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2014年3月

【福岡】 ケールで薬膳♪~漢方の食の知恵 spring~

開催日・・・ 2014年3月15日(土) 14:00~16:00
講師 ・・・・ CHIKAGEさん(野菜ソムリエ、薬膳ビューティアドバイザー)
        鹿島市役所より応援隊として
        産業農商工連携推進室 永石慎一さん、松本静香さん

会場 ・・・・ 協会本部 福岡教室

“佐賀県鹿島市産のケールを知って、味わってみませんか?”
鹿島市産のケールは苦みが少なく、甘くておいしいのが特徴。
体が喜ぶ美味しさと漢方のヒミツが満載の講座、というキャッチフレーズの案内チラシ! 
 
「えっ?!私が知っている結球しないケールは青臭く、苦みが強い印象!」
大きい葉は固く、料理には向かないものと調理したことがありません。
「え?!あの青汁のケールが?! しかも薬膳!」
“佐賀県鹿島市のケールは甘くておいしい”に引かれて参加しました。

会場に入ると、何やら香ばしい匂い、美味しそう!! 
次に、聞こえてくるのは明るくエネルギッシュなCHKAGEさんの声。
会場は華やいだ雰囲気です。笑顔がまぶしい!!楽しそう!

先ずは、産業部農商工連携推進室の松本静香さんより鹿島市の紹介がありました。
鹿島市は有明海に面し、四季折々の花々と観光名所・特産物の説明。
鹿島市の主要特産物は、水稲、大豆、みかん、たまねぎ、いちご、アスパラガス、トマト。
新規作物は、ケール、香酸柑橘類、福頭(サトイモ)等など。
そして、ケールの種類や栽培・栄養のこと。
鹿島市産のケールの特徴は、栄養満点、料理しやすい、生命力が強く、
栽培しやすい、苦みが少なく、甘くておいしいそうだ。
他にも、「鹿島酒蔵ツーリズム2014」 H26年3月29~30日開催
ドレッシングの「SOiSOi」(大豆使用) 於:博多阪急特設市場
そうか!市民あげて活発に活動されているんだ。
行ってみたくなりました。
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次に、CHKAGE(ちかげ)さん。
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ケールについて

・ケールの特徴と名の由来
ギリシャ人がケールを食べる羊が長生きすることをみて、ギリシャ人も食べるようになったとか。
その後、ギリシャに侵入してきたケルト人が栽培して各地に広めていったことから、
「ケール」と名付けられた等など。
ふむふむ、なるほど。

・ケールの品種 (カールドタイプ、プレーンタイプ) 
鹿島市のケールは、カールドタイプ(縮緬ジワタイプ)。名は「リフレックス(耐寒性、甘みがある)」

・栄養価について、「栄養成分比較表」(キャベツとケールの比較)
カリウムはキャベツの2倍、カルシウムは5倍、マグネシウムは3倍、β―カロテンは50倍、ビタミンCは2倍、
葉酸は2倍弱。その他に、ビタミンU(胃の粘膜の新陳代謝を活発にする。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍、脂肪感に有効)、ビタミンK。
機能性成分-スルフォラファン(抗ガン作用、体内解毒作用)等などすごい、栄養価だ!!

・ケールの生葉の試食(カールドタイプを2種類)
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鹿島市のケール:味はキャベツに近く、歯ごたえはレタスに近い。
でも、キャベツやレタスより、甘く苦みもなく美味しい!

・漢方の知識  
「五行説」
木(春・緑・肝臓)→ 火(夏・赤・心)→ 土(梅雨・黄・脾臓)→金(秋・白・肺臓)
→ 水(冬・黒・腎臓) 相生・相剋関係
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「薬食同源」:食べ物は薬に成り得るくらい大切なもの。 (「医食同源」は日本人が作った造語)
古代中国では、皇帝や妃が病気にならないように治療や予防効果のある食事を施す「食医」は最高位であった。

春の食養生    
・木(春・緑・肝臓)
春は肝臓に注意! 心身のバランスを崩しやすい。
春は、肝臓がオーバーヒートしやすく不調になりやすい季節なので自律神経のバランスが乱れやすく、
イライラしたり、五月病のようなうつ状態に陥りやすい季節である。
又、「風邪(ふうじゃ)」といわれる春風が運んでくる邪気により花粉症や喘息の発作、
ウイルス性の病気、人によっては、蕁麻疹やアトピー性皮膚炎がヒドくなる人もいる。
肝臓は、女性との関係も深いらしく、PMS(月経前症候群)や更年期障害、生理不順など・・・
肝臓の影響を受けている部分もあるとのこと。イライラや気分の落ち込みなど。

・土(梅雨・黄・脾臓)
脾臓は、胃の裏にあり兄弟関係。春は肝臓の不調の影響により、脾臓が影響を受けやすいので、
肝臓を補いながら脾臓を養う。脾臓を養わないと他の臓器にも影響が出てくる。

・薬膳の話
「五味五色」(「五行説」の中から)
自然と調和して、バランスよく食べること。
春は、肝臓の働きが乱れやすいので酸味の取り方には気をつける。
少しの酸味は、肝臓の働きを促す。
酸味の過剰摂取は、肝臓をオーバーヒートしやすくさせ胃や脾臓を傷めてしまう。
穀物や野菜や果物の自然な甘さは胃や脾臓の働きを促し、消化を助ける。
又、香りの良い香味野菜やハーブ類、柑橘類は気の巡りを良くしてくれる。

・春にお勧めの食材 
キャベツ(ケール)、アスパラガス、セロリ、しそ、菜の花 など。

・おすすめのお茶
ミント、レモングラス、ローズ・・・イライラした時、気の巡りをよくする。
他にハーブティー、ジャスミンティー、ウコン茶 など。

・春の養生法
 -早起きを心がける。寝すぎは避ける。
 -服は、徐々に薄着にする。
 -食事は、野菜や穀物の甘みを取り入れ、さっぱりした味付けをする。
  味の濃いものや脂っこものは避ける。
  冷たいもの、生ものは避ける。
  気の巡りをよくするためリラックスする時間や好きなアロマオイルを香らせたり、
  マッサージをしたり、自分を癒す。

ケールを使った薬膳料理の試食
・ケールとコーンのチヂミ
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・ケールのポタージュ

ケールとコーンのチジミは、ニラを使ったものより癖がなく、お好み焼き風で美味しかったです。
ケールのポタージュは、ジャガイモと生クリームのまろやかな白さとケール汁の緑色が
マッチングして青臭さもなく、甘みを感じ美味しかったです。

講習会を終えて
ケールの甘くやさしい美味しさにびっくり!! 
ブロッコリーやホウレンソウなどのように、調理前にボイルすれば、
キャベツと同じように調理できることが分かり驚きでした。常備野菜の仲間に入れそうです。
ケールの苗をいただいたので、自分で栽培してみます。
「五行説」、今回は「春spring」食材や養生法だったので、次回は「夏・秋・冬」の養生法も
学んでみたいと思いました。
鹿島市の永石慎一さん(イメキャラ:福ノ慎)、松本静香さんもありがとうございました。
機会を作って鹿島市で一日遊んで、温泉にゆったり浸りたいです。
若い受講生の中に混じって、楽しい講座でした。

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レポート作成者 吉田 貴美代(ジュニア野菜ソムリエ)

夫の家が農家なので、農業を何もできない自分を奮い立たせ、
「野菜ソムリエコース」を受講しました。
去年、嫁(日本の愛知県人)の両親が住むブラジルに26時間かけて行ってきました。
ブラジルとアルゼンチンの国境にある「イグアス滝」はスケールが大きく
圧倒されましたが、美しかった!

<チームふくしま企画>ふくしまの恵みを味わおう!
チームふくしま×福島出身シェフの心を満たすイタリアン

■日時:201438日(土)
    昼の部:1200~14:00
        夜の部:1830~20:30

■会場:フェスティーナ レンテ

■講師:「チームふくしま第一号」岩崎真理子さん
    「チームふくしま第二号」浅見みちるさん

「チームふくしま」第4弾のイベントとなる今回は、
「ふくしまの恵みを味わう」をテーマに、東京・人形町のイタリアンレストランを貸し切って
ランチ・ディナーを体験しました。
私はディナーの部に参加。その様子をレポートいたします!

人形町の名店「玉ひで」近くの路地にひっそりとたたずむそのレストランは
FESTINA LENTE(フェスティーナ レンテ)」。
福島県ご出身の廣瀬誠シェフが、201112月に開業しました。
店内に足を踏み入れると、木材の香りが漂うぬくもりある雰囲気。

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廣瀬シェフをはじめ、石井さん(岩崎さんが「イケメン!」と連呼して
いました)、さいとうさんの笑顔に迎え入れられ、すでにこの時点で
お店のファンになってしまいます。

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参加者15名が揃い、イベントスタート!
料理を食べることだけが今回のメニューではないのが、チームふくしま。
食事の前には少しお勉強です。

手作りの地図をもとに、福島県各市町村の位置や今回の食材の産地の紹介です。

224日に閉店したばかりの「ふくしま市場」店長・櫻田武さんのご協力もあり、
料理で使われる野菜や肉はすべて福島県産のものをご用意いただきました。
ひとつの県の食材でディナーが作れるとは!

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まさに、ふくしまは“食材の宝庫”です。

基礎知識を頭に入れたところで、櫻田さんのご発声で乾杯!
各テーブルで話に花が咲くなか、美味しい料理とお酒が次々と出て参りました。

(1)生ホタテのトマトジュレ寄せ
    トマト…相馬市
    トマトの酸味とホタテの甘みのハーモニー

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(2)トマトみそらと水牛モッツァレラのカプレーゼ、馬肉のカルパッチョ
  
    トマト…相馬市、馬肉…会津若松

    相馬市産の「みそら」は樹上完熟させたトマトで、ジューシーで
    とても甘かったです


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 (3)ニラとほうれん草のフリッタータ、
    雪下キャベツとうるいのアンチョビソース、キャロットサラダ

    ニラ・ほうれん草…須賀川市、キャベツ…会津若松市、
    うるい…古殿町、にんじん…玉川村

    野菜そのものの味わいを活かしいて、甘みと旨みがからだに染み渡る 
    感じがしました。

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(4)椎茸の香草パン粉焼き

   椎茸…玉川村
    原木栽培はまだ規制があるため菌床栽培のものですが、
    とても肉厚で食べごたえ十分!

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(5)福島牛のタリアータ
    福島牛…福島市
    とても柔らかな肉質で、特別ゲスト千葉県産のルッコラとの相性抜群!

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 (6)ヤーコンのピリ辛トマトソースパスタ
    ヤーコン…郡山市
    シャキシャキのヤーコンの食感が楽しめる逸品でした

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 (7)川俣シャモの親子リゾット
    川俣シャモ…川俣町産
    中央にはシャモの有精卵の半熟卵、そして白マッシュルームが
    トッピングされ、濃厚な味わい!


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料理の合間には、放射性物質に関する取り組みの勉強です。
ここでは、野菜ソムリエ 伊藤友子さんによる手描きの素敵な絵が登場しました。

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福島県では、ひとつの生産者ごとに一品目ずつ放射性物質の検査を
しています。生鮮品だけではなく加工品も同様で、基準値内のもののみが
流通できる仕組みが整っています。「ふくしま」と聞いただけで敬遠する方も
まだまだいるようですが、イメージで決めつけるのではなく、正しい知識と
根拠をもって食材を買う判断をしたいものです。 

また、あるブドウ農家さんは、ブドウの樹を高圧洗浄機で洗い流し(除染)、
さらに地表の土を削り取ったそうです。栄養分も豊富に含まれている土を
削ってまで安全性を優先しているその行動には、生活者への想いを感じます。

食事を終えたところで、廣瀬シェフからお話をいただきました。

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福島市内でイタリアン「ラ モンターニャ」を営まれていたところで、
東日本大震災を経験。悩んだ末にご家族の将来のため、東京への自主避難を
決断されました。廣瀬シェフと以前から親交のあった「玉ひで」店主のご厚意を
受けて、倉庫だったところを改装して「フェスティーナ レンテ」を開業。
内外装は南会津の建築業者に依頼して、仮設住宅建設の合間を縫ってお店作りを
してもらったそうです。店名はラテン語で、ゆっくり急げ、良い結果により
早く到るためにはゆっくり行くのがいい、という意味。
焦らずに、でも着実に進んで行こうという、復興への想いが詰まっています。

岩崎さんからの「ふくしまの恵みとは?」の問いに、
「自然が豊か、空気がきれい」と故郷を思い浮かべながら
お答えになっていたのが、印象的でした。

最後に、櫻田さんへサプライズ!

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ランチ・ディナーの参加者から、今までの感謝のメッセージを寄せた色紙を
プレゼントしました。たいへん喜んでいただいたのと同時に、さらに
ふくしまのために活躍することを宣言していただきました。ふくしま市場は
閉店してしまったものの、4月12日からは日本橋に新しい情報発信拠点
「日本橋ふくしま館(MIDETTE)」がオープンします。
また新しいふくしまに出会えることが楽しみです。

他にも、ふくしまの知識を再確認するクイズもあり、最初から最後まで
和気あいあいとした雰囲気で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
ランチの部では、お店で販売しているピンバッチ(売上の一部が義援金になります)を
お揃いで買ったり、普段はトーク役の岩崎さんがカメラマン役として
盛り上げてくださったりしていたそうです。

ふくしまの魅力……それは、自然、食材、そして、「ひと」。
新たに広がったご縁にも恵まれ、そんなことを感じる充実したひと時でした。
ふくしまの恵みに感謝して、ごちそうさまでした!


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レポート作成:(ジュニア野菜ソムリエ・ジュニア食育マイスター)

食を通して、人や地域をつなぐことを目指しています!        

“上質な大人の空間”で味わう、冬の十和田 

2014年2月6日(木)12:00~14:00

言わずと知れた“TOM-VEGE

今回はなんと『八芳園』でのアカデミックレストランということで、
この日をとても楽しみにしていました。


静かな冬の日。冷たい風が吹き抜ける中、八芳園の立派な門をくぐり、白金料庭『槐樹』へ。


十和田市野菜サポーターの方々のあいさつでスタート。

野菜ソムリエの松尾ゆり子さん、北川みゆきさん、知久幸子さん。

                             
乾杯は十和田産山ぶどうのジュース。とても贅沢です。

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最初にTOM-VEGE生みの親、斗澤さんからTOM-VEGEについてのお話を。

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TOM-VEGEとは、

T=十和田
O=おいらせ
M=ミネラル
VEGE=野菜

健康な土によって育てられたJA十和田おいらせブランドのミネラル野菜
土壌診断・堆肥診断に基づいた適切な資材を投入し、圃場毎に作物の糖度、硝酸態窒素濃度がチェックされ、
糖度・硝酸値がクリアされた品目のみがTOM-VEGEとして出荷
されます。
硝酸態窒素の濃度が下がることにより、糖度が上がり、子どももおいしく食べられる野菜になっているのだそう。

また、斗澤さんからはTOM-VEGE最新情報も。
土壌の豊かさを測るうえで今まで解明されなかった「生物性の改善(微生物による有機物分解)」。
昨年末に解明の糸口が見つかり、畑個々の状況が分かるようになったとのこと。

今回のお料理に使用された野菜も、土壌微生物が多い畑で作られたものだとか。

丁寧に大切に。想いを込めて作られた野菜。
ありがたく、いただきます!


【長芋 三珍】

養老豆腐、いくら、醤油、山葵

焼き浸し 胡麻の香り 素揚げ 梅あん

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同じ長芋とは思えない三品。調理法の違いで、異なる表情をみせてくれています。



【十和田×
槐樹 八彩浸し】
ぼけしらずねぎ たらの芽 アスパラガス 牛蒡
寒〆小松菜 山独活 赤カブ 金美人参
美味出汁

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ぼけしらずねぎはこの日のために生産者さんが蔵でとっておいてくれたもの。
本来ならこの時期にお目にかかれることはありません。
糖度の高いTOM-VEGEですが、甘いだけではなく、その野菜の風味がしっかりと感じられます。



【沢煮椀】
牛蒡 大顎温泉もやし 八戸つゆせんべい
菌床しいたけ 水菜 人参 とわだ娘

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蓋を開けた瞬間、会場からは歓声が!かつら剥きにしたという椎茸や、まるで糸のように細く切られた牛蒡。
美しく、口に入れると食感が楽しい。

参加された皆さんにとっても、印象深かった1品なのではないでしょうか。

 
食事の際には、十和田市野菜サポーターのみなさんが各テーブルに回ってお話ししてくださいました。

北川さんからはお料理に使われている十和田産の野菜および栄養素について。
知久さんからはTOM-VEGEながいもの産地レポートについて。
そして、松尾さんからは十和田市観光レポートとして「JA十和田おいらせ牛肉まつり」について。

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 いきいきとお話される姿、TOM-VEGEが大好き!十和田市が大好き!という様子が伝わってきます。
サポーター歴は今年で
3年目になるそう。

十和田市のみなさまとの息もぴったりです。


【刺身】

虹鱒 岩魚 馬肉低温調理

にんにく 梅醤油 山葵 ビタミン大根

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お醤油の中にすりおろしたにんにくが入っています。これが、やみつきになるお味。


菠薐草とベーコンの茶碗蒸し】

韃靼茶

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肉厚で甘いほうれん草。ベーコンと韃靼茶の食感、風味でより甘さが際立ちます。



【馬鈴薯と牛蒡 彩々きんぴら】
虹鱒 にんにくみそ クリームチーズ

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じゃがいもと牛蒡を合わせてガレットのように仕立ててあります。


【湯葉蒸し】

干し餅 白菜 アピオス ルッコラ 貝柱餡

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湯葉の下にはごろっとしたアピオス、白菜、干し餅が。

貝柱の旨みといろいろな食感が楽しめます。


【奥入瀬ガーリックポーク生姜焼き】 

とわだ娘 大顎温泉もやし ガリ林檎 プレミアムにんにくパウダー

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とろけるようなお肉、同じくとろけるような食感のねぎ「とわだ娘」



【白御飯 寒蜆汁 香の物】
まっしぐら 十和田美人ごんぼ

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デザートの前には白金料庭『槐樹』料理長高橋さんデモンストレーションがありました。

沢煮椀でも使われていた針切り。
牛蒡がするするとかつら剥きにされる様子に、会場からは歓声が。
見事な職人技です。

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高橋料理長曰く、TOM-VEGEは「素直な野菜」とのこと。
糖度が高く、その風味を活かすため、調味にしても塩ひとつまみ、砂糖ひとつまみ・・・という感じだったとか。

大切に育てられた野菜、丁寧に調理してくださった事が伝わってくるお話でした。


【デザート】

南部せんべいトースト 牛蒡パウンドケーキ 

バニラアイス 牛蒡チップ

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スパイスの香りがする牛蒡チップ。

そして、牛蒡の食感が楽しいパウンドケーキ。

最後は、「おいしい十和田キッズソムリエ」のみなさんが作った「かるた」を元にビンゴ大会。

十和田市では地元の子どもたちに十和田の野菜を詳しく知ってもらいたいと、平成23年度より
「体験する」「食べる」「感じる」「知る」「伝える」のテーマのもと、
楽しみながら十和田の野菜を学ぶ「おいしい十和田キッズソムリエ」という取り組みをしているのだそう。

ふるさとのおいしい野菜を学び、それを伝える。すばらしい取り組みですね。


TOM-VEGE、そして十和田市にすっかり魅了された2時間半。

お土産もこんなにたくさんいただきました。

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おいしく、楽しく、贅沢な時間。

しかし、どこかに「熱い想い」が感じられるような時間でした。
それは斗澤さんはじめ十和田市の皆様、白金料庭『槐樹』料理長およびスタッフの皆様、
そして十和田市野菜サポーターの方々のTOM-VEGEに対する想いが溢れていたからだと思います。


冒頭の斗澤さんのお話の中では、このような事もおっしゃっていました。
「中嶋農法に出会い、『日本人に健康になってもらいたい、そして増え続ける医療費を少なくしたい、野菜嫌いな子どもにもおいしく食べられるように』との思いを持つようになり、それがTOM-VEGEを始めるきっかけになった」

TOM-VEGEからこれから先の未来が変わっていく。
日本の農業も、私たちの健康も。
そんな確かな可能性を、参加されたみなさんは感じたのではないでしょうか。
ますます進化するTOM-VEGE。これからも応援したいですね!

【レポート作成】

金子祥子
アクティブ野菜ソムリエ。管理栄養士。
【野菜をおいしく、楽しく食べて健康に!】
特定保健指導に携わり、お客様の健康づくりをサポートしている。

<野菜通信コラボ企画 第5弾>
アボカドの魅力 知ってますか?

~栄養高き果物に迫る~

日時:2014224日(月)
         
19002030
・講師:小宅祐子さん
         
(アクティブ野菜ソムリエ)
・場所:協会本部渋谷教室


アボカドは大好きだけれど、アボカド料理はマンネリ気味な私。


野菜教室に参加すると思いがけないレシピに出会えるので今回も参加しました。
講師は、野菜教室・農業体験イベントコラム執筆をされている小宅さん。

時間の使い方がとても上手く、参加者自身も考えたり話したり楽しい時間となりました。

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第1部:座学 「アボカドクイズ」

解いていくと(解説を聞くと)アボカドの基礎知識が身に付く設問でした。

Q1アボカドはクスノキ科
Q2原産地は中南米
Q3生産量世界一はメキシコ
Q4日本に輸入されている主力品種は、ハス
Q5多く含まれる栄養素は、ビタミンE・カリウム・葉酸・マグネシウム等々
Q6脂質は全体の約20
Q7アボカドと同じく追熟する果物は、バナナ・キウイフルーツ
Q8良いアボカドは、皮にツヤがあり、皮が厚い
Q9熟している場合は早めに食べ、冷蔵庫野菜室で新聞紙に包んで3~4日以内に。
   
未熟の場合は追熟適温(1620℃)で保存する。
Q10切り方は、皮付きのまま中心の種に沿って包丁を一周させ、切れ目をズラすように回す。
    種は包丁で刺し取り、皮は手で剥く。


全問正解は居ませんでしたが、9問正解の方がお二人。パチパチ!


第2部:食べ比べ&レシピ試食

品種ではなく熟度の違い(食べ頃・未熟)と、国産アボカドの3種を食べ比べました。

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ハス完熟・ハス未熟・国産アボカドはピンカートン

一番美味しかったと答えたのは順に11人・9人・9人と味の好みは千差万別。

国産のアボカドはまだまだ貴重で愛媛県松山市や和歌山県などで作られている。
輸入物は3週間かけて船便で届くため未熟なまま摘み取られるが、国産物は樹上に
長く成らせておけるのでオイル分が増し、まったりと濃厚な味わいに。
松山市のアボカドは来年辺りから市場に出回るかもしれないとのこと。


試食は3品+アボカドスナック。

・アボカドオムレツ~アボカドは加熱しても美味!隠し味はお味噌です。

・アボカドとクリームチーズのカナッペ~切って和えるだけの簡単レシピ!

・アボカドのチョコムース~アボカドで簡単ヘルシースイーツ!

チョコ風味だけどアボカドとバナナベースのムースに皆さんびっくりでした。

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第3部:アボカド×調味料ワークショップ


<岩塩・ブラックペッパー・めんつゆ・ポン酢・マスタード・ゆず胡椒・ラー油・バルサミコ酢


・アボカドオイル・アボカドはちみつ>×アボカドのお気に入りの組み合わせを探す。

何にでも合うアボカド、意外なマッチングにあちらこちらで声が上がる。

これも好みは人それぞれ。

私のテーブルではラー油×アボカドにハマる人続出でした。

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更にワークショップは続き、アボカド×調味料×何か食材でオリジナルレシピを考えます。

想像力を発揮して素敵な組み合わせを考えてください、と小宅さん。

・アボカド餃子

・皮を器にアボカドベーコンのオーブン焼き

・カボチャとアボカドとナッツの錆びない身体を作るスイーツ
など様々なアボカドレシピが発表されました。

私は名付けて「お麸レンチアボカド」を想像。

お麩を温めた牛乳に浸し、(アボカド×卵×牛乳×アボカドはちみつ)をミキサーにかけ、

やわらかくなったお麩を潜らせフレンチトースト風に焼いたら出来上がり。

実践は皆さんご自宅で・・・

お土産にメキシコ産アボカドをいただきました。

 

【レポート作成】

鈴木ちえ

演劇人です! http://ameblo.jp/momoirochiex/
豆腐マイスター・ジュニア野菜ソムリエ
ベジフルビューティーベーシック勉強中。

 

【福岡】 『甘太くん』~この甘さを体験しよう!~

第16野菜ソムリエサミット テーマ:さつまいも
購入評価部門大賞受賞 『甘太くん』 ~この甘さを体験しよう!~

開催日・・・ 2014年3月5日(水) 13:30~15:30
講師 ・・・・ 梶川 美樹先生
        (シニア野菜ソムリエ、ジュニア野菜ソムリエコース ベジフルコミュニケーション講師)
        JA全農おおいた福岡事務所 岡部 浩さん(ジュニア野菜ソムリエ)
        大分県福岡事務所 伊東 幸恵さん

会場 ・・・・ 協会本部 福岡教室

私は野菜ソムリエである・・・ しかし『甘太くん』を食べたことがない。
お恥ずかしい。。。
しかも、昨年行われた野菜ソムリエサミットの
さつまいも購入評価部門大賞で見事受賞もしているのに。
だから博多駅のつばめカフェで食べようかとも思っていたのですが、
このセミナーのご案内が1月に発表されてから、勝手にグッと我慢してみました。
生産地の大分県でもまだやっていないセミナーで福岡初開催なのと、
『甘太くん』という人(イモ)となりを知りながら食べてみたかったんです。

会場に入った途端、焼き芋の強烈に良い匂いがっ!ズルい!
深呼吸して吸いまくったせいか、一瞬眩暈がして倒れそうに。
幸せパフュームに包まれながら、セミナースタートです♪

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『甘太くん』のヒミツ・・・
★品種は“紅はるか”。
★『甘太くん』として出荷できるのは、収穫後40日以上貯蔵し糖度検査、品質チェックを
 行った上で、JA全農おおいたを経由したものに限られる。
★なぜ最低40日貯蔵するかというと、専用の貯蔵庫でスヤスヤと寝かせると
 デンプンが糖分に変わり甘みが増していくから。
★糖度検査に合格した圃場の物だけが甘太くんになれる。
★皮が薄く繊細で美しい。特に掘りたては、生きてるって感じの鮮やかな紅色。
★生産地の臼杵市と豊後大野市は阿蘇山の火山灰土が広がる丘陵地帯。
 灰度のバランスが良く栽培に最も適した圃場。
★ウィルスフリー苗栽培。優良種苗の供給により、鮮やかな紅色で最高の食味をキープした
 品質のものが栽培出荷される。

と、焼き芋に負けないくらい熱く語る岡部さんが
・・・嘘のようだが、だんだん『甘太くん』に見えてくる。

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『甘太くん』の魅力が徐々に分かってきたところで、いよいよ試食です♪

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今回は、焼き芋(ピンク)・蒸し(青)・冷凍(緑)・きんぴら(シールなし)と、
4つの調理法で頂きました。
焼きたての焼き芋は、持つ指がベタベタするほど蜜が溢れ出ています。
私が感動したのは皮の美味しさ!
薄めの皮なのでまるごと食べやすく、蜜まみれの皮が
まるでカラメルのような味わいで、余す所無く最後の最後まで堪能できました。
まるで天然のスィートポテトか濃厚プリン。

あまりの美味さに、岡部さんに『甘太くん』のおかわりをおねだりしちゃうほど。
野菜ソムリエサミットで審査員の長蛇の列が出来るはずだ。
因みに焼き芋は、JR九州さんのつばめカフェやローソンさん(一部の店舗)にて
購入することができますよ。

もう一つ驚いたのは、意外にも冷凍が美味しかったこと。
絶妙なバランスの食味を感じたので、皆さんも機会があればぜひともお召し上がりを。

さらに、カップのドリンクは、
杵築市「農園 喜屋」の上杉さんの“べっぴんレモン”で作られたレモン水&レモネード。
それぞれに違ったレモンを使うなど、ここにも細かな技が施されていて大満足です。

さて、皆さんは『甘太くん』が色々な商品化もされているのをご存知ですか?!
大分県とローソンは、青少年の育成や地産地消の推進を中心に
地域の活性化にむけた活動をされています。
その一環として、甘太くんパンやお菓子などに加工した商品の販売が行われていて、
これまた大ヒットなんですよ。
スィーツを作るにしても『甘太くん』自体の糖度が半端なく高いので、
砂糖の量なども軽減できて嬉しいですね。

と言うことで、私達もチーム対抗戦で商品開発案を考えることに。
優勝したチームには非売品の化粧箱に入った『甘太くん』約3㎏が、
ナント一人ずつにプレゼントされるとあって真剣です。

短時間にも関わらず、各チーム流石な提案ばかりで審査も悩まれていましたが、
「カップ焼き芋~トッピングにチーズ&塩~」が見事優勝しました☆
カップに入れてスプーンで食べるという焼き芋の新スタイル。そのうち商品化されるかも?
このセミナーには野菜ソムリエだけでなく一般の方も参加されていらっしゃるので、
一緒に考えたり交流を持てるのがいいですね。

これで終わりかと思いきや、続いてはサツマイモの食べ比べ♪

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レンジで加熱された
鳴門金時・紅あずま・安納芋・パープルスイートロードのカットを食べて、
4品種がどれかを当てるというもの。
正解者にはカボスジュースがプレゼントされます。

ただの食べ比べでは無いところがイベント好きの私は胸躍る。

安納芋・パープルスイートロードは色で一目瞭然なのですが、
鳴門金時・紅あずまはレンジで加熱してあると一見特徴が分かりにくく
(しかも薄めのカットだったし)一瞬迷いましたが、パーフェクトで当てることができました。

このセミナーで、私は一瞬で『甘太くん』に恋をした。
これまで焼き芋では“安納芋”に一途に思いを寄せていたのですが、
食感、風味、味わいなどお互いに一味違った個性(良さ)があり、
今後焼き芋をする際は、甘太くんvs安納芋で葛藤しそうな予感。

最後に皆さん!
『甘太くん』はJA全農おおいたが商標を持って販売していますので、
『甘太くん』イラストが入っているモノが本物です!
ぜひとも大賞の味をご賞味あれ。

梶川先生を始め、コミュニティ大分の皆さんの活動に、本当に素晴らしいと感動しました!
私も同じ九州の野菜ソムリエとして、九州の農産物のパワーをパワフルに発信していきます。
私の大好きな講師の梶川先生、岡部さん、伊東さん、
めっちゃ濃厚な時間をありがとうございます☆

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レポート作成者 なかしま ゆみ

“アクティブ野菜ソムリエ+ジュニア食育マイスター”としてフリーで活動中♪
エンターテイメント業界での経験を活かし、
お子様から大人まで年齢を問わない食育の場づくりなど、
皆様に喜んでいただける『食』の機会やイベントを企画し提供。
楽しい食育活動を通じて、
キッズ野菜ソムリエのお友達を全国にたくさん増やしていくことが私の夢☆
また、日本野菜ソムリエ協会の自治体パートナーでもある宮崎県の
“みやざき応援隊”を務めるなど、
地元福岡はもちろん九州の農業が元気になるよう、
そして地域が元気になるよう
お手伝いできればと農産物普及活動を行っている。

★モットー・・・親子イベントなら“なかしま ゆみ”☆

【福岡】 <野菜教室>香る野菜「セロリ」

開催日・・・ 2014年2月22日(土)14:00~16:00
講師 ・・・・ 鬼丸幸子さん(アクティブ野菜ソムリエ)、Saecoさん(アクティブ野菜ソムリエ)

場所 ・・・・ 協会本部 福岡教室

春を間近に感じる午後、教室には21名の受講生が集まりました。
私達を迎えてくださったのは、今回の講師を務めるこのお二人です。
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みやま市でセロリ生産に従事される鬼丸幸子さん(写真右)と、
プレミア会員誌にレシピ掲載のご経験もあるSaecoさん(写真左)。
お二人での講座は今回が初めてでした。

「嫌いなセロリを克服するためにやって来た、という方いらっしゃいますか?」
講座は鬼丸さんの問いかけでスタート。
これに受講生は動じません。つまりセロリ嫌いはいないという事。
ほっとほどけた空気の中、講義は4つのテーマに沿って進みました。

1. 野菜・果物の基礎知識 (担当:鬼丸さん)
『おいしい野菜教室』(エイ出版社)をもとに、まずは野菜、果物の定義を学びます。
緑黄色野菜に始まり、きのこ類、豆類まで、その特徴を改めて確認しました。

2. 食生活を見直そう (担当:鬼丸さん)
続いて受講生それぞれが、自身の食生活について考えます。
まず配布されたチェックシートに、ある日の食事内容と材料、調理法を書き出し俯瞰。
今の食事に不足するカテゴリーを明確にします。
さらに一日の理想とされる野菜摂取量350gを実際に計量し、不足分をどう補うかを考えました。

3. テーマ野菜「セロリ」 (担当:鬼丸さん)
そしていよいよ真打ち登場。
セロリの歴史、特徴などを学んだあと、鬼丸さんが巨大な株を掲げます。
現在主流の品種は「コーネル619」。
畑で悠々と育つその背丈は、大人の膝よりも高くなるとか。
覗き込むと、外の茎から内へ向かうほど緑が薄くなっています。
試食したところ外側は瑞々しくパキッと折れるような食感、
内側は緻密で柔らかな肉質と、食味にも違いがありました。

続いて栽培のお話です。
登場したのは3種類の種。セロリはどれでしょう?というクイズです。
正解は、ごまよりもまだ小さい、赤茶色の粒でした。
驚いたのは種からもよい香りがした事。
多くのハーブと同様、種はスパイスとしても使われるそうです。

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その種が発芽して数日たった姿。
鬼丸さんは、この苗が育ち、やがて生活者の元へ届くまでの道のりを、
写真を交えて話してくださいます。
小さな苗はハウス内で、鉢上げ、苗床育成、定植、追肥、というステップを踏んで成長し、収穫。
さらに計量、箱詰めをしてJAさんへ運ばれ、真空予冷(鮮度保持行程の一つ)、
ようやく出荷へと至るそう。
農家さんの語る舞台裏に、受講生は引き込まれました。

鮮度の劣化が早いセロリは生食が大前提です。
栽培、収穫は計画的に行われ、午前7時頃には当日収穫した分を出荷させるのだとか。
作業は午前2時から始まる事もあるとお聞きし、驚いた表情の一同。
香りや栄養を守るため尽力を惜しまない、沢山のプロの手を経て、やっと私達の食卓へ上るのですね。

4.レシピの紹介 (担当:Saecoさん)
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最後はSaecoさんが考案されたメニュー例を拝見。
「休日のブランチ」がテーマでした。
ワンプレートやキッシュ、驚きの大福、さらに保存食「ソフリット」も合わせ、テーブルに美しく並べられます。
この中からキッシュ、ポタージュ、揚げ物2種を試食させていただきました。どれも優しい風味。
セロリの個性をある程度和らげ、好き嫌いを超えて美味しくいただけるよう工夫されていました。
ちなみにSaecoさんの代名詞となりつつあるキッシュですが、生地には餃子の皮を使うのだとか。
料理が得意とは言えない私にとって、これは嬉しいアイデアでした。

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こうして講座は終了し、最後に採れたてセロリをお裾分けいただいて解散。
帰宅後、葉だけをぽきぽきと折って保存しました。鮮度キープのコツだそうです。息を吸い込むと、蒼い香りに満たされます。
嬉しいお土産、ありがとうございました。

全国3位の収穫量を誇る福岡県のセロリ。そのほとんどがみやま市で生産されています。
需要はさらに伸びる見込みですが、栽培に従事される農家さんはたった28軒だそう。
本講座ではその農家さんの情熱を知り、食卓で生かす方法を学ぶ事で、セロリの新しい一面に触れました。
そして今後、夜中の2時にふと目覚めたら、あ、今、収穫している…と香るハウスを想像するはず。
セロリをますます身近に感じつつ、いただく私達も愛情を込め、丁寧に向き合いたいですね。

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レポート作成者 黒瀬ゆっか

野菜ソムリエ。畑と食卓の距離を縮めるべく、野菜・果物の物語を、
文字で伝える活動をしたいと思っています。

【名古屋】そうだ!トマト食べよ。

VMC そうだ!トマト食べよ。

●日時:2014年2月17日(月) 11:00~12:30

●講師:横山 美紀 さん(野菜ソムリエ)

●場所:協会本部名古屋教室

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ジュニア野菜ソムリエコースのベジフルコミュニケーション
ベジフルビューティーベーシックコース 美容調理学の講師でもある
野菜ソムリエ横山美紀先生のVMC講座「そうだ!トマト食べよ」に参加しました。

冒頭、先生から
「なぜ2月にトマト?と思われた方も多いのではないでしょうか?」
の問いかけに、私を含め皆さん”うんうん”と頷いていました。

実はこのトマト、一番美味しいのは今の時期だとか。

トマトの原産地はアンデス山脈の辺り。
この辺りの気候は昼夜の寒暖の差が激しく、空気が乾燥しています。
ここに美味しさのヒントが隠されているのです!
詳しく説明を聞くと参加した私たちは思わず「へぇ~」の大合唱。

先生の、コミュニケ―ションを取り入れた講義はとても楽しく、
トマトと同じ仲間の野菜は?から
うま味成分とは?
そして番外編まであるトマト選び方まで
写真を見せていただきながらの説明は
とても分かりやすく目からウロコな内容でした。



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そして待ってました!!女子必見!
横山先生の美容学。
トマトに豊富に含まれている「リコピン」で紫外線の予防ができるとのこと。
横山先生のリコピンによる紫外線予防のメカニズムの説明は、
とても説得力があり、今すぐトマトを食べたくなる衝動に駆られました。

しかし、そんなトマト

いつ食べるのが効果的なの?
朝?昼?夜?

リコピンが消化・吸収されてお肌の細胞へ届くまでにはなんと8~10時間かかるそうです。
ということは・・・
紫外線の当たる日中にリコピンがお肌に到達していて欲しい!!(願)
そう、トマト夜食べるのがおすすめだそうです

ちょっと意識して夜に食べたくなってしまいます。

またその他にも、
どんな種類のトマトリコピンは多く含まれているの?
何と組み合わせるとより効果的なの?
1日にどのくらいリコピンを摂るといいの?

などなど、
効果的な食べ方や方法まで詳しく説明いただきました。

そんなトマトについて学んだあとは、お待ちかねのトマト試食タイム

<メニュー>
トマトジュースの炊き込みごはん
トマトのフライ
トマトとグレープフルーツのジュース

そしてカラフルプチトマトの食べ比べ

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トマトのフライは初めて食べましたがこれがまた美味!!
口の中に入れたとたんトマトの果汁がジュワ~~っ。

レシピを見ると、どれもとても簡単に作れそうなものばかり。
炊き込みごはんやジュースはトマト嫌いな方にもおすすめのやさしいトマト味でした!!

先生の明るく楽しい講座はあっという間で
盛り沢山のトマトのお話と、美味しいトマトのお料理で
すっかり身も心もトマトに満たされ、早速トマトを買って帰りました。

横山先生、楽しい講座をありがとうございました。
ぜひまた次の機会を楽しみにしています。


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【レポート作成者】
アクティブ野菜ソムリエ 山本久美子

アカデミックレストラン
【 GINZA Kansei × 野菜ソムリエ+ 東京農大生=??  】

 ■1月13日(祝) 12:45~14:45
 ■会場:GINZA Kansei 東京都銀座5-6-13     
          

会場であるフレンチレストラン「GINZA Kansei」に到着すると、
落ち着いたシックな内装の店内。
テーブルの上には美しいウェルカムプレートが。白いテーブルクロスに映えます。

カトラリーの上には、
野菜ソムリエ牛原琴愛さんから参加者おひとりずつにあてたメッセージカード
牛原さんの優しさ心配りに、もうこの時点で感激です♡

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坂田幹靖シェフ自らが注いでくださった、
ウェルカムドリンクの「梨ジュースのソーダ割り」で乾杯♪
知らないで食べるから、知って食べる。
アカデミックレストラン、いよいよ始まりです!

全て坂田シェフの手によるフルコースをいただきつつ、
お話をお聞きします。

               
「蕪と大麦のスープ」           
滑らかなアヤメユキカブのスープの中に実は仕掛けがされいています。
プチプチプリプリの、やさしく味付けされた大麦が出てきました。
食感が楽しい♪

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「シェフの手づくりパン」
小麦全粒粉 3種類も♪
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♦♦♦ ご縁について♦♦♦

まずは、野菜ソムリエ牛原さんより、
今回のイベント開催のきっかけと経緯のお話。

最初のきっかけは・・・
白根くんのお父さんが野菜ソムリエ協会でカメラマンとして撮影の仕事をしたこと。
息子さんが農大生であること。野菜のプロデュースをしたいと思っていること。
そこから話は展開し、

白根くんのお父さん

東京農大生 白根くん

東京農大生 青山さん(栃木県白楊高校出身)

青山さんの高校時代の恩師 平賀孝幸先生
(元:白楊高校 現:栃木県農業大学校)

なにせ、平賀先生は人気者!
お人柄が良く、卒業生たちが卒業後もずっと慕っていて
今でもたくさんの教え子の方々との親交があるそうです。
その教え子さんである、
栃木県内のたくさんの生産者さんたちへと、
どんどんご縁がご縁を呼び、その輪が広がっていったそうです。

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このような流れから
栃木県農業大学校にて実習で栽培された野菜たちと栃木食材を
東京農大生のおふたりがマッチングし、
野菜ソムリエ協会認定レストランでもある
GINZA Kanseiの坂田幹靖シェフがこれらの素材を美味しい料理へと変身させる

今回のイベントの開催が実現しました。

                      
「里芋のロースト  生ハムとほうれん草添え」    
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中はホクホクとした熱々の里芋は          
パリッとした表面の食感がバツグン!        
生のちぢみほうれん草はとっても甘く、       
生ハムの塩分が絶妙のバランス♡          

シェフ曰く、ちぢみほうれん草は、
茹でるのがもったいないくらい甘かったので、
芯まで生食に決めたとのこと。

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茎、芯はとくに甘く、みんな「甘〜い♡」
とつぶやきながらいただきました。


   
「牡蠣のフライ 人参のムース
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プリップリの層になった牡蠣フライ♪
実は一つのフライの中に、カキがたくさん寄せてあるのです。
カキはシェフのご出身地、岩手の美しい海で育った厳選されたものです。

ソースは皮ごとの人参と水、少しの塩のみで作った「ムース」。
自然な人参の甘味が口の中でふわっと広がります。



♦♦♦ 栃木県農業大学校について ♦♦♦

続いて、
全国にある「農業大学校の役割」について
また、平賀先生が現在教えていらっしゃる
「栃木県農業大学校」についてのお話。

牛原さんと平賀先生の掛け合いで話は進みました。

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「農業大学校」とは、

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次世代へと繋ぐ、食料生産の担い手を育成すること
→日本の食料自給率を上げることを目的として
全国42道府県に設置されている、農業研修のための教育機関
です。
(だいたい各県にひとつずつ、県立がほとんどです)

なかでも「栃木県農業大学校」では、

・講義と、実習・演習・実験の割合を50:50で行う。
・基本となる学習の他、先進的農家などでの体験学習を取り入れる。
・本科1年次には全寮制度を実施する。
など特色ある取り組みを行っています。

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学生の方だけでなく、大人の方向けに、「未来塾」という名のコースも開講しているそうです。

今回の野菜たちは、こちらの栃木県農業大学校の学生さんたちが
心を込めて栽培した野菜を使用しています。

学生さんたちが、実習や、農家の方々との交流を通じ、
色々なことを感じ、体験し、糧としている様子。
生き生きと学んでいる様子をスライドの写真の中から
感じ取ることが出来ました。


♦♦♦ イノシシの肉 の話 ♦♦♦


イノシシのロースト 白菜のコンフィ 豆の赤ワインソース 芽キャベツ添え」

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柔らかく、ナイフを入れるとスーッと綺麗に切れます♪
口の中ではキュイキュイ、ホロホロ。
クセもなく、旨味があります♪

イノシシの肉は脂分が少ないので、
それを補うため、網脂で包んでからローストしたそう。
しっとりしていました!

「イノシシのロースト」をいただきながら、
那珂川町役場 農林振興課 農林整備担当補佐 益子 泰浩様より
イノシシの肉についての話を伺います。

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「このイノシシは実は野生のイノシシです!」

イノシシによる農作物への被害が深刻化し、捕獲数も増加した為、
イノシシを森からの恵みと考え、
那珂川町では、食肉処理業の許可を取得し、
イノシシ専用の食肉加工施設をオープンしました。

通常は、硬く臭みがあるなどのイメージもあるイノシシ肉ですが、
那珂川町では、過程を工夫し、
臭みもなく柔らかく食べられるように処理してあります。

ちなみにイノシシ用の保冷車のナンバーは「4429」(ししにく)なのだそう!
こういう遊びゴコロ、好きです♡

イノシシの肉は宅配で購入も可能です。ブランド名:「八溝ししまる」
レストランにも卸しているそうです。ご興味のある方は、ぜひお試しを。
(問い合わせ先はレポート下部)



♦♦♦
 坂田シェフのお話  牛原さんのお話 ♦♦♦

デザートをいただきながら、牛原さんからシェフにお話を伺います。

学生さんの作った野菜について感想を聞かれ、
「ピュアな味のする野菜。
学生さんのように真っすぐスクスクと育ってとても良い野菜だと思う!」
とおっしゃっていました。

また、参加者からの調理についての質問にもにこやかに答えてくださいました。

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最後に牛原さんから、

日本の農業の発展と食料自給率を上げるために
私たちにできる一番シンプルな応援は
日本の食材をもっともっと食べること。とメッセージ           
      
「にっこり梨とシャーベット 紫芋添え」   
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白いのは、にっこり梨 甘くてジューシー♪      
とっても大きい梨なんですよ!
平賀先生の教え子の親御さんで「山口果樹園」さんが育てたもの。
にっこり梨は上手に貯蔵すると、お盆まで持つのだとか。
海外からの熱い注目も浴びている品種です。
  
          
ほの茶色いのが、そのにっこり梨のシャーベット。
    
少しリキュールも入って、ちょっとオトナのお味    
紫芋はペーストで登場です!

お土産にはカラフルなバラが用意されていました。
ほかにもピンク系や赤系もさまざまな品種がたくさん!

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食材を意識して選び、食べる。

このことの大切さを
私も野菜ソムリエの一人として、きちんと伝え続けていきたいと思います。

そして、今回なによりの感動は
実際に参加者の前で話すことはありませんでしたが、
このイベントのきっかけとなった、東京農大生の白根くんと青山さん。
おふたりのような、日本の農業を真剣に考えている学生さんたちが、
今回のイベントのうしろに控えていることを考えると
日本の未来は明るいぞ!と期待するとともに、
こういった学生さんたちをもっともっと応援していきたいと思ったのでした。



【農大生青山さんからのメッセージ】

アカデミックレストランに参加をしたことで、
生産者から消費者に農作物が届き、加工され
口に入れるまでの流れをみることができた貴重な体験をしたと感じています。
生産者は安心・安全な農産物をひとつひとつ心を込めてつくっていますが、
自分が作った作物がどのように評価され、かつ、消費者がどのように使い、
どのような反応をするのかを自分の目でみることは大変難しい
ことです。
そのなかで、将来的には就農し、生産者側になりたいと考えている私にとって、
生産から流通、消費することまでの一つの大きな流れを
間近で見ることができたことは、今後につながるとても貴重な体験でした。

また、参加するにあたり準備期間の中で様々な人とお会いすることができました。
その方々と農業についての現状やこれからの農業についてお話することができたことも
わたしにとって大きな収穫だったと感じています。
農業は現在、形態が変わりつつありますが、
そのなかで農業の第6次産業化の先駆けとして
今後もアカデミックレストランや消費者を近くに感じられるようなイベントに
積極的に参加していきたいと思っています。

【レポート作成】

野菜ソムリエ 越川純

野菜ソムリエ協会認定料理教室 Deco d'orange 主宰
今年度とちぎ野菜サポーター
ブログ
http://ameblo.jp/la-vie-coloree/


【食材メモ】
栃木県農業大学校

※すべて学生による露地栽培
・あやめ雪カブ
・オオムギ
・小麦粉(パン:全粒で製粉)
・サトイモ
・ニンジン
・ハクサイ
・メキャベツ

山口果樹園

・にっこり梨
・豊水100%ジュース


八溝ししまる
・イノシシ肉
那珂川町役場農林振興課農林整備係(電話:0287-92-1113)

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