春菊、水菜
そしてコシヒカリでできた米粉麺“お米んぼ”
東京 葛西にある福島アンテナショップ“ふくしま市場”さんから
会津地鶏、厚揚げ、調味料などを提供していただき
他にも、すいとんの粉や、豆麩などなど材料は全部で15種類くらい。
この時期にこれだけの種類が集まるなんて、福島は食材が豊富なんですね。
コミュニティー福島の藤原かおりさんが福島の現状と、
福島の魅力をお話してくださいました。
『関東にはもともと福島の野菜の販路が少ないです。
美味しかったらで良いのでぜひ、福島の野菜の美味しさを伝えて欲しい。
それが福島の復興につながります。』
とても心に響いた言葉でした。
それぞれ鍋のテーマを決めて、料理に取り掛かる。
私の班は、かつおと昆布で出汁をとり福島の恵みたっぷりのちゃんこ風鍋。
お米んぼをショートパスタ風に刻み〆も一緒に食べられる工夫をしました。
40分と決められた時間でどの班も手際よく仕上げていました。
それぞれが持ち寄った調味料で味付けを工夫したり、
すいとんを入れる班があったり、
“福島の素材”“鍋”しかテーマが決まっていない中で、
5種類の味も見た目も違う鍋が出来上がったのには、感動しました。
ふくしまの磐梯熱海温泉“ホテル華の湯”さんの大人気ビュッフェを手がける
株式会社トータルフード小倉朋子さんから、
華の湯さんの“華カレー”が振舞われました。
福島の米粉のルゥーと白河高原清流豚で作った、スパイシーで美味しいカレーでした。
一緒にいただいた福島産コシヒカリも香りもよく、とても甘みがありました。
ドキドキの審査の時間。
味部門は藤原かおりさんに、
チームワーク部門は小倉朋子さんに審査をしていただきました。
味部門は、なすチームが受賞。
地鶏スープベースに福島出身の女性特製のすいとん入りの鍋。
隠し味に福島のえごま味噌と唐辛子味噌を入れ、
各々が持ち寄った調味料で味を変えながら何度も楽しめるよう
工夫をしたそうです。
チームワーク部門は、みかんチームが受賞。
4人という少ない人数でしっかりと役割分担し、手際よく丁寧に仕上げていました。
震災から3年後、ようやく販売できるようになった伊達市のあんぽ柿を始め、
福島の日本酒と里芋、ホテル華の湯 華カレーとジャガイモなどが
賞品として贈られていました。
私の班は惜しくも、入賞しませんでしたが、福島の素材だけで鍋を作って、頂く。
貴重な経験ができました。
福島の農産品は1生産者1品目ずつ全てモニタリング検査を行い、
厳しい基準を設けていると伺いました。
福島の方が苦労をしながら大切に育ててくれた農産品、
これからも大切に頂いたり、魅力を伝え続けていきたいです。
食べれることの幸せ、知って食べることの大切さを改めて学びました。
暖かいチーム、暖かいイベントでした。
《レポート作成》
森加奈子 ジュニア野菜ソムリエ
農業、食の大切さを次世代にも伝えていきたい。
の想いで農業と食を繋ぐ仕事をさせてもらっています。

