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2015年2月

大分の野菜畑豊後大野発!『はじめまして、里丸です』

 

この日の講師・ナビゲーターは大分のアクティブ野菜ソムリエの足立みゆきさん。
大分県豊後大野市産の里芋「里丸くん」の魅力についてお話をうかがいに行きました。イベント参加者は満席!

私が参加しようと思ったきっかけは、里芋は大好きで良く食べるけれど、レパートリーが少なくいつも煮しめばかり。里芋を使った料理の幅を広げたいと思ったことからでした。

イベント開始前に配布されたプリント(栄養素成分表)で、里芋には食物繊維やカリウム、葉酸や亜鉛など、妊婦である私にとって必要な栄養素が豊富に含まれていることを知り、益々興味が湧きました。

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講座前半は、豊後大野市農業振興課の井上さんを交え、豊後大野市のご紹介がありました。

まずは「肥沃な土、清らかな水、そして生産者の心のこもった豊後大野市の野菜」と謳われたVTRを拝見。井上さんのお話によると、豊後大野市は9万年前の阿蘇山の噴火で降り積もった火山灰によってできた肥沃な土壌の為、生産されるお野菜はとても色濃く他とは一味違うとのこと。豊後大野市自慢の野菜は里芋「里丸くん」以外に、ピーマンやさつまいもを始めとし豊富なので、私も一度豊後大野市へ足を運び「道の駅めぐりをしたい!」と思いました。

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そして大分のジュニア野菜ソムリエ渡部さんより、スライドにて「地域貢献の為に野菜ソムリエが出来ること」としてご自身の活動報告を拝聴しました。大分にてジュニア野菜ソムリエ資格取得を可能にしようと、竹田市・大分市で受講希望者を募り、日本野菜ソムリエ協会のバックアップのもと実現。その後「ぶんごおおの野菜ソムリエクラブ」を立ち上げ、地元野菜を使ったカフェ「ベジ・カフェ ミズ」を有志により開業されるなど、活躍の場を広げられているお姿がとても輝いて見えました。

また、豊後大野市と日本野菜ソムリエ協会がパートナーシップを結ばれているとうかがい、私事ですが、ゆくゆくは義実家のある長崎県壱岐市で、このような事例をもとに家業である農業をもっと活性化させたいと、私自身の夢が膨らみました。

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講座後半は、足立さんによる里芋の味くらべとレシピの紹介試食会。料理のレパートリーは沢山ストックされているという足立さん。試食が楽しみでなりませんでした。

 まずは「蒸す」「茹でる」「焼く」 と調理法変えた3種の味比べ。

 栄養化が閉じ込められ粘り気も強い蒸された里芋を好む参加者が多かったのですが、私は歯応えが良く香ばしく焼いた里芋が好きでした。

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続いて里芋を使った5品のレシピ例紹介
里芋、舞茸、牛乳、チーズのみを使った「里芋のグラタン」は里芋をピューレ状にしてあるので舞茸の食感が生かされた逸品に。焼けたチーズの香ばしさがプラスされ、お箸が止まりませんでした。
「里芋の大学芋」は素揚げした里芋を、調味料(砂糖・醤油・酒)で煮絡めたシンプルなものでしたが、素朴で食感が良く、後を引く一品でした。因みに、さつまいもよりカロリー半分で出来てしまうとのことで、おやつに持って来いです!

 輪切りにした里芋を、ニンニクと一緒にオリーブオイルで焼く「里芋のアーリオオーリオ」はお酒のおつまみに最適!里芋の程よい歯応えとニンニクの香りで食欲が増します。

 里芋・白ネギで作られた「里芋のスープ」はとてもまろやかで、隠し味の昆布茶で程よいコクがあり、さらに大分の特産「カボス」を数滴加えることで、お店でいただくような一品に。

 「里芋クリーム」はまさに里芋のスイーツ!私のツボでした。里芋を蒸してすり潰し、砂糖・水飴・蜂蜜・塩・ドライフルーツを混ぜたクリーム。そのクリームをシリアルの上にのせていただくと斬新なスイーツに早変わり!私は思わずおかわりをしてしまいました。

 里芋がこんなに多彩なお料理に変身できる万能な食材だったとは想像していませんでした。そして、里芋についてイキイキとお話される足立さんを拝見し「里芋愛」が十分に伝わりました。

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足立さんのレシピ集の他にも、別府大学短期大学部食物栄養科が考案した「豊後大野市産さといも使った里芋レシピ集」をいただきました。大学生が考え出したとは思えないほどハイレベルなレシピがギッシリ掲載されていました。

 そうそうっ!この日はスペシャルゲストに豊後大野市のゆるキャラ「里丸くん」が来てくれました。最後、会場は撮影会と化していました。

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おまけに豊後大野市産の里芋「里丸くん」とさつまいも「甘太くん」の嬉しいお土産が!

 楽しくて有意義な時間と、素敵なお土産をありがとうございました。またぜひ参加させていただきたいと思います。

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      レポート作成 

ジュニア野菜ソムリエ 村上早智子さん

 

『野菜教室』穴~のあいた、レンコンさん!

美味しく楽しく野菜生活を楽しもう!

野菜ソムリエによる「野菜教室」って?→クリック

 

■日時 2015年1月23日(金)19:00~21:00
■場所 日本野菜ソムリエ協会本部 渋谷教室
■講師名 山崎ゆりかさん (アクティブ野菜ソムリエ)


****** 穴~のあいた、レンコンさん! ******


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「…嵐のファンです。野菜ソムリエとは全然関係ないですね~」
と笑いを取った余裕の講師自己紹介で、和やかにスタート。

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先ずは基礎知識から
レンコンは、ハス科ハス属
かつては「スイレン科」と言われていましたが、
最近の研究で、実は別物!と判明。
「ハス」と「スイレン」、機会があったらじっくりと見比べてみると面白そうですね。

旬は11~3月
主な産地は1位 茨城県、2位 徳島県、3位 佐賀県

見分け方:切り口や中が白いものを選ぶ
保存方法:新聞紙に包み、ポリ袋に入れて野菜室へ

青果物ブランディングマイスターの近藤裕昭さんが
ブランドを支援されている「仲須さんの鳴門うずしおレンコン」
品種は備中。
収穫の様子をスライドで紹介。
表層は機械で取り除き、鍬で手掘りという大変な作業です。

さて、ここでクイズ♪
レンコンはどういう形でなっている?
「蓮田」の中を絵に描いてみよう~!

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正解はこちら 

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見えない泥の中で、このような複雑な形でレンコンが出来ます。
これを収穫する生産者さん達のご苦労ははかりしれません。
レンコンが高値なのにも納得!

続いて、食べ比べ♪

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レンコンは、“節”“切り方”で食感や味に違いがあるとされています。

①備中(徳島県産)
②支那白花(石川県産)
③金澄34号1節目・横切り(茨城県産)
④金済34号1節目・縦切り(茨城県産)
⑤金澄34号3節目・横切り(茨城県産)
⑥金澄34号3節目・縦切り(茨城県産)
⑦金澄36号(茨城県産)

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それにしても、蒸したレンコンをこんなにたくさん食べる事ってそうそうありません。
なかなかの食べ応えがあります(笑)

今回の参加者の1番人気は①備中(徳島県産)でした。
さすが、青果物ブランディングマイスターの近藤裕昭さんオススメのレンコン!
キメが細かい感じがしました。


レンコンレシピ試食!


レンコンのチンジャオロース
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シャキシャキ感があり、ボリューミー


レンコンのすり流し汁

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体が温まるので、寒い時にピッタリの一品


お店では「レンコン」としか表示されていない事がほとんどです。
そのため、他の野菜のように品種があることさえ
知られていないかもしれませんね。

今回はそんなレンコンの裏側を学ぶことが出来、
皆さんの引き出しが1つ増えたのではないでしょうか?

今が旬のレンコン、美味しく楽しくいただきたいと思います。
山﨑さん、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。

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レポート作成:野口圭美
  (野菜ソムリエ・ベジフルビューティーセルフアドバイザー)

いつも自分が説得材料でいられるよう
“すっぴん野菜ソムリエ”として活動中!
1人でも多くの方に野菜や果物に興味を持って頂き、
日頃の食生活を見直すきっかけ作りのお手伝いをしています。

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この度ご協力頂きました皆さま、本当にありがとうございました。

・近藤 裕昭 さん(青果物ブランディングマイスター)
・仲須さんの鳴門うずしおレンコン
・農業組合法人 One http://www.one2013.com/
・株式会社 れんこん三兄弟 http://www.r3k.biz/
・小松蓮根 小松さん
・石岡中央青果㈱ 藤村さん
・れんこん問屋㈱榎清 http://www.enosei.co.jp/
・㈲八百健ストアー http://yaoken.net/

1月最後の野菜教室は、野菜好きにはたまらない「レンコン」!
調理法による食感の違い、そして意外と知らない栽培方法…
知れば知るほど奥深いテーマを楽しく、おいしく学ぶ講座となりました。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました。

また、今後も野菜教室では野菜ソムリエがテーマ野菜について
詳しく、楽しく皆様にお伝えしていきます。

日本野菜ソムリエ協会 野菜教室

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